九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

背振全山縦走(11月4日~6日)

2022年11月25日 | 合宿(山登り)

こんにちは
山岳部一年山崎です。今回は少し遅れての紹介ですが、11月4日~6日にかけて行われた背振全山縦走について話していこうと思います。

私は怪我で夏合宿に参加できなかったということもあり、久しぶりの縦走で体力的に不安を抱えながら当日を迎えました。
当日は寝不足で前日から3時間ぐらいしか睡眠をとることができずコンディションも最悪でした。そんな中、なぜかよくわからないけれども先頭を歩くように言われて、もう最悪でした。体力もない、調子も悪い、なのに先頭を歩かねばならない。絶対ストレスかかる。もう帰ろうかとも思いました。まぁとりあえず何も考えずに足を前に進める作業をただひたすらにしました。

7時過ぎに原田駅を出発し、そこから登山道まで足を進めていきました。8時15分ごろに基山に到着。基山までの登山道は遊歩道として整備されておりとても歩きやすかったです。基山から、今日登る山々を見ながら、ほんとに行けるのか?と思いました。
ここから記憶があいまいで、もう何も覚えていないです。
九千部山、三領峠、坂国峠、蛤岳、背振という感じで進んでいきました。

えっとですね。本当に覚えていないんですね。石段を下っているときに眠すぎて足を踏み外しそうになったことぐらいしか覚えていないんですね。
蛤岳が思った以上に遠くてつらかったという記憶しかないんですね。アスファルトに対して猛烈な殺意を抱いたということぐらいしか覚えていないんですね。ってことで一日目終了。背振についた時の、ここ車で来れるのか…という感情(謎)はもうなんかよくわかりません(語彙力不足)

その日は何かを食べました。何を食べたのだろうか。ジフィーズ食べたような気がします。おいしかったような記憶があります。

つぎのひ

5時出発からの椎原峠、小爪峠、金山、三味線峠、井原山、雷山、雷山避難小屋という感じです。
2日目が一番楽だったような気がします。

この日は前日の寝不足も解消し、元気に先頭を歩いていきました。ただ、ヘッドライトの電池が切れかかっていて光量が落ちていたため、先頭のルーファイが難しかった気がします。この日も井原山から、雷山に移動しているときの記憶しかないです。雷山ついた時の家に帰ってきた感がすごくてもうそれしか覚えていないんですね。なんか大変だったような気がする。
そういえばshuyaが地面に落ちている木の枝をストック代わりに使い始めてから、なんか覚醒し始めて、登山の歩行技術がどんどん上達しているのを感じました。いつか合宿に参加しなかった、山〇氏よりも上達してくれればなと思ったり。
雷山避難小屋快適でした。

3日目は、3時起きからの4時行動開始という感じになりました。2日目のペースが少し遅れ気味だったということもあり、早めの行動になりました。この日はヘッドライトが不調だったということもあり武田先輩に先頭をかわってもらって、後方から安全についていきました。
この日は、羽金山、荒川峠、女岳、浮岳、十坊山という感じでした。

この日のルートは先週行った、糸島4座縦走とにていたため、心に余裕を持ちながら、早くかえりたいという一心で、頑張りました。
早くかえることだけを考えていったため、あんまりコース覚えていないです。おそらく先頭を歩かなくてよくなったので、周りをあまり見なくなってしまったからかなと。もう帰れると思って行動したものの、実は3日目が、どう考えても3日目が一番きつい日で、予想通り一番きつかったですね。ただ、この日の記憶も温泉に入ってからの記憶しかないです。

本当にこの三日間疲れました。登っている最中はあんなに帰りたいと、なぜこんなことをしているのかと思っていたのに、家に帰って考えてみると、この三日間楽しかったなぁと。それしか感想が出てこないです。また来年も登りに来ようと思います。
来年は松林先輩を連れてあと、山〇氏もつれてあとは、1年がたくさんいればなぁ。

また来年もお願いします。


祖母山・傾山縦走合宿2022

2022年07月25日 | 合宿(山登り)

こんにちは。去る三連休、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。我々九大山岳部は7/15~18にかけて、祖母傾縦走に行ってきました。海の日記念☆九大山岳部’22祖母山傾山縦走合宿の様子をお届けします。

 

0日目午後7時、いつものトヨタレンタカーで2台のVitzを借り合宿スタートです。午後7時半、某3年隊員(自分です)が大急ぎでスーツから登山着に着替えてレンタカーに乗り込み、今合宿参加者が全員集合しました。3年4名、2年1名、1年2名の計7名での山行です。残念ながら参加できなかった1年が多く、九重合宿と比較すると約半数のメンバーでの合宿となりました。登山口付近までの約4時間、3年と2年の隊員計3名がドライバー役を担当しました。長時間の運転、本当にお疲れ様でした。夏合宿後にはもう少しドライバーが増えることを期待しています。がんばれ、合宿免許組!

 

目的地に到着し、2、3年5名は車、1年2名は駅で眠ることにしました。と、ここでSTB隊にハプニング発生。駅のベンチにマットを敷いたまま付近のトイレに行っていたところ、マットの上に人影が!なんと、したたかに酔っておられたおじ様が某隊員のマットの上で寝転がっていたとのこと。寝過ごして降りた駅のベンチの上にサーマレストのキャンプマットが敷いてあるのを見て、気が利いた駅だと思ったのでしょうか。無理に起こすわけにもいかず、某隊員はそのままトイレ横のベンチで一晩過ごしたそうです。お疲れ様。

 

翌朝6時45分、いよいよ行動開始です。今回歩くのは、健男社そばの障子登山口から出発し、祖母山、古祖母山、本谷山を通って傾山まで縦走、最後は三ツ尾を通って下山する、祖母傾連山をぐるりと一周するルートです。元気よく出発!と行くはずでしたが、水場が枯れている場合を想定して予備で持っていた6Lの水が堪えたのか、某3年隊員(自分です)が早々にダウン。初めの2ピッチで2時間弱遅れるという最悪のスタートを切りました。

初手で大幅に後れを取ったため、読図がやや難航。これが障子岩か、これが大障子岩か、きっとこれだ、いやこれだと凸凹道を進んでいきます。先頭隊員のルーファイのおかげで特に迷うこともなく、順調に初日の宿泊地である祖母山九合目小屋に到着しました。危険個所などブログ映えするポイントがいくつかあったような気がしますが、ごめんなさい、全然記憶がありません。地図の読み込みが浅かったからか、寝不足だったからか、道が単調だったからか。最初の遅れを巻き返していることを考えると、単純にしんどかったからかもしれません。

 

祖母山九合目小屋に荷物をデポし、15分ほど歩いて百名山・祖母山山頂に到着しました。昨年度は見ることが叶わなかった景色を目の前に、3年連中は万感の思いです。複数回の祖母山登山の経験がある某1年隊員も、初の”雨の降っていない”祖母山山頂に感動していました。翌日も長丁場になるため、スピーディーに感傷に浸り、山頂にいらっしゃった方に写真を撮っていただいた後即下山しました。急いでテントを設置し、夕食作りに取り掛かります。水も無事その場で確保できました。この日のメニューは九大山岳部史に残る名シェフ、3年Tのオリジナルスパイスダル(豆カレー)。隠し味のケチャップが最高です。カレールウは世界中の山岳部にとって最強の発明品ですが、スパイスカレーを山で頂けるというのは、何と言いましょうか、高品質な幸福を感じます。シェフ、いつもありがとう。煮豆を歩荷してくれた人もありがとう。誰だろう。

翌朝、今宿民の誇りことマルタイラーメンで腹ごしらえをし、6時にテント場を出発しました。この日は古祖母山、本谷山を通過し九折避難小屋を目指します。祖母山を超えると鎖場の連続。7人パーティーでの行動のため思うようにペースが伸びません。祖母山の美しいフォルムを考えると、急降下も致し方なしかな、などと思いつつ歩き、天狗岩手前の開けた岩場で一休み。太陽は出ていないものの景色は見える、という絶好の登山日和です。ちなみに今年度、九重も日向神もあまり雨が降っていません。ここまで来たら夏合宿だけ降るとかありえませんね!春合宿まできっと晴天だろうと思います。…フラグを立てたいわけではありません。本当に晴れてほしいです。頼みます。

その後はテンポよく天狗岩、古祖母山頂を通過していきます。次もきっとすぐだ!と意気込んだものの、本谷山までがなかなか大変でした。道中猛スピードで斜面を駆け上がるシカに遭遇するなどしながら400m高度を上げて本谷山を通過、ようやっと本日のテン場に到着しました。多くの隊員にとっては初日が一番大変だったようですが、個人的には本谷山の登りが3日間で一番きつかったと感じます。だだっ広いテン場にテントを立て、翌日に備えて陽の出ているうちから就寝しました。この日のビーフストロガノフも絶品でした!

迎えた最終日。夏合宿前に日の出前の行動開始を経験しておくことを目的に、3時半にテント場を出発しました。傾山隊5名、エスケープ隊2名に分かれて出発です。新作マカロニチョコフルグラはチョコバナナの雰囲気があり美味でした。

 

黙々と登り、若干下ってまた登り、山頂直前の1375m地点までやってきました。少しずつ明らむ空を眺めながら岩を登っていきます。だいぶ進んだところで、見覚えのある景色が見えてきました。昨年度、ビバークに使用した場所です。ちょうどテントが張れるほどの空間がありました。なつかしい。そこから15分程度歩き、ついに山頂に到着しました!やや強い風が吹いていましたが、今合宿最後の目的地ということで少しゆっくり休憩しました。

傾山、と言えば吉作落としを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。崖の途中に取り残された男性が、数日間耐え忍んだものの、精神が崩壊し、自ら転落死してしまうお話です。端的に書くと怖すぎますね。TVアニメ「まんが日本昔ばなし」屈指のトラウマ回として有名です。自分は昨年度山行後にこの話を知り、ぞっとした記憶があります。吉作が転落した場所は登山ルートから離れているため見ることはできませんでしたが、登山道もややスリリングな道が多く、どことなくお話の空気感を感じられた気がします。もちろん登山道は整備されており目印もたくさんあります!ただ、登山未経験者におススメできる山とは言えないかな、という感じです。その分山頂からの景色は格別です。山から山を見るのが好きな方には自信を持っておススメできます。三ツ坊ルートを避けて歩き、9時半ごろに全隊員無事下山しました。

終始天候に恵まれた楽しい合宿でした!昨年度は辿り着けなかった祖母山に登ることができて本当に良かったです。体力強化という点では、私個人は初日にへばってしまったこともあり終始あまり負荷をかけることができず、行く意味あったか??という感覚でしたが、下山後少しだけランニングが楽になったような気がします。成長できているのなら嬉しいです。夏合宿まで残り一か月、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

以上、天候に恵まれた2022年度の祖母傾合宿の様子を食レポ多めでお届けしました。いかがでしたでしょうか。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。最後に、今回が初の祖母山登山だった某1年隊員が山行中に残した名言を紹介して、本記事の締めとさせていただきます。皆さん、お疲れ様でした!

 

とうに過ぎていると思っていた大障子岩が目の前にあると知って

――――――――祖母って人生?

 

最終日、傾山から下山中

――――――――エスカレーター無いっすかね。


新歓九重合宿(2022/5/3-4)

2022年05月24日 | 合宿(山登り)
バイクで風を切るのが心地よい季節になってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?九大山岳部では、5月の3日から4日にかけて九重連山で新歓合宿を行いました。ワクワクドキドキ☆九大山岳部'22はじめての合宿の様子をお届けします。

参加者は3年4名、2年1名、1年6名、4年1名とその弟さん1名の計13名。ここ数年では最大規模の合宿となりました。車隊と特急隊に分かれて早朝に福岡を出発。3年の1人が急きょ主将のお母様の車で合流することになったり、GWのみどりの窓口の行列に敗北し特急利用区間が拡大したりするトラブルがありつつも、なんとか長者原に到着し、後から来た車隊と合流しました。



何度も何度も人数を確認して、行動開始です。真っ青な空に浮かぶ三俣山のみごとな曲線美を堪能しつつ、雨が池越&坊ガツルに向かって歩いていきます。目の前を歩く新入生の足元には真新しいスポルティバの山靴。この美しいイエローが歩荷訓練で汚れていってしまうのかと思うと興奮します。GWということで、道中は多くの登山客で賑わっていました。1時間で100回くらい挨拶したような気がします。小学生くらいの子どもたちも山に来てくれていて、勝手に嬉しくなりました。みんな元気に挨拶してくれました。ありがとう!





特にトラブルもなく、コースタイムより若干巻いて坊ガツルに到着。テント設営を行った後、昼寝したり、散策したり、各々自由に時間を過ごしました。自分を含む数名は"九州で最も高い場所から湧き出す温泉"法華院温泉でちょっと一休み。温泉に入ってさっぱりし、温泉入り口にずらりと並ぶお酒のディスプレイをじっくり拝見し(自分だけ?)、テント場に帰還しました。



待ちに待った晩御飯は、新作ぺミカン、肉じゃがです!我が部が誇る三ツ星シェフ、3年Tの最新作は、期待を裏切らない美味しさ。ほくほくのジャガイモにアツアツのごはん、、、といけば最高だったのですが、13人という大人数での夕食が初めてだった上級生は、上手く米を炊くことが出来ず、肉じゃがと米を別々で食べる羽目になってしまいました。新入生のみなさん、ごめんなさい。もう一つ、ガスヘッドで致命的なトラブルもありました。九大ワンゲルさん、助けていただき本当にありがとうございました。大変申し訳ありませんでした。以上2点、上級生は後で反省しましょう。翌日の準備を済ませ、3つのテントに分かれて早めに就寝しました。

2日目は朝4時に起床。雨が降ったり冷え込んだりすることもなく非常に過ごしやすい夜でしたが、テン泊初体験の新入生の中にはあまり眠れなかった人も居たようです。マカロニポテトで腹を満たし、いよいよ今合宿の目的、九重連山山頂に向けて出発です!

出発早々明らむ空に季節を感じつつ、諏蛾守分岐(漢字変換大変)に向かって進んでいきます。1時間ほど歩くと、四方八方を山に囲まれた砂れき地歩きが始まります。右、左、前、後ろ、すぐ近くにあるのに、まるで違う個性を持った山々に囲まれてのハイキング。九州にこんなにも山の魅力を感じられる場所があったのかと驚きました。これだけの人が集まるのも納得です。景色に気を取られていると、あっという間に久住分かれに到着。荷物をデポし、山頂を目指します。



三つの山々を巡る前に、まずは天狗ヶ城という小ピークを通過します。地図に名前こそ載っていませんが、なかなかの存在感。自分はかなり気に入りました。稜線上を少し歩くとついに中岳に到着!新入生のみんな、合宿初登頂おめでとう!!!九州の名を冠する大学の山岳部に属するのであれば、必ず踏んでおきたい九州本土最高峰、1,791mの頂に到着です。御池に九重連山、先にある祖母傾連山や阿蘇五岳まで見渡せる絶景。くどいくらいの晴天下、景色は絶品です!!





ゆったりと景色を満喫した後、すんなりと伸びる稜線を歩くとすぐに稲星山に到着。時間が進み、登山者の姿も少しずつ増えてきました。こちらも息をのむほどの絶景。隊員の中には中岳からの景色よりも気に入った人もいたようです。ちなみに読み方は“いなほし”ではなく“いなぼし”です。





最後は主峰、久住山。皆少しずつ稜線歩きに慣れてきたようで、すいすいと進みます。山頂につくと、ものすごい数の人、人、人!山もすごいが人もすごい。記念撮影は諦めて、各々で楽しむことにしました。少し下って久住別れに戻ってきたところで、念のためエッセン&水分補給の時間をしっかり確保。再び荷物を背負い、本隊とエスケープ隊に分かれて再出発です。



本隊は星生山(ほっしょうさん)、沓掛山を通って牧ノ戸峠を目指します。その様子は写真でご確認ください。











エスケープ隊は主峰たちに別れを告げ、元来た道を戻ります。道中、麗しの三俣山を眺めながら思ったのですが、三俣山って諏蛾守越から行けるんですよね。中岳、稲星山、久住山を回った後、諏蛾守越まで戻って登ってもいいのでは?と思いました。長者原へのSCルートもなかなか乙だったので(北ア双六の巻き道っぽい)、レンタカーで行く場合は移動も考えて星生山ではなく三俣山を目指すのも良いかもしれません。牧ノ戸峠に行くことはできませんが、今合宿唯一の心残りである三俣山登頂が果たせるこのプラン、アリなんじゃないでしょうか。まあ考えてみてください。突然の軽い早口失礼しました。

そんなこんなで両隊とも13時頃に無事下山しました。その後は車隊と鈍行隊に分かれて帰福。写真は途中で下車した豊後森機関庫公園の様子です。初めて知ったのですが、鈍行は移動距離が100km以上の切符の場合途中で改札を出ることが可能だそうです。今合宿で一番驚きました。九大学研都市駅に着いた後は、MKでしゃぶしゃぶの食べ放題パーティー!とにかくチゲが旨すぎました。反対にオリジナルスープはチゲに負けてほとんど味がしませんでした。正しい組み合わせが知りたいです。肉と野菜を食べ尽くし、22時頃解散しました。お疲れさまでした!



たった2日間でしたが、とても充実した楽しい合宿でした。3年連中はあまりの天気の良さに新歓合宿で運を使い果たしてしまったのではと怯えています。とりあえず当面は、1年の誰かがとんでもない晴男・晴女である可能性を信じることにします。中の人は農学部で、6月頭に農場実習で再びくじゅうに行けることを非常に楽しみにしていたのですが、コロナの為に実習が全てe-learningになることがたった今決定し落胆しています。九大山岳部もコロナ禍と無関係ではありません。長期合宿への影響、OB山行の中止や簡略化、親睦会の自粛など、一昨年、昨年となかなか思うように動けない場面もありました。ここ数カ月は特に強い規制もなく徐々に元に戻ってきているように感じますが、どの程度活動できるのか未だ分からない部分もあります。世の中が落ち着き、人々の安全がある程度確保され、九大山岳部としても部の活動を充分に行うことができる状況になることを切に祈っています。

以上、2022年度新歓九重合宿の様子をお届けしました!
今年度も九大山岳部は安全第一に頑張ってまいりますので、皆様、どうぞよろしくお願いいたします!

体力強化‼ 背振全山合宿

2019年12月06日 | 合宿(山登り)


  みなさん、こんにちは
 11月に入りましたが、まだまだ気温は高いですね。
 えっ!もう12月ですって?
 1ヶ月以上も更新が途絶えてしまいました。理由は……誰も書こうとしてくれないから 著者もだろ!

 さて、11月2~4日に体力強化を目的とした合宿を背振山系で行いました。行程は基山から入山して十坊山までです。メンバーは3年1名.2年1名.1年2名の合計4名でした。

 1日目
 7:45 JR原田駅出発
 7:56 上原田公園付近より入山
 9:00 基山山頂
 10:45 柿ノ原峠
 11:45 大峠
 12:40 九千部山
 13:40 三国峠
 13:45 石谷山
 14:27 七曲峠
 15:07 坂本峠
 16:06 蛤岳手前 734mピーク
 16:40 蛤岳
 19:00ごろ
背振山頂


 早朝に博多駅に集合し、JR原田駅まで。7:45ごろに出発!
 昨年は基山の入山に苦労しましたが、今年は難なく入山。事前に調べていましたが、
 案内表示が小さい。山道に入ると寺?があり、そこに豊富な水場がありました。そこから遺跡散策ルートで山頂へ。 晴天でとても気持ちが良かったです。山頂から西側は草スキー場で、そこを横切って九州自然歩道に合流しました。
 九州自然歩道ですが、アスファルトなので山靴だと少し嫌ですね。長いアスファルト道を下り、柿ノ原峠へ出ました。そこから九千部山へ入山。山頂付近でアスファルト道と合流し、山頂へ。ここで、まったり休憩。
 ここからの蛤岳が長かった。九千部山から幾つかの峠を通過し、坂本峠へ。坂本峠で犬と遭遇。首をしていましたが、放浪状態の模様。人懐っこい犬で優しい表情の犬でした・・・・蛤岳へ入山して、振り返えると、最後方の2年の後ろに犬が! ついてきてるーーー!このまま最後まで付いてきたら、どうしようと考えていました。が、気が付くといなくなっていました。蛤岳山頂へ着くと全員バテバテ。日が暮れ始めていました。
 背振山への登山道に入る前には日が暮れてしましました。山頂にはキャンプの方が多くいらっしゃいました。
 全員疲労に加えて1年生1名が体調不良を訴る状態でした。

 原田駅
 

 基山山頂
 
 
 九千部山
 
 
 坂本峠
 

 蛤岳
 



 2日目
 5:00 起床
 6:00 出発
 6:24 矢筈峠
 7:08 椎原峠
 7:33 鬼が鼻岩
 7:58 猟師岩山
 8:07 小爪峠
 9:10 金山
 9:45 アゴ坂峠
 10:02 城ノ山
 10:45 三瀬峠
 11:57 新村分岐
 12:53 井原山
 13:52 冨士山
 14:30 雷山
 15:00 雷山避難小屋

 
 5:00に起きて、体調不良を訴えていた1年も少し回復した模様。下山させるべきですが、行けるところまで行こうという判断をしました。疲れは残っているものの、天気が良く、脊振山付近は紅葉が少し見られたので、足の運びも速くなりました。椎原峠で休憩したとき、3年の私は1年の時に来た以来なので、懐かしく感じました。鬼が鼻岩山ではガスが少しでいましたが、視界が開けるので気分が良い。金山に着いたときは少しパラつきました。ここらで1年生がやはり体調が悪化したので、確実に下山できる三瀬峠まで頑張らせることにしました。金山周辺の登山道は渡渉とわかりにくいことを考えての判断をしました。
 金山から城ノ山へ向かう途中に九大ワンダーフォーゲル部の方とすれ違いました。3名の内1名は1日で十坊山―基山の縦走をするそうで、「登山」ではなく「トレイルランニング」や「ウルトラマラソン」でしょうか。さすがワンダーフォーゲル部ですね。幅が広い。1年生を励ましつつ、三瀬峠へ。体調不良の1年は三瀬峠からバス停に行き、無事に下山できました。
 残りは井原山へ入山。整備され過ぎたと感じる森林を行きました。ここが2日目で最もキツいと感じました。普段の歩荷とは反対側から井原山へ登ったので、新鮮でした。井原山に着くと、珍しく風がほぼ無い山頂でした。歩荷でよく通る道を過ぎて雷山へ。2日目は時間的に軽い行程だったので、2年1名が内太ももの痛みを訴えていました。 

 
 鬼が鼻岩
 

 金山
 

 井原山
 



 3日目
 4:00 起床
 4:45 出発
 6:45 長野峠
 8:25 羽金山
 10:34 荒川峠
 11:30 女岳
 12:00 荒谷峠
 12:55 浮嶽
 14:05 白木峠
 14:50 十坊山
 16:30ごろ マムシの湯

 避難小屋で快適かと思いきや、蛾が定期的に暴れたために余り寝れず。
 15分早く出発できましたが、途中で私がルートファインディングを間違えてしまい林道に入ってしまい、完全に迷ってしまいました。最悪の事態は免れましたが、自分の未熟さを実感しました。予定の1.5時間を遅れていました。やっとのことで登山道に復帰して、長野峠にでました。冷たい雨が降り、体力が削られてしまいました。
 羽金山に入山して、佐賀県側は伐採し過ぎだろと思うような景色がありました。山頂へ着くも「濡れ・寒さ」で、すぐに出発。荒川峠へは3日目で一番長い。雨は止みましたが、まだまだ寒い。途中、倒木等で再びルートファインディングで悩むことがありましたが、ルートから外れることはありませんでした。何とか荒川峠へ出ました。
 閑散とした峠を足早に過ぎて、女岳へ入山。天気は晴れ始めましたので、気分も登り調子かと思いきや女岳山頂では海風で寒かったです。さっさと荒谷峠へ下りました。長野峠へのルートファインディング・ミスで焦っていたのか、スピードを速くし過ぎました。荒谷峠から見上げる浮嶽は尖がっていて、思わず溜息が出てしまいました。天候が回復したので気温も暖かくなっていました。疲れがあるものの、全員が惰性で登り山頂に着きました。浮嶽山頂には神社があり、木が茂っているので気温が低かったです。
 残り1座となり気分が上がりつつ、白木峠へ。白木峠付近では着きそうで着かず、全員イラついていたようでした。白木峠に着き、長めに休憩してから十坊山へ入山しました。ヒイヒイ言いながら登り、2,3年は声を上げながら登ってました。
 山頂に着くと快晴の青空に包まれて、気分が晴れ上がりました。山頂には持ち帰り自由の「I LOVE ITOSHIMA」のキーホルダーを頂いて、下山しました。下山ルートは完全に惰性でした。

 羽金山
 
 
 女岳
 
 
 荒谷峠から見る浮嶽 
 
 
 浮嶽
  

 十坊山
 
 
 

 下山後の「マムシの湯」では以前、OBの「鉄人」磯村さん(S29入部)に教えていただいた下山後の入浴法を実践しました。 

 体を洗った後に
 1. 水風呂に足だけ10~15分浸かります。 (酷使した足への冷湿布効果か)
 2. その後に湯へ入浴 (冷湿布後の温湿布効果か)

 実行しましたが水風呂には5分も浸かっていられませんでした。
 
 危ない瞬間もありましたが、何とか遂行することができました。反省点が多いですが、1,2年生は良く頑張ったと思います。
 冬合宿まで1ヶ月を過ぎました。目的が達成できるよう仕上げていきたいと思います。
 

新歓合宿 福智山・皿倉山へ

2019年05月05日 | 合宿(山登り)
2019年5月3日から4日にかけて新歓合宿に行ってきました。新入生植松の初投稿です。

行動記録
5月3日
採銅所駅発(9:10)~約65分~牛斬山(10:15)~約50分~焼立山(11:05~11:15)~約10分~赤牟田の辻(11:25)~約70分~福智山(12:35~13:30)~約10分~荒宿荘(無人避難小屋)着(13:40)
5月4日
荒宿荘(無人避難小屋)発(6:15)~約60分~尺岳(7:15~7:30)~約60分~音滝山(8:30)~約50分~建郷山(9:20)~約95分~皿倉山着(10:55)~ケーブルカー・バス移動~八幡駅(12:35)

2日間とも快晴で気持ちの良い登山ができました。3日のコースはアップダウンが激しく、体力的に大変なところもありましたが何とか福智山に到着できました。GW中盤ということで多くの登山客でにぎわっていました。山頂付近には岩場が点在しており、岩登りも楽しめました。360度に広がる眺めは大変美しく、北九州を一望することができました。荒宿荘ではおいしいカレーを食べたり、大富豪で遊んだりして、ゆっくりと楽しい時間を過ごすことができました。4日のコースは比較的平坦な道でしたが権現山を巻く道に限っては非常に長い上り坂で体に応えました。木々に囲まれた登山道の中を歩き続け、皿倉山のビジターセンターに到着。そこから一気に階段を駆け上り、展望台へ。青い空、青い海に囲まれたまちはとても美しかったです。集合写真を撮って展望台を後にします。山の上駅から山麓駅までケーブルカーで下り、登山を終えました。誰一人、けがせず帰ってくることができ、よかったです。この新歓合宿の計画、準備、運営を行ってくださった先輩方ありがとうございました。

高気圧ありがとう!!2年学年合宿@九重

2019年01月25日 | 合宿(山登り)
今年の2年学年合宿は九重山!!1年生の時の新歓合宿、今年度の秋の山行に続いて3回目!確か去年の学年合宿は屋久島宮之浦岳。
1年間でどれだけレベルアップしたのか?!そもそも進歩しているのか?!
今回は諸事情により3人での合宿。少し寂しいですが全力で楽しんできました!

今合宿の目的の1つは「リベンジ」。2017年の山岳部&九重デビューが悔しいものとなってしまったため、今度は楽しく登ろう!と決意しての山行です。(詳しくは"波乱の新歓合宿"を参照)
期間は1月18日〜1月19日。登った山は久住のみ!それでいいのか2年生

18日
2017年は特急とバスを乗り継ぎましたが、今回は高速バスと九州横断バスを使うことに。阿蘇熊本経由で4時間半。内側から見る阿蘇の外輪山はなかなかの迫力で、思わず興奮してしまいました。
各々リラックスしてバスに揺られ、2年前と同じ牧ノ戸峠に到着。
いきなりハプニング発生…
バス内でBluetoothのイヤホンを使って音楽を聴いていたK氏、「(イヤホン)小さいから忘れるなよ」と言われていたのにも関わらず、置いてきてしまいました、携帯を。
WiFiを食べているというスマホ依存症(自称)のK氏。生きていけるのでしょうか…?
ひとまずバス会社に連絡したところ翌日掛け直してください、とのことだったので下山後に再び電話することに。(その後無事回収できたようです)
ショックですが気を取り直して登山口に向かいます。


この日の目的地は坊ガツル。2年前と同じ道を辿り、まずは久住山へ。


ちなみに2年前はこんな感じ。どうでもいいけどみんな若い!



全然印象が違いました。晴れてる山って最高です!
どこまで行ってもど快晴。テンション高めで足を進めます。



予定では凍った鏡池を見に行くはずでしたが、最近気温が高かったせいか雪が全くなかったため池も凍ってないだろう、ということで取りやめて今日のテン場の坊ガツルへ。
平日ということもありどこでもテント張り放題。水場の近くに陣取りました。水場の凍結を懸念していましたが問題なく利用できました。

夕飯はアルファ米&畑のカレー&ハンバーグ!!!!!スマホのK氏が実家から持ってきてくれました。


山にいながらハンバーグが食える!めちゃくちゃ美味かったです。(リアクション薄くて怒られました、ごめんなさい)
翌日の起床時間を決めたらすぐに就寝。残すは下山のみです。ちなみにこの日の行動時間は3時間30分でした。

19日
坊ガツルの寒さ、なめてました。九重といえども冬です。
テントに内張を張らず、多少保温性に劣る#1のシュラフを使い、日中暑かったからとインナーを全て脱いでいた者を含め、テントから出るのがちょびっとだけ憂鬱でした。
まあ気温にはすぐに慣れていつも通り出発。
所々で写真をとりつつ、1時間半で本日の行動終了!!




早くおりすぎたのでバス停付近で2時間待ちぼうけたあと、往路と同じバスに乗って学年合宿は幕を閉じました。

去年の学年合宿@屋久島と比べ、今回は期間、行動時間共に短いものでした。一方で去年はできなかったテント泊、豪華な食事ができました。この1年で進歩した、と信じたいものです…。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

P.S.名古屋のSへ。のんびり待ってます。 山村

やってきました、脊振全山

2018年12月04日 | 合宿(山登り)
こんにちは、3年の池﨑です。

11月23~25日で冬山合宿参加者の強化合宿として脊振全山縦走をしてきました。

最近QUACでは脊振全山をできてなかったので、成功(?)して良かったと思います。

成功(?)である理由は、読んでもらえば分かると思います…(^▽^;)

メンバー(初期)は3年の須賀・荒木・池﨑、2年の児島・下鶴・山村でした…。


1日目

0655 原田駅
0840 基山分岐
1125 九千部山着
1200 九千部山発
1355 坂本峠
1520 蛤岳
1720 脊振テント場

始発の電車で原田駅に到着。



多くのメンバーが3時間くらいの睡眠時間だったようで、眠い、寒い…。でも頑張るぞー。

ここでフラグを立てておきますが、下鶴は病み上がりな上、2時間くらいしか寝ていなかったそうで…眠そうでした!

ちなみに僕はアニメの見過ぎで睡眠時間が取れませんでした…( ̄▽ ̄;)

基山までは完全にアスファルト道。また行き方がよくわからなかったので、Google Mapの案内で行きました(^^;)

九千部山の頂上分岐にて、下鶴が寝たいということで大休止を取りました。下鶴は道の脇でスヤスヤ…(◎_◎;)



私に自撮りされても気づかないほど…。おいおい大丈夫かぁ…。



下鶴以外は九千部山頂上へ。学ラン時代を思い出します。

この日は舗装道を歩くこと歩くこと。レンタカーの乗り捨てができるならレンタカーに乗りたいところ。バイクでせめても楽しそうです。

脊振までは遠かったです…。あそこか!いやまた下り坂か…。ああ!あそこだな!おいおいまた下り坂か…。そんな会話の繰り返しでした。

脊振のテント場についたころにはみんなヘトヘト…。僕もこの日はさすがに疲労困憊でした。

下鶴はかなり疲れているうえに、熱を測ると微熱があったのでした…。

【この日の一言】ぺミカン試作品うまし!!!



2日目

0605 脊振テント場
0700 椎原峠
0845 金山
1010 三瀬峠
1225 井原山
1350 雷山
1430 雷山避難小屋

出発前に体調の悪さのため、下鶴をタクシーで下山させました。お大事に。

この日も、山道もあるが、舗装道も歩く。足にはダメージ大きいです。

メンバーが一人減ってしまったこの日、山村の足にだんだんとダメージが…。途中からは足を引きずりながら歩きます。大丈夫?
荒木はお腹の調子が悪いらしく…。

井原まで着くと、おなじみの縦走路で、ここまで来たんだなーと思いました。(頭はあまり回ってません)



雷山にて

雷山避難小屋は広く、その上貸し切りでした。また昨日に比べ時間も早く、ゆっくり休めました。

やっぱり避難小屋は快適でいいねーーー。好きです。

【この日の一言】避難小屋好き!!!


3日目

0600 雷山避難小屋発
0645 長野峠
0840 羽金山
1020 荒川峠
1135 女岳
1250 浮岳
1350 白木峠
1425 十坊山
1600 まむしの湯

今日は家に帰れる!三日目です。

山村は足の調子が良くならず、長野峠からエスケープ。お大事に。

ということでメンバーが残り4人になってしまいました。初めの67%…。

もうみんな疲れでバカになってきました。荒木はかなりきつそう。児島は靴擦れが激しい。僕は足首痛かったです。でも流石、須賀はまだまだイケます!

あー、女岳だー!(ダッシュ)



山頂前ダッシュは欠かしません(゚Д゚;)

白木峠についたら、あとは十坊山だー!

おい、おめーら、行くぞー!(ダッシュ)



うおおおおおおおおぉーーーーーーーーうごごごごごーーーーーーー!!!

お疲れさまでした。とぼとぼ下りました。

【この日の一言】まむしの湯!!!


一日目が明らかにきつかったです。あとは惰性&カラ元気で乗り切れました。

冬合宿もこの気合いで頑張ります!!

祖母・傾行動記録(メモ)

2018年11月28日 | 合宿(山登り)

もはや何月に行ったかも忘れかけの祖母・傾縦走合宿の行動記録です。次代の人にコースタイムを伝えるために書くので味気ないですが悪しからず。。。

7/14㈯
5:00 建男神社駐車場 起床(前日の夜レンタカーで福岡発、天神から4時間くらい運転しテント泊)
6:00 出発
7:40 尾根に出る 地図にはあった水場が見つからず、須賀、伊藤で偵察。
8:00 水場見つからない。通りすがりの人に聞いたところ地図にある水場は無いらしい。水は追加で必要なので体力に余裕のある者(チームA)とそうでないもの+一年生(チームB)で分隊し、Aは少し戻って川の水を全員分汲む。Bは先に進む。
11:30 合流
12:10 なんでもない道で疲れた一年生が足を滑らせ滑落しかけ、後ろにいた二年生が助ける。一年生の動きには常に注意が必要
12:20 大障子 下りは岩とロープが多い
14:45 池の原 アップダウンと前日の寝不足によりみな疲労困憊
15:30 宮原
16:30 祖母山九合目小屋

前日の寝不足と11h超の行動時間によりみな疲労困憊で、小屋まで辿り着けるか不安だった。水場や崩落状況などは入山前にネットなどで確認しなければならない。
そして、実はこの日は私の誕生日だったのだが、なんと嬉しいことに夕食後ケーキを作って祝ってくれた。お陰で一生忘れられない誕生日になった。ありがとう。

7/15㈰
5:00 起床
6:00 発
6:15 祖母山頂 ここからの下りはハシゴ連発だが、少し注意して下れば問題ない。
7:50 天狗岩 岩上からの景色が最高
8:35 障子岳
9:27 地図に記載のない水場を示す看板
10:00 古祖母 下りは少しハシゴがあるが、ここも問題なし
11:30 尾平越 水場をなかなか見つけられない
12:20 少し先に進んだ地点で水場を見つける。右手に続くフェンスを辿ると水場と書いてある看板があり、そこの扉を開けて少し下ると水場がある。
12:50 発
13:30 丸山
14:10 本谷山
15:10 笠松山分岐 
16:05 九折越 テンバから水場は10分ほど歩く

この日もアップダウンが多く、一年生一名が特にバテて行動に遅れがちだった。疲労で足が痛いというメンバーが複数いた。行動中に遅れるのは体力面で仕方のないこともあるが、休憩を終えて出発するときに遅れるのは意識の問題。

7/16㈪ 海の日の振替休日
5:00 起床
6:00 発
7:00 傾山頂 
ここで、建男神社まで車を取りに行く隊(A)と一年生+須賀、池崎、山村の隊(B)に分隊した。帰りのレンタカーの返却時間締切があるためである。Bは一年生に地図読みなどを教えながらゆっくり下山。Aは地図を確認せずに行動してしまったため間違えてバリエーションルートに入り、Bに追い抜かされた。その後もトラブルはあったがなんとか全員下山し、福岡に帰った。この日の教訓は「必ず地図を確認しながら行動すること、荒れた道には車で入らない事、分隊するときにはトランシーバーなどで連絡のつくようにしておくこと」。

以上、初めての祖母傾縦走で上手くいかない事も多くあったが、学びが多く夏合宿前の訓練としてふさわしい合宿であったと思う。

須賀




新歓合宿(福智山〜皿倉山)

2018年05月14日 | 合宿(山登り)
こんにちは!2年の山村です。
5月12日〜13日に行った新入生歓迎合宿の報告をさせていただきます。


行動記録

5/12 天気:晴れ 採銅所駅~荒宿荘

9:50 採銅所駅を出発
10:40 牛斬山、円陣の滝岐
10:55 牛斬山の肩分岐
11:03 牛斬山山頂
11:35 山犬の峠
12:15 焼立山頂上
13:15 福智山の手前ピーク
13:35 福智山山頂に全員到着
14:20 荒宿荘

下鶴の個人山行
14:55 荒宿荘を出発
15:15 上野越
15:25 鷹取山
16:10 荒宿荘に帰着

5/13 天気:曇り後雨 荒宿荘~JR八幡駅
5:00 起床
6:05 荒宿荘を出発
7:20 尺平
7:23 尺岳(池崎先輩、下鶴、二宮、安河内)
8:30 観音峠
10:05 一ノ瀬峠
11:15 権現山へ(井上、下鶴、山村)
巻き道で皿倉山ビジターセンターへ(1、3年生)
11:50 皿倉山ビジターセンター
12:00 合流
12:20 皿倉山山頂
13:00 ケーブルカー
13:25 八幡駅

1日目

採銅所駅を出発。天気がよく、暑かったです。


牛斬山、円陣の滝分岐で休憩中。樹林帯は涼しくて心地よい。


牛斬山山頂にて。素晴らしい青空で展望も良かったです。


焼立山(?)にて。看板は判読不可能。


福智山の手前ピーク。ここから須賀先輩、池崎先輩、井上、下鶴、山村が走り出す。


走る井上


走り疲れて休憩



福智山山頂にて集合写真。40分ほどくつろいだ後荒宿荘へ。きれいな景色を見ることができました。


5分ほどで荒宿荘に到着。下鶴は鷹取山へ向かう。残りは小屋でのんびり休憩。


小屋のなかはこんな感じで、結構きれいでした。


鷹取山山頂にて。草原のようになっていて、展望が良かったそうです。


米を炊く1年生。

カレーを作る上級生。今回は冒険してもりもりのイエローカレー(タイのカレーだそうです。)。美味しくいただきました。



夕食後は元気な人たちで大富豪。小屋にいたのは自分たちだけだったので思いっきり騒げました。(その間下鶴は星の観察。金星、北斗七星などしっかり見えたそうです。)


夜景がきれいでした。

2日目

尺平で休憩中。今にも降りだしそうな曇り空。


尺岳山頂にて。皆元気だなあ

一ノ瀬峠から権現山へ向かう途中、車道から登山道に入る際に行き止まりの看板に気付かずタイムロスしてしまいました。先頭以外の人もルートに注意する必要があると感じました。
その後は特に問題もなく、権現山手前の分岐へ。


権現山手前の分岐で休憩。



権現山山頂にて。それなりの急登でした。山頂付近には鳥居と電波塔がありました。


皿倉山で集合写真。雨が降っていましたが、うっすら景色が見れました。


皿倉山のケーブルカー乗り場にて。

皿倉山ビジターセンターでは温かいオニオンスープをいただきました。とても美味しく、疲れがとれました。ありがとうございました!
全体的に樹林帯での行動が多く、ちょうどよく日差しや雨を遮ってくれました。
2日目は生憎の雨となりましたが、1日目は晴れ、1年生も楽しめたようで、良かったです。
閲覧ありがとうございました。

一年生 屋久島登山

2017年11月25日 | 合宿(山登り)
2度目のブログ投稿になります。理学部数学科1年の児島です。

大変遅くなりましたが、11月3日〜5日にかけて行った学年合宿のご報告です。

我々1年生は鹿児島県の屋久島に行き、宮之浦岳に登って参りました。


出発はなんと2日の22時。レンタカーで天神を飛び出しました。

1年で免許を持っているのは自分と井上の2人のみ。しかも自分は免許を取って以来、初めての運転でした。(いやードキドキしましたね・・・)

途中で休憩を挟みながら3日の朝に鹿児島県に到着。鹿児島港でフェリーに乗り、屋久島へ向かいます。


船酔いしませんように・・・

屋久島到着後、バスで淀川登山口まで向かい、その日のうちにいざ、入山!!

・・・とはいったものの、初日は登山口から1時間弱のところにある避難小屋で一泊。(快適でしたが、夜中に外国人の子供がエンドレスに喋りまくっていて・・・寝させてくださいお願いします。)


4日の朝、まだ暗い時間帯に(おそらく)小屋で一番最初に出発し、山頂を目指しました。

天候は曇り。しかも風が強く、寒さとの戦いでした・・・。(雨は降るな雨は降るな雨は降るな・・・)

山頂には9時頃到着しました。


展望なし。寒いし、そそくさと退散・・・。

それから下山し、12時頃に高塚避難小屋に到着しました。

小屋の中は冷たい空気で満たされていました・・・。(ダウン着ないと寝れないレベル)

今日はここで一泊しますが、小屋に荷物だけ置いて僕たちが向かったのは・・・縄文杉!


でかい。そして人が多い。宮之浦岳の道中はほとんど人がいなかったんですけどね〜。


5日。バスの都合で白谷雲水峡に9時までに着かなくてはならなかったので、朝4時に小屋を出発!

下山道はほとんど木道。滑らないように・・・。


途中トロッコ道も通りました。いや〜これが長いのなんの。

永遠に続くかに思えたトロッコ道が終わると、だんだんと明るくなってきました。

なんと最終日が一番の好天気。辻峠を駆け上がり、写真を撮る手も加速します。


8時過ぎ、無事に白谷雲水峡に到着。この合宿で一番綺麗な風景が見れました。

ここで撮った写真は多すぎるので、この一枚にて残りは省略。


一年だけの合宿ということで不安な点もありましたが、無事に終えることができました。

次は冬合宿。なんと1年生は全員参加します!(しかも1年が一番多い・・・)

無事に登頂できるよう、頑張りますのでよろしくお願いします!

つい長文になってしまいましたね・・・。それでは、

閲覧ありがとうございました。