ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

旅しながら淡々と写真を貼る 博多

2011-10-27 | つれづれなるままに

お詫びと訂正がございます。
前スレッド最後に山口国体のゆるキャラが「ちょるちょる」などと書いてしまいましたが、
正しくは「ちょるる」です。
これについて調べていて、「エコハ」という山口の緑色のゆるキャラがどう見ても緑のピカチュウで、
ピカチュウサイドからクレームが出て着ぐるみ禁止、というそれがどうした話を知ってしまいました。
ゆるキャラ界も内部では色々とゆるくない生臭?話があるようです。

微笑む九州新幹線つばめ。
さて、前回最後の画像で、山口から九州に移動したと気付いた方はおられますでしょうか。
博多駅に着いた途端、停まっている九州新幹線に食らいつくエリス中尉。
鉄子なんじゃなくて、ただただ新幹線が好きなんですよね~。
 

このモダン・ジャパネスクなセンスの良さに思わずうなってしまいます。
2004年開通のロゴを観てびっくり。
考えたら全線開通は今年だったけど、一部開通(新八代―鹿児島間)はこんなに前だったんですね。
 
博多の駅がおそろしく綺麗になっていました。

そして以前泊ってとても気に入ったホテル、WITH THE STYLEが博多での宿。
前回はまだオープンしたばかりでした。
都会の滞在型リゾートホテル、というコンセプトなので、狛犬のようなシークワーサー、じゃなくて、
沖縄のシーサーが玄関に鎮座しています。
チェックインが4時なので、クラブでお茶を飲みながら待ちました。
ここはチェックアウトも遅く2時です。

チェックインを待つ間ふと見つけた新聞広告。これは!別府で飛行学生が羽を伸ばしたというあの杉乃井旅館のことですよね?
なんと8800円で泊まれます。
まさか昔の建物は残っていないのでしょうが。


このホテルを息子が何故気に入っているかと言うと、
小さい時にここでジュースを飲みながらジャグジー風呂に入ったのが忘れられないからなんだそうです。
ペントハウスで空を観ながらのお風呂。
周りはビルばかりで、風光明媚とは言い難いのですが、それでも一時間貸し切りで人目を気にしなくてもいいのが嬉しい。
今回は用事を済ませて帰ってきた夜10時過ぎに予約しました。
 

そのまま光に吸い込まれてUFOにさらわれそうな光が・・・。
ビールもありましたが、飲めない我々は頂きませんでした。
星空を眺めながらお風呂につかってビールを一杯できたらなあ。
こんなときは、下戸って、人生少し損している気がします。
更衣室も一時間借り切りになりますので、そこで水着に着替えて楽しみます。
スタッフや他の客は誰も来ないのですが、周りにビルがあるので。


ipadで購入したディズニー映画『ラプンツェル』を、お風呂につかりながら観ようと思ったのに、
雨が少し本降りになってしまい、断念。
その後部屋で観ましたが、最近のアニメの「表現力」、特に人の表情は凄いですね。

ラプンツェルをさらって自分の若さを保つだけのために幽閉していた偽母の、
「どんなことををしてでも若さを手に入れたい!」
という餓鬼のような女独特の強欲は、見てはいけないものを見る思いでした。
そう言えば昔、ハンガリーに、若さを保つために若い女を誘拐してその生き血を飲んでいた
エリザベート・バートリという伯爵夫人がいましたっけ。

童話って、人間が誰でも心にもっている陰の部分のカリカチュアなのかもしれませんね。


この日は息子が「誕生日前日だから」ということで夜更かしをし、寝たのは1時。
「あー遅くなった。明日は絶対8時に起きなきゃ!」
「なぜ?」
カーネーション観るから」
ホテル滞在のもう一つの楽しみは、朝のドラマを大きな画面で観ること。
皆さまには当たり前のことでしょうが、我が家には相変わらずテレビがありませんので。

今までこの会話をした人全員が、テレビはほとんど見ないという人も含め、
「あれ、面白いよね!」
と言っています。
前の「おひさま」もそうでしたが、日本の古き良き時代に青春を過ごした人、それを知らない人、
皆が自分たちの親や祖父母の時代のドラマを観たがっているってことじゃないんでしょうか。
どうしてこういったものをもっと作ろうとしないのかなあ。
荒唐無稽な(と言う噂の)韓流ドラマやでっち上げ朝鮮歴史ドラマなんかよりずっと共感を得ると思うのですが。


博多には二泊します。(行きがかり上続く)