九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

2018年新歓登山

2018年04月23日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
どうも皆さんお久しぶりです。工学部2年の井上拓哉です。2年から機械航空工学科に転学しました。大変ですが、勉強と部活の両立を頑張ろうと思っています。僕のことは実際どうでもいいので、先週の土曜日に行われた宝満山での新歓登山について書かせていただきます。今回の新歓登山はとても大所帯でした!上級生8人に対して参加してくれた新入生は9人‼️こんなに大人数で山に登ることは滅多にないですね。なんでこんなに多いかというと、留学生の子が友達をたくさん連れて来てくれたからです。英語が飛び交い、グローバル化の波を実感しました。僕を含め、山岳部員全員、リスニング力とスピーキング力の無さを痛感させられました。何はともあれ、当日は快晴で絶好の登山日和でした。頂上に登り記念写真を撮ってお楽しみのランチタイムはモツ鍋です。なんでもつ鍋かというと、「みんな食べたこと無いだろうな〜」と勝手に僕が思ったからです。無事においしく出来上がり、締めのチャンポンも含め完食しました。みんな満足だったようです!昼食時の自己紹介も英語で頑張る人もいました。ちなみに僕はエイゴワカラナイので日本語です。この日に、3人の新入生が入部を決めてくれました!留学生の方々は学校の関係で厳しいそうで、残念です。何はともあれ、無事成功したので新歓担当としては良かったかなと思います。それでは、またいつかお会いしましょう。

波乱万丈。油山

2018年04月23日 | トレーニング
こんにちは!2年の山村です。日曜日は3年生4人、2年生2人の計6人で油山へクライミングに行きました。いつも通り岩場へ向かっていると蛇に遭遇。奴はただそこにいただけでしたが、結構びっくりしました。もう随分暖かくなってきたので生き物たちの活動も活発になっているのでしょうね。
岩場につくと、まず2年2人はマルチピッチでトップの人がどんな動きをするのかを教わり、ワイドクラックで練習しました。2人とも流れはだいたいつかめたので、あとは練習あるのみです。その間に指導役以外の3年生はガンガン登っていました。1時間ほどで2年のマルチの練習も終わり、各自やりたいルートに挑戦し始めました。

マルチの練習をする2年生


ガンガン登る3年生。岩に15㎝位のゲジゲジがはりついていたそうです。やめてくれぇー
女副部長アラキは相当気合が入っており、悔しさのあまり叫ぶ場面が多々ありました。
調子に乗りました。すみません


そうこうしているうちに事件は起きました。




2枚の写真を見比べてみてください。線で囲まれているところ、なにかおかしくありませんか?
そうなんです、岩が取れています。犯人は・・・私だっ!!!


落としたのはこの岩。割と大きいです。もしも誰かに当たっていたらと思うとゾッとします。そう簡単に壊れないだろうという先入観があり、ろくに確認せずに乗った結果がこれです。本当にごめんなさい。今後はしっかり確認するようにします。誰も怪我をしなかったのがせめてもの救いですね。

そのほかにも荒木先輩がグラウンドフォールしたり、(怪我はなかったようです。よかった)池﨑先輩が2m近く落ちたり(無傷です)と、ヒヤリハットが多々ありました。より安全に活動できるように気を付けてやっていこうと思います。

話は練習内容に戻りまして、ゴールデンウィークのクライミング合宿に備えて人工登攀の練習をしようということになり、最後にあぶみに乗り込む練習をしました。姿勢を維持したまま2段目に立ちこむのが難しいと感じました。これも経験を積むのが一番でしょう。


あぶみを使っているところです。

以下練習風景です。

ベビーフェイスを登る伊藤先輩


コーナークラック下部を登る池﨑先輩


左から三角柱にとりつく下鶴、凧揚げコーナー下部を登る荒木先輩、カムをセットしている池﨑先輩

モンキーフェイスを登る須賀先輩。

センタークラックを登る池﨑先輩

頼もしい先輩方がいるおかげで後輩は気楽に活動できますね(笑)
閲覧ありがとうございました。






雨中の新年度初歩荷 宝満~三郡編

2018年04月18日 | トレーニング

お久しぶりです、今年度の主将を務めさせていただきます、芸術工学部3年の須賀です。
未熟な点はありますが、同級生と協力して2018年度の山岳部を率いていきたいと思います。よろしくお願いします!


さて、今回のブログは先週土曜日に行った宝満三郡歩荷についてです。(遅くなってしまいすみません(^_^;))


宝満組は珍しいことに3年生3人でした。


これからどうしていくかなんてことを話しながらずんずん歩いて宝満三郡を往復し、この日の歩荷は終了。宝満山頂で水を捨てて空荷で下山していると、2合目鳥居の付近で



こんなに綺麗な花が咲いていました。石楠花(しゃくなげ)だそうです。登っているときにはきつすぎて全く気がつきませんでした(笑)


さらに1合目付近には

落ちた椿を集めたのでしょうか、素敵ですね~


やはり体力に余裕が出てくると周りの景色に目が行きます。合宿本番でも余裕がないといろいろ楽しめないので、部員全員で体力作りはしっかりやっていきたいですね。


今週末の4/21㈯にはこの宝満山で新入生歓迎登山を行う予定です。聞いたところによると、すでに参加を表明してくれている新入生は3人もいるそうです。もし、まだ参加を表明していないけど興味があるという方がいたら、このコメント欄またはGmail(z.climber.quac@gmail.com)にご連絡ください!


ではまた!



(歩荷:長期山行で必要な荷物(一年男子は25キロ、女子は20キロくらい)を担げるようになるためのトレーニング)






平日野北クライミング

2018年04月17日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
こんばんは、工学部三年のイケザキです。
今日は火曜日、平日ですが運よく全休になった僕と午後休だった女副部長アラキで、昼から野北にクライミングしに行きました。

今日は本来ならば、午前午後も授業があるのですが、僕の午前中の授業が休校になり、そして午後の授業は学校で行われる健康診断を受けなければならず休校になり、さらにその健康診断をさぼったため、全休です。
世の中、原則はやぶるためにありますからね!(やぶらせたいがために原則を作るとまで言いますよね~。)

やったー、クライミングに行けると思っていましたが、野北に向かいながら、「あれー、小雨降ってるやないかー」となりました・・・。
全休になった喜びで天気予報見るの忘れてました。
それでもアラキは「5.10a登ったるでー」とやる気ばっちりでした。


小雨でぬれる野北

岩場へ懸垂下降したら早速、二段ハング(5.10a)にとりかかりました。
するとなんとアラキは一発目ですんなり登れました。
なかなか登れなかったルートだったそうで、とても満足していました。(岩場へ来て30分ほど)
写真は・・・もちろんビレイしていたのでありません。

次は僕がルンゼ右側壁(5.10a)にトライ。
しましたが、敗退です。
ホールドが細かくて、全然フットホールドにのれません・・・。
フットホールドを必死に探すも、指が先に疲れてダメでした。
10トライくらいしましたが、登れなかったです。
それだけならまだよいのですが、フットホールドを必死に探す中、いつの間にかクライミングシューズの先が破けていました。

今度買いなおそう-。
先輩たちが引退した今、教えてくれる人がいない・・・。登れないぞー、おいー!!
うーん、とにかく何回もトライするしかないですかねー。

そうこうしてると次第に雨が強くなってきたため、岩の陰に撤退。1時間くらいダベっていました。
雨が少し弱くなってから、登ったことのない十字クラック(5.7)が乾いていたので登りました。
問題なく、簡単でした。一年生の練習に最適なのでは。

最後は小ハング(5.10a)にトライ。
僕はこのルートが苦手で、登れはするのですが、落ちたり落ちなかったりと安定しないです。
今日は1テンションでした。くそー・・・。
アラキは敗退しましたが、突破口を見つけたようで(?)良かったです。


という感じで今日は少しのルートしか登れなかったですが、まだまだ目標のルートには程遠く、頑張るぞ!という気持ちになったので良かったです。
明日午後休だし、ボルダリングで修行するぞー!!。

新年度初の歩荷 雷山~井原山

2018年04月14日 | トレーニング

 みなさん、お久しぶりです。山の事を常に考えてしまう2年生の下鶴です。学部は山岳部で部活動は理学部です・・・・・・ん? 
2018年度が始まりまして、2週間程が経ちました。新年度とあって新入生の勧誘活動をしているのですが、割と手応えを感じています。5月頃に正式に入部した1年生がブログを書くと思うので、ご期待ください‼


 さて、春合宿が無事に終わり、今日は新年度初の歩荷をしました。当初はクライミングのはずでしたが、天気予報で雨とわかっていたので歩荷に変更になり、宝満山と雷山で登る組を2つに分けました。朝、家を出たときは雨は、それ程降っておらず悪天候ながら快適な登山が出来るかなと思ていました。しかし、雷山登山口に着くと、雨と強風。自分や同行した部員から溜息が・・・ 早速、レインウェアを着て水場へGO‼

 ポリタンクに水を入れるポイントで水を入れ、さぁ出発。自分も2年生になったので、より歩荷力を向上させるためセメントレンガを2つ入れました。久々なのに重くし過ぎました。でも、出発時はそれなりに快調を感じてました。樹林帯を進むだけあって、雨・風の影響は無し。それ故、最初の休憩ポイントでは、暑っ‼ 頭を夏山モードへと切り替えねばと感じました。

 次のポイントまでは水の流れが所々に出来ており、何回も登っている山ですが怖いですね。モグモグタイムを終え、山頂に向け出発。ここら辺からスピードが落ち始め、ノルマを達成できるか不安でした。山頂に到着・・・・「気象通報をお伝えします。雷山々頂では東南東の風、風力7、雨強し」※あくまでも個人の感想です。

 来た道を少し戻って、風を避けられる場所で休憩。井原山へ向け出発。歩荷開始前は悪天候で憂鬱な気分でしたが、山に入ると悪天候なんてどうでも良くなりますね。途中開けた場所でも強い横風。何回も来ていれば道や特徴的なポイントは自然と頭に入りますね。特に富士山とか(フジヤマと読みます。) 余り苦を感じずに休憩ポイントへ。

 幾つかの上り下りを繰り返して、自分でも訳の分からない事を言い喘ぎながら井原山々頂へ。相変わらずの強風で写真を撮り、すぐに雷山へと引き換えしました。ここまでは良いペースでした。



  強風で目も開けられませんでした。風を真正面に受けてました

しかし、ここから疲れが出始めてました。登山道の記憶があやふやになり、先程休憩したポイントを過ぎていないのに「富士山はまだか」と苛立ってました。登山者としてまだまだですね。なかなかスピードが出ずポリタンクの水を減らそうかと迷っていました。同じ休憩ポイントで我に返り、反省。一緒にバスで来た2年生は休憩せずに雷山へ。自分は休憩し、バスの時間に間に合うか不安の気持ちの中、雷山へ出発。水を捨てようかという気持ちと雷山まで持ち帰るのだという気持ちとバスに間に合わなくても歩いて帰れば良いという気持ちと戦いながら先に行った仲間が待つ雷山に到着。

 水を下し、下山開始。バスの時間まで残り1時間。4人の内2人は原付やバイクで来ていたので、バス組は走られる所は走って下山しました。途中、所々で水溜まりが大きくなっていたり、小川になっていたりと今日の降水量の多さを感じました。

 4月であるから、ウグイスの声が聞こえたり、桜の花弁やオオイヌノフグリ?ノジスミレ?が見られました。また、カエルやカニも見られました。次回、雷山に来る頃にはカエルの卵が見られるかな? あと、イモリ?もいました。


       名前が分かる方、教えてください。

 2年生となり、間もなく1年生が入ってきます。先輩として後輩に教えられるか心配です。今回の歩荷では40kgや50kgを背負えるようになる道は長いなと感じました。以上、学部は 山岳部 理学部で部活動は山岳部の下鶴でした。
 

四阿屋クライミング

2018年04月08日 | トレーニング
ブログの更新遅くなりすみません。理学部数学科2年の山村です。今年からホームページ担当になりました。なるべく更新できるように頑張ります。よろしくお願いします。挨拶はこれくらいにしておいて今日の活動報告に移りたいと思います。

今日は諸事情により同期3人が欠席。結果3年生4人、2年生1人の計5人で四阿屋へクライミングに行くことになりました。道に迷いつつレンタカーで3時間ほどで到着。駐車場からも15分程度とアプローチは短かったです。行きも帰りも運転してくださった須賀先輩ありがとうございました。
免許とったら運転します。

で、岩場はこんな感じでした。(下の写真です)


右上バンド(5.6)でマルチピッチの流れの確認。


グレードを信じなさい(5.8)をリードで登る須賀新主将。


スプリングギャル(5.8)を登る伊藤先輩。このルートめっちゃ怖かった〜


エイトマン(5.9)を登る筆者。次はリードで登りたいな


中央フリーウェイ(5.10a)にも挑戦!誰も登れませんでした。いつかリベンジしよう。


インディアンフェイス。インディアンの横顔に見える・・・?


全体的にルートのグレードが辛く、難しいルートが多かったです。もうちょっと上達したらもっと楽しめそうな感じでしたね。今月末の比叡、8月の夏合宿に向けてトレーニング、頑張ります!

え?歩荷だって?そんなものは知りません