『アヒルと鴨のコインロッカー』『ポテチ』の名コンビ、
中村義洋監督と個性派俳優の濱田岳くんが再びタッグを組んだ、
となれば、観ないわけにはいかない!でしょう。
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解説
・・『アヒルと鴨のコインロッカー』『ポテチ』の名コンビ、中村義洋監督と主演の濱田岳が再びタッグを組んだ青春作。小学校卒業を機に、団地から一歩も出なくなった主人公の12歳から30歳までの喜怒哀楽を追い掛ける。その同級生を倉科カナ、永山絢斗、波瑠ら注目の若手俳優たちが演じ、母親役の大塚寧々やケーキ店店主役のベンガルらベテラン俳優たちが作品に彩りを添える。昭和のシンボル団地を舞台に展開する心温まるストーリーが胸に響く。
あらすじ
・・1981年、小学校を卒業した13歳の悟(濱田岳)は、担任教師の静止を振り切り、「僕は団地の中だけで一生生きていく!」と心に決める。団地の中をパトロールしながら、自分が決めたスケジュール通りに毎日を過ごす日々は、それなりに充実したものだった。悟は、団地内のケーキ屋に就職し、同級生の早紀と恋をして婚約。だが、友達は、一人、また一人と団地を出ていき、ついにあれほど優しかった早紀や悟の良き話相手で、同級生の美少女・松島まで悟の前から去っていく。すっかりさびれた団地に一人取り残された悟は、偶然知り合った、ブラジル人の少女マリアを守るために命懸けの戦いに挑むことになるのだが…。
『みなさん、さようなら』予告編
you tubeお借りしました。
一生団地から出ないと決めた青年の孤独と成長を描く「みなさん、さようなら」。団地という閉じた世界で時代の変遷を描く演出が上手い。
ネタばれは、しませんよ。ご安心を~
原作は、第一回パピルス新人賞を受賞した、久保寺健彦の同名小説。
団地内引きこもりというシュールな設定ながら、笑いあり涙あり、恋ありアクションありで、
非常に濃い内容となっています。
撮影当時23歳だった濱田岳くんは、童顔を活かして、
なんと12歳から30歳までを演じます。
って、濱田岳くんは、なんとなく・・許せるとしても
他のみなさん、とくに永山絢斗くんとか、倉科カナさんの12歳・・は、
無理ぃ~無理ぃ~!!!
12歳の悟が「一生出ない」と決めた団地は、
1980年代は、まっ白でピカピカ、アーケードには食料品店、理髪店、衣料品店、郵便局に病院まで何でも揃っていて、“ヨーロッパの街並みのよう”に美しかった。
確かに
一歩も外へ出ずとも、団地内だけで生きてはいけます。
けど、
彼が、団地から出ていけないのは
忌まわしい「ある理由」があったのです。
その「ある理由」ゆえに、
悟は団地を愛し、団地に住む人々を守ると決めていました。
独立した世界である団地の姿は、時代の流れと共に変化していきます。
少しずつ汚れ、アーケードはシャッターが降り、荒廃していく。
悟の同級生も、みな団地から出て行きます。
住人もいつのまにか怪しげな外国人ばかりになっていく。
はたして!
悟は団地を守れるのか。団地に住む住人を守れるのか!?
「ある理由」と向き合い、そして乗り越え、
悟は、いつの日にか、団地から出ていけるのか!?
と
観てのお楽しみですよ~ん。
ねえねえ~
濱田岳くんって、実生活では既婚者なんですね~びっくり。
みなさん、さようなら1月27日鑑賞
季節は、七十二候の【鶏始乳】ニワトリハジメテトヤ二ツク 1月30日~2月3日ごろ。を、迎えています。
どうぞ
・・・ 今日はこの辺で