九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

野北クライミング6月28日

2022年06月05日 | トレーニング
お久しぶりです。2年生の松林です。
遅くなりましたが、先週の野北でのクライミングについて書かせていただきます。

今回は私と安平先輩、楠田くん、坂尻さんの4人が参加しました。 坂尻さんはクライミングが初めてだったので、1時間ほど懸垂下降の練習をしてから崖に向かいました。この日、懸垂下降の支点を初めて構築しました。上級生になってから早数ヶ月、隊の先導だったり、リードを行う機会が多くなってきました。できることが増えるのは楽しいですが、やはり責任と緊張がつきまといます。

崖を降りてからは私がルンゼのリードを行い、坂尻さんに登ってもらいました。初めてのロッククライミング、しかもそれが野北だったのでかなり怖がっている様子でした。他の1年生がそつなくこなすので忘れていましたが、まあ、これが普通の反応でしょう。

ルンゼが終わってからは左の凹角のリードをまた私が行い、次は楠田くんに登ってもらいました。楠田くんはクライミングを始めてからまだ数回程度でしたが一発で登りきりました。ここは私が去年苦戦していたところなので、すごいなぁと下でビレーをしながら感嘆していました。

新入生が一通り登り終わった後は今度は私と安平先輩でマルチを行いました。フォロワーの方は前の週にやっていたのですが、上級生ということで最後のピッチはリードをすることに。
手順は理解していたつもりでしたが、実際やってみるとセルフは取れない、ザイルが回収できないなどとトラブルだらけでした。安平先輩、下で長時間待たせてしまって申し訳ありません。

この日の最後に、楠田くんには安平先輩とマルチを、坂尻さんには二段ハングの右に挑戦してもらいました。坂尻さんは私もかつて苦戦した核心のところで行き詰まっている様子でした。彼女を見ていると去年の私を思い出してしまいます。私でもこの一年でかなり成長できたので彼女には今後とも頑張って欲しいです。

今回の練習は上級生が2人だけだったので出来ることは少なかったですが、必要最低限はできたのでとても充実した1日でした。来年は私が最上級生になります。その時に少しでも楽ができるよう、1年生への指導と自分自身の鍛錬に励みたいです。

油山クライミング

2022年05月29日 | トレーニング
 初めましてこんにちは、山岳部一年の山本です。
 
 昨日の5月29日は部内で二つのグループに分隊して野北、もしくは油山でクライミング練習をしました。私は油山のグループだったので油山でのクライミングの様子について書いていきます。

 集合は9:00、夏に備えてできるだけ多くの人を野北に行かせたいという先輩の考えもあって油山に参加したのは僕と同じく一年の山崎君と三年の竹田先輩。私も含めわずか三人でのクライミング練習となりました。少し不安ではありましたが、結果的には回転が速かったので少人数のクライミングも面白いなと思いました。それぞれが登った、もしくはトライしたところのリストは以下の通りです(途中でビレイに体重を預けたが完遂した、というところに関しては一応登と表記)

◎三年 竹田先輩
銀河鉄道(リード)、モンキーフェイス(トライ)
◎一年 山崎
銀河鉄道(登)、三角柱(一応登)、モンキーフェイス(トライ)、舳先カンテ(トライ)、凧揚げコーナー(一応登)
◎一年 山本
銀河鉄道(登)、三角柱(一応登)、ベビーフェイス(一応登)、モンキーフェイス(一応登)

 今回の油山ではまず一年二人が三角柱へのリベンジに挑戦し、竹田先輩のリードから全員で銀河鉄道を交互に登った後、それぞれが登りたいところに挑戦するという流れでした。

 始めの三角柱では凹んだ部分から抜ける際に左に行くのが難しく、そこで私も山崎君も数回ビレイに体重を預けてしまいました。次回油山に来た時こそは一発で行くぞと私は執念を燃やしています。
 
 全員が登った銀河鉄道は、とても楽しいルートでした。最後の方に手の置きどころに困ったものの今にして振り返ってみても間違いなく面白かったので、またやってみたい気持ちは少しあります。

 銀河鉄道が終わったあたりで山岳会の米澤先生という方がいらっしゃいました。私は存じ上げていなかったのですが、本当に凄い方でした…
 
 銀河鉄道の際にかけたザイルを使って「舳先カンテ」という5.10bのルートを米澤先生の助言のもと山崎君が挑戦しましたが、見ているだけで圧倒的な難しさが伝わってくるルートでした。山崎君がしぶとく食らいついている途中、手本を見せてくれると米澤先生が仰ってスルスルと登っていったときは驚愕しました…

 その後は僕はモンキーフェイスに挑戦。するもこれが僕には厳しい難易度で、米澤先生のアドバイスを受けながら最終的にはビレイに完全に体重を預けた状態で長時間停滞したのちに何とか登り切りました。ビレイヤーには悪いことをしたなあと思っています。(ちなみにベビーフェイスも同じ流れでした。ゴメンナサイ)
竹田先輩も途中モンキーフェイスにトライしていましたが、初動がスムーズで驚きました。ビレイでの握力低下も考慮に入れるとやはり経験の差を感じます

 そうしているうちに16:00、充実した時間でした。(ちなみに米澤先生は我々が練習している間に全ルート登ったそうです。なんて人だ)

 次の練習が何かはわからないですが、周りの成長速度に負けないよう頑張りたいです。

2022/05/21 雷山歩荷

2022年05月22日 | トレーニング
初めまして、山岳部1年の坂尻です。

5月21日は雷山・井原山で歩荷練習を行いました。私は先週3回目のワクチン接種で練習に参加できなかったこともあり、初めての歩荷練習で天気もよくて気持ちよく登れそう!と思っていました(最初だけ)。

メンバーは3年生の先輩が1人、2年生の先輩が1人、私を含めた1年生が6人の計8人でした。みんな20リットルのポリタンクいっぱいに水を入れていて改めてその凄さを実感。驚きが隠せませんでした。強いなぁ、私は当分無理そうと内心弱気に。(私は約半分入れたところで心が折れました、、、)
持つだけならまだ耐えられる!と思っていたのも束の間。重心がぶれて何度転びそうになったことか。(一人川に落ちた人がいたとかいなかったとか)
重たい!!というよりも体がぶれてしんどいというのが今回の感想でした。まあ、私の荷物はみんなと比べて軽かったのでなんとも言えませんが。

(歩荷中自分のことで精一杯になってしまい途中経過の時間等わからなくなりました。すみません。)
途中の清賀の滝は有名なだけあってとても綺麗で、汗びっしょりだった私には涼しく気持ちのいい場所でした。そこからの道のりはあまり沢もなく山の植物をじっくり見たいなぁと思っておりましたがそんな余裕あるはずもなくひたすら歩き続けました。天気は良かったためぬかるみ等で足を滑らすことはほとんどなかったのですが途中の落ち葉が滑る滑る。案の定何度か滑りました。
雷山登頂後、休憩もそこそこに荷物を減らして井原山へ向かいました。みんな荷物が軽くなったため走り出すかのように出発しました。いや、多分走ってました。私はそんなみんなについていけるはずもなく何度前の人を見失いかけたか。これがスタンダードなのか?恐るべし山岳部。
井原山までの道のりは少し急になっているところもあり、注意が必要でした。雨の日なんかは私は確実に滑るんだろうなと半ば遠い目になりながらひたすら足を前に出し続けました。歩いていれば着くとはこのこと、無事に井原山に到着しました。井原山山頂は開けた場所にあり景色がとても綺麗でした。親切な方に写真を撮ってもらい登っていた最中の苦しみが嘘のように気持ちが明るくなりました。が、私にとっての試練が待ち受けていたのはここからで、行きの疲労で足がプルプルになり下りで何度も滑ってしまいました。水は荷物を置いていた休憩所で捨てましたが、そうは言ってもやはり行きで私はだいぶバテていたため足に力が入らなくなるのはいつぶりだ?という感じで何度も遅れ気味に。先輩方も同期もみんな優しくて逆に申し訳なくなるという。日々のトレーニングは大切だと身をもって痛感しました。
なんだかんだで無事下山しましたがバス間に合わず!仕方ないため雷山入口というバス停までは歩くことに。この時同期と足プルプルするよね、疲れたねって話をしましたがなんだか余裕そうな面持ち。なんならそのまま駅まで歩いて帰ってました。すごいなぁ。

こんな感じでなんとか歩荷練習を終えることができました。これを雨の日にもこなすのかと思うと気が遠くなりそうです。現段階で私は足手纏いすぎるためトレーニングしなきゃなぁと焦り。辛いけどこれからも頑張っていきます。
(初めてのブログのため所々おかしな点があるかと思いますが温かい目で見てもらえると幸いです)

2022/05/15 野北クライミング

2022年05月15日 | トレーニング
 こんにちは、3年の竹田です。今年度もよろしくお願い致します。

 昨日5月15日に野北へ行ってまいりました。前記事では同日に雷山歩荷を行ったと書いてあり、おや?と思った方も中にはいらっしゃることでしょう。そうなんです。今年は進入部員が多く入ってきてくれたこともありクライミングの際は2つに分隊して練習することになりました。今回はその実験も兼ねていました。分隊...なんだか響きがいいです。
 
 では、トレーニングの様子を書いていきたいと思います。私事ですが、昨日1週間紛失していたバイクの鍵が見つかりました。で、久しぶりにバイクに乗って行ったのですが、感覚を忘れたのかはたまた昨日の雨が祟ってか見事にスリップして練習前から怪我をしました。手のひらと膝を怪我したのでクライミング中はめちゃ痛かったです。9:10ごろ公道を出発しました。懸垂下降点に着くまでに竹田と山崎は滑りました。しかも同時だったそうです。懸垂下降点についたら準備にかかりました。懸垂下降の順番は自分→松林→山崎→山本→中島→青木です。自分が1番目でしたが、ザイルを落とす時に遠くに飛ばさなかったので岩肌で絡まってしまいました。解くのに時間がかかったので気をつけたいと思います。全員降下したらトレーニング開始。個人の練習内容は以下の通りです。

3年青木
二段ハング右横フェースリード数回、松林とマルチ
3年竹田
左の凹角(右壁あり)リード、左の凹角(右壁なし)トップ、二段ハング左横フェースリタイヤ、山崎とマルチ
2年松林
二段ハング右横フェースリード、左の凹角(右壁なし)トップ、青木とマルチ
1年山崎
二段ハング右横フェースと左の凹角(右壁あり)と二段ハングトップ、竹田とマルチ
1年中島
二段ハング右横フェースと左の凹角(右壁なしとあり)トップ、二段ハングリタイヤ
1年山本
二段ハング右横フェースと左の凹角(右壁なし)トップ

 今回の練習では、青木は1年にコンテニュアスビレイやリードのビレイ、マルチをする人にはその仕方を教えていたので登る時間はあまりなかった様子でした。自分は左の凹角のリードを成功しました。そろそろリードにも慣れてきました。マルチでは最初の登りにかなり苦戦しました。結局は正面から登らず左から登ってことなきを得ました。松林は初めてのマルチをしました。リードと共にどんどん経験を積んでほしいです。1年3人は全員新入生の登竜門的存在である左の凹角をクリアし、本格的に夏合宿の準備に入ろうとしています。今回は山崎だけでしたが、他2名にもマルチの練習に参加してもらい剱岳のcフェース攻略を盤石なものにしたいです。山崎に関しては早くも二段ハングを攻略しました。彼の上達の速さには驚かされます。今回参加した新入生3人はクライミングに対する恐怖心みたいなものを感じられなかったので今後に期待したいです。

 16:45分ごろに公道に到着、練習は終了しました。今回の練習では、教えられることは教えられたのでみんな口を揃えて有意義な野北だったと残しています。今のうちに練習を繰り返して快適な夏合宿にしたいものです。


初めての歩荷(新入部員編)

2022年05月15日 | トレーニング
はじめまして,山岳部新入部員の楠田です.

5月14日は雷山で歩荷練習でした.本来の予定では,油山の岩場でクライミングだったのですが,前日の雨により歩荷になってしまい......当日の朝はトホホな気分でしたね.

メンバーは,3年生の先輩2名,そして私含めた新入生の4名でした.今回歩荷練習に参加した新入生4名のうち,3名は留学生!それぞれ台湾,ベトナム,中国とバリエーションに富んでいて楽しいです.

さて,本題に戻りますが,タイトルの通り私にとっては初めての歩荷練習でした.
新入生なので,歩荷量は32[kg]からスタート.背負ってみて,ん,これ意外といけるんちゃう?と思ったのですが,歩き始めると全然違う.

1ピッチ目,10:10水汲みを終え,登山道に入りました.
地図で見ると緩やかな勾配なのですが,階段や川を渡るなどのイベントが多くなかなか堪えました.先頭を歩いていたのは3年生の先輩で,ペースが速い.
先行していたおじさま方の団体に道を譲っていただいた際に,斜面下側の岩を踏み外して1.5[m]ほど斜面を滑り落ちました.幸い,かすり傷程度で済みましたが,安全には十分に配慮しなければなりませんね.

と,息を切らし,まつ毛から汗を滴らせながら歩いていくと1ピッチ目終了.ここで10分の休憩.
ここで先ほど道を譲っていただいたおじさま方からゼリーをいただき,歩荷量が32[kg]+10[g]になったところで2ピッチ目です.

2ピッチ目,??:??(この時から時間を気にする余裕がなくなる)等高線の密具合から想像していたキツさはなく,歩き始めの多少の坂を超えれば程よい充実感のある行程でした.ただ落ち葉が多く,また前日の雨により足元がうれしい状態ではなかったので,勾配のあるところでは多少,緊張する場面がありました.

そうこうしていると2ピッチ目終了,上宮に到着.ここでも10分の休憩.
空腹感や疲労感は少なかったものの,ヒダル神憑かれたらタマラナイので塩をたっぷり塗りこんだ握り飯にむしゃぶりつく.先輩にチョコレートもいただきエネルギー面の心配がなくなったところで,3ピッチ目,雷山山頂へ.

3ピッチ目,??:??等高線から想像する通りの勾配,そして地表面の水分が多く,滑る滑る.
空荷だったらどうってことのない滑り具合ですが,如何せん初めての歩荷でバランスが悪く緊張感の絶えない行程でした.

特筆することのないくらい,ただ歩き続けていただけですが,気づけば山頂.ここでも10分くらいの休憩.
ピクニックに来られていたご家族にお願いして集合写真をパシャリ.ガスがすごくて景色はよく分かりませんでした.

いつもなら井原山まで行って帰ってくるそうですが,本日は帰りのバスとの兼ね合いで,井原山途中の分岐点まで行くことに.
ここは記憶がないというか,記憶はあるのですが,本当にただ歩いていただけで終わりました.往復で1時間30分でした.

下山,14:10雷山山頂から降ります.山岳部には,山頂で水を降ろしてから下山する派と降ろさない派の対立があるそうなのですが,降ろさない派の先輩が怖いので降ろさず下山することに決めました.

下山を先頭して歩くのは,水を降ろす派の先輩.これがとんでもないスピード.滑りまくる土に緊張感MAXであるのに加え,ハーネスが鎖骨に食い込む.
ストラップを限界まで絞って,ザックのぐらつきを抑えながらひたすらに降りていくこと1時間15分ほど,水汲み場まで戻ってきて終了です.

下山して水を降ろした後の解放感たるや........
ザックからポリタンクを出すのが何気にしんどい.背負うのと持ち上げるのでは,重みの感じ方が違う.腰が痛くなりました.

初めての歩荷練習,なんとか終了できました.
夏合宿でチームメイトに迷惑をかけないよう,トレーニングに励みたいと思います.


山岳部1年 楠田

2022/05/08 油山クライミング

2022年05月08日 | トレーニング
こんにちは。
今年度主将を拝命した青木です。

実は私、新体制になって早々に骨を折り、3月下旬~4月のクライミングはお預けしてました。
このバカが。やっと登りに来れた。
岩は怖さもあるけど、登れないのはやっぱり寂しい。
お久しぶりです、サブフェイス。
張り切っていきたいけど、しばらくは慎重に行こう。ぼちぼちで。


さて、今回はゲストがいらっしゃいました。H29入部のI崎さんと、修士1年のY内さん、学部4年のK野さんのお三方です。
特にI崎さんとは練習をご一緒する機会が少ないので、楽しみにしていました。
ありがとうございました。

現役は日曜練習なので任意参加。7人が集まりました。
学年の内訳は、3年次編入やら9月始業の留学生やら途中入部やら色々な人間がおりますが、
簡略化させてください。入部の年度でいきます。
3年×2、2年×1、1年×4です。
因みに1年生は初めての油山です。

現役8名+OB3名の締めて11名。にぎやかです。
練習は人数が多いと楽しいな。


では、練習の経過です。

初っ端、私が携帯を家に取り返ったせいで集合がグダりました。ごめんなさい。
本隊が一足先に入山し、私は途中で追いつきました。

サブフェイスに辿り着いたら、まず下級生の懸垂下降練習から始めました。
既に野北を経験したK田、Y埼、Y本は危なげなく、スムーズにこなします。かわいげのない奴らだ。
今年は人数が多い分、各々の呑み込みが早いのは、本当に頼もしいです。
この調子で、マルチのやり方とかもしっかり覚えていって欲しい。
Tは、懸垂下降が初めてでした。まず下で手順を説明し、岩場の上の斜面で3度練習し、モンキーフェイスの支点からトライしました。
しばし恐怖と格闘しながらも無事にクリアし、その後2~3度練習を繰り返しました。
お疲れ様。上達したようで何よりです。

懸垂下降が終わった人間から岩に取りついていきます。
新入生にとって最初の関門はワイドクラック(5.8)です。
私の時は2度目か3度目の油山でようやくクリアできた記憶があります。
ドツボにはまって、何度か他のコースに逃げつつ、トライしつつ、苦戦していた思い出があります。
。。。が、私がTの懸垂下降を見守っている間に3名とも完登していました。
あれ?
内1人は、その後にベビーフェイス(5.9)もクリアしてました。
あれれ?
何か、コイツら強いな。

当初の練習計画としては、油山にはしばらく行かないつもりでした。
正式練習としては、しばらくは野北で練習を積ませて、ある程度技術を付けてから来てもらおうかなと。
人数が多く、技術の完成がより急がれるので、
何もできないままその日の練習を終えてしまうリスクを考えると、すぐには行かないべきかなと。
杞憂でしたね。
練習効率の観点でも、登攀訓練は分隊して、各ゲレンデで少人数で行いたい。
油山にもガンガン行こう。嬉しい誤算。

午後にI崎さんが合流し、参加者が全員終結。待ってました!
因みに3年がもう一人来る予定だったのですが、原付の鍵を紛失してしまって、来れないそうな。
あれから見つかったのだろうか。
僕らの学年は落とし物や紛失が多いです。
かく言う私はこれまでにコンパス、スノーバー、財布など紛失しました。気をつけよ。

15:30までを目安に各々自由に登攀を行い、
まだ登り足りないOBと1年生2名ずつと上級生はそのまま続投して、16:30ごろに撤収しました。
日が長いって素晴らしい。


そんなこんなで戦績は以下のようになりました。 ※うろ覚え+見逃し多数です。

3年
青木 ワイドクラック、三角柱、青虫フェイスにトライ
Y平 ワイドクラック(リード)、ベビーフェイス、モンキーフェイス、凧揚げコーナーにトライ

2年
M林 ワイドクラック、三角柱にトライ

1年
K田 ワイドクラック、ベビーフェイスにトライ
Y埼 ワイドクラック、ベビーフェイス、三角柱にトライ、凧揚げコーナーにトライ
Y本 ワイドクラック、右のコーナーにトライ、ベビーフェイスにトライ、三角柱にトライ、凧揚げコーナーにトライ
T  ワイドクラックにトライ

OB
I崎(H29) ワイドクラック、モンキーフェイス、凧揚げコーナー
Y内(修士1年) 青虫フェイス
K野(学部4年) モンキーフェイス、凧揚げコーナー

人数が多いと圧巻です。
見逃しが多いので、本当はもう少し多いはず。
有意義な一日でした。
皆さんお疲れ様です。


追記
今回懸垂下降の指導中にスマホとモバイルバッテリーを下に落としました。
危うく事故になるところだった。
登攀中は言わずもがなですが、それ以外も行動中にポケットに物を入れるのは控えよう。
やるならポッケにチャックが付いてる防寒着とかだな。
新体制になってから、やらかしが相次いでる。落ち着かないと。

2022年4月18日 野北クライミング

2022年04月18日 | トレーニング
こんにちは!新3年の安平です。
ブログ更新が滞っており申し訳ありません。
きちんと記録を残すことがない普段の練習の記録としても、外部の方への情報源としても、
ブログ更新を続けようと思いますので、よろしければ読んでいってください。

新年度初めての練習は野北でのクライミングです。
参加者と行動概要はこのようになります。
参加者:1年 山崎(ママチャリ)
    2年 松林(ママチャリ)
    3年 外和田(バイク)、竹田(原付)、安平(原付)
行動概要:9:06全員集合(竹田と安平が6分遅刻)
     11:00 クライミング開始
     15:00 撤収開始
     16:30 解散

1年の山崎は初の部活参加、初の外岩。
懸垂下降の手順を入念に教え、実践してもらったのち、25mの崖を懸垂下降しました。
楽しかったそうでなによりです。
インドアの経験を高校時代に積んでいた彼は入門ルートとされる
ルンゼ(5.6)
左の凹角(5.8)
二段ハング右横フェイス(5.8)
をトップロープでスムーズに登ります。
ビレイも経験済みであったので教えるというより思い出してもらうという感じで
トップロープのビレイを4本ほどやってもらいました。

2年の松林は今年の2月以来の野北、練習参加自体も2か月ぶりの参加でした。
リードでルンゼ(5.6)、トップで左の凹角(5.9)(途中リタイア)、二段ハング右横フェイス(5.8)
を登りました。

3年女子の外和田はトップロープで左の凹角(5.8)、ルンゼ(5.6)、リードでルンゼ(5.6)を登りました。

3年の竹田は、左の凹角(5.8)のリードをクリアし、トップロープで二段ハングへ(途中リタイア)
という具合でした。

3年女子の安平は二段ハング右横フェイス(5.8)のリード、左の凹角(5.9のルート)、二段ハング(5.10a)をトップロープで登り
ました。

登り返しもスムーズに進み何よりでした。
各々が今年度でどれだけ成長できるのか楽しみです。

新年度初の練習を無事終えることができ安堵しました。
安全に無事故で今年度を終えられるよう努力し、祈ります。



2022/01/15 油山

2022年01月21日 | トレーニング
こんちは。今更ですが今年もよろしくお願いいたします
山岳部2年の安平です

年末年始の冬合宿(後日更新します)を終え今年1回目のトレーニング日となりました
油山の岩場でクライミング…会いたかった…
合宿前は歩荷歩荷歩荷という感じだったのでまあー楽しかったです

9:00頃に集合
アプローチは普通に歩いて50分くらいでしょうか
いざ登ってみるとまあ~体がなまっている(笑) 全然のぼれん。
みんなひーひーいってました(笑)
取り戻して強くなりたいと思った次第です

ルートとクライマーは以下で()内はグレードです
なお成功したか否かは把握できていません。ご容赦願います_(._.)_

ワイドクラック(5.8)→リード:安平、トップ:竹田、松林、安河内
左のコーナー(5.8)→トップ:河野、竹田
三角柱(5.9)→リード:青木、トップ:青木、竹田、松林、安河内、安平、ルイス
ベビーフェイス(5.9)→トップ:青木、安河内、安平、ルイス
モンキーフェイス(5.10a)→トップ:安河内
凧揚げコーナー(5.10a)→トップ:青木、河野、安平

やばいよなあインドアいくか。と思った次第です。





Re:雷山歩荷

2021年12月03日 | トレーニング
こんにちは。
青木です。

今回もまたまた雷山歩荷の報告です。
冬の燕・大天井に向けて、基礎練習を体力強化に全振りしているので、3週連続の歩荷練です。

参加メンバーは4人。
というのも、河野さんは膝の故障で大事をとって安静。ルイスは試験に追われ勉強。そして竹田はバイクのタイヤがバーストして行き倒れ。
そんな訳で、残った2年3人と1年の松林で出発します。

まずは水汲み。
自分と安平は40kg、体調に不安があった外和田はいつもより少なめ(20kgちょい?)、松林は25kgからさらに増やします。
冬の歩荷は水汲みが辛い。
すぐに手がキンキンになる。
歩いている間は、良い感じに体が冷えて快適なんだけどな。。。

安平先頭で出発します。
ここで、安平の発案で新しいことをやってみました。
1ピッチ目が始まってすぐの、コンクリの急登を登ったあとの渡渉地点、普段は沢の左に渡って足場の悪い岩場を歩いているのですが、実は右側にも赤テープが続いているんです。
正規ルートに並走している上に、土で歩きやすそうなので、試しにそっちに行くことにしました。
試すと歩きやすかった。歩荷をしていると重心がブレやすいので、膝を大きく曲げる必要のあるルートは若干怖い。こっちならそれがないので快適!
ただ、さらに進むと踏み跡が次第に不明瞭になって、結局不安定な場所で左岸に渡らないといけない。
うーん、一長一短か。

清賀の滝での休憩中に、試作品のナルゲンをお披露目。
ナッツ類は食べ続けると飽きが来て辛かったので、バタピーを使わないという縛りを設けて、ルミエールのお菓子コーナーから材料をセレクト。概ね反応は良かったけれど、どうも甘すぎるらしい。後日の部会では部員の意見が分かれました。改善点を絞って要検討ですね〜。甘納豆よ、短い間だったけどありがとう。取り敢えず君はクビだ。

2ピッチ目にて、外和田のペースが急に落ちました。ふくらはぎが限界らしい。夏合宿以来好調だったので意外。本人も悔しそう。
ふくらはぎは、一度限界を迎えたらその日の回復は見込めないので、ペースを調整しながら続投することにします。

上宮での休憩中、九大関係者のパーティーに出会いました。何でも大橋キャンパスに登山好きの教授がいらっしゃるらしく、その繋がりで出会ったそうです。ロシア人もいて、まさかのグローバル。世代は自分らよりやや上。自分も、社会人になっても仕事にかまけず頻繁に登りたい。時間作れるんだろうか頑張ろ。

歩荷のスタートが普段より早かったので、何だかんだでいつもの時間には山頂につきました。
先週と先々週は紅葉で大盛況でしたが、今日も今日で大賑わい。
天気が良く、遙か向こうにうっすらと雲仙が見えました。
寒いので、周りから聞こえるガスの音が羨ましい。何かラーメンの香りするし、コーヒーメーカーらしきものも見えるし。。。山頂でのんびり寛ぐ登山もその内やりたいなぁ。
けれど自分らには歩荷の続きがあるので、休憩もそこそこに、クッカーの横をのっしのっしと通り過ぎます。名残惜しいなぁ。

ここからは縦走路なので、ペースも上がってスイスイ進みます。が、途中安平がズッコケました。後ろにひっくり返って身動きが取れなくなり、何とも間抜けな体勢に。
不謹慎ながら写真撮ろうか迷ったけど、結局撮らなかった。やっぱり撮っておけばよかったかな笑
縦走路の途中から、久留米大学の関係者の方とたまたま同行していたので、その人の手助けも戴きながら、ザックから脱出。
足元には充分気をつけましょう。

先程の久留米大学関係者の方とは、本富士山手前の休憩場所で別れました。時間的に井原が厳しそうなので、ここで折り返すつもりでしたが、それだと時間が余りすぎる。そこで、折り返しの時間を決めて行けるとこまで行くことに。因みにふくらはぎが瀕死の外和田は休憩場所にて待機。3人で井原目指して進みます。

進むんですけど、安平と松林、歩荷量増やしてるのに、登りで全くペースが落ちないんですよね。何なら上がってんじゃないかなんて思ったり。油断すると置いていかれるので必死に食らいついていきます。

最終的に、2つの大きなピークを残して、広いコルにてタイムアップ。折り返して中間地点で休憩。待機していた外和田と合流して、雷山へ戻ります。
雷山まで歩いたら、松林と外和田は水を下ろし、自分と安平は少し負荷を残して下山開始。

そして再び安平、渡渉ポイントでズッコケます。顔から沢にダイブ。後日、おでこにタンコブが出来たそう。"タンコブ"なんて久々に聞いたな。懐かしい。
けど、普通に危ないので、気をつけて下さい。頼むから。

バスの時間が差し迫っていたので、最後は急ぎ足で下山。せかせかと解散してその日の歩荷練は終えました。




今週末は英彦山縦走。冬合宿前のテント泊演習が目的ですが、自分にとっては一年前のリベンジでもあります。
というのも、本当は入部したての6月、初合宿で行くはずだったんです。ところが当時一旦鳴りを潜めたコロナが福岡で再び流行し始め、大事をとって中止することになったんです。
だから、個人的に非常に楽しみな山域でもあります。
ここ数日は天候が優れませんが、明日明後日は晴れ予報。
気持ちのいい山行になりますように!

ではでは。

2021/11/20 雷山歩荷

2021年11月21日 | トレーニング
九大山学部2年の安平です。

さて昨日、お決まりの雷山で歩荷を行いました。
快晴も快晴で朝から駐車場はほぼ満車状態でした。
雷山の麓にある千如寺は紅葉で有名なのですね。

1年1名、2年4名、3年1名、院生1名の活動でした。
院生の先輩は「土曜が空いたから来た~」の一言…フットワークかろやかです。
ありがとうございます(__)

1年のMは25㎏、2年は25㎏~40㎏、3年のKは45㎏(haa?)と、各々の身体と相談しながら歩荷量を増やしつつあります
冬山は体力勝負といいますからね…
しかし雷山山頂前で3年のKは撤退。
調子が上がらない様子でした。先日の背振全山といい普段の歩荷といい、
ヘビーな活動を割と長いことこなされているので身体のメンテが必要なのだろうと思いいたりました。
割と本気でご自愛ください。

雷山山頂から井原までは途中から隊を2つに分けました。
バス組が最後の便に間に合わなくなるからです。
両隊3名ずつで、バス組は無事間に合ったとのこと。よかったよかった。
もう1隊は17:00頃下山。ペース、あげないとですね。のびしろです。

今日は装備購入があり、覚悟を決めて冬山の装備を購入しました。
うおおおおおおおお!と(心で)叫びつつレジへと向かいましたが、案外あっさり終わりました。
今年はラニーニャ現象があるとかないとかで厳しい冬になると言われているようです。
昨年の冬合宿では数年に1度といわれる大寒波が重なり雪上訓練合宿と化しましたが、今年はどうなるのでしょう。
自然は大きいので、私は目の前のやるべきことをやるしかないと思い至ります。

来週は誰に書いてもらおうかな…