goo blog サービス終了のお知らせ 

みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

.

● 東京の日

2010年07月17日 | ✿記念日
【江戸しぐさ】
と、いう言葉があるそうです。


聴き耳≪聴き耳≫



たとえば・・・



雨の日はすれ違う時、傘を外側にかしげてる。「傘かしげ」

狭い路地ではすれ違う側の肩を後ろへ引いてぶつからないようにする。「肩引き」

すれ違う際に柔らかい視線を交わす。「会釈のまなざし」

断りなく相手を訪問し、または、約束の時間に遅れるなどで相手の時間を奪うのは重い罪(十両の罪)にあたる。「時泥棒」

たとえば相手に自分の足が踏まれたときに、すみません、こちらがうかつでした。と自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと。「うかつあやまり」

道のど真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は緊急時などに備え他の人のためにあけておくこと。「七三の道」」

乗合船などで後から来る人のためにこぶし一つ分腰を浮かせて席を作ること。「こぶし腰浮かせ」 

しかし、でも、と文句を並べ立てて逆らうことをしない。年長者からの配慮ある言葉に従うことが、人間の成長にもつながる。「逆らいしぐさ」

野暮な喫煙禁止などと張り紙がなくとも、非喫煙者が同席する場では喫煙をしない。灰皿も無い所で喫煙をしない。「喫煙しぐさ」





あの時代~
「江戸は世界有数の過密都市だった。みなが好き勝手に振る舞ったら、住みにくさでも世界有数になっていただろう。気持ちよく暮させる知恵を共有した。」(西日本新聞より)





なんと!素晴らしい!
現代社会にも~通じる「公共マナー」読本~!ではありませんか!


街ゆく時、一人一人が、こころのどこかにこの江戸しぐさをとどめていたなら、
もっともっと、やさしい街になるのでしょう。





今日、7月17日は【東京の日】です。


・・・1868(慶応4)年、明治天皇の詔勅により「江戸」が「東京」に改称されました。


気持ちよく暮せる素敵な知恵。
この【江戸しぐさ】を学ぶ中学校が東京では珍しくないそうです。



首都高
ムービーです。


明治維新で大きく変わった日本。
けど、
すばらしい文化は消してはいけませんね。





「過密都市を多く生んだ現代社会日本も、江戸に学べば、~日常のうっとうしさは晴れる。」(西日本新聞より)



みなさま~
素敵な連休をお過ごしください~。
では~また
20日 火曜日に~。









コメント (32)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

.

いつもご訪問ありがとうございます。
はなこころです。
また、お待ちしています。