九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

タイトルがネタ切れになってきた・阿蘇

2006年11月21日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
この前、17~19で阿蘇に行ってまいりました。

17日、3人(佐藤・荒木・吉川)で西稜をアイゼンにて登る。
関門までの道は、ようやく覚えてきた。
関門でロープを出す。

所々でスタカット。1キレの直下でトラバースしたところで、単独の男性と会う。聞けば、修猷のOBで、なんと荒木の知り合いだとか。先に行ってもらう。
余談だが、この人赤いチェックのシャツを着ていたので、荒木の後ろから現れたときは某T田先輩が現れたかと思った。

ペツルボルトになっていた2メートルほどの壁を乗り越し、取り付きへ。

まずはダイレクトルートから。
1ピッチ目、リードの佐藤がアイゼンの爪をクラックに入れて、足場にしようと荷重したところ、なんと岩ごと取れてしまい、巨大な落石となって下へ。危うく殺すところであった。
いくらペツルボルトになっていても、やっぱり阿蘇は阿蘇である。

2ピッチ目、佐藤は問題なく登るが、終了点の残置ハーケンは全て腐っており、ヌンチャクをかけて軽く引っ張ると穴が切れてしまった。仕方なく自分で2本打ち、残置の1本とでビレー。これがまた効いてる感じがしなくて不安だった。
なるべく2人にはテンなしで登ってもらいたかったのだが、案の定苦戦し、2人ともテンション。しかも長い時間。
しかし結果的にビレー点の問題はなかったよう。

1ピッチ目、2ピッチ目ともに苦戦し、ダイレクトを終わると3時を回っていたので、チムニーは諦めて下る。
取り付きまで時間がかかったのもまずかった。

ヘッドラで藪漕ぎとなり、仙酔峡に帰り着く。



18日、深夜合流した某T田先輩とともに4人で九州自然歩道から松ヶ尾へ。牛がうざかった。
谷に下りて関門へ進んでいくと、途中で雨が降り出し、本降りになってしまったので、撤退することにする。
帰り道は宮地まで下りて歩いて仙酔峡に車を取りに行くことにするが、途中で親切な馬小屋のお兄さんと知り合い、送ってもらってしまった。
BCに着くと、九州自然歩道ではない松ヶ尾関門への道を探しに行くが、わからず。



19日、相変わらず雨だったが、やけになって松ヶ尾だけでも登ろうと出発。(前日鷲ヶ峰に来ていたガイドに挑発されたことも大きい。)
取り付きは昨日偵察時に引き返した地点から強引に下る。やぶやぶやぶやぶ…途中から沢を下り、ぬるぬるぬるぬる…。
この沢を下るのはかなり危険である。なんとか松ヶ尾本谷に合流するが、九州自然歩道経由と時間的にあまり変わらなかった。

誰かここへ達する道を知っている人がいたら、ご教授願います。

しかし関門に着くも、荒木が体調不良を訴える。結構辛そうだったので、諦めて帰ってしまった。残念。

温泉に入り、福岡へ。





今回で、ロープワークに関する弱点が露呈した感じだ。アイゼン歩きにももっと慣れなければならない。


今後の予定:
11月23日 四阿屋
   25日 四阿屋
   26日 野北海岸回り
12月2日  野北海岸回り
   3日  ビーコン捜索練習(@百道浜?)
   9日  野北登攀
   10日 歩荷
   16・17日 大山冬プレ(雪訓・剣が峰縦走)
   23日 研究発表・準備
   26日 冬山出発





夏後-宝満山

2006年11月04日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
久しぶりの更新。
いままでほったらかしにしてしまって、すみませんでした。

とりあえず今期決まったことなどを。

冬山は、槍ヶ岳中崎尾根に決定しました。参加人数は、今のところ3人。期間は、12月26日~最短30日、最長1月5日で予定しています。

3人のうち、1人は久留米大の2年生です。大学間でテスト日程が違うことなどがネックですが、頑張って調整します。
練習日程は、これまで10月に野北アイゼン3回、四阿屋フリー2回、野岳フリー1回、背振山系縦走1回でした。

以後は今月中旬に阿蘇合宿、来月中旬に大山合宿を予定しています。冬山合宿地が決定したと書きましたが、これらの中間合宿の成果如何では、変更を検討することも迫られそうです。
あまり変更はしたくないのですが、実力という問題もありますので。

役職もいくつか更新しました。といっても、ほんの一部だけなので大方は前のままですが。

非冬山メンバーについては、冬休みに何をやるかは、現在検討中です。誰か先輩方の協力を仰ぐことになるかもしれません。

夏の報告書は、もうすぐアップされることと思います。











で、この三連休は、フリークライミング2日、歩荷1日でつぶれそうです。
今日は宝満山の南壁と稚児落としの登攀をしました。
1年生は南壁を楽しんでくれたようで何より。自分も、稚児落としのルートで自己最高到達点を更新しました。もう後は完登するだけです。
船越先輩、お付き合いいただきありがとうございました。

明日は同じく宝満で歩荷です。しかし、参加者が…。

余裕があれば、また更新します。(笑)

追記:体育総部創立50周年を記念して、(体育総部は全ての体育系サークルをまとめている団体です。)12月3日(日)に「ホームカミングin六本松」という企画が開催されるそうです。体育系サークルのOBに集まってもらって、交流してもらおう、というのが企画の趣旨だそうで、特別講義、歓迎式典や九大の歴史のパネル展示、伊都キャンパスのツアーなども行われるそうです。
入場は無料らしいです。

詳しくはこちらへ。
http://www.kyushu-u.ac.jp/event/home_coming_day/