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九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

11/12 四阿屋クライミング

2022年11月13日 | トレーニング

こんにちは。1年の坂尻です。

とてもお久しぶりなブログ&レポート課題が頭の片隅に据え置いている状態であるため文章が稚拙なものになると思われますが頑張っていきます!

今回クライミングの練習なんですが、二手に分かれて一方の組は見晴らし岩へ、そして私たちの方では初めての”あずまや”という岩場での練習でした!最初音だけで”あずまや”と聞いたとき脳内で”東屋,,,?”と勝手に変換したのですが実際は”四阿屋”だそう。私だけはないと信じていますが絶対に初見では読めない漢字だと思います。

今回の参加者は3年生の安平先輩、竹田先輩、2年生の松林先輩、1年生の小川先輩と坂尻の5名でした。(学年は山岳部学年で記しています)そしてなんとOBの米澤先生も来てくださいました!私坂尻、米澤先生とは初めましてで、なんともいえない緊張感、というのも”はなちゃん(坂尻)ここ登る?”と言われた時の絶対に断れない気迫(?)を感じずにはいられませんでした。(この話はまた後ほど)

今回の岩場は遠出ということもあり、参加者の人数的にもレンタカー組と米澤先生の車組に分かれて向かいました。参加者が諸用で少し減ってしまい最終的にあれ?レンタカー借りなくてよかったのでは?となりましたが直前だったということもありレンタカーを竹田先輩と小川先輩と私坂尻の3人で乗るという贅沢感を味わいました。竹田先輩、運転ありがとうございました。最近流行っている曲は履修でき次第先輩に報告しようかと。

たしか10:00前くらいに四阿屋に到着!よし岩場へ行こう!となったはいいものの道がわからず。城跡が階段の先にあることくらいしかわからなかったところにとても優しい登山客(らしき方々)に場所を教えていただきました!電波が繋がらないところだったため本当に心に染みるような優しさでした。岩場までの道のりは途中で迎えに来てくだっさった安平先輩についていきながら、周りの自然を感じながら行くことができました!

岩場についたらこれもまたとても気持ちのいい場所!(浮石は多めでしたが)涼しくて葉っぱもちょうど緑とオレンジでグラデーションになっていてとても綺麗でした!(普通に森林浴としていきたいレベル)野北は海のザッパーンとした感じ(?)がちょっと(かなり)怖いと私は感じるため木々と小川が成す自然の音がとてもとても心地よかったです。少々実家を思い出すような,,,帰省したいな,,,

と肝心の報告までにだらだらと長くかかってしまいましたがここから個人の記録になります↓

安平先輩

スプリングギャル(5.8), トゥーフィンガー(5.10b)(テンションかけつつ), エレメンタリイ(5.8)(リード), グレードを信じなさい(5.8)

竹田先輩

無名ルート(5.7), グレードを信じなさい(5.8)(トライ), ジェードルラダー(5.5)(リード), スプリングギャル(5.8)(トライ), エレメンタリイ(5.8)(トライ), 右上バンド(5.6)

松林先輩

ジグザグ(5.6)(リード), ジェードルラダー(5.5),右上バンド(5.6), 無名ルート(5.7), エレメンタリイ(5.8)(トライ)

小川先輩

ジェードルラダー(5.5), 右上バンド(5.6), エレメンタリイ(5.8)(トライ),スプリングギャル(5.8)(トライ)

坂尻

ジグザグ(5.6), ジェードルラダー(5.5),右上バンド(5.6), 無名ルート(5.7), エレメンタリイ(5.8)(トライ)

見逃し多数というかもはや見逃ししかしていない(?)ので先輩たちに聞きました!なので多分合っていると思います。(どちらかというと私が登ったところを忘れつつあるという,,,)こうしてみると野北のグレードとは基準が違うのかな?と思ったり。そうだとしたら岩場のグレードが九大山岳部で共通していたらなあと思ったり。

エレメンタリイも先輩方が最初のスラブで苦戦していたため内心やりたくないなあと気配を消していたのですが先に書いたように米澤先生から私の名前を呼ぶ声が。そんなお声(?)に断れるはずもなく、気持ち暗めに挑戦。こんなネガティブ発言ブログに残したらダメですね。本当のことを言いますと一周回って絶対できないと悟りを開きとても気楽に取り付きました。後ろから米澤先生がカラビナを使うというアドバイス(チート)を教えていただきボルトにカラビナをつけてつかむことに。そうしてやっと第一関門(?)の最初のスラブをクリアしました。(その先のスラブが難しく小川先輩も上の方で苦戦していました)なんだかんだ最初は嫌でも登ってみるとやっぱり得られるものがあるなぁと。人生初と言っても過言ではないクライミングが野北で洗礼された私にとってクライミングはまだまだ怖いものですが2年生になるまでにもうちょい積極的に挑戦できるようになってみたいな〜でも怖いな〜と。せめてザイルをもう少し手早く扱くことができたらとは思ってます。練習あるのみですね、頑張って日頃のトレーニングに食らいつきたいです。

また特に今回に限っての話ではないのですが私は凹角だったりスラブだったりと苦戦する際とても長い時間壁にへばりついているわけですが、その時のビレイが私の記憶が正しければ大体松林先輩なんです。ビレイって長い時間やると首等痛くなるじゃないですか。本当に申し訳ないなあと思いつつ私もどうしようもないのでひっつき虫になっております。松林先輩毎回本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

15:30くらいに撤収してから行きと同じメンバーで帰路につきました。行きは助手席に乗っていましたが帰りは小川先輩と交代、これがまた正しい判断でした。今回のクライミングはしぶとくひっつき虫になっていて疲労がいつもよりあったため案の定爆睡。その間竹田先輩と小川先輩は料理の話をしていたそう。しかも帰宅してから料理をするとのこと。(それが普通なのか、?)なるほど、起きていても話についていける気がしない。(ちなみに私は帰宅してシャワーを浴びた後に寝落ちして食いっぱぐれました)車中は(私は主に行きの記憶しかないのですが)普段聞かないお話なんかが聞けてとても面白かったです。(米澤先生の車での車中トークもぜひ今度聞いてみたいです)

さてさて、ブログ以外のこと(レポートやらテストやら)が頭のどこかにありますと脳死でカタカタ文章を打っていく感じになってしまい読み返して訳のわからない”(?)"が多めなグダグダな文章になってしまいましたが私の感想文は最悪抜きとして報告の部分だけでも伝わればいいなと思います!

P.S.

このブログ実は途中でパソコンが謎の強制シャットダウン入ってまさかの振り出し,,,

レポートじゃなくてよかったと心の底から思いました。


7/2 夏だ!サマーだ!歩荷練習だ!

2022年07月03日 | トレーニング

とんでもなく暑い日が続きますね.

東京では9日連続の猛暑日で過去最長記録だとか.......

山岳部1年の楠田です,お久しぶりです.

 

落としたと思っていた構造力学!単位取れてました~!!

 

なんの話ですか??すみません,私の単位の話です.

今朝(7/3)起きてメールボックスをチェックしていると,何やら「成績情報の更新」という文字を見つけましてね.

てっきり春学期の成績は10月に公開されるものと思っていたので,肝を冷やしましたよ.

 

これで来年は心置きなく卒業研究ができます.研究室のこともボチボチ考えないとなぁ.......

 

(好き放題書いていいよ,とのことでしたが私は臆病なのでこの程度にとどめておきます)

 

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さて,本題の夏だ!サマーだ!歩荷練習だ!ですが,それどころではない暑さですよね.

7月2日の歩荷練習は,糸島4座に青木さんが,残りの部員は雷山という予定でした.

このころの暑さの影響は私たちの活動にも影響の見えるほどに,糸島4座の青木さんは想定外の暑さによる水分不足で途中下山.雷山組も体調不良で2名が休み,参加した5名のうち1名が登り始め10分で吐き気を訴え下山するなど,まさに災害級の猛暑でした.

 

もとよりこの歩荷練習は,7月の3連休に行く,祖母傾での縦走合宿のためのトレーニングということで,高荷重よりも長距離/長時間を歩くことが求められています.そのため普段ならポリタンクを満タンにし,石を詰め,40kgのザックにしているところですが,今回はポリタンクの水を半分程度に25kgの荷重に設定しました.それからいつもならコースタイム+休憩時間で歩いているところを,今回は休憩時間込でコースタイム通りに歩くことを目標としました.

 

10:00 さて,入山.3年生の竹田さん,2年生の松林さん,そして1年生の坂尻,山崎,楠田の計5人パーティです.

 

入山してみると,これが意外としんどいものではないんですよね.暑さ,そして湿気,汗が噴き出てびしょびしょになってしまうのですが,雷山のほとんどは森の中を行くので日照りがなく心地良いものです.

いつもよりザックが10kg以上軽いので,それなりのペースで歩いても一歩当たりの疲労が少ないってのが一番心地よさに寄与しているのですが.

 

この1ピッチ目ですが,10分程度歩いたところで1年生の坂尻さんの体調が崩れたので,坂尻さんとリーダーの竹田さんは後から追いかけることになり,残りの3人で井原山を目指すことになりました.

 

少しトラブルはありましたが,本来のコースタイム25分で1ピッチ目は終了し,休憩へ(この時点でコースタイムを超えて休憩時間を取ってしまっています).

 

10:30 2ピッチ目,上宮へ.

 

2ピッチ目は45分のコース.先頭に2年生の松林さん,後ろに1年生の山崎君と私が歩いていたのですが,このピッチは山崎君による救急法講座が開かれ,それを聞いているうちに終わっていました.いつも知らない間に終わってしまっている2ピッチ目,もう少し大切にしてあげなよ!

 

内容は,,,何だったかな.あんまり覚えていないや,すみません.

3Sだけは,辛うじて覚えていました,Self,Scene,Suvivorですよね.

 

非常に快適な涼しさの中,2ピッチ目はコースタイム通りの45分で終了し,上宮で10分休憩.行動食のハッピーターンおいしい.

 

11:25 3ピッチ目 雷山々頂へ

 

3ピッチ目からは,松林さんの体調,とくに足が悲鳴を上げ始め,ペースキープが厳しい状況になりました.

かなりキツそうであることは,表情や登り方を見る限り窺えましたし,何よりここで悪化させては祖母傾にも行くことができず元も子もないということで,ポリタンクの水を捨て空荷で山頂を目指すことに.

 

体調,安全第一で無理をしない判断は賢明だったと思います.次なんていくらでもありますから.

 

 

雷山々頂についたのはコースタイム通りの時間で12:05でした.

山頂は木々がなく,また正午過ぎだったこともあり,太陽の日が突き刺さるように降ってきます.

暑い,暑いぞー!カンカン照りですね,毎日ここで洗濯物干したい.

 

山頂到着時の状況はこうです.

松林さん,山崎君,楠田は山頂.松林さんの体調が優れず,状況次第では下山もやむを得ず.山崎君,楠田の2名で井原山まで行くことも考えられるが,部活動として1年生のみで行動することは好ましくないため,竹田さん,坂尻さんの山頂到着を待って井原山まで行くかの決定をする.

 

しかし,この時点で竹田さん,坂尻さんの2名が下山している可能性も考えられたので,その場合は3名とも下山しようという話でまとまりました.が,LINEなどに下山したというような連絡はあらず......

 

山崎君と私で程よい日陰探しをしている間に,松林さんがほかの登山者に聞き込みをされており,それによるとどうやら竹田さんと坂尻さんは下山しているらしいということが分かりました.

 

そういうことであれば,もはや山頂に滞在する意味はないので早速下山することにしました.

ポリタンクの水を捨てて.

 

12:20 さあ,下山だ.

 

いつもより断然疲労の少ない下山開始に新鮮味を感じながらも,程よい含水比のグリップの良く効く地面を駆けながら降りていきます.

 

と,下山途中の3ピッチ目に下山したと思われていた竹田さんの姿が.

どうやら,坂尻さんを登山口まで降ろした後,一人で登ってこられたようです.

自分に厳しい方です,見習いたいです.

 

私はというと,もう早く帰りたい気分になっていたので,「お先に失礼します」などとよく分からないことを言ってそのまま下山しました.

本当にすみません.竹田さんの下山ものちのLINEで知りました.

 

登山口のバス停まで着くと,坂尻さんの姿が見えました.体調もすこぶる悪いというわけでもなさそうで一安心です.

というか,暑い!アスファルトが暑い!これがヒートアイランド現象か!?(潜熱)

 

今回は全体的に芳しい成果は上げあられませんでしたが,2週間後には祖母傾で縦走合宿です.あっちでバテないように日ごろからの体力作りは必須になってきますね.全体の迷惑にならないように夜に走るなり,空いた時間に山に行くなり,それなりに動いていこうと思います.

 

以上,夏だ!サマーだ!歩荷練習だ!でした.

 

山岳部1年 楠田


6/25 糸島4座歩荷縦走

2022年07月01日 | トレーニング

こんにちは。

3年の青木です。

 

先週末に、糸島4座での歩荷縦走に行ってきました。

白馬から焼岳へ駆け抜ける夏の大縦走を見据え、ちょいとキツめのコースを設定。

深江側の登山口から二丈岳に登り、一旦降りたら女岳に登って、浮嶽の急登を越えて、最後に十坊。

コースタイムは9時間ですが、獲得標高が1637mあります。

雷山井原の1.5倍、三郡縦走と比べても200mほど多いです。

しかも、冒頭に登りが集中する2コースに比べて、このルートではきれいに分散してます。

インターバルトレーニングになっているんです。

ショウケ峠の下りと若杉の登りが、延々と襲い掛かってくるんです。

 

何が言いたいかと言うと、ドチャクソきっついです。

 

 

今回の参加者は3年の青木と安平の2名でした。

因みに夏の大縦走に参加しない他のメンバーは、いつも通り雷山でした。

 

8:00にJR筑前深江駅に集合し、登山口まで徒歩で移動。

林道を辿り、登山口を一旦通り過ぎて、100mほど進んだ橋の近くで水を汲みます。

橋の直下が深い淵になっているので、水汲み作業は割と快適でした。

歩荷量は雷山よりも控えめに抑えました。

秤が無かったので定かではありませんが、背負った感じ青木が32kg、安平が28kgです。

ごめんなさい、勘です。けど遠くはないはず。

 

出発しようとした最中、雨足が一気に強まりました。

この日は雷雨の予報が出ていたのですが、早速お天道様がキレ散らかしてます。

悩みますが、今回のルートは稜線歩きがほぼないので、決行します。

因みに、雷山組はこの時点で中止を決めたようです。

あちらの縦走路の場合はそれが正解でしょう。

あんなところ、雷の中じゃ怖くて歩ききらん。

 

二丈は30分+50分の2ピッチで登り切りました。

2ピッチ目後半で一旦雨が止みました。ひんやりとした風が木々の間から吹き付けて気持ちいい。

 

下りは60分1ピッチで、女岳の登山口まで進みました。

ここで再び雷雨が来ました。

あれで終わりやなかったんかい。

 

女岳の登りは40分1ピッチ。

始めは雨の中黙々と歩いていましたが、羽金からの縦走路と合流するあたりで、再び雨が止み、

そこから山頂までは楽しく進めました。

夏の雨上がりの快適さは、秋の涼しさに勝るとも劣らない。

露が滴る新緑と秋の紅葉、周りの景色だっていい勝負です。

 

女岳山頂の次は、荒川峠の登山口で切らずに、浮嶽の急登直下のコルまで行きました。50分1ピッチ。

女岳の下りは雨上がりなこともあり、足場が悪かった。

 

そして、浮嶽の急登。山頂まで40分1ピッチ。

まだ女岳を下りきった段階では、足の疲労が顕在化しないので、歩荷量少なすぎたかなー、なんて思ってました。

が、ここで溜まった疲労が噴き出します。

まじでキツかった。

気合で登り切りました。

ふー、やり切ったぜ。

この後の下りは、80分ほどを1ピッチで降りきって、白木峠に到着しました。

やれやれ。頑張った。

 

だがしかし、ここから十坊山が始まります。

やめてくれ。

クソが。もう出し切ってんだよ。右に行けばそのまま駅じゃないか。帰らせろよ。

誰だ、こんなルート見つけてきたやつ。

登りたくねーー。

 

十坊山は本来は優しい山です。

山頂までの所要時間もわずか35分です。

さくっと登れます。

脚が、疲労困憊していなければ(笑)

もうヘトヘトなんだよ。。。

 

それでも登り切れば、十坊山の山頂は言わずと知れた好展望。

爽快な景色が見れました。

眺めてる間だけは疲れが和らぐ。

歩き始めたらどうせまたキツイけど。

 

締めに中村登山口まで40分で下りきって、ようやく歩荷終了です。

本っ当に疲れた。

疲労感が、今年の春合宿(厳冬期槍ヶ岳)の最終下山日といい勝負してる。

ただの歩荷練習だぞ、これ。すごいな。

浮嶽山頂ではケロッとしていた安平も、この頃にはかなり疲労を感じてそうでした。

お疲れ様です。

 

このコースはきついけど、長時間行動や冬の基礎体力強化にはうってつけな気がします。

下りも多いから、身体を万遍なく鍛えられるし。

景色が変化に富んでて、楽しみも多いし。

後期になったら折を見て全体練習にも取り入れたいなー、なんて。

帰りには温泉もある。まあ、お金かかるから毎回は入れないけど。

実際僕らは今回見送った。

ともあれ、割といい練習場所だと思います。

是非、今度皆で行きましょう。

 

 

さて、早くも梅雨が明けて、暑い日が続いてますね。

早くお山に籠りたいなー。

熱中症が心配ですが、夏合宿も刻々と近づいてますので、引き続き練習頑張りましょう。

日向神合宿までは登攀訓練を重点的にやってきましたが、

皆かなり上達してきたので、これからしばらくは歩荷がメインです。

持てるようになればなるほど、合宿中に気持ちの余裕が持てて楽しくなるので、頑張っちゃって下さい。

目指せ30kg!

 

青木


6月 11日 雷山 歩荷

2022年06月18日 | トレーニング

初めまして、こんにちは1年の中島です。
今日は雷山で歩荷訓練を行いました。今回で2回目となる歩荷ですが、今回のトレーニングはある意味かなり大変でした。

前日の金曜日は夜から雨が続いていました。前日の夜遅くにバイトから帰ってきた私は、急に荒れた天気を見て、明日は私の命日かと思ってしまい、先輩に大丈夫かLINEしたほどです(笑)。
そうしてザーザーと降りしきる雨音と雷鳴を聴きながら寝ました。ただ雨音を聴くだけなら趣があってめちゃくちゃ嬉しいんですが、状況が状況なので、今思えば落ち着いて眠れなかったですね。

さぁ朝になり、雨がやんでることを願ってカーテンを開くと、まぁすごいこと、雨が降ってるじゃあーありませんか。今日ほど体調崩してくれと自分の体に願ったことはありませんでしたね。
は(;゚Д゚)!、でも大丈夫、私にはお下がりで貰ったレインウェアがある! これで少しは雨楽しめるやん!
そう希望を持ってバイクに乗りいざ雷山へ。雷山へ向かう途中に山々が見えたのですが、霧のせいで全く山頂が見えない。しかも、レインウェアの撥水が吸収に変わっている。希望が絶望に変わりました。

雷山の駐車場に着くと、今日は九大のワンダーフォーゲルも歩行訓練と題して雷山へ登るそうで、珍しく駐車場が賑やかでした。それにしてもワンゲルの人達の服装がオシャレすぎる。華やかで正直羨ましい。そのセンスを私にもください。ザックも小さくて歩きやすそう。それに対して山岳部、全員仕事人の顔か俯いてました。しょうがない、今から訓練だもの 。

今日は、1年生3人、2年生2人、3年生4人の計9人での歩荷でしたが、1年生のうち1人が膝の不調を訴えたため、3年生の先輩と一緒に早期に下山し、主に7人での歩荷でした。
私は、今回24kgで歩荷でした。前回が調子に乗って、ザックをもっと重くした状態で登ったのですが、完全にバテテしまっていたので、少し軽くしました。
前日からの雨の影響もあり登山道は泥まみれで、岩も濡れていてかなり歩きづらかったです。レインウェアの撥水効果がかなり薄れていたので、汗の蒸発があまりされず晴れの日よりも暑かったです。汗の蒸発がされないと、体温が下がり下手すると低体温症にもなろうるので購入を検討しないといけないですね。歩きづらいというのも今回の歩荷において大変でしたが、1番大変だったのがみんな中間テスト明けだということです。私は平気でしたが、数人が睡眠不足で、かなり登るのがつらそうでした。体調管理は大事だと改めて思いました。

実は私、天性の能力があって、天気に怒ると天気が変わるんですよね。例えば、雨がポツポツ降ってきて、降ったら許さんと思うと途端に雨止むんですよね。今回の歩荷もその能力のおかげで、登り始めてしばらくすると雨が止みました。雨が止んだ瞬間、涼しくなってかなり登りやすくなりました。
第1休憩地点では、川の水しぶき、第2休憩地点では、霧のおかげで疲れが軽減されました。(写真が第2休憩地点で撮ったものです) 変わりゆく風景を楽しめるのはやはり登山の醍醐味ですね。

全然トレーニング中のこと書いてないと思う方も多いはず、そのような人がいることが十分承知しています。でも、トレーニング中無心で登ってるから考えることないですやん(/Д`;
他の部員が、きちんとしたことを書いてくれているので、私はその場で思ったこと、感じたことをメインに書かせていただきますので、今後ともよろしくお願いしますm(*_ _)m

休憩地点を経て、ようやく山頂について周りを見てこう思いました、
「何も見えん」そう、霧のせいで何も見えん。 これにはガッカリ。これはこれで綺麗だったんですけど、嫌なほど雲を見て、また雲みたいなの見るんかいってなりました。
雷山山頂から縦走する予定でしたが、みんなかなりバテテしまっていたので、途中の休憩地点で引き返し、下山しました。

今回は24kgでの歩荷でしたが、次回も同じ重さで行って、余裕があったら徐々に重りを増やしていって、1年生までに30kg以上は持てるようになりたいですね。
以上中島でした


6月4日 野北 クライミング

2022年06月13日 | トレーニング
初めまして、1年の山崎です。
6月4日は野北でクライミングをしました。
参加したのは1年が山本、坂尻、中嶋、山崎、楠田で、3年が青木先輩、外和田先輩、安平先輩でした。
集合は9時で、夏合宿に備えてトレーニングをするといった感じでした。

今回、私は怪我をしている中での参加で、結構きつかったです。今回はビレーを中心にしていましたが先週、米沢先生と鬼が鼻の見晴らし岩に行ったこともあり、ビレーが上達しているように感じました。でも、まだまだ改善点はあるのでこれからの練習で改善していきたい。

クライミングは山崎が小ハング、山本、山崎が二段ハングに挑戦した。登り切った人はいなかった。小ハングは持つことのできるガバが多数あったがどれも落ちたら指を持っていかれるものばかりだった。それに加えてガバが全体的に痛く、今までは手の力に頼って登っていたこともあり、かなりきつかった。また、手の力にあまり頼らず足の力でクライミングができるようになったら小ハングに挑みたい。
二段ハングは山本が挑戦したが、全く歯が立たず撃沈。かくいう私もまだ、怪我が治っておらず一個目のハングを超えたところで撃沈しました。

今回はマルチもして、青木先輩がリード、山崎と山本がフォロワーでした。
前回マルチをしたときは、リードのビレーが怖かったが、2回目ということもありスムーズに行けたような気がする。スムーズに登ってしまったため、ビレーが追い付いておらず危険な状態で登ってしまった。マルチの時のビレーはやりずらいということを念頭に置いて次からは登っていこうと思う。

来週は日向神の合宿なので怪我をできるだけ早く治していこうと思う。頑張ります。
あと晴れるといいですね

野北クライミング6月28日

2022年06月05日 | トレーニング
お久しぶりです。2年生の松林です。
遅くなりましたが、先週の野北でのクライミングについて書かせていただきます。

今回は私と安平先輩、楠田くん、坂尻さんの4人が参加しました。 坂尻さんはクライミングが初めてだったので、1時間ほど懸垂下降の練習をしてから崖に向かいました。この日、懸垂下降の支点を初めて構築しました。上級生になってから早数ヶ月、隊の先導だったり、リードを行う機会が多くなってきました。できることが増えるのは楽しいですが、やはり責任と緊張がつきまといます。

崖を降りてからは私がルンゼのリードを行い、坂尻さんに登ってもらいました。初めてのロッククライミング、しかもそれが野北だったのでかなり怖がっている様子でした。他の1年生がそつなくこなすので忘れていましたが、まあ、これが普通の反応でしょう。

ルンゼが終わってからは左の凹角のリードをまた私が行い、次は楠田くんに登ってもらいました。楠田くんはクライミングを始めてからまだ数回程度でしたが一発で登りきりました。ここは私が去年苦戦していたところなので、すごいなぁと下でビレーをしながら感嘆していました。

新入生が一通り登り終わった後は今度は私と安平先輩でマルチを行いました。フォロワーの方は前の週にやっていたのですが、上級生ということで最後のピッチはリードをすることに。
手順は理解していたつもりでしたが、実際やってみるとセルフは取れない、ザイルが回収できないなどとトラブルだらけでした。安平先輩、下で長時間待たせてしまって申し訳ありません。

この日の最後に、楠田くんには安平先輩とマルチを、坂尻さんには二段ハングの右に挑戦してもらいました。坂尻さんは私もかつて苦戦した核心のところで行き詰まっている様子でした。彼女を見ていると去年の私を思い出してしまいます。私でもこの一年でかなり成長できたので彼女には今後とも頑張って欲しいです。

今回の練習は上級生が2人だけだったので出来ることは少なかったですが、必要最低限はできたのでとても充実した1日でした。来年は私が最上級生になります。その時に少しでも楽ができるよう、1年生への指導と自分自身の鍛錬に励みたいです。

油山クライミング

2022年05月29日 | トレーニング
 初めましてこんにちは、山岳部一年の山本です。
 
 昨日の5月29日は部内で二つのグループに分隊して野北、もしくは油山でクライミング練習をしました。私は油山のグループだったので油山でのクライミングの様子について書いていきます。

 集合は9:00、夏に備えてできるだけ多くの人を野北に行かせたいという先輩の考えもあって油山に参加したのは僕と同じく一年の山崎君と三年の竹田先輩。私も含めわずか三人でのクライミング練習となりました。少し不安ではありましたが、結果的には回転が速かったので少人数のクライミングも面白いなと思いました。それぞれが登った、もしくはトライしたところのリストは以下の通りです(途中でビレイに体重を預けたが完遂した、というところに関しては一応登と表記)

◎三年 竹田先輩
銀河鉄道(リード)、モンキーフェイス(トライ)
◎一年 山崎
銀河鉄道(登)、三角柱(一応登)、モンキーフェイス(トライ)、舳先カンテ(トライ)、凧揚げコーナー(一応登)
◎一年 山本
銀河鉄道(登)、三角柱(一応登)、ベビーフェイス(一応登)、モンキーフェイス(一応登)

 今回の油山ではまず一年二人が三角柱へのリベンジに挑戦し、竹田先輩のリードから全員で銀河鉄道を交互に登った後、それぞれが登りたいところに挑戦するという流れでした。

 始めの三角柱では凹んだ部分から抜ける際に左に行くのが難しく、そこで私も山崎君も数回ビレイに体重を預けてしまいました。次回油山に来た時こそは一発で行くぞと私は執念を燃やしています。
 
 全員が登った銀河鉄道は、とても楽しいルートでした。最後の方に手の置きどころに困ったものの今にして振り返ってみても間違いなく面白かったので、またやってみたい気持ちは少しあります。

 銀河鉄道が終わったあたりで山岳会の米澤先生という方がいらっしゃいました。私は存じ上げていなかったのですが、本当に凄い方でした…
 
 銀河鉄道の際にかけたザイルを使って「舳先カンテ」という5.10bのルートを米澤先生の助言のもと山崎君が挑戦しましたが、見ているだけで圧倒的な難しさが伝わってくるルートでした。山崎君がしぶとく食らいついている途中、手本を見せてくれると米澤先生が仰ってスルスルと登っていったときは驚愕しました…

 その後は僕はモンキーフェイスに挑戦。するもこれが僕には厳しい難易度で、米澤先生のアドバイスを受けながら最終的にはビレイに完全に体重を預けた状態で長時間停滞したのちに何とか登り切りました。ビレイヤーには悪いことをしたなあと思っています。(ちなみにベビーフェイスも同じ流れでした。ゴメンナサイ)
竹田先輩も途中モンキーフェイスにトライしていましたが、初動がスムーズで驚きました。ビレイでの握力低下も考慮に入れるとやはり経験の差を感じます

 そうしているうちに16:00、充実した時間でした。(ちなみに米澤先生は我々が練習している間に全ルート登ったそうです。なんて人だ)

 次の練習が何かはわからないですが、周りの成長速度に負けないよう頑張りたいです。

2022/05/21 雷山歩荷

2022年05月22日 | トレーニング
初めまして、山岳部1年の坂尻です。

5月21日は雷山・井原山で歩荷練習を行いました。私は先週3回目のワクチン接種で練習に参加できなかったこともあり、初めての歩荷練習で天気もよくて気持ちよく登れそう!と思っていました(最初だけ)。

メンバーは3年生の先輩が1人、2年生の先輩が1人、私を含めた1年生が6人の計8人でした。みんな20リットルのポリタンクいっぱいに水を入れていて改めてその凄さを実感。驚きが隠せませんでした。強いなぁ、私は当分無理そうと内心弱気に。(私は約半分入れたところで心が折れました、、、)
持つだけならまだ耐えられる!と思っていたのも束の間。重心がぶれて何度転びそうになったことか。(一人川に落ちた人がいたとかいなかったとか)
重たい!!というよりも体がぶれてしんどいというのが今回の感想でした。まあ、私の荷物はみんなと比べて軽かったのでなんとも言えませんが。

(歩荷中自分のことで精一杯になってしまい途中経過の時間等わからなくなりました。すみません。)
途中の清賀の滝は有名なだけあってとても綺麗で、汗びっしょりだった私には涼しく気持ちのいい場所でした。そこからの道のりはあまり沢もなく山の植物をじっくり見たいなぁと思っておりましたがそんな余裕あるはずもなくひたすら歩き続けました。天気は良かったためぬかるみ等で足を滑らすことはほとんどなかったのですが途中の落ち葉が滑る滑る。案の定何度か滑りました。
雷山登頂後、休憩もそこそこに荷物を減らして井原山へ向かいました。みんな荷物が軽くなったため走り出すかのように出発しました。いや、多分走ってました。私はそんなみんなについていけるはずもなく何度前の人を見失いかけたか。これがスタンダードなのか?恐るべし山岳部。
井原山までの道のりは少し急になっているところもあり、注意が必要でした。雨の日なんかは私は確実に滑るんだろうなと半ば遠い目になりながらひたすら足を前に出し続けました。歩いていれば着くとはこのこと、無事に井原山に到着しました。井原山山頂は開けた場所にあり景色がとても綺麗でした。親切な方に写真を撮ってもらい登っていた最中の苦しみが嘘のように気持ちが明るくなりました。が、私にとっての試練が待ち受けていたのはここからで、行きの疲労で足がプルプルになり下りで何度も滑ってしまいました。水は荷物を置いていた休憩所で捨てましたが、そうは言ってもやはり行きで私はだいぶバテていたため足に力が入らなくなるのはいつぶりだ?という感じで何度も遅れ気味に。先輩方も同期もみんな優しくて逆に申し訳なくなるという。日々のトレーニングは大切だと身をもって痛感しました。
なんだかんだで無事下山しましたがバス間に合わず!仕方ないため雷山入口というバス停までは歩くことに。この時同期と足プルプルするよね、疲れたねって話をしましたがなんだか余裕そうな面持ち。なんならそのまま駅まで歩いて帰ってました。すごいなぁ。

こんな感じでなんとか歩荷練習を終えることができました。これを雨の日にもこなすのかと思うと気が遠くなりそうです。現段階で私は足手纏いすぎるためトレーニングしなきゃなぁと焦り。辛いけどこれからも頑張っていきます。
(初めてのブログのため所々おかしな点があるかと思いますが温かい目で見てもらえると幸いです)

2022/05/15 野北クライミング

2022年05月15日 | トレーニング
 こんにちは、3年の竹田です。今年度もよろしくお願い致します。

 昨日5月15日に野北へ行ってまいりました。前記事では同日に雷山歩荷を行ったと書いてあり、おや?と思った方も中にはいらっしゃることでしょう。そうなんです。今年は進入部員が多く入ってきてくれたこともありクライミングの際は2つに分隊して練習することになりました。今回はその実験も兼ねていました。分隊...なんだか響きがいいです。
 
 では、トレーニングの様子を書いていきたいと思います。私事ですが、昨日1週間紛失していたバイクの鍵が見つかりました。で、久しぶりにバイクに乗って行ったのですが、感覚を忘れたのかはたまた昨日の雨が祟ってか見事にスリップして練習前から怪我をしました。手のひらと膝を怪我したのでクライミング中はめちゃ痛かったです。9:10ごろ公道を出発しました。懸垂下降点に着くまでに竹田と山崎は滑りました。しかも同時だったそうです。懸垂下降点についたら準備にかかりました。懸垂下降の順番は自分→松林→山崎→山本→中島→青木です。自分が1番目でしたが、ザイルを落とす時に遠くに飛ばさなかったので岩肌で絡まってしまいました。解くのに時間がかかったので気をつけたいと思います。全員降下したらトレーニング開始。個人の練習内容は以下の通りです。

3年青木
二段ハング右横フェースリード数回、松林とマルチ
3年竹田
左の凹角(右壁あり)リード、左の凹角(右壁なし)トップ、二段ハング左横フェースリタイヤ、山崎とマルチ
2年松林
二段ハング右横フェースリード、左の凹角(右壁なし)トップ、青木とマルチ
1年山崎
二段ハング右横フェースと左の凹角(右壁あり)と二段ハングトップ、竹田とマルチ
1年中島
二段ハング右横フェースと左の凹角(右壁なしとあり)トップ、二段ハングリタイヤ
1年山本
二段ハング右横フェースと左の凹角(右壁なし)トップ

 今回の練習では、青木は1年にコンテニュアスビレイやリードのビレイ、マルチをする人にはその仕方を教えていたので登る時間はあまりなかった様子でした。自分は左の凹角のリードを成功しました。そろそろリードにも慣れてきました。マルチでは最初の登りにかなり苦戦しました。結局は正面から登らず左から登ってことなきを得ました。松林は初めてのマルチをしました。リードと共にどんどん経験を積んでほしいです。1年3人は全員新入生の登竜門的存在である左の凹角をクリアし、本格的に夏合宿の準備に入ろうとしています。今回は山崎だけでしたが、他2名にもマルチの練習に参加してもらい剱岳のcフェース攻略を盤石なものにしたいです。山崎に関しては早くも二段ハングを攻略しました。彼の上達の速さには驚かされます。今回参加した新入生3人はクライミングに対する恐怖心みたいなものを感じられなかったので今後に期待したいです。

 16:45分ごろに公道に到着、練習は終了しました。今回の練習では、教えられることは教えられたのでみんな口を揃えて有意義な野北だったと残しています。今のうちに練習を繰り返して快適な夏合宿にしたいものです。


初めての歩荷(新入部員編)

2022年05月15日 | トレーニング
はじめまして,山岳部新入部員の楠田です.

5月14日は雷山で歩荷練習でした.本来の予定では,油山の岩場でクライミングだったのですが,前日の雨により歩荷になってしまい......当日の朝はトホホな気分でしたね.

メンバーは,3年生の先輩2名,そして私含めた新入生の4名でした.今回歩荷練習に参加した新入生4名のうち,3名は留学生!それぞれ台湾,ベトナム,中国とバリエーションに富んでいて楽しいです.

さて,本題に戻りますが,タイトルの通り私にとっては初めての歩荷練習でした.
新入生なので,歩荷量は32[kg]からスタート.背負ってみて,ん,これ意外といけるんちゃう?と思ったのですが,歩き始めると全然違う.

1ピッチ目,10:10水汲みを終え,登山道に入りました.
地図で見ると緩やかな勾配なのですが,階段や川を渡るなどのイベントが多くなかなか堪えました.先頭を歩いていたのは3年生の先輩で,ペースが速い.
先行していたおじさま方の団体に道を譲っていただいた際に,斜面下側の岩を踏み外して1.5[m]ほど斜面を滑り落ちました.幸い,かすり傷程度で済みましたが,安全には十分に配慮しなければなりませんね.

と,息を切らし,まつ毛から汗を滴らせながら歩いていくと1ピッチ目終了.ここで10分の休憩.
ここで先ほど道を譲っていただいたおじさま方からゼリーをいただき,歩荷量が32[kg]+10[g]になったところで2ピッチ目です.

2ピッチ目,??:??(この時から時間を気にする余裕がなくなる)等高線の密具合から想像していたキツさはなく,歩き始めの多少の坂を超えれば程よい充実感のある行程でした.ただ落ち葉が多く,また前日の雨により足元がうれしい状態ではなかったので,勾配のあるところでは多少,緊張する場面がありました.

そうこうしていると2ピッチ目終了,上宮に到着.ここでも10分の休憩.
空腹感や疲労感は少なかったものの,ヒダル神憑かれたらタマラナイので塩をたっぷり塗りこんだ握り飯にむしゃぶりつく.先輩にチョコレートもいただきエネルギー面の心配がなくなったところで,3ピッチ目,雷山山頂へ.

3ピッチ目,??:??等高線から想像する通りの勾配,そして地表面の水分が多く,滑る滑る.
空荷だったらどうってことのない滑り具合ですが,如何せん初めての歩荷でバランスが悪く緊張感の絶えない行程でした.

特筆することのないくらい,ただ歩き続けていただけですが,気づけば山頂.ここでも10分くらいの休憩.
ピクニックに来られていたご家族にお願いして集合写真をパシャリ.ガスがすごくて景色はよく分かりませんでした.

いつもなら井原山まで行って帰ってくるそうですが,本日は帰りのバスとの兼ね合いで,井原山途中の分岐点まで行くことに.
ここは記憶がないというか,記憶はあるのですが,本当にただ歩いていただけで終わりました.往復で1時間30分でした.

下山,14:10雷山山頂から降ります.山岳部には,山頂で水を降ろしてから下山する派と降ろさない派の対立があるそうなのですが,降ろさない派の先輩が怖いので降ろさず下山することに決めました.

下山を先頭して歩くのは,水を降ろす派の先輩.これがとんでもないスピード.滑りまくる土に緊張感MAXであるのに加え,ハーネスが鎖骨に食い込む.
ストラップを限界まで絞って,ザックのぐらつきを抑えながらひたすらに降りていくこと1時間15分ほど,水汲み場まで戻ってきて終了です.

下山して水を降ろした後の解放感たるや........
ザックからポリタンクを出すのが何気にしんどい.背負うのと持ち上げるのでは,重みの感じ方が違う.腰が痛くなりました.

初めての歩荷練習,なんとか終了できました.
夏合宿でチームメイトに迷惑をかけないよう,トレーニングに励みたいと思います.


山岳部1年 楠田