こちらが↓主人公ヒュパティア。
綺麗な方です。
で、こちらが↓映画でヒュパティアを演じたレイチェル・ワイズ。
ヒュパティアは天文学者です。
これは、ある歴史に葬られた〈真実の物語〉
今日は・・
映画の感想です。
解説: 4世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の混乱に翻弄された女性天文学者ヒュパティアの数奇な運命を描く歴史ドラマ。『アザーズ』『海を飛ぶ夢』のアレハンドロ・アメナーバル監督がメガホンを取り、たぐいまれなる知性を持つヒロインとアレクサンドリア図書館で起こった悲劇をつづっていく。主演を務めるのは、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズ。ヒロインの凛とした生きざまと、異文化間の壮絶な争いは必見に値する。
映画『アレクサンドリア』予告編
(3月13日鑑賞)
震災は、
大津波の恐怖、原発に依存することへの警告、
人の英知が、自然の猛威に勝つにはどうすればいいのか。
教えます。
この映画は その自然の中にあり、地球が宇宙の中心だと信じられていた頃の
物語です。

ネタばれは、しませんよ。ご安心を~
神を信じ、異教を排除しながら徹底した身分差別の社会を築き上げ、
繁栄を誇っていたアレクサンドリア。
4世紀のエジプトアレクサンドリアには、
巨大な知の神殿「図書館」があり、
この映画の主人公~ヒュパティアは、そこで、哲学を教えていました。
特に、天文学が、専門。
その図書館、
古典古代における最高の学術の殿堂!だったそうです。
付近を訪れる旅人が本を持っていると、それを没収して写本を作成するというほどの徹底した資料収集方針を持っていました。。
また、
薬草園が併設されており、今日の植物園のような遺伝資源の収集も行われていました。
図書館に加えて、公文書館、博物館に相当する機能を併せ持っていたのです。
キリスト教とユダヤ教という二つの宗教を信じる人間たちが、
うじゃうじゃと、争い合い、
争いの手は、図書館にも及びます。
映画は、
宇宙からの引きの映像がたびたび登場します。
宇宙から見る地球。
ヒュパティアという女性天文学者の唱える真実の宇宙が、
人間の行動を静かに黙って見つめているかのようです。
異文化間の壮絶な争い。
ほんとうに、日本人には にわかに理解しがたい世界です。
人を救うべき宗教~キリスト教徒によって、
このヒュパティアに降りかかる悲劇。
その理由がまた、言葉にするのも、出来ないほど
理解しがたい。↓
キリスト教に帰依しないヒュパティアは、「天文学で神を冒涜する魔女だから。」
ヒュパティアの哲学はより学術的で、その関心のためか
科学的で神秘主義を廃し、しかも妥協しない点では、キリスト教徒からすると全く異端だったのです。
追記・・
大きな宇宙からすれば小さな地球。
そこに住むもっと小さな人間。
けど、
人の生命は、人の英知は、
なによりも尊く大きい。


2011さくら開花予想

左上に載せています

どうぞ
福岡は、3月22日開花
コメントは一度
大切に保留する形を
とらせていただいています。
・・私に届いています。
今日はこの辺で