待ってましたあ!
あべちゃん扮するローマ人ルシウスが、古代ローマと現代日本を行き来する異色コメディ!
あの「テルマエ・ロマエ」の続編です。
前作は、こちらをどうぞ。
テルマエ・ロマエ
(あ、すみません、我が家では阿部寛さんのことを“あべちゃん”と、よんでいます。あしからず。)
上戸彩ちゃんは日本人役です。
解説
・・古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップするヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、再度日本と古代ローマを行き交うさまを描く。主演の阿部寛や上戸彩、市村正親ら主要キャストが続投し、ブルガリアに実物大のコロッセオを建設するなど大規模なロケを敢行。また、曙や琴欧洲ら現役、元力士も出演。帝国を揺るがす危機的状況を、日本の風呂文化によって救おうと頑張るルシウスの奮闘に注目。
あらすじ
・・ユニークで斬新なテルマエ(浴場)を作り、一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師のルシウス(阿部寛)。今度はグラディエイター(剣闘士)たちの傷を癒すテルマエ作りを命じられるが、アイデアにつまり、またしても古代ローマと現代日本を行き来するタイムスリップ(風呂限定)することに。今では風呂専門雑誌のライターとなった真実ら、平たい顔族(日本人)と再会し、日本の温泉からさまざまなアイデアを持ち帰る。だがルシウスは、ローマ帝国を二分する、平和推進派のハドリアヌス帝と武力行使派の元老院の対立に巻き込まれてしまう…。
どこか、「ターミネーター」のシュワちゃん風(笑)
公開日の4月26日は【良い風呂の日】です。
はい。タイトルの“テルマエ・ロマエ”とは、ラテン語で“ローマの風呂”という意味でしたよ。
古代ローマのスケールの大きさと、もの作りを得意とする島国日本の細やかさ
前作同様、そのギャップにとまどうローマ人よりもローマ人に見える、あべちゃん。
ってか、あべちゃんの裸体は、↓このイラストとおんなじですよっ。
濃い顔の日本人俳優たちも健在。
ルシウスにテルマエ建設を命じる皇帝ハドリアヌスは、
こんな人です。
市村正親
ハドリアヌス
(76年1月24日 - 138年7月10日)は、第14代ローマ皇帝(在位:117年 - 138年)。ネルウァ=アントニヌス朝の第3代目皇帝。帝国各地をあまねく視察して帝国の現状把握に努める一方、トラヤヌス帝による帝国拡大路線を放棄し、現実的判断に基づく国境安定化路線へと転換した。
この二人も実在の方です。
北村一輝
ケイオニウス
(130年12月15日 - 169年)は、ローマ帝国のネルウァ=アントニヌス朝の皇帝の一人で、マルクス・アウレリウス・アントニヌスと共に統治した共同皇帝である(在位:161年 - 169年)。2人はともにアントニヌス・ピウスの養子となり、養父の死後に皇帝位を継承した。一般にはルキウス・ウェルスと呼ばれる。
宍戸開
アントニヌス
(86年9月19日 - 161年3月7日)は、第15代ローマ皇帝で、ネルウァ=アントニヌス朝の第4代皇帝。元老院議員の一人であり、ハドリアヌスの側近。ケイオニウスの死によって、ハドリアヌスの養子となり、帝位を継承した。この時、アンニウス・ウェルス(後のマルクス・アントニウス)とルキウス・ケイオニウスの遺児(ルキウス・ウェルス)を自身の養子としている。
ローマ帝国の皇帝名↑勉強不足・・。難しいです。世代を超えて同じ名前が何度も使われているのですね。
テルマエ建設は、ローマの平和のため。
ルシウスは、そう信じて奔走。
風呂の設計や演出のアイデアは、ちゃっかり、平たい顔族のすむ日本の温泉巡りで
ぱくりまくり。まんまとローマのテルマエに取り入れます。
けど、ローマでの動力は、奴隷。なんですよね。
・・金持ちはたくさん奴隷を使っていたました。町に出る時は最低二人はお付きの奴隷を連れていくのが中堅市民の条件。
前70年頃のローマ市人口がだいたい50万。そのうち四分の三が奴隷もしくは解放奴隷だったというから、奴隷はほんとに多いのです。
ローマの文化より。
ルシウス、いとも簡単に、古代ローマと現代日本の間を、ちゃっちゃっと、
タイムスリップします。
そこんとこ (たぶん)演じる方も、(もちろん)観てる観客の方も、慣れっこ(笑)です。
今回は、
相撲や指圧、温泉街の風情など、日本文化の奥ゆかしさが満載です。
あ、それから
タイムスリップするとき必ずオペラが流れてたでしょう。
そのオペラに別枠で物語が登場します。
ブルガリアの巨大スタジオにコロッセオを含むオープン・セットを組んでの撮影だったそうです。
日本映画では破格のスケール!!!
まさに、
ゴールデンウィークにふさわしい、超娯楽大作なのです!!!
テルマエ・ロマエⅡ4月27日鑑賞
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