九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

冬合宿前、宝満歩荷

2012年12月17日 | トレーニング
冬合宿前ということで先週と同じく宝満山に歩荷にいってきました。ああ、岩登りがしたい(泣)

今回は冬合宿に同行してくださるOBの先輩も参加してくださいました。

先輩が現役の頃は歩荷の際、25分歩き、5分間休むというやりかたで登っていたそうです。せっかくなので、この日はそのやりかたで登ってみました。

最初は25分間しか歩かなくていいから楽勝だろうと勢いよくとばしていましたが、少し調子に乗りすぎましたね‥…。7合目あたりから急激に疲れてしまい、ペースがだいぶ落ちてしまいました。それでも山頂についたときには1時間30分しかたっていませんでした。歩荷にしてはかなり早いタイムで山頂まで上ることができましたように思います。

土曜に野北にいったこともあり、今日は宝満だけにしようという話になり、下山。

帰りに私以外の現役はオープンした好日山荘マウントギアに寄って帰ったみたいです。なかなか商品が充実していたそうです。

先生、お忙しい中、歩荷に参加していただきありがとうございました。

青木

野北アイゼン海岸廻り

2012年12月17日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
お久しぶりです。4年の竹下です。
卒業論文に追われ、自分一人でのトレーニングしか出来ない期間が長く続きましたが、先週末の土曜日久しぶりに部の活動に参加しました。

今回の剣では上部で岩稜が出てくる可能性があるということで、野北アイゼン海岸廻りを行いました。

またさらに実戦に近い状態にするため、手は薄手+厚手+オーバーミトンの冬山装備での歩行を行いました。

まずはアイゼンをつけるところから。
正確に時間を測っていたわけではありませんが、私がアイゼンを両方つけ終わったころには2年生以下は片足を付けたかどうかという具合。倍の速さ以上にしなければなりません。中にはワンタッチの者もいたようですし・・・(私はヒモタイプ)

次にザイルでコンテを組む作業へ。慣れないミトンでの作業ではありましたが、問題なく終えたようです。

岩場についたところで、米澤先輩よりハーケンの打ち方のレクチャーを受けました。
「アイゼンが唄う」ということを体で覚えるだけでなく、適切な割れ目の見つけ方や、ハーケンの種類、打つ時のポイント等を学びました。

その後は海岸廻りをスタート。慣れないアイゼンで壁を登るのはかなり怖かったですが、懸垂下降等一通りの動きはできました。
途中から海風が強くなり、雨も降りだしたため尾根へ上がり退散。寒くはなかったものの、これが吹雪の状態になるんだなぁと苦笑しながらの海岸廻りでした。

海岸廻りを終えてからは先輩には先に帰っていただき、部員だけでテントの設営確認やトランシーバーの動作確認、装備の確認等を行いました。

2年の青木が車を出してくれたので、帰りにラーメン屋により遅めの昼食を。足があるといいですね。

いよいよ合宿まで10日をきりました。最終調整を行っていきます。



めざせ冬の剱岳! 冬山へのトレーニング 

2012年12月08日 | トレーニング
二年の中山です

今回は冬の剱岳合宿のための歩荷を行いました
いつもの通り場所は宝満山~若杉山

2年の中山、青木は 35kg
1年の中本、富家は 25kg

での出発でした

にしても、1年の頃、25kgで絶望していたことを思い出して懐かしかったです
今では35kgですから嬉しかったり、
3年になったときの歩荷は・・・と不安になったりです 笑

宝満山を登り始めますが、4~5合目付近から富家の足が止まり始め、
縦走路に出たあとも遅れがちとなったため
やむなく荷の水を捨てました (コラッ

やはり冬の山は空気が冷たくていいですねぇ・・・しみじみ
そこに木漏れ日がさして、なんとまぁさわやかな気分


しかし、冬の風は厳しいぞ 泣


低い山だと侮って防寒装備をおろそかにした自分が憎い・・・orz

各々よいトレーニングになったようです、
僕と青木は初の35kgでの宝満山~若杉縦走
一年生もなかなかの重さでした~

楽あれば苦あり

冬山を楽しむための「苦」ができたと思います 笑

この辺で失礼