後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

ハインリッヒの法則

2011年05月18日 | Weblog


植えて4年目?
玄関近くで見事に咲いたビロードのような紫のバラ
(クリックすると大きく見えます)

ミスをすること
誤りを犯すことは
およそ地球上の生命の本質であると考えている

生命の仕組みが遺伝するには
DNAがいちどRNAにコピーされる必要がある
そのときにミスが起きてしまう

ミスがおきる仕組みこそ
神が生命に与えた最高の贈り物だったのだ
ミスによって、単純なコピーではなく
多様性が生まれる装置を勝ち得たからだ

この春も4枚の花弁どころか3枚の花弁の桜の花を見つけた
とくに探し回ったわけではない。
目の前にある一本の枝をじっくり観察しただけだ
3本の松の葉、4つ葉のクローバーなどどこにでもある
自然界は、遺伝ミスの事象に満ちている

日本の新聞の代表的な記者であつた教授が
社会を見るときの眼として「ハインリッヒの法則」を応用していたとのこと
これは不思議おじさんの場合も一緒であった
特に食品製造業の責任者であったときはこの法則に則って仕事を組み立てた
医療関係に居た小妻も同様とのこと
「ひやり、はっと」を洗い出し、共有し、潰していく
誰かがやったミスは、必ず次の誰かが同じようなミスを起こす
これが人間・生物の本質である

ハインリッヒは1つの重大事故には
中ぐらいの事故が29あり、
さらに小さな事故が300隠れていると指摘した。
300の小さなトラブルを消す努力をしなければ
29の中事故、一つの大事故発生を予防できない

原発を巡っての思いである
なお冒頭の教授は、チェルノブイリ事故のとき
朝日新聞ロシア支局長だったので
当時の朝日新聞の記事はこの方の署名入り記事である


先週の日曜日は、朝から小妻と二人で逃避行
目の前の小学校が農薬散布を行うと言う
以前に教頭と言い争いをしたが埒が明かない
木に虫がついていようといまいとお構い無しの散布である


遠くは女人高野といわれる天野山金剛寺につらなる天野街道

樹木の間からは、遠くにPL教団の塔も垣間見える
この塔の高さは180メートルもあり、南河内地方のランドマークとなっている
この下にPL高校や8月1日の日本最大規模の花火で有名な公園等がある

2時間ほど木陰を歩いた
街道を出た途端に 照りつける太陽の暑さに辟易
それにしてもお爺さん、お婆さんで溢れかえる街道道であった

お前もそのうちの一人だ!そのとおりではあるのだが…

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