九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

番外編!阿蘇根子岳天狗峰

2018年06月26日 | 週末の活動・個人山行記録etc...


こんにちは!工学部3年アラキです。
先週、6/17日(日)のことになるのですが、春合宿を共にしたワンゲルのヒロセの発案で、阿蘇の根子岳に有志で行ってまいりました。せっかくなので報告させていただきます!

参加者はヒロセ、イケザキ、アラキ、ヤマムラ。
図らずも春合宿のアライテント下級生再集結。
とりあえず17日の深夜0時過ぎに、周船寺のマックスバリュで買い出しを済ませ、レンタカーで熊本へと向かいました。

今回の計画はヤカタガウドから市原新道を経て西峰に向かい、天狗峰まで縦走。
帰りはヤカタガウドの沢を一直線にたどって終了です。結局コースタイム8時間くらいでしたかね…

まず何が大変かって、誰も行ったことがないので登山口までの道が分からない。
GoogleMapとカーナビの現在地と国土地理院の地図を見合わせながら夜の林道を進み、朝4時にヤカタガウド沢と林道の出合に着。
いろんな意味で怖かった…オバケは出ませんでしたがシカは出ました。
徹夜明けで登るわけにもいかないので急いで仮眠。


そして朝7時に出発です!(二時間睡眠はきつい!)

辛うじて左岸に残ったコンクリの道をたどり、終点から右手の尾根に取りつきます。(↓取りつき地点、赤テープ有)



そしてこの尾根が急登&急登!(寝起き一発目にこれはきつい!)
ひぃひぃ言いながら一時間で西峰直下に到着。ここでハーネスも装着。





九州にもこんな場所があったのかとテンションも上がります。イェーイ♪


気を引き締めて縦走開始!

初っ端から地滑りした後の斜面をトラバース。
そのあとすぐに残置ロープ頼りのクライムダウン。からの登り返し。

予想していた以上にハードな道のり。
加えて全体的に道幅は狭く切れ落ちているため、足踏み外したら死ぬゾーンが多かったです。

途中にはやけに滑る岩もあり、ロープも出しました。


そして頻出したのがこんなとこ。




道、途切れちゃってますもんね。
またいで通過。

ついでに道中にはオオヤマレンゲ。季節感も大切に。



キレッキレのナイフリッジや数回の懸垂下降を経て天狗峰基部へ。ローソク岩は時間の都合でパス。
懸垂下降の支点などは割と古いものもあったので注意が必要そうでした。

ただ縦走路自体は踏み跡もしっかりついており、道迷いの心配は少なかったように感じます。




道中、迫る天狗峰と手前のナイフリッジ。シビれますねぇ。
ちなみにこのナイフリッジはフィックスはありませんがスタンスは多いので問題なしです。


そしてここから天狗峰の2ピッチの登攀。
イケザキ-ヒロセ、アラキ-ヤマムラに分かれ、いざ出陣。


先行隊

晴れていたため、高度感もさることながら、上部は浮いている岩が多くなかなかスリリング。
下部は案外岩もしっかりしているのでぐいぐい登り、上部はしっかり確かめながらカンテ沿いに、最後に右に回り込んだ後、岩がボロボロのフェースを横切った先に立派な支点があったのでここで1ピッチ目終了。
2ピッチ目は5mほどで、出だしのホールドがちょっといやらしい。右手の草付きに入りつつフェースを登りました。
打ってあるボルトは結構新しくて安心。


1ピッチ目を登る


1ピッチ目終了点より、下を見下ろす。

2ピッチ目終了点からは徒歩で山頂へ。


来た道を振り返る。手を挙げる後行隊が小さく写る。

そして12時半ごろ無事全員山頂を踏みました。



ホントなら山頂でゆっくりしたかったのですが、レンタカーの都合で私たちには時間がそう残されていない!(涙)
ということで、後行隊が着いて5分ほどで下降開始!(きつい!)

後続で登ろうとしていたパーティーにコールし、先に下降させてもらいました。
こちらのパーティーは何度も根子岳にきていらっしゃるベテランのおじさま方で、最短の下降路まで教えてくださいました。本当に助かりました、ありがとうございました。

懸垂下降は50mザイルを2本連結。(おじさま方によると25mだとぎりぎり足りないそう。)

基部から少し下ったコル状の場所のテープの付いた木からさらに60mほどの懸垂下降をし、沢へ下りました。
↓こんなところ


ここからはひたすらにガレ下り(きつい!)
見えているのに着かない駐車場(きつい!!)崩れまくる足場(きつい!!!)
これも練習と思って1時間無心で下りました。




そしてやっとの思いで駐車場着。地面がしっかりしてるって素晴らしい!
温泉に行く時間は無くなりましたが、大観峰でソフトクリームを食べ、無事に帰福しました。
今考えるとかなりの弾丸ツアーでしたね(笑)


九大山岳部としては久しく阿蘇には行っていないうえ、地震の影響が心配でしたが、根子岳は九州のバリエーションルートとして、ロープワークやガレ場歩きなどの貴重な経験の積めるいい山だと感じました。
実際に各人随所で反省が見つかったようで…今後の練習に生かせそうです。

個人的には前から興味のあったところでしたし、初アルパインのリードもできてよかったなぁと思います。
発案してくれたヒロセをはじめ、計画し、ともに山行してくれた3人に感謝を。

今後も余裕があれば、九州のいろんな山に行ってみたいなと改めて感じました。

最後に、下手くそですが、後輩をはじめとして今後根子岳に行く時に使えるかな…?くらいの気持ちで作成しました、ルート図だけ載せて終わりにします。誤字脱字あったらすみません。加えてあくまで2018.6.17時点の個人の記録なので、参考程度に留めていただけると幸いです。






最後まで読んでくださりありがとうございました!




  




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梅雨なのに天気が良かった歩荷 雷山₋井原山

2018年06月10日 | トレーニング

 ブログをご覧の皆さん、こんにちは。先日、部内で共有してるノートにコメントを書いて、最後に署名でカッコつけて「bottom-crane」と書いたところ、「底鶴」と訳されて、心に刺さった刀が抜けない「下鶴」です。
 今週末は元々、宮崎県の比叡へクライミングをする予定でしたが、前日までで土日の天気が不良との予報が出ていたので、歩荷に変更となりました。登山をするにしても、勉強や仕事をするにつけても、何をするにつけても、後々の事を考えて「ほどほどにする」ということが、やはり重要でございますね。今回の歩荷は改めて考えさせられるものとなりました。

 先程にも述べましたように天気が悪いとの予報があったので、気持ちが前向きではありませんでした。しかし、当日の朝の時点では曇りの予報だったので、錘を少し増やして臨みました。今回は1年が2人、2年が3人、3年が1人でした。登山口まででも同大学の他部活や一般の登山者がいらっしゃいました。水場にてポリタンクやペットボトルに水を入れて、ザックの重さを量りました。1年生は25~28kg程度で正直、強いなと思いました。自分やもう1人の2年は35kg前後でしたが、もう1人の2年は……約40kg……‼?

 全員の重さを量り終えて10:20頃に出発しました。重さの点・体力の点でも自分はそれなりの余裕はありましたが、40を背負ってる同輩はキツそうでした。1年生はというと2人ともポテンシャルが高いこともあってか元気そうでした。片方は自宅から登山口まで自転車で来る強者……

 最初の休憩ポイントに到着。湿度が高いこともあって、この時点で汗がダラダラ。ここで3年の先輩から「誰かペットボトルを持たない?いなければ、ここで中身は捨てるけど……」これに「持ちます」と言ったのが1年でした。もしかすると、この1年は30kgを背負っていたかもしれないと後に感じました。この時期で30kgか……有望だな  自分は途中で拾った石を入れて40kg位にしました。これが後々に響きました。5分ほど休憩して出発しました。

 出発して、すぐは案外40kgもいけるなと思っていました。しかし、急勾配に入ると キツっ‼ 最初から40kgを背負ってる同輩について行こうと思っていましたが、どんどん差が開いていきました。途中から気を紛らわそうと1年に「何か面白い事を話して」と言いました。これって、昨今よく騒がれてる「パワハラ」じゃないよなと思いながら聞いてました。(値段が安いスーパーの話でした)

 次の休憩ポイントに着いて即座に入れていた石を下ろしました。この時点で自分は体力的に大分消耗していました。この区間が辛かったせいか、この休憩での事をあんまり記憶してません。雷山山頂へ向けて出発。
 

 先程の区間でちゃんと考えずに石を入れて40㎏にしていたのが原因で、ここから普段の歩荷よりも足の出が悪く感じました。途中から1年生に置いて行かれました。山頂に到着すると他の登山者で賑わっていました。天候が悪いと予報されていたのに晴れているじゃないか。でも、晴れてる登山の方が気持ちが良いから、結果オーライということで。井原山へと出発しました。

 途中から日差しが出て暑く感じましたが、風に乗って流れてきたガス(水蒸気)がミストのようで涼しく気持ちよかったです。最後の休憩ポイントで休憩をして。井原山へ向かう途中で、こんな会話がありました。「先輩、あれが井原山ですか」「違うよ。あと、2,3個のピークを過ぎてからだよ」 大体15分後、「先輩、あれですか」「あー、多分」 そして、5分後「ごめん。違った。もう一個、奥のピークだった」昨年もこんな会話をしたような。歴史は繰り返すのだな。1年生、ごめんね。
 
 そして、井原山へ。
 


 井原山から雷山の方向 山に張り付く様に停滞する雲


 バスの時間や各人のコンディションから今回は井原山で水を捨てることにしました。そして、雷山へ向けて出発。自分は錘等を入れていることから、25㎏程が入ったまま空荷の人について行こうとしてバテてしまいました。結局、錘を先輩と同級生に持ってもらう始末。先述したように途中で40㎏を背負ったり、状態が違うのについて行こうとして、パンクしかけてしまいました。後々の事を考えて歩荷量を程々にするべきでした。OBの方からよく言われてる行動をするとき常に考えて危機管理をしっかりやるということが出来ていませんでした。

 気を取り直して雷山へ到着。1年生が雷山の岩に挑戦していました。
  取り付いて…………

  ウォー―――‼


 最終的にバスが出発するギリギリ時間に登山口に帰着しました。今回は反省ばかりの歩荷となりました。歩荷は持つことも重要ですが、命があってできることなので焦らず徐々に成長して行きたいです。1年生も自分に出来ることから腐らずに成長してほしいです。

 以上、2年の「lower-crane」でした。  今度こそ間違えずに「下鶴」と訳すだろう……
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夏合宿に向けクライミング技術の向上

2018年06月09日 | トレーニング
改めましてこんばんは。1年の比屋根です。
今回の内容は、先週土曜日に行われた野北クライミングについてです。投稿が遅れましたことをお詫びいたします。

まずは、1年生全員の降下の様子から見てみましょうか。





今回より、須賀主将の提言で、1年生は基礎からのクライミング技術の向上ということで、1年生はみな今後野北で修行することになりました。さすがです主将。

今回は、1年生は難度の高い凹角に挑戦せよということで、3人とも挑戦しました。

Y君は、高校時代登山部に属していたこともあって、1回でやすやすと登り、
N君は、2回目の挑戦で登りきりました。
私は、途中で断念しました。技術力、体力共に2人にはかなり劣っているのです。人一倍体力をつけるよう努力せねばと痛感しました。

そして、今週から週3で、ランニングとサイクリングを始めました。
それが効いたようで、今日の歩荷では、予想外に楽に登れました。これは余談です。。

また、写真はありませんが、Y君は、このあともう1つの凹角にもやすやすと登りました。先輩にも劣らないクライミング技術です。

最後に、今回3年生として唯一参加されたI先輩の登る様子を紹介して終わります。



さすがです。あまり掴む所もあまりないのに淡々と登られていました。この姿に近付けるよう私は一層努力します。


<余談>
今回、というかいつも、パソコンがフリーズするので、タブレットでブログを作成しています。
この世から、パソコンがなくなればいいと思っているのは私だけだろうか?いや、多分スマホより重たいパソコンに誰もがイラついていることダロウ。

あ、あと入試の成績開示の報告もしておきます。一浪した今回、工学部前期全体800人程のうち363位でした。
地球環境工学科以外の学科にもいける成績ですが、私の将来の夢はこの学科に関連しているので、この学科に入りました。
けどやはり、同じ工学部のN君(現役)には負けました。さすが機械航空です。

私も将来の夢に向かって頑張ります。

余談の方が長くなって申し訳ありません。では良い週末を。□
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暑い日差しと岩登り

2018年06月07日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
こんにちは!Kです。
今日は平日ですが、全休だったKとともに野北へ行って参りました。
当初は午後製図休(?)のS先輩も来るはずだったのですが諸事情により来れず…。
結構楽しみだったので余計残念です。

まあこれは置いといて、なにしたか書きますかね。

まず手首の怪我から復帰中のKが凹角、小ハングをやりたいといっていたのでもう1人のKがトップロープを張り、二人で交互に登りました。小ハング初挑戦のKはブランクもあるためかなり苦しんでいました。次回以降に期待ですね。

次は私、Kが二段ハングのリードをしてみたかったのでザイルを落とし、二段ハングへ。結果3テンで登れました。次はRP目指してがんばるぞー!
リハビリ中のKも挑戦しました。あと一息で下のハングを越える!ってところまではいきましたが力尽きたようです。まあ、手首が治ればいけるのでは?

そんな感じで3時間程度登りました。2ヶ月後には夏山。難しめの登攀もする予定なので気合入れて準備します。

二人だったので写真はないです。

閲覧ありがとうございました。
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上級生で油山クライミング

2018年06月06日 | トレーニング
こんにちは。2年の井上です。本日は先週土曜日に行われた油山クライミングについてです。サボって投稿が遅くなったことをお詫びいたします。このことは、この記事を書くまで忘れません。さて、今回は3年の先輩二人と自分の3人で油山に行って参りました。どうしてこんなに少ないかと言うと、1年生が全員野北の方に行っているからです。理由は、油山は難易度が高く、1年生が登るには難しいからだそうで(僕にとっても難易度高いです!(泣))まして、今回の3年のの先輩は二人とも超超強い方々なので、搾られるのかなーと思いながら、油山に行きました。実際、先輩方のおかげで難しい壁もなんとか落ちながらも登ることができました。改めて自分の実力の無さに絶望しました。もっと強くならねば…その一方で、先輩方は難しいグレードもスラスラ登っていかれるので、僕はただ呆然と見上げるだけでした。そんなわけで、これから夏合宿に向けてさらなる努力をしていけたらいいなーとなんとなく思い始めたところで終わりにさせていただきます。それではまたお会いしましょう。






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ボルダリング

2018年06月02日 | トレーニング
はじめまして、一年の安河内です。

今回は5月25日のボルダリングについてです。少しサボってしまい遅れてしまい、26日の宝満若杉縦走と前後してしまったのは申し訳なく思っています。

さて、と言うわけで、ボルダリングの方に話を移していきます。
今回は、自分たち1年は全員、野北にクライミングに行く予定でしたが、当日は生憎の雨でボルダリングに変更ということになりました。
自分は博多あたりに住んでいるのですが、野北というと糸島。自宅からは、ゆうに一時間以上かかります。
それを踏まえて、朝の7時前に家を出た直後にボルダリングに変更と知りました。危なかったというか、なんというか・・・。
そして、ボルダリングの集合時間は10時ぐらい。二度寝以外の選択肢はありませんでした。
その後、起きて、無事(?)到着(数分遅刻、全てはバスのせい)。入会料、使用料で計3000円ほどを払ってボルダリングをはじめました。
結論から言うと、屋内ボルダリングは空調が効き、音楽もかかり、難易度も選べ、非常に快適で楽しかったです。近くにスーパーもマックもありましたし。
油山クライミングと違い、難易度の低いものもあり、気持ちよく登れるところも多かったです。しかし、10段階ほどに難易度分けされた、三段階目がどうしても登り切ることができず、そこは非常に心残りでした。
また、筋肉痛になるまでやっとけば良かったなとも思います。次回はきちんと頑張りたいです(小並感)

これを書いているのが、まさに雨天延期された6月2日の野北クライミング当日1時ほど。早く寝たい気持ちから、やや適当な文章になっているのはご愛嬌ということで。
ということで、このあたりで終わらせていただきます。ボルダリングそのものに関しては、ほとんど書いていない気もしますが・・・

では、乱筆乱文にて失礼しました。

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