九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

祖母・傾行動記録(メモ)

2018年11月28日 | 合宿(山登り)

もはや何月に行ったかも忘れかけの祖母・傾縦走合宿の行動記録です。次代の人にコースタイムを伝えるために書くので味気ないですが悪しからず。。。

7/14㈯
5:00 建男神社駐車場 起床(前日の夜レンタカーで福岡発、天神から4時間くらい運転しテント泊)
6:00 出発
7:40 尾根に出る 地図にはあった水場が見つからず、須賀、伊藤で偵察。
8:00 水場見つからない。通りすがりの人に聞いたところ地図にある水場は無いらしい。水は追加で必要なので体力に余裕のある者(チームA)とそうでないもの+一年生(チームB)で分隊し、Aは少し戻って川の水を全員分汲む。Bは先に進む。
11:30 合流
12:10 なんでもない道で疲れた一年生が足を滑らせ滑落しかけ、後ろにいた二年生が助ける。一年生の動きには常に注意が必要
12:20 大障子 下りは岩とロープが多い
14:45 池の原 アップダウンと前日の寝不足によりみな疲労困憊
15:30 宮原
16:30 祖母山九合目小屋

前日の寝不足と11h超の行動時間によりみな疲労困憊で、小屋まで辿り着けるか不安だった。水場や崩落状況などは入山前にネットなどで確認しなければならない。
そして、実はこの日は私の誕生日だったのだが、なんと嬉しいことに夕食後ケーキを作って祝ってくれた。お陰で一生忘れられない誕生日になった。ありがとう。

7/15㈰
5:00 起床
6:00 発
6:15 祖母山頂 ここからの下りはハシゴ連発だが、少し注意して下れば問題ない。
7:50 天狗岩 岩上からの景色が最高
8:35 障子岳
9:27 地図に記載のない水場を示す看板
10:00 古祖母 下りは少しハシゴがあるが、ここも問題なし
11:30 尾平越 水場をなかなか見つけられない
12:20 少し先に進んだ地点で水場を見つける。右手に続くフェンスを辿ると水場と書いてある看板があり、そこの扉を開けて少し下ると水場がある。
12:50 発
13:30 丸山
14:10 本谷山
15:10 笠松山分岐 
16:05 九折越 テンバから水場は10分ほど歩く

この日もアップダウンが多く、一年生一名が特にバテて行動に遅れがちだった。疲労で足が痛いというメンバーが複数いた。行動中に遅れるのは体力面で仕方のないこともあるが、休憩を終えて出発するときに遅れるのは意識の問題。

7/16㈪ 海の日の振替休日
5:00 起床
6:00 発
7:00 傾山頂 
ここで、建男神社まで車を取りに行く隊(A)と一年生+須賀、池崎、山村の隊(B)に分隊した。帰りのレンタカーの返却時間締切があるためである。Bは一年生に地図読みなどを教えながらゆっくり下山。Aは地図を確認せずに行動してしまったため間違えてバリエーションルートに入り、Bに追い抜かされた。その後もトラブルはあったがなんとか全員下山し、福岡に帰った。この日の教訓は「必ず地図を確認しながら行動すること、荒れた道には車で入らない事、分隊するときにはトランシーバーなどで連絡のつくようにしておくこと」。

以上、初めての祖母傾縦走で上手くいかない事も多くあったが、学びが多く夏合宿前の訓練としてふさわしい合宿であったと思う。

須賀



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第二回宝満三郡歩荷レース

2018年11月17日 | トレーニング
2018年11月17日、第二回宝満三郡歩荷レースが開催されました!
ルールは単純、人に合わせず、目安歩荷量を背負って、各自の全力で竃神社~三郡山(~宝満山)をいかに速く歩くか。

本日は第二回の模様を実況形式でお伝えしたいと思います(解説者:荒木)。
(第一回はいつかって?多分そのうち再放送されるんじゃないでしょうかね(?))


まず参加選手とそれぞれの歩荷量↓
3年Suga(32kg):我らが主将。最近集中講義が忙しく、全体練習に久々の参加。
3年Araki(26kg):今回解説者。最近歩荷の最初と終わった後に腰痛が出始めて悲しい。
1年Ninomiya(31kg):1年にして歩荷量30超え。しかも前回めっちゃ速かった。どうなってんだ。
1年Yasukouchi(28kg):淡々と登る、ついてくる。バイト戦士でこの歩荷の後もバイト。

簡便のため以下から頭文字で選手を表しますね。


コース概要は以下の通り
(竃神社)-⇒--(水場)ー⇒ー(100段ガンギ)ー⇒ー(宝満CS)--⇒---⇒--(三郡山)


では早速参ります。順位予想してみてくださいね(笑)

<Start!>
A Y N S
(竃神社)----
最初はまあみんな横並び、SとNが若干抜きん出ましたかね。

<30分経過>
  A   Y N,S
ーー⇒ーーー(水場)-⇒---
はい、予想通りですね。SとNはすでに水場で休憩中。少し遅れてY、Aも後を追います。
「まあどうせずっとこの調子だろ」という声が聞こえそうですが、まだレースはここからです!


<1時間経過>
 S   Y   A     ε=N
ーー⇒ーーー(百段ガンギ)⇒---
さて、何かが起こったようですね…
まずSが赤くなってますね。これはどうやら彼にしては珍しく、キツ過ぎてゲージが赤色になってしまった模様。
あとYが青ざめてますが、どうやらおなかの調子が良くないよう。歩荷量をちょっと減らしてジワジワ前進中。
大丈夫かぁぁぁぁ!
そんな二人をAは淡々と抜いたようですが、いやはや、Nだけ駆けってますねぇ。


<1時間半経過>
 S    Y    A      ε=N
ーー⇒ーーーーー⇒ーー(CS)-⇒---
はい。Nが速い。Aがこの後キャンプ場に着いた時には彼の姿はありません。


<2時間経過>
 S   ε=Y   A           N
ーー⇒ーー(縦走路)-----⇒ーー--(三郡山)
おっ。Yが回復して猛追してきましたね。
そしてちゃっかりNは三郡山に着こうとしています。2番手Aとのタイム差は実に30分、ぶっちぎってます。
このころSはキツすぎてイライラしていたとかしないとか…


<2時間半経過>
 S      YA N=3
ー(縦走路)⇒⇐(三郡山)
YがついにAに追いつき、山頂手前に。この二人は第一回とほぼ同じタイム。
どうやら寒すぎて待ちきれずにNは復路に取り掛かったようです。


<3時間半経過>
 N=3  Y=3    S  A
ーー⇐ーー(縦走路)---⇐------
用事がある者もいるらしく、三郡山でいったん集まることもなくそそくさと引き返してますね。
しれっとAが青ざめてますが、腹でも下したんでしょうか。


<4時間経過>
 N Y      S A
ーーーー⇐ーーー(宝満CS)--⇐-
Aが最後にゴールし、ここで歩荷は終了。みんなお疲れ様でした!
(1年二人は先に下ってました。おつかれ!)



~結果~
往路のみ:1,Ninomiya(2時間強) 2,Araki・Yasukouchi(2時間半強,同着) 3,Suga(2時間50分くらい?)
復路含む:1,Ninomiya 2,Yasukouchi 3,Suga 4,Araki

こうして全体の流れを把握するとちょっと面白いですね。
でもタイムアタックってめちゃくちゃしんどいです…自分との戦い感が凄い。
そして今回個人プレー過ぎて写真撮り忘れてたことに下山後に気付き、気休め程度に駐車場の紅葉を撮るのでした。





そして同日に実は雷山井原でも同様のレースが行われていました。
こちらは4人参加のはずが体調不良の棄権者がでたため、2人。どんなデッドヒートだったんでしょうね。





~予告~
来週は冬合宿参加者による強化合宿、「背振山地全山縦走」の様子をお届けするはずです。
そのために雷山組は雷山避難小屋に水をデポしてきてくれました。

気合入れて臨みたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!







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油山クライミング

2018年11月08日 | トレーニング
こんにちは。1年の安河内です。
今回は先週末、11月3日に行った油山クライミングについて書いていきたいと思います。

今回は2,3週間ぶりのクライミングでした。気温も高すぎず、低すぎず、そこそこに気持ち良く登れたと思います。
ただ、僕自身はあまり調子が良くなかったのか、それとも前回の調子が良すぎたのか、前回スルスル登れたところにも登れず、いつもの調子は出ないように思いました。
新しいATCも買って、やる気はあったのですが、いかんせん技術が…。日々精進ですね。

というわけで、皆さんの様子を紹介していきたいと思います。


まず、一年のN君です。今回、彼は、積極的に多くの岩に取り付いていました。

ただ、一番最初に取り付いた↑で初っ端から手を切ってしまったようで、次に僕が登るときには血のついたクラックがあり驚きました。

他にも、5.10aのモンキークラックにも果敢に挑戦してみたり。



次に、二年のS先輩です。(僕には)名の知れぬ壁を登ったり、


N君の登頂叶わなかったモンキークラックに登ったりしていました。


僕も頑張らないとですね。


そして、一応僕です。
前回に、なぜか初見ノーテーションで行けた三角柱5.9に大苦戦。


コーナークラックの最中で力尽きながら、モンキークラックを登り終えるS先輩を眺めたり。


あまりうまく登れずに、ビレイばかりやらせてしまったN君に感謝です。


最後に、今回はなぜか皆様お疲れモードになるのが早かったです。僕もそうでした。



以上、油山クライミングの報告でした。次回には、今回できなかったところ、苦戦したところをしっかり登れるように頑張っていきたいです。
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