九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

OBと合同登山 宝満~若杉

2013年05月27日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
お疲れ様です。
二年生の中本です。
先週は九大山岳会の皆さんと25日(土)に総会、26日(日)に宝満~若杉縦走をしました。私は去年のこの集まりには参加していなかったので、どんなうまい料理と酒が飲めるかかなり楽しみにしていました。本来は現役部員とOBの交流を深めるのが目的ですが(笑)総会では年次報告があった後、飲み会へ。日頃は口にすることができないようなすき焼き、オードブル、お酒をOBの皆さんと楽しめました。さすがに山岳部に一年間もいると先輩方の顔と名前もだいたい覚えてきますね。九大山岳部創設者の方とも、お話できて、今後の活動をさらに活発にせねばと身が引き締まりました。

翌日は宝満山頂に集合ということでしたので、先にクライミングに行っている青木以外の現役6人は一緒に竈門神社から。一年生の村松は初めての登山、松村と永田は若杉縦走は初めてだということ。なぜか三人揃いも揃って無地の白Tシャツ。打ち合わせでもしてきたのだろうか…5合目くらいからは先に登っていたOBの方の姿もちらほら見えました。我々は先に山頂に行って集合時間までは景色を楽しんだり、食事をとったりと束の間の休息。もちろん先に着いているOB もいました。青木と合流をすると参加者で記念撮影をした後、縦走へ。現役7人と比較的年の近いF先輩の8人で先を行きました。なんと、先に行ってルート工作をしているOB のY田先輩もいるということなので(笑)、後を追うように快調に歩を進めました(Y田先輩とは三郡の辺りでお会いしました)。一年生も中々いいペースでついてきましたね。私自身も宝満~若杉縦走は2ヶ月ぶりくらいでしたが、一年生とロードバイクの話をしたり、F先輩とアルプスの話をしたりと気持ち良く歩くことが出来ました。若杉山頂に着いて現役部員で記念撮影をしたのち楽園キャンプ場へというところですが、私はザックの中を探しても携帯がないっっ。そういえばショウケ越で休憩した時に出していたなと、携帯が見つかることを祈りつつ一人で引き返すことに。結果は無事に見つかりました。情けない限りです…若杉山頂直下でY田先輩に再会したためキャンプ場までご一緒することに。山頂ではポカリやマロンブリュッセルをいただき、キャンプ場まではリビアやカダフィ大佐のお話を聞きました。やはりOBの経歴は皆さんすごいです。キャンプ場でしばらく待っているとOBの方も続々と集まり、全員集合したところで差し入れのビール、ジュース、おにぎり、タケノコの煮物などをいただきました。タケノコがとてもうまかった!OBの方に現役は車で送ってもらい解散。2日間ともお世話になりっぱなしでした。
今年度もお付き合いをよろしくお願いします。
ありがとうございました。




クライミングチュートリアル

2013年05月19日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
こんばんは

今週の部活の紹介という栄誉に与かりました富家です。

土曜日は、新入部員二人の買い物としてまず天神でお買い物をしました。
天神では怪しげなエナジードリンクのサンプリングを配っていて、私も一つトライしたのですが、なんか人参エキス入り美味しくなかったです…。まあ、タダだから文句言うべきじゃないですねw。

一通り買い物済ませてごはん食べた後に、N君の友達一人混ざってラリーグラスに向かいました。

着いてすぐに富家はトイレに直行。あそこの便器はウォシュレット欲しかった…、とトミイエは吐露します。
一年生3人は垂直壁でまず小手慣らし。結構がんがん登っていたので、将来が楽しみですね。

一通り登った後、一階部分に降りてビレイやら何やらの練習。
添付している写真は一年生のM君がビレイしているところです。タイトル「無慈悲な晒し」。

去年私がすぐに覚えられずに何度も間違えたのに引きかえ、一年生はみんな8ノットの結び方やビレイの何やかんやもちゃんとなっていたので将来安泰です。

それではそろそろ、寮委員の最後の引継ぎ作業とか今週まだ見てないアニメなんかもありますし、これぐらいで。
最近マイブームのsatieを聴きながら。富家


5.11が登りたい!in日向神

2013年05月12日 | トレーニング
3年の青木です。

4日ほど前、1人で鬼ヶ鼻に行った際、トップロープ+3テンでありながらも11aを登れた。もしかしたらもうすぐ僕でも11aが登れるのではないかという希望がわいてきた。

ということで力試しに富家をビレーヤーとして引き連れ、車を走らせ、日向神へ。

今回の狙いは三ツ星ルート「花鳥風月」11a。福岡の11aの基準になっているとも言われる超有名ルートだ。

とりあえずまずはトンネルエリアでウォーミングアップ。
<トンネルエリア>
けほぎトンネルルート(10b):赤点
前、日向神に行ったときにも登ったこのルート。体を温めるのにちょうどいい。富家もトップロープで上まで抜けることができた。


終了点で笑顔の富家


けほぎトンネル右ルート(11a):OS
まさかのOS。しかし、日向神の甘めなグレーディングからみても10cだと思う。奥さんルートのように後々10cに改変されるのではないか?

けほぎリッジ(10b):OS
長い。ザイルの流れが悪くなり、ものすごく体が重く感じた。湖?が一望できて綺麗。


トンネルエリアの次はお目当ての「花鳥風月」のある「愛のエリア」へ。開拓者のYさんに取り付きを教えてもらい、意気込んでいってみるも、20分ほどあるけどあるけど花鳥風月らしいルートは見当たらないし、Yさんに教えてもらった落石フェンスをくぐるという道はない。ボルトは打ってあったので、とりあえず登ってみるも歯が立たない。どうやら「奥壁エリア」に間違えて迷い込んでしまったらしい。無駄足を踏んでしまいスタミナを消費してしまった。
登り口に戻り、もう一度地図を見て、「愛のエリア」へ。今度は着くことができた。

<愛のエリア>
花鳥風月(11a)
中級者の登竜門、花鳥風月。今回はこれを赤点するためにやってきた。4ピン目までは順調にすすみ、まさかのOSと思いきや、やはり甘くはなかった。核心のムーブが結構きつい。しかも、ピンの間隔が意外とある。思い切って挑戦してみるもフォール。8~10m落ちただろうか。こんなに長い距離をフォールしたのは初めての体験だった。幸い全体的にかぶり気味なので、宙に浮きけがはなかった。そして、そこから再度トライ!5ピン目から上で何回もテンションを繰り返し、やっと終了点にたどりついた。やはりまだ僕にははやかったようだ。1度下りて赤点に挑戦することも考えたが、現状では何度やっても無理だと思い、またの機会にとっておくことにした。

そこにガバがあるから(11a)
Yさん曰く、通称「そこガバ」というらしい。有名ルートのようなので、登ってみることにした。しかし、先ほどの花鳥風雨月の疲労と、フォールの恐怖で体が固くなってしまった。わずか2ピン目で断念。懸垂で下りてきた。



取り付きがきつくないとこに行きましょうという富家の要望を取り入れ、次は道端エリアへ。
<道端エリア>
ルネッサンス(10b):OS
スラブ。大長征の最終ピッチに比べれば、ピンも打ってあるしホールドもあるわで楽勝。富家は登れず。

花子(11a)
最初の出しを間違えてしまうが、核心ではなかっため良しとした。厳しいカ所が二カ所あった。まずは5ピン目付近のうすかぶり。ここはハングをこえる際、かかりが悪いツルッとしたホールドで体を支えなければならない。かなり躊躇してしまい、行こうとする→戻るを何度も繰り返した。きっと下の富家からは謎の儀式をしてるようにしか見えなかっただろう。そこを力と勇気を振り絞り乗り越え、あとは終了点にザイルをかけるだけ!「OSじゃー!!」と気合いを入れていくも、まさかの最後にもうひとつ厳しいカ所がッ!そこで体勢を保持し、クリップすることができず、テンション‥…。Oh,No!!

富家が夜から用事があるようで、そこでタイムオーバー。福岡に帰った。

僕が11台の門戸を叩くのはもう少し先のことになりそうだ。次回は絶対に花鳥風月を赤点するゾ!!

山岳部に興味のある方や入部希望者は以下のメールアドレスまでご連絡を!
z.climber.quac@gmail.com









新一年生と背振山登山

2013年05月11日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
3年の中山です。
今回は登山です。背振山です。
しかし、いつもと違うのは新一年生3人が一緒です!いや~、うれしい。

一年生は青木の車で下山門駅から登山口へ、
わたくし中山は車の定員の都合上バスで登山口へ。

登りもあまりきつくなく、一年生の体力もまったくもって余裕のようでした。
登っている間結構話をしていたのはその証拠ですね。
個人的には話しやすくなってきている感じがしますね。向こうはどう思っていることやら笑

登山口から矢筈峠を通って背振山を目指しましたが、コースタイムよりも30分以上は早く頂上に着きました。
少し景色が霞んでいたのが残念です。
その後昼飯タイム!一番手前青木と、奥の一年生。手前二人はカメラ目線(笑


一年の一人は頂上からどちらが福岡か佐賀かを気にしてました。そうそう!そういうのも登山の楽しみやんね!

帰りは一年の希望(といってもユルい感じで決まってましたが)で椎原峠を通って下山。来た道を戻るよりも40分かかることを先に言っていたら意見が違っていたかも?笑

行きも帰りも、誰もきつそうな顔をせず、快適な登山でした。一年後にこの頃のことなど懐かしんで話してみたいですねぇ(シミジミ

今回は2年生が訳あってこれなかったのが残念です。次は皆で行きましょう!

山頂での集合写真。青木、もうちょっと寄ったらどうなんだい?






比叡山:2日目 鉾岳 大長征

2013年05月09日 | 合宿(岩登り)

二年の中本です。
合宿2日目は鉾岳、大長征へ行った。前日、我々がお邪魔させていただいた公民館で、一緒になった米澤先生と鹿児島黒稜会の方2人の3人パーティも同じ所へ行くということだったので、先導をしていただくことに。
鹿川キャンプ場に車を停めると30分ほどなだらかな山道を歩いて取り付きへ。
初めてみる鉾岳スラブのスケールにただ圧倒された。素晴らしいの一言だ。

取り付きから見上げる鉾岳スラブ



1P~3P

1P目は他のサイトではピンが果てしなく遠いという記述もあったが最近になって新しくピンがうたれたようだ。3Pで写真中央部の木の根元まであがる。傾斜がかなり緩いため足を使ってグイグイと登れる。



先行する黒稜会と米澤先生のパーティそして我々のリードの青木


4P

ここからトラバースを開始する。中央バンドを目指して右上へとあがる。このあたりで後ろから来た地元の山岳会のパーティに追いつかれた。ルートのアドバイスをしていただき非常に助かった。


5P~7P

中央バンドをたどっていきたくなるところだがややクライムダウンした所でトラバースするのが正規ルートらしい。美しいトラバースのルート名通り眼下には川が見え非常に快適に登れる。天気も快晴だったため気持ちがよかった。

トラバース中


8P~9P

一の坊主を目指して直上する。ホールドはあまりなくスメアリングでたえるといういやらしい箇所が続く。9P目が核心のようだ。今回、我々は間違えて晩秋の滝ルートへとそれてしまった。本来は大滝左ルートをとる。

一の坊主の基部が終了点。


10P~11P
やや登ったところから左にのぼる。10P目の終了点から頂上へと登るルートもあるようだが今回はそのまま下降点へと向かった。


下降点からは懸垂下降をしたのちフィックスロープを伝って延々と下る。急な箇所が多く注意する必要があるだろう。

3日間の合宿は天気も良く非常に面白かった。先輩が車を出してくれ、リードもしてくれたため私にとってはなんともお気楽な旅であった。しかしながら後輩も入ってきた今となっては、いつまでもフォローでついていくだけではだめだろう。夏合宿のマルチでは私もリードして後輩を引っ張っていけるよう、これからのトレーニングにもっと精を出して取り組まねばなと、帰福する車の中でうとうとしながら考えていた。


比叡マルチピッチクライミング合宿 一日目 ナックルスラブノーマル 

2013年05月07日 | 合宿(岩登り)
3年の中山です。今回自分はナックルスラブノーマルのリードをしました。
結果から言うと、ひやひやの部分もあったんですが、比叡のスラブはスメアリングが効くのでスイスイと登れ、また、
あの高度感による素晴らしいクライミングになりました。

【1P】グレードは4+
TAカンテと同じ。これまで2回登っているので難なく登る。以前より腕が伸びているので、ランナウトの恐怖は薄れているのだろう。
比叡に鍛えられたかφ(◎。◎‐)フムフムフム  比叡のⅣ+にしてはボルトの数が多く、1P目としてはいい感じ。

【2P】グレードは4 ボルトは2本だったと思う
2P目を登る自分、まだ余裕がある
岩に向かって右にトラバースするところから始まり、そこから直登。手も足もしっかりとしたホールドがあるので、楽しく登れる。ただ、上部になるとしっかりとしたフットホールドが少なくなるが、スメアリングがバッチリ!傾斜が緩いので問題ないだろう。終了点が狭く、3人だと身動き取れない(汗) ご用心。

【3P】グレードは4+ (ボルト2本 + ナックルスラブスーパーの終了点)
3P目の自分
強く印象に残っている箇所があるピッチ。2P目の終了点からみると突き出した岩が3枚。スラブといえど3回乗り越す動作が続くので緊張する。トポには2枚となっているが最後に小さいのが一枚あった。と思う。しかし、そのあとのトラバースが怖い。怖すぎる(~Д~ノ)ノひぇぇぇ
(ハンドホールドがない)×(細かいフットホールド)×(濡れた岩)×(トラバースでランナウト)=絶望
である。やるしかないので体を横に動かすが、もし滑ったらと想像してしまう。何とか終わり、木の横の岩に設置してある終了点へ。
この終了点を見逃してさらにトラバースすると横の「奥の細道ルート」に入ってしまうので注意!

【4P】グレードは4+ ボルト1本 
4P目はじめの自分
はじめが少しかぶり気味だが、ホールドが大きいので問題ない。そこを抜けると傾斜が緩く梯子を上るように登れる。まぁ、予想はできるだろうが、ここは比叡である。こんなピッチにボルトがそう打ってあるわけはない(デスヨネー ボルトは45mなのに1本!しかも、自分的にかけずらい位置にある(ルート脇が簡単だが、中央についてる)。終了点間際までフリーソロ( ´゜д゜`)えーーー

【5P】グレードは5- ボルト3本
残念ながら写真はありません。やってまいりました本日の核心。傾斜は今までとうってかわって急。1本目のボルトまではしっかりホールドで楽しいクライミング。2,3本目のピンまでがちょいと厳しい。不安定なフットホールドに体重をジワジワ乗せる感触が気持ち悪い。スベルナヨ~。3本目にかければもう安心。傾斜は緩くなり、楽々クライミング。終了点は木に取った。終了点のピンはないと思う、多分。
【6P】グレードは3
ここはもはや登山道であるのでスタスタと歩いてよい。

今回フォローの二人、おつかれ~頂上からの下降路を下る
下降路は頂上からのびる山道を下る。TAカンテなどの下降路と途中合流して下山。

合宿1週間前からビクビクしていたが、意外とすっと行けた。3P目のトラバースは怖かったけども。以前からのわずかばかりの成長を感じた
合宿であった。

また、今回偶然米沢先生を含めた鹿児島黒稜会のパーティもいらっしゃって、下山後につまみを分けてもらったり、クライミングの話など、話をさせていただきました。その節はありがとうございました。
鹿児島の岩場に行くときなど、一緒に登れたら幸いです。

比叡山3日目:ニードル左岩稜ノーマル

2013年05月06日 | 合宿(岩登り)
3年の青木です。

GWといえば1年生と新歓合宿。しかし、今年は1年生のみなさんはGWで実家に帰省するということを聞き、さあどうしよう。そうだ比叡に行こう!ということで、
今回はGWの4日~6日で比叡山にマルチピッチクライミングをしてきました。メンバーは3年青木、中山と2年中本でした。

今回はまだ登ったことのないルートに挑戦しようと思い、1日目に1峰ナックルスラブ。2日目に鉾岳大長征。3日目に1峰ニードル左岩稜に挑戦してきました。どれも我々の実力からするとギリギリのクライミング!手に汗握る、緊張感のある活動でした。


では、私は3日目の報告を。

この日はニードル左岩稜•ノーマルルート。この日のためにマウントギアで3万という大金をつぎ込みキャメロットを5本買い足し、総勢7本で気合いを入れてニードルに望む。キャメロット4番も購入したが、こんなのつかうことなんてあるのだろうか?っていうぐらいのでかさです。

朝7時30分に駐車場に到着し、取り付きへ。事前の調べで千畳敷から徒歩15分ほどと調べはついていたので、登山道を見つけ、ニードル下部へ向かう。


ニードル下部からの写真



GWの最終日ということもあり、パーティは我々のみ。ニードルは私には初めての級だったので、少し緊張する。カムをぶら下げクライミング開始!


左の腰についているのが#4。私の拳よりもでかい?


1P目:
ダブルフレークに挑戦しようと思い、#3をセットし、15分ほど粘ったが、出だしからあがることができない。何回目かのトライでようやくカチに手が届き。やった!!とおもったが、体勢が厳しくカムをセットする余裕がない。あえなく、フォール。どう考えてもムーブ的にジャミングが必要になりそうだ。大先生からはジャミングしなくてもいけるよ~とは言われたが、ムリです!あきらめて右の易しいルートへ。ここは#2を一本きかせた。

2P目:
ここも。RCCボルトが連打してある右のほうへ。進むがなかなか難しい。結局エイドで抜けた。噂の残置フレンズもないし、もしかしてルート間違えた?と思っていたが、案の定、帰って資料を見てみると本来は中央のフレイクを登るということがわかった。


本来のルートは写真外の左のほうのようだ。


3P目:
-。クラック沿いにニードルの先に向かって登っていく。ここは流石にルートは間違えず、登っていった。ニードルの先が近づくにつれに風が強くなり、私の体重では吹き飛ばされてしまうんかとも思った。クラック伝いにカムをドンドンセットしていく。どれがうまくかかるのか判断するのに苦労することも多かった。嫌な体勢でカムがなかなか決まらず、ヒヤヒヤした場面も。スリングをつける等の工夫をしなかったためザイルがかなり重く感じた。ザイルの重さと強風で満身創痍。使用したカムは#0.5,0.75,1,2,3,4



カムを決める!


4P目(本来は2Pに分ける。):
ニードルからコルへ懸垂下降し、1峰Aピークを目指す。ここは級。出だしからホールドが嫌らしく、少しヒヤヒヤ。そこをこえ、バンドを左へ横断し。フレイク伝いに登っていく。フレイクをうまくレイバックしようとするとカムがセットしにくく、カムをセットしようとすると体勢が不安定になるという板挟みで少し苦戦する。#1、0.75を使用。


ニードルからコルへ懸垂



ニードルを見下ろす


5P目:
ー。カムは0.75,0.5を使用。別段難しくはない。Aピークへ。
Aピークからは稜線伝いに横断し、下降路へ。


最終ピッチ?での中本。


やり残したことが多かったニードル左岩稜だった。次回来るときは1P目のダブルフレーク攻略。2P目の正規ルートの登攀をしに、また比叡に行きたい。

その後、荷物を整理し福岡への帰路についた。1本登った後の4時間にも渡る運転はなかなかつらいものがあった。今夜はもう寝よう。