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「おっと、違うゾ!」
そう、思いました。
場所は、先日おじゃました≪初喜≫
家の近くの すき焼き屋さんです。
精肉店として、昭和9年創業。
二階のお食事処~このたび改装が終わり
お洒落な雰囲気に~。ネット画像
≪初喜≫
福岡市早良区西新
テーブルについて、運ばれて来た
すき焼き鍋を見て、
「おっと、違うゾ!」
これは、
九州のすき焼きでは、ありません。
あきらかに!関東風です。
♪たんたた たらりら たんたんた~ん(NHKきょうの料理のテーマ♪)
と、
ここで、九州(代表、我が家)すき焼きの作り方、おさらいです。
『材料』
牛肉
ねぎ
春菊
しいたけ 他きのこ類
糸こんにゃく
豆腐
牛脂
醤油
砂糖
酒
溶き卵
『作り方 』
1.野菜や豆腐などの具材は食べやすい大きさに切っておく。
2.すき焼き鍋を熱して牛脂をひき、牛肉を入れて火が通るまで焼く。
3.焼けた肉の上に砂糖をのせ、その上から酒、醤油を入れる。
4.野菜や豆腐など、牛肉以外の具を入れる。水分は野菜から出るが、ここで好みにより水や日本酒、昆布出汁を追加しても良い。
5.器に入れた溶き卵にくぐらせて食べる。
ほら!関東の方~
お気づきでしょうか~?
九州は、「割り下」を使いません。
「割り下」で煮る。
のではなく、香ばしく、まず
牛肉を焼きつけます。
で、この≪初喜≫
鍋の中に
甘~~~い、「割り下」が入っていたのです。
(画像は~すべて、≪初喜≫にて。)
すき焼きを提供した一号店は、関東~横浜。
「伊勢熊」だそうです。
すき焼きの食文化は関東のもの。
で、九州でも、おみせでは、関東風なのでしょうか。
先日、東京に住む二男から
「すき焼きの作り方~教えて~。」とのメール。
忙しいお嫁ちゃんに変わり、その日は二男が炊事当番だったようです。
で、母の私は
しっかり、九州風の作り方を伝授しましたよ。
「まずね~牛肉を焼くんよ~。それから、酒、砂糖、醤油ね~。」
東京生まれ、東京育ちのお嫁ちゃんの
口にあいましたか。
すき焼きに入れるお肉も
それぞれなんですね~。
北海道や新潟県では、豚肉
滋賀県や愛知県では、鶏肉
で、食べるとこもあると、聞きました。
なんでも~そうなのでしょうが、
慣れ親しんだ~それぞれの家庭の味が一番。ってことですね。
息子たちは、いずれ~
関東風のすき焼きが、我が家の味になっていくのでしょう。
それは、それで
仕方のないこと。なのかな。2011さくら開花予想
左上に載せています
どうぞ