一年間~ご訪問&コメントありがとうございました。
2011年みみかほうは、本日まで。
長男夫婦、二男夫婦、そして三男と、
家族7人、わいわいがやがやと、にぎやかな
年末年始になります。
再開は、来年1月10日の予定です。
どうぞ よろしくお願いします。。
では
今年最後のブログ記事。
映画鑑賞『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』です。
司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」で、
あの日露戦争において
10万以上の兵士が命を落とし悲惨な戦いを経験したにもかかわらず
わずか数年のち、太平洋戦争へと向かう日本国民のあわれさ。
と
いうようなことを言っておられます。
この映画、「山本五十六」でも、
この戦争がなんだったのかは、20年後30年後に、やっとわかるのかも知れない。
しかしながら、その年月は、戦争そのものを忘れさせるにも又、十分な年月だ。
と、
結んであります。
どちらの言葉も、
ニュアンス的には、同じで、
どちらも、同じように、背筋が寒くなります。
『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』予告編
やって見せ
言って聞かせて
させてみせ
褒めてやらねば
人は動かじ
これは、「山本五十六語録」の一つです。
最も戦争に反対しながら開戦の口火を切ることになった指揮官の苦悩を描く「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」。
運命の皮肉というしかありません。
解説
・・真珠湾攻撃によって自ら開戦の火ぶたを切って落とす一方、誰よりも戦争に反対し続けた連合艦隊司令長官・山本五十六の実像を描くヒューマン大作。監督は、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出。山本五十六を日本映画界を代表する名優・役所広司が演じ、海軍大臣・米内光政役の柄本明、軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、新聞記者役の玉木宏ら豪華俳優陣が脇を固める。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描く注目の一作だ。
あらすじ
・・1939年、海軍次官の山本五十六(役所広司)は、圧倒的な軍事力を持つ米国との戦いを避けるため、日独伊三国軍事同盟に強く反対の立場を貫く。だが、第二次世界大戦が勃発し、1941年、ついに対米開戦となる。連合艦隊司令長官に任命された山本が、早期終戦を目指し、練った策が真珠湾攻撃だった。奇策は効を奏するが、目的の空母撃破には失敗。山本は意に反して悪化する戦況へと巻き込まれていく…。
ご本人 ネット画像
連合艦隊山本五十六を描いた作品は、いままでにも たくさんありますが
この映画、なんといっても最新鋭のCGの技術が、素晴らしい。
淡々と伝える戦況のすべてが、まるでタイムスリップしたように
リアルです。
一個人の正は、多数の悪には、対抗できない。
山本五十六は自分がこうむる理不尽を叫びたい気持ちを押し殺して、
軍人として職務をまっとうしなければなりません。
当時の軍人たちが 昭和の世にあっても、
幕府だの薩長だの 武士道うんぬんをひきづっていたことに、驚きました。
真珠湾攻撃とミッドウェー海戦、ブーゲンビル島上空での山本五十六の非業の死まで、
骨太な人間ドラマでした。
聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―12月25日鑑賞
みなさま
佳い年末年始をお過ごしください。
コメントは一度 大切に保留する形をとらせていただいています。
・・私に届いています。
では 2012年1月10日に