九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

夏だ!海だ!海岸でクライミングだ!芥屋海岸岩場

2013年06月30日 | トレーニング
昨日の野北海岸に続き、大先生と2人で芥屋海岸の岩場に行ってきました。

今回の野北、芥屋で日に焼かれてしまい、皮膚が真っ黒焦げです。

インターネットで検索すると、ボルダーの情報がたくさんでてきます。どうやら、ボルダーで有名な場所のようです。

アプローチは芥屋海水浴場のさらにおくに進んでいきます。海岸沿いに岩壁を目指す方法もあり、今回は海岸沿いからも行けましたが、時間によっては帰れなくなってしまうらしいので、一回岩壁の上にあがり、懸垂下降し、ザイルを残置しました。岩壁の上に上がるまでに何度か薮漕ぎもあるので、アプローチは悪いですし、迷いやすいです。



芥屋の大門。洞窟状の巨岩。ここから穴は見えないが、遊覧船等で中に入ることができるらしい。登れそうだが、観光名所なので、当然登れない。


岩壁につくと、そのスケールはなかなか。横の広さは野北ほどでかくはありませんが、高さは野北以上です。福岡西方沖地震前に開拓されていたようで、ところどころにステンレスのボルトが打ってあります。



左壁。上部はハングになっており、トポ通りハードなルートが揃う




右壁。大きなクラックがはしっており、登ると楽しそう。資料によると5.9らしい。しかし、ボルトは一本も確認できなかったので、登るとなるとキャメロットを相当数持参しなければならないだろう。


とりあえず、すぐ目についた右岩壁のショートルートに取り付くことに。資料によると10-らしい。核心の一手が遠いが、それ以外は問題ない。岩もしっかりしていて登りやすかった。支点は残置スリングが古くなっていたので、交換しておいた。

その次に、同じ岩のカンテラインに取り付く。ここはルートは引かれてないようだったが登れそうだったので、やってみた。5.7くらいだったが、岩がもろく快適ではなかった。

カンテラインを登る



昼頃になると日が照り、熱くなってきた。登っている最中も手汗がひどくチョークが手放せなかった。足場も全部岩だったこともあり、鉄板の上にいるようだった。

その後、左岩壁に移り、登ってみることに。上部は何本かピンが確認できたが、下部は支点以外のピンは見当たらない。とりあえず、支点にトップロープをとろうということになり、トポの一番のルートの支点までアンザイレンして行くが、支点が腐食し、触っただけで崩れてしまう状態だった。どうやっておりようか困ったが、すぐ上に木があり、そこから懸垂下降することができた。支点の状態から予想するとずいぶん昔に打たれたボルトのようだ。


懸垂下降で逃げる



ここはあきらめ、となりのロングルート(10n)に挑戦。ここはピンはしっかりしていたが、いかんせんかなりもろい。表面がざらざらして崩れるので、スメアリングが決まりにくかった。リードだったこともあり、ヒヤヒヤした。快適とは言いがたかった。しかも、日が照って熱い!ここも支点のスリングを新しいものに交換しておいた。

ロングルートを登る



他に登れそうな所はなかったので、大先生とヒーヒー言いながら帰りました。とにかく暑かった。


更新者:青木


野北クライミング

2013年06月29日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
はじめまして。一年のおしゃれ番長(?)こと村松です(笑)。

今週は叶岳で歩荷の予定でしたが、晴れるらしいということで野北の岩場に行くことに。僕たち一年にとっては二回目の外岩となりました。

今回は前回の鬼ヶ鼻とは違い海岸沿いの岩場。道路から樹林の中をしばらく下ったところに懸垂下降点があり、そこから岩の下へ降ります。



自分は懸垂下降の時にいろいろとミスをしてしまいました。次からは気を付けます....

降りるとすでに先輩方や米澤先生が登ってらっしゃいました。自分たちも準備をしてクライミング開始!



ジムに通った効果もあってか、前回よりも登れるようになっていることが実感できました。つかみやすいホールドが多いので、どんどん登ることができ、楽しい気分に。しかし!スラブ右ルート(5.8)のハングで苦戦!松村君も同じ所で苦戦したようで、このルートは次までの宿題となりました。

二時ごろまで登って、引き上げることになりました。僕にとっては、帰りの道路までの山道が今日一番きつかった...(笑)

今回も室内とは違った外岩の難しさや楽しさを感じることができました。これからもジムに通ってスキルアップしていきたいです。永田君が今日は欠席だったので、次は全員で登りに行きたいです!

次はスラブ右ルートを落とすぞ!!!

<今日の成果>
青木
小ハング(10a):RP
大ハング(11a):敗退
二段ハング(10a):TR
十字クラック(.7):OS
右のクラック(.8):TR
ハング正面(11b):敗退
右の凹角(.7):OS
帯状ハングダイレクト(10b):TR
スラブ左(.7):OS
スラブ右(.8):RP



MY WAY!!!!!

2013年06月20日 | トレーニング
最近、九大の近くにクライミングジム「MY WAY」ができました!!

今まで長丘のラリーグラスまで行っていた僕にとっては、願ったり叶ったりのこのジム。現在、月契約をして通いつめてます。



高さはそれほどないのですが、壁は5枚。ホールドが小さめなので課題が所狭しとならんでます。平日に行くと、人がいないこともあり、店員さんがおもしろい課題を作ってくれ、自分のレベルアップにもなります。

他のジムと比べてアットホームな感じがあり、良いジムです。また、月契約は学生は6000円!!安い!!有り難い値段設定です!

九大伊都キャンパスからチャリで15分ほど、一年生はトレーニングで通ってみてはどうでしょうか?

今日も授業終わりの昼からここで登ってきました。バイトがあるので、帰ろうとしたとき、なんと1年生のN君参上!精が出ますね。MY WAYで登り込んでレベルアップしていってね。




更新者:青木

雷山歩荷

2013年06月15日 | トレーニング

はじめまして、1年の永田です。

今日は本年度初の歩荷を雷山で行いました。朝、筑前前原駅に集合し、そこからバスに揺られて9時45分に登山道入口に到着。
そしてそこから少し歩いた川沿いで持参したポリタンクに水を汲み、ザックに石を詰めて歩荷の準備をすることに。



1年生は22kg以上、2年生以上は25kg以上を担ぐことになり、各自ザックにおもりを詰め込み始めた。
やはり皆出来るだけザックの重量を軽くしようと、制限ギリギリのラインを狙おうとするものの、中山先輩の厳しいチェックによりしっかりおもりを詰めることに(笑)。
そうして歩荷の準備が出来たところでいよいよ出発!なんですが・・・

ザックが持ち上がらない!

あまりのザックの重さに軽く絶望しつつも、なんとか立ち上がって歩き始めたが、やはり空荷とは比べ物にならない辛さ。
しかも、昨晩雨が降ったせいで、山道は少しぬかるんでいた。まあ今日振らなかっただけましというものだとは思うが、足元のぬかるみに気を配る余裕がない。
雷山山頂まではひたすら上りで、後半は疲労のせいで足が全然上がりませんでした。それでも力を振り絞り、ゼエゼエ言いながらも何とか雷山山頂に到着。
ここで1年生は歩荷終了、おもりに使った水や石を捨てても良いことに。歓喜!



昼食を採った後集合写真を撮り、井原山を目指して出発。
ポリタンクの水を捨てたことにより背中に羽が生えたかのごとく軽やかな足取りで歩くことが出来た。
やはり荷物があるのとないのでは全く違いますね。
雷山~井原山は高低差が少なく歩きやすかったのですが、本日はガスがかなり濃く、視界はかなり悪かったです。
雷山山頂を出発して2時間弱で井原山山頂に到着。ここでようやく先輩方も歩荷終了、お疲れ様です!



そのまま下山して、先輩にコーラをご馳走になりつつ駅までタクシーに乗り波多江駅に到着、そして解散。
いやー本当に疲れました、歩荷はやっぱり辛い・・・。でもこれも夏合宿の為、これからも体力づくりに励まねば!


一年生の外岩デビュー

2013年06月09日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
はじめまして

今週の活動紹介の担当になった一年生の松村です。
山岳部のおしゃれ番長、村松の方じゃなくて松村です。

6月8日の活動では脊振山系の鬼ヶ鼻、猟師岩山間の岩場に行き、自分達一年生にとっては外岩デビューとなる記念すべき日でした。

全員集合したところでいざ、出発!!
しかし、スタートして20分くらい(時計を見てたわけじゃないので勘)で先頭とその次の人の片足が川に水没(笑)
先頭を歩いていた先輩の被害はわからないが、もう一人の方は靴と靴下がビショビショになっていた。
カワイソウダナー ・・・・・・  まぁ自分だったんだが 

落ち葉が秋かよっていうくらい積もっていて、傾斜のきつい所じゃスベるスベる。行き帰りでは誰かがスベる音が度々聞こえてきた。自分もスベッた。

10時をちょっとすぎたくらいに目的地の猟師岩山間に到着。岩場の高さにちょっと驚いた。ビビッてないよ
外岩初挑戦の一年生はまず、一番簡単な5.6のところに挑戦!
一年生で誰が最初にやるかで誰も「自分からっ」とはならなかったからダチョウ倶楽部のアレで最後に手を挙げた自分が最初になった。気づくが遅れたっ!
先輩はすいすい登っていたが、一年生はみんな、なかなか掴むところや足をかけるところを見つけられず苦労した。先輩スゴイっす

自分が二回目に登った5.7のところ(13Mくらい)は足をしっかり使わないとのぼれなかった。一年生はみんな同じところで苦戦。
ただ、登りきったとき目の前に花が咲いていて登りきったときにこの光景は少し感動。そこから見える山の景色よりよかった。霞んでたからね、おのれ大気汚染。
一年生は全員登れました。デビュー戦勝利っ!

先輩方は自分じゃとうてい登れそうにないところを登っていき、レベルの違いを実感。
自分達も頑張らねば

登るだけじゃなくて懸垂下降の練習もした。
簡単そうに見えてなかなか難しい。
一年生が全員やったあと冨家先輩のお手本が披露され、先輩はきまってました。

最後に一言「濡れた石はすべる。」
一年、今日片足がビショビショになった松村でした。




今日は雨だしラリーグラス

2013年06月02日 | トレーニング
こんにちは。3年の中山です。

われわれのようなアウトドアな部活には厄介な季節、そう、梅雨が始まってしまいました…(泣
外での活動が制限されるとなると、岩の練習は室内リード壁ですね。

昨日、6月1日(土)は1年生の装備購入とラリーグラスでのトレーニングでした。

まず、1年生はザックと山靴を買わねばなりません。
山靴なんですが、やはりカッコいい靴をみると、僕もほしくなってしまいます。
特に、1年村松の買ったものはオレンジのカッコいい靴でした。生意気だぞ!

1年松村もデザイン性をみていましたが、足のフィット感の問題で落ち着きのあるものに。
なんでいうんでしょう、あまり主張してこないカッコよさでした。

村松は以前の買い物に来ていなかったので、レインウェアも購入です。今年の新色を購入していました。
この日彼にはおしゃれ番長の称号が授与されました(笑)

ひとしきり買ったらラリーグラス長丘店に移動してクライミングトレーニング。

村松にはビレイから教えました。まだ危なっかしくてすすんでビレイを任せる気にはなりませんが、慣れていってほしいものです。
松村は前回ビレイを習い、今回だいぶうまくなってきた、というかコツをつかんできたような気がします。その調子!

二人とも、登る技術も磨くのじゃぞく( ̄△ ̄)ノガンバレェェェ!!
登れはしませんでしたが、10.aなどにもトップロープで挑戦。今後に期待しましょう。

上級生も思い思い登って解散。

上級生3名はそのあと少し残ってボルダリング。

僕の感想なんですが、
リードで登るってことがやはり大事かなぁって最近になって思い始めております。
前はトップでも楽しけりゃいいって思ってたんですが…
リードのほうが登ったぞ!ってかんじが強いですしね。

いろんなギアを買おうか買うまいか、迷い中でもあるわけでして、はい。

まとまりがありませんが、ここらで終わります。

来週は外岩行きたい…