おこんにちは。そうだいです。
今日は晴れましたね~。でも、気温はもうすっかり秋です。身につきささるような寒ささえ感じられる季節になってきました。こりゃもう、年の瀬も早いね!
さぁ、今日のこの、秋の日の澄んだ青空のように冷徹な雰囲気をおびて突如出現した第5使徒ラミエル! その攻撃の初手とは?
いつものように地下のジオフロントから射出され、地上の第3新東京市に出てきたエヴァンゲリオン初号機。街中でラミエルと初号機が対峙します。
体高300メートルということですから、初号機の5倍以上の大きさのあるラミエル。その巨体の、面と面の合わせ目に不気味な光の粒子が集束されていきます。
「危ない!」
ネルフ本部が危険を察知しますが、気づくのが遅い! ラミエルの身体から、ものすごい勢いの光のビームが初号機に放たれた!
初号機の胸に直撃し、みるみるうちに装甲板を熱で溶かしていくビーム攻撃。
「ぐぎゃぁああ~!!」
絶叫する初号機パイロット。ネルフの擁する汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの機体に対する衝撃は、そのまんま操縦しているパイロットの脳を通してパイロット本人の痛覚に伝わります。
でも、パイロットの搭乗している、他の兵器でいうコックピットにあたるエントリープラグ内はLCL溶液(人間の体液に近い、酸素を供給してくれる夢の液体)に満たされているので、エヴァンゲリオンがどんなにギッタンギッタンに破壊されても、近くで核爆弾がドカンといったとしても、本人の「身体」自体はどこにも傷が付くことはありません。ただ、痛みが伝わってくるだけのはずなんです。だけのはずなのに、あの子はなぜ……その話はまた後で。
とにかく、1発目からとてつもなく重いボディをくらった初号機。ネルフはあわてて初号機をジオフロントに戻しますが、初号機の胸部の装甲版は破壊され、パイロットの中学生は意識不明の状態におちいります。
「口ほどにもない男子ね。じゃあこっちは、さっそく仕事に入らせてもらうから。」
初号機の撤退後、浮かんでいるラミエルの身体の下部から、おもむろに直径17.5メートルの掘削用のドリルシールドが延びてきて地面に突き刺さります。
なるほど。ラミエルはどうやら、サキエルのように地面を破壊してジオフロントに侵入するのではなく、ドリルで掘削していって地下を目指すつもりのようです。効率的~! おそらく、ネルフ本部の「目標地点」に達した時点で、ドリルを通してラミエルの「本体」が地下に移動するという作戦なのでしょう。う~ん、まるでNHKのドキュメンタリーのような堅実なやりかた。さすがは生徒会長。
「サキエルくん、シャムシエルくん。かたきはちゃんと討つからね……!」
さて、このようにしてラミエルがエーンヤコーラと掘削していく第3新東京市の地下。具体的にはどんな構造になっているのでしょうか?
まずは地表からジオフロントの地下空間まで、22層の特殊装甲が仕込まれています。この部分の具体的な深さは明らかにはなっていないのですが、映像からの印象や、曲がりなりにも立派な大都市である第3新東京市をささえている性質上、少なくとも400メートルの厚さはあるのではないでしょうか?
そしてその特殊装甲の下に、ピラミッドのような形をしたネルフ本部ビルを中央においたジオフロントがあるわけなんですが、ここは直径6キロの底面の円形ドーム上の空間になっていて、天井(つまりは22層ある特殊装甲のうちの最後の1層)までの高さは900メートルあります。
んで、ここからは、TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の中では特務機関ネルフのごく上層の幹部しか知らなかった秘密の情報になるんですが(『新劇場版』では、ネルフの職員なら誰でも知っていることになっています)、使徒のみなさんが行こうとしている地点「ターミナルドグマ」は、そのネルフ本部のさらに地下7キロの場所にあるんです。
7キロ! つまり、第3新東京市から見ると8~9キロいったところを目指してラミエルはがんばってるんです! ちょっと遠くね!?
初号機回収の数時間後、ネルフ本部はおとり兵器を使った調査などによりラミエルの行動や特性を分析します。
それによると、ラミエルは自分の半径5キロ圏内からの攻撃は強力なATフィールドを展開してはじき返し、唯一の武器である加粒子砲(例の強力ビーム)をぶっぱなして反撃します。その威力は通常の装甲では耐え切れません。
かつ、ジオフロント目指して突き進んでいるドリルシールドは、あと10時間で22層の特殊装甲すべてを貫通する速度で進んでいます。うむむ、400メートル進むのに10時間以上かかっている(ネルフが調べる数時間前からラミエルの掘削は始まっている)ということは、8~9キロ下の場所を目指してるんだから……ラミエル、計画的なのもいいけど、なるべく急いだほうがいいよ~!!
ともあれ、この強力な「空中要塞」第5使徒ラミエルを、ネルフはどうやって撃退するのか?
こうしていよいよ、『新世紀エヴァンゲリオン』前半最大のヤマ場となる「ヤシマ作戦」の決行とあいなるわけなんですねぇ。盛り上がってまいりました!
続きは次回、「射的編」で~!!
今日は晴れましたね~。でも、気温はもうすっかり秋です。身につきささるような寒ささえ感じられる季節になってきました。こりゃもう、年の瀬も早いね!
さぁ、今日のこの、秋の日の澄んだ青空のように冷徹な雰囲気をおびて突如出現した第5使徒ラミエル! その攻撃の初手とは?
いつものように地下のジオフロントから射出され、地上の第3新東京市に出てきたエヴァンゲリオン初号機。街中でラミエルと初号機が対峙します。
体高300メートルということですから、初号機の5倍以上の大きさのあるラミエル。その巨体の、面と面の合わせ目に不気味な光の粒子が集束されていきます。
「危ない!」
ネルフ本部が危険を察知しますが、気づくのが遅い! ラミエルの身体から、ものすごい勢いの光のビームが初号機に放たれた!
初号機の胸に直撃し、みるみるうちに装甲板を熱で溶かしていくビーム攻撃。
「ぐぎゃぁああ~!!」
絶叫する初号機パイロット。ネルフの擁する汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの機体に対する衝撃は、そのまんま操縦しているパイロットの脳を通してパイロット本人の痛覚に伝わります。
でも、パイロットの搭乗している、他の兵器でいうコックピットにあたるエントリープラグ内はLCL溶液(人間の体液に近い、酸素を供給してくれる夢の液体)に満たされているので、エヴァンゲリオンがどんなにギッタンギッタンに破壊されても、近くで核爆弾がドカンといったとしても、本人の「身体」自体はどこにも傷が付くことはありません。ただ、痛みが伝わってくるだけのはずなんです。だけのはずなのに、あの子はなぜ……その話はまた後で。
とにかく、1発目からとてつもなく重いボディをくらった初号機。ネルフはあわてて初号機をジオフロントに戻しますが、初号機の胸部の装甲版は破壊され、パイロットの中学生は意識不明の状態におちいります。
「口ほどにもない男子ね。じゃあこっちは、さっそく仕事に入らせてもらうから。」
初号機の撤退後、浮かんでいるラミエルの身体の下部から、おもむろに直径17.5メートルの掘削用のドリルシールドが延びてきて地面に突き刺さります。
なるほど。ラミエルはどうやら、サキエルのように地面を破壊してジオフロントに侵入するのではなく、ドリルで掘削していって地下を目指すつもりのようです。効率的~! おそらく、ネルフ本部の「目標地点」に達した時点で、ドリルを通してラミエルの「本体」が地下に移動するという作戦なのでしょう。う~ん、まるでNHKのドキュメンタリーのような堅実なやりかた。さすがは生徒会長。
「サキエルくん、シャムシエルくん。かたきはちゃんと討つからね……!」
さて、このようにしてラミエルがエーンヤコーラと掘削していく第3新東京市の地下。具体的にはどんな構造になっているのでしょうか?
まずは地表からジオフロントの地下空間まで、22層の特殊装甲が仕込まれています。この部分の具体的な深さは明らかにはなっていないのですが、映像からの印象や、曲がりなりにも立派な大都市である第3新東京市をささえている性質上、少なくとも400メートルの厚さはあるのではないでしょうか?
そしてその特殊装甲の下に、ピラミッドのような形をしたネルフ本部ビルを中央においたジオフロントがあるわけなんですが、ここは直径6キロの底面の円形ドーム上の空間になっていて、天井(つまりは22層ある特殊装甲のうちの最後の1層)までの高さは900メートルあります。
んで、ここからは、TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の中では特務機関ネルフのごく上層の幹部しか知らなかった秘密の情報になるんですが(『新劇場版』では、ネルフの職員なら誰でも知っていることになっています)、使徒のみなさんが行こうとしている地点「ターミナルドグマ」は、そのネルフ本部のさらに地下7キロの場所にあるんです。
7キロ! つまり、第3新東京市から見ると8~9キロいったところを目指してラミエルはがんばってるんです! ちょっと遠くね!?
初号機回収の数時間後、ネルフ本部はおとり兵器を使った調査などによりラミエルの行動や特性を分析します。
それによると、ラミエルは自分の半径5キロ圏内からの攻撃は強力なATフィールドを展開してはじき返し、唯一の武器である加粒子砲(例の強力ビーム)をぶっぱなして反撃します。その威力は通常の装甲では耐え切れません。
かつ、ジオフロント目指して突き進んでいるドリルシールドは、あと10時間で22層の特殊装甲すべてを貫通する速度で進んでいます。うむむ、400メートル進むのに10時間以上かかっている(ネルフが調べる数時間前からラミエルの掘削は始まっている)ということは、8~9キロ下の場所を目指してるんだから……ラミエル、計画的なのもいいけど、なるべく急いだほうがいいよ~!!
ともあれ、この強力な「空中要塞」第5使徒ラミエルを、ネルフはどうやって撃退するのか?
こうしていよいよ、『新世紀エヴァンゲリオン』前半最大のヤマ場となる「ヤシマ作戦」の決行とあいなるわけなんですねぇ。盛り上がってまいりました!
続きは次回、「射的編」で~!!
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