後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

団塊の世代(高齢者)の大群

2014年11月12日 | Weblog

明日香が一望である 大和三山 三輪山
葛城山ロープウェイから撮った

大阪と奈良の間には 北から
生駒山 二上山 葛城山 金剛山…が連なる
大阪府の最高峰は金剛山 登山ルートは余多ある
不思議おじさんのお気に入りは妙見谷
もう一度できるなら登ってみたいものだ

金剛山から北へはダイヤモンドトレイルが続く
金剛山から水越峠に下って北に登れば葛城山だ

金剛山には大阪側からロープウェイがある
葛城山には奈良県側からロープウェイで登れる
ちょっとしたドライブで奈良県側の山すそを走っていて
気紛れにロープウェイに乗ってみた
トルテも葛城山初登山!!!! (ロープウェイは動物有料乗車可能)
登山客もほとんどなく
静かな秋の山の風情を楽しんだ


奈良国立博物館で正倉院展が開催された
11月10日までとのことだったがその前日に訪ねた
孫の男の子が学校行事の代休だったので連れて行った
月曜日なら空いていると思って11時に行ったが
驚くなかれ人・人・人の洪水 
おじんとおばんばっかりだ
何んと60分待ちの大行列
時間を持て余すおじんとおばんのわずかな年金を目当てに
このような展覧会開催するのかと勘繰りたくもなる

池澤夏樹氏が11月4日の記事で触れられた資料を探したが
「人勝残欠雑帳」というものだが
館内の展示場でも5重6重の人垣に阻まれ
何回も探したのだが
ついに現物を見ることができなかった 

それにしても どこでも高齢者の多いことよ
これだけ元気な人たちの存在は
かって日本には無かった現象だ
「主婦」が昭和40年代に出現したことに匹敵するできごとだ

高齢者問題は府の課題として捉えられることが多いが
それだけではないはずだ
多くの高齢者は必ずしも満足した生活を送ってはいない
やりたいこと こうありたいことの共通項はある
年金を貪られるだけではなく 
自らの意思と行動で コトが起こせる
そんなパワーをこの人波から感じた


やっと腰痛が和らいだと思っていたら
先週日曜日に不覚を取った
深酒して、トルテを抱いて玄関に出たとき
よろめいて倒れた
トルテはいち早く危険を察知し
主人を足蹴にして脱出
不思議おじさんは左胸部を丸椅子に強打
寝起きも 着替えも痛みを伴い 呻吟の毎日
改めて漸く痛みから解放されつつある毎日


太鼓を習い始めた
民謡には三味線、尺八がつきものだが
鳴物も欠かせない

NHKなどの民謡番組を聞く機会がある方は
「鳴物ビホウコマサブロウ」との紹介を聞いたことがあるはず
今回、美鵬駒三郎さんの孫弟子になった
不思議おじさんの先生は80歳 
大阪で美鵬駒三郎の弟子は2人のみ
そのうちの一人である先生はご高齢だがきわめてお元気
一回目の練習で締太鼓と平太鼓を家に持って帰れとのこと
もちろん習っている間だけ預かったもの

太鼓を習うには契機があった

地域の老人会が民謡サークルを開催している
人の繋がりで、このサークルのリーダーの女性に誘われた
その方はなんと88歳 矍鑠とされている
三味線を教え、ボランティアで民謡を教えておられる

不思議おじさんも加わって 一緒に唄っている
知り合いの尺八の先生にも無償で参加してもらった
新年の発表会に向けて 3曲練習している

大阪で名を知られた太鼓の名手がいた
不思議おじさんのごく近所にお住まいで
この民謡サークルにも関わっておられた
残念なことに今年の夏 お亡くなりになった
不思議おじさんの所属する会の30周年記念大会にも
昨年はゲストとして参加いただいたが 
病魔には勝てなかった
お葬式には参列した

民謡に鳴物はやはり不可欠
88歳のお師匠さんのご示唆もあり
仕事を辞めて時間ができたことも手伝って
一念発起して太鼓を習うしたのである

新しいことにチャレンジするにはエネルギーが要る
打楽器はリズム感が問われる
楽譜を見ないことにはとても叩けない
ましてや 音の強弱や音色など
とても10年程度では学べそうにはない

うーーーーん 難しい!!


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