日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪

塩野七生:著 『レパントの海戦』

2017-01-24 00:44:03 | twitter

 『海の都の物語全4巻』、或は『ローマ亡き後の地中海世界 全4巻』と同じ著者、塩野さんによって描かれる同時代3部作のラストを飾るのがこの著書、『レパントの海戦』 古代ローマ亡き後も、東ローマ帝国、その後はビサンチン帝国と呼ばれ、キリスト教国家になったのちもヨーロッパに君臨してきた都、コンスタンティノープル。イスラム帝国としてヨーロッパに勢力地を拡大してきたトルコ帝国によって、コンスタンティノープルがヨーロッパから姿を消すという歴史的大事件が起きてから、118年後。ヴェネツィア共和国、ローマ法王、スペインの連合艦隊がトルコ帝国に初めて勝利した戦いが、レパントの海戦だった。

 キリスト教圏にありながら、他宗教の信仰も認め、寛容な経済国家であり海洋国家として、トルコとも後進国である当時のスペインやフランスとも外交で渡り合い、国家の存亡の危機を乗り越えようとしたが、遂に滅びてしまったヴェネツィア共和国の歴史を先に読んでいるからなのか… 日本と共通点が多いからか… 『レパントの海戦』の場合、主眼をヴェネツィアに置いて書かれたというよりは、これまでのヨーロッパ側のみならず、イスラム圏であるトルコ帝国側、そして十字軍として関わったそれぞれの国の諸事情も踏まえ、描かれているのだけれど、どうしてもヴェネツィア共和国に肩入れしてしまう。…とはいえ、そもそも戦力を提供し、連合艦隊として参戦することに乗り気でないスペイン王からみて、厄介者であるからこそ参戦させた異母兄弟ドン・ホアンも魅力的に描かれている。ドン・ホアンの背後にいるスペイン王の最初の意図に反し、次第に連合艦隊をまとめる総監督として変化していく彼の心情も興味深い。なにせ、彼の心の変化こそがレパントの海戦に遂には踏み切らせ、キリスト教国家側に勝利を引き寄せたのだから。

戦術に対する各々の言い分や言い争い、中でもドン・ホアンが最もぶつかった相手がヴェネツィア人、ヴェ二エルだったが、ガレー船上で敵の返り血を浴びながら戦った彼らは、戦いの末に強い友情でお互いをたたえ合う。国土(イスラムの家)を拡大することを信じて疑わない当時のトルコ帝国に対し、国家の存亡をかけて参戦するしかなかったヴェネツィア共和国の諸事情は、この時だけは忘れ去られ、「イエスの名のもとに」戦った者同士、この時は精神的な海戦であり、力を合わせて勝利した高揚感が伝わってくる。度々ドン・ホアンとヴェ二エルの間に割って入り、うまくまとめてくれた同じくヴェネツィア人バルバリーゴだけが艦長クラスの犠牲者となった。この『レパントの海戦』の書を通して、トルコ側もスペイン側も法王側もそれぞれが主役として読めるものの、やはり全編を通して心に残るのは、バルバリーゴだった。あとに残された彼が愛した婦人とその子、男子の、ある日の風景も心に沁みる。レパントの海戦に勝利したことで、ヴェネツィア共和国はその後、70年間の平和を享受し、子供から少年に成長した息子と母にとっての父、バルバリーゴが望んだように、きっと平和な生涯を少年も母も送ったに違いない。あくまで想像でしかないのだけれど、更にその後、現実として訪れるヴェネツィア共和国の滅亡も、本を閉じるとひとときの間、忘れられたのだった。

 

哀しいことに、『レパントの海戦』におけるキリスト教国家の勝利は、トルコ帝国の衰退のみならず、大国として名を馳せた海洋国家ヴェネツィア共和国の衰退のきっかけともなったのだが…。

 

これより先に『コンスタンティノープルの陥落』 『ロードス島攻防記』も読んだが、たった今、読み終えたばかりの『レパントの海戦』の感想を先に記した次第。勝利から70年間、平和を享受したヴェネツィア共和国と戦後から70年の平和を享受してきた日本。トランプ新政権登場により、あの就任演説を聴いて、益々(以前、暮らしたオーストラリアであれば、白豪主義的な)50年以上も前へ後戻りしているようで不安が募る。70年という年月は歴史上では決して長いとは言えず、かといって短くも感じず… これから先、世界はどうなっていくのだろう。200年後、400年後、現代がどのように未来の歴史書に記されるのだろうと、遂、考えてしまう夜だった…。

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1月22日(日)のつぶやき

2017-01-23 01:20:28 | twitter
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稀勢の里、勝って横綱昇進確実に‼

2017-01-22 19:43:45 | Weblog

初V稀勢の里 白鵬退け有終14勝!横綱昇進確実に 

母校の中学校から声援を送る子供達のいきいきした笑顔。千秋楽の今日は、稀勢の里のご両親も目の前で応援する中、白鳳に勝って優勝を決めた稀勢の里! いきなり張り手を食らって土俵際まで押し込まれ、絶体絶命。ここから持ちこたえて逆転! 稀勢の里の強さが光った締めくくりの一番に感無量。若乃花以来、19年ぶりの日本人横綱とは…! 魁皇が5回も優勝しながら横綱昇進ならず、本当に長かった~ 相撲ファンとしても、稀勢の里しかいない!と応援し続けた日から数えても、待ちに待った日が遂に…現実に… 稀勢の里優勝おめでとうございます! ご両親の笑顔、優勝インタビューの時の涙にこちらも ほろっときました。今日は北の富士さんも📞で解説! その声からも、喜びが伝わってきました。舞の海さんも🎵🎵 今場所は若手も活躍し、来場所以降も益々大相撲が楽しみになりそう 

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1月21日(土)のつぶやき

2017-01-22 01:21:23 | twitter
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稀勢の里…遂に初優勝☆

2017-01-21 23:08:05 | Weblog

稀勢の里が涙の初V「感謝しかない」支度部屋で朗報

支度部屋で初優勝が決まる!こんなシナリオは全く予想しなかった~ 遂についに待ちに待った初優勝。長かったねぇ。利用者さんと毎回、「今度こそ!!」と期待しては、ダメだった…を何度も繰り返して。日本人横綱になれるのは稀勢の里しかいない!と思っては、ここ一番で負けてしまう…諦めかけては期待して…の繰り返し。そうこうするうちに他の大関は次々優勝… 琴奨菊が初優勝して、豪栄道。昨年の初場所は地元大関の初優勝で多いに沸いて、一年後には稀勢の里の優勝☆ やっと! ファンは待っていました、この日を。きっと北の富士さんも涙を流して喜んでいることでしょう~ 明日は白鳳と結びの一番。勝って横綱昇進! 待ってます

 

読書φ(..)メモメモ

櫻井さちこ著:『日本の覚悟』

民主党政権時代に出版された著。核を北朝鮮、イランに拡散し、地上で核実験をする中国共産党の実態には、まさかここまで…と驚いた。その非人道的な行いに対して…だ。核実験の際、見られる光線もチベットでは「神の光」と信じられているらしい。イギリスに亡命した医師も子供の頃は、そのように信じていたという。日本に来て初めて原爆等について知り、チベットにおける白血病患者に割合が他の中国より何倍も多いことも分かる。イギリスに亡命した医師が証拠品を入手⇒BBC制作のドキュメンタリーも世界各国で放送されたらしい。日本では知られていない(或は触れないようにしている?)中国の実態が満載。

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1月17日(火)のつぶやき

2017-01-18 01:19:15 | twitter
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体が硬い人でも必ず開脚が出来るようになるストレッチ方法(泉栄子先生) #Eiko #開脚の女王

2017-01-17 20:11:21 | Weblog

体が硬い人でも必ず開脚が出来るようになるストレッチ方法(泉栄子先生) #Eiko #開脚の女王

中居正広さんの番組に出演していたEiko先生。

松本伊代さんが4週トライし、見事に達成していたので、12月22日に書店にて本を購入しました~

そして昨日でちょうど4週間目だったわけです。

Eiko先生によると、開脚の定義は、「両足をひろげ、両肘が床につく状態」

テレビでは松本伊代さんも、両手すら床につかなかった森三中の一人も皆、達成しました。

 

じゃあ、私は??

もったいぶらずに結果から先に言うと…

出来なかった…です…

 

スタート時点は、「両手が床に付く」松本伊代さんと同じ、第一段階。

ちなみに森三中は両手もつかない第0段階…それでも彼女は達成できたのにい…と、ちょっと残念

だけど。

以前と比べると、スクワットが随分と楽に行えるようになりました。

15秒ゆっくり時間をかけて元に戻っても、きつくないです

お相撲さんの「しこ」ストレッチのお蔭だと思います

 

前屈が思うように出来ないんですよー

立った状態なら、手のひらが床に付きます、が、しかし!

高校生の頃は、両足をそろえて座って前屈すると、額が膝に付いていたんだけど…今は出来ない…ということに、最近になって気が付きました

こういう動き、(体操)卒業してから全くやってなかった!

腕立て伏せや腹筋はやっていたのに…。

ついでにいえば、両足を広げることも全くなく…

開脚&前屈って、日常動作にもなければ、デイサービスや障害者施設でのレクでも取り入れないストレッチだったなぁ…と。

筋肉がかっちこちに固まってしまっているんでしょうねぇ~

 

でも、開脚4週間ストレッチを始めてから、稀勢の里を応援するときも力が入るばかりでなく、自分も「しこストレッチ」をしながら応援するので…

なんだか相撲に参加してる気分でいいですよ

 

実は二週間前、肘から床に付くまで、あと何センチあるか、測っていました。その時点で8センチ。

昨日、ちょうど4週目の段階で、あと4センチ‼

この4センチをクリアして、開脚成功(肘が床に付く)した暁には、再び記事にしたいと思います。

 

1日でも続けないと、簡単に元に戻ってしまうこともお忘れなく~

実際、一晩寝て起きたら、再び体が重く感じましたから。ストレッチして初めて、身体が軽くなる感じです。

では~

 

 

 

 

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稀勢の里、単独首位☆

2017-01-17 19:50:12 | Weblog

稀勢の里が単独トップ、かど番琴奨菊7敗目 初場所

おっ…重かったね、照ノ富士。でも最後は伸びた一枚まわしを掴み直し、そこからは貫禄の相撲でした。

白鳳は勢いのある勢と対戦。勢も今場所元気で1敗同士の取り組み。白鳳が勝て2敗で稀勢の里を追う展開。

明日からの5日間が勝負‼と皆がいう。

私も今日は、稀勢の里の取り組みから見ました。(偶然、ちょうど良いタイミングでした!)

しこを踏みながら~

この「しこ」っていいですね。

あっ、そうだ!

開脚の「4週間後」レポを書かなきゃ~

 

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1月16日(月)のつぶやき

2017-01-17 01:17:53 | twitter
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えっ?

2017-01-16 23:30:35 | Weblog

稀勢の里、今場所初黒星!全勝力士消える 白鵬はまさかの連敗

本日、ちょっぴりの残業ともいえない残業(?)で、信号待ちしている間にバスが行ってしまいました…

15分の雨なのか、みぞれなのか分からないような寒空の中、バスを待つ間は寒かったーっ!

それでも一年前の嵐のような大雪のことを思えば、これは序の口♪

バスを降りると地面がじゃり、じゃり…というではないですか~ やっぱり霙なのかな?それとも雨が寒さで凍っちゃった?

 

そんな訳でして、本日、相撲中継には間に合いませんでしたが、

「負けたんよ…」

母の、この一言で (見なくて良かったな…)と。でも待てよ! 今日の相手は琴奨菊!地元出身のカド番横関です。彼が負けても困る!

まあ、いいか…これで白鳳と一敗で並んだんだね…と思っていると、更なる驚きがっ!

「もう一人も負けた!」

「え? もう一人って…まさか…」

「そう、その ま・さ・か‼」

「えーっ!?」

 

こんなことってあるんですねぇ。

益々楽しみ

 

 

 

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