大丸別荘におじゃましました。
「大丸別荘」は、博多の奥座敷として知られる二日市温泉(福岡県筑紫野市)にある老舗の宿です。
慶応元年(西暦1865年)今から150年前に創業されて以来一貫して、日本旅館また温泉旅館として脈々と伝統を継承しています。
筑紫野市
往路 「天神」から西鉄大牟田線小郡(おごおり)行き~「西鉄二日市」下車
「西鉄二日市」からタクシー「大丸別荘」
復路 「大丸別荘」からタクシー「西鉄二日市」まで
「西鉄二日市」から西鉄大牟田線天神行き~「天神」下車

レポは、
その1
≪大丸別荘館内編≫・・今日です。
その2≪祝米寿編≫
・・へと、続きます。
どうぞおつきあいくださいね~。
レポはじまり
今回、由緒ある書院造の客室「大正亭」に宿泊させていただきました。
客室棟「昭和亭・平安亭」の向かい側に位置する「大正亭」は、昭和天皇も宿泊されたという本格的な書院造の客室です。
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フロントからすぐ、珈琲の香り漂う和モダンのラウンジが広がります。
心地よいピアノの調べに耳を傾けて寛いだり、展示されている4代目当主の木彫り作品を眺めて回るなど、ゆったりとしたひと時を過ごすことができます。
売店を過ぎ、
階下へと、
段差がございます、お気をつけくださいませ。
進んで、進んで、
おお。「大正亭」の入り口が見えてきました。
なんと、趣きのある佇まいでしょう。
亀さんもお出迎え。
おじゃまします。
下足入れ。「常盤」の間と「松風」の間の段に、靴を。
段差がございます。お気を付けくださいませ。
廊下の曲がり角です。
この「雲井」の間に、昭和天皇がお泊りになりました。
階段を登ると「雲井」の間です。
ここは、帰りに見せていただきましたよ。
さあ、お部屋に着きました。「松風」の間です。
目の前には日本風情あふれる庭園が広がります。
庭園には足元を照らす灯りが点いているので、夜の散策も愉しめるそうです。
一緒にあるきましょう。
youtubeこしらえました。
障子の桟、調度品の表情、アンテックな照明、、、、などなどなど、
細やかな仕様たちに、癒されます。素晴らしい。
ここ、大正亭には、昭和天皇をはじめ、
数々の著名人が、宿泊されています。
その方々のお名前が、屏風に設えて、廊下に並んでいます。
吉永小百合さん、広中教授、犬養道子さん、淀川長治さん、、、、、、
あの方の、お名前 見つけてください。
二日市温泉は、約1300年間も、湧き続けています。
万葉集の詩にも登場したとされる太古の湯です。
肌を滑らかにしてくれる弱アルカリ性単純温泉。
実は、私 温泉苦手なのです。
入浴後のあの虚脱感が嫌い。
でも、今回 数十年ぶりに、温泉に浸かってみました。
大浴場「次田の湯」の自慢は100坪の岩風呂。風呂底に敷き詰められた玉石で表現された池と川原の造形を、透明な湯を通して見ることができる。石の感触が心地よく、まるで自然の中を歩いているようだ。
けど、
な~んていう、大浴場は、パス。
「大正亭」専用の家族風呂を利用させていただきました。
「水心の湯」です。
「芦の湯」です。
四季折々の美しさが映える日本庭園は、常に、庭師の方の姿が見えました、
丁寧に、手入れをされています。
広さは、3,000坪。春は梅や桜、ツツジが咲き乱れ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、いつ訪れても四季の美しさを体感できる。都会の喧騒を忘れて、自然に触れ合うのも旅の醍醐味。
夜は、なんと ガマガエルの声が、聞こえたんですよ。
きっと、この池のどこかに住んでるのでしょう。
レポおしまい
一日目の万歩計の数は、5937歩。
二日市へは、電車に乗れば あっという間に着きます。
けど、すみません、
こうして、おじゃまするのは、初めてです。
いつも、大宰府などに行く際、通過してしまうだけの、場所でした。
今回、
心地よい、タイムスリップ させていただきました。
ありがとうございます。
・・・