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HIFIMAN ANANDA yo-yo-MA,Gergiev,BOSTON POPS Orch,Larrocha,etc

2023年11月19日 | オーディオ

突然に、一気に、冬の寒さが到来し、体調管理が追い付かない此の頃ですが、、

コチラは引き続き 中華製平面駆動型ヘッドホン HIFIMAN ANANDA にて音楽を楽しんでおります

恐らくは動作時間が2~30時間になってきて、もう そろそろ初期状態から本調子に入り始めたんじゃないかと思われます。相変わらず頭頂部付近に集まる傾向はあるものの、かなり左右方向への拡がりも出てきて 安心して音楽に没頭できる感じになっております。

と、ところがなんですが、、

  実は、初期の頃から薄々感じていた事がありまして、、

と云いますのは、ANANDA音楽ソースの選り好みが激しい 気がしております。

元々より愛用してきた AKG K712 では優秀録音(あくまで自分の好みとして)と感じてヘビロテしていた CD が、コチラのANANDAで聴くと『アレ?~ それ程でもないな~』と感じる盤が非常に多いわけなのです。 そして更に不思議なのが、元々のシステム(半導体アンプ+DCD-1650AZ改etc)でチョッイ聴きしてコリャ ダメじゃ』と そのままお蔵入りして放置してあった盤が ビックリするほど素晴らしいサウンドを聴かせてくれたりするのです。

  obrigado BRAZIL  yo-yo-MA  オブリガード ブラジル  ヨーヨーマ 

今から20年前にチェロ奏者のヨーヨーマがブラジル系の凄腕ミュージシャン達と共演したアルバム  当時は非常に話題になった1枚であり、その評判に押されて入手  しかしながら、かなり期待したものの 当時のシステムでは想像したようなサウンドは得られず ガッカリきて そのまま放置  

今回 ANANDA の試聴用に何か目新しいCDは無いだろか?とCD棚を探していて発見

コレは本当に優秀な録音と快適な演奏ですネェ~  

この方がクラッシックの演奏者だとは信じられない程見事にブラジル音楽(ラテンポピュラーミュージック)を演奏されておりますわ  ブラジル系の凄腕ミュージシャン連中が、ココはこんな風に工夫できるんですよ~ と 変わった奏法を披露すると すかさず『へぇー じゃあ こんな感じはどう?』みたいに 超高度な音楽的やりとりをお互いに楽しみながら演奏されている様に聴こえます。聴いていて ドンドン のめり込んで 聴き入ってしまう 素晴らしいアルバムでした

 

  THE RITE OF SPRING  Gergiev  春の祭典 ゲルギエフ 

コチラも20年以上も前に話題となったアルバムですネェ~ 当時の宣伝用写真が、ロシアの広大な雪と氷の世界から現れた野蛮人みたいな恐ろしい 強烈な印象の ゲルギエフ氏の顔写真となっており 当初は購入するのを控えておりました 確か1枚目のCDジャケ写真が恐ろしくて購入せず、コチラが2枚目だったんじゃないかと思いますが 極めて曖昧な記憶です

で、コチラも当時のシステムでは思ったようなサウンドが聴けず チョイ聴きだけでお蔵入りしていたようです。クラッシックのオーケストラものは、球アンプになる以前の半導体アンプ時代には『音のかたまり』にしか聴こえず ちーとも楽しめる感じがしませんでした~ 

球アンプ+ANANDA の組合せになって、ようやくオーケストラものも楽しめるようになりました!! 

誠に勝手な解釈ながら コノ ANANDA は、どちらか言うと クラッシック系がお得意なんじゃないかと感じております 特にフルオーケストラの交響曲は其々の楽器の細かなフレーズまでも鮮やかに表現してくれるので、以前は”かたまり”として聴いていたサウンドが、この楽器がこんなフレーズを奏でていたんだ と一層楽しみを深めてくれます コチラの 春の祭典 も、お馴染みの ジャジャ・ジャ、ジャジャ・ジャ と繰り返されるフレーズが、ヘェ~ 成る程ネェ~ こんな楽器がやっているんだ・・ てな感じです。  ただしANANDAは音場は広くないですから2階席からステージ全体を見渡す感じのサウンドステージではありますけれど、、

 

BOSTON POPS ORCHESTRA / ARTHEUR FIEDLER   ボストンポップスオーケストラ/ アーサーフィドラー指揮

どうやら ANANDA はクラッシックのオーケストラものがお得意の様子なので、ならばコチラはいかが?と試聴してみました   何かの拍子に たまたま聴いて 良い曲だなぁ~と感じた曲の元ネタが『ダッタン人の踊り』と判って、それを確かめるべく簡易的に入手したアルバムでしたので、それこそ上記2枚よりも もっと以前に入手した格安中古盤ですから音質は期待できないはず  ましてや1957年の録音ですからねぇ!!

なんですが、、

 ナントも コチラも 素晴らしいサウンドですわ~

 60年以上も前に録音されたモノとは まったく信じ難いほど 新鮮なサウンド が聴こえてきます

御存知の方もいらっしゃるのでしょうけれど、なんでボストン交響楽団ではなくて ボストンポップスオーケストラなんでしょうねぇ? 気になって検索してみると、ボストン交響楽団が夏場の閑散期だけポップスオーケストラと名称を替えて演奏活動されているとか らしいです

 

ALICIA DE LARROCHA  Mozart Piano Sonata  アリシア デ ラローシャ モーツアルト ピアノ独

オーケストラがお得意ならばピアノ独奏はいかがなものか?と試してみたのがコチラ  モーツアルトのピアノと云えば ラローシャ が有名だと思われますが、、 コチラも当時のシステムでは、なんかスッキリしないモヤッとしたサウンドにしか聴こえずお蔵入りしておりました~

が、しかし、、

  コチラも素晴らしいですねぇ~

ANANDA立ち上がりの早さと余韻の響きが優秀ですから、ピアノの音が かなり それらしく聴こえますわ・・ 最初に ハンマーが弦をアタックする立ち上がりから 余韻と云うか残響音の消入る ところまで美しく聴こえてきます  それこそ ピアノの種類とか、ホールの広さやホールエコーの様子までも聴き取れる感じ(私には全く判りませんが)なのでしょー   やっぱりピアノは美しい響きがあってこそ より一層ひたれる気がしました

 

CAETANO VELOSO  LiVRO  カエターノ ヴェロソ  リーブロ

ヨーヨーマ先生のブラジルつながりで、本家本元のブラジル ミュージシャンのアルバムはどうなのか? という事で選んだのが カエターノ ヴェロソ です  この方のアルバムはどれも優秀録音であり、コチラも極めて心地よいサウンドを楽しんできましたが、果たしてANANDAでは どのように聴こえるのでしょうか~

イヤハヤ なんとも 素晴らしい サウンドです とにかく聴き入ってしまします!!

ふと気付くとドラムが入っていないのですねぇ、そのぶんパーカッションが活躍しておりまして それも気持ちの良いサウンドにつながっているのかも? 元々が美しい男性ボーカルの声なんですが ANANDA で聴く、より一層その美声が際立つ感じがします   

    ・快適音楽   ・快適サウンド  

 

  SEBASTIAN ZANETTO GRUPO  セバスチャン ザネット グループ

ラテン系がココまで良いのなら、コチラはどうだ?? と引っ張り出してきたのがセバスチャン ザネット   詳しい事は知らないのですが 多分 アルゼンチンのミュージシャンだと思います。私のブログに過去にも登場していると思いますが、同じくアルゼンチンの作曲家で 複雑なフレーズ・和声と変拍子バリバリで私の大好きな作曲家 ノラ・サルモリア の同輩か後輩なんじゃないかと思います。 

チョット気持ち悪いデザインのCDですが、、 ブラジルとかアルゼンチンの楽曲には物凄く優秀な録音も多く、コチラもその1枚であり お気に入りのアルバムです。 果たして ANANDA では どのように聴こえるのでしょうか??

いや~ コチラも素晴らしい!!

何しろ、元々 自分好みのサウンドが気に入ってヘビロテしていたアルバムを ANANDA で聴けば さぞや 素晴らしいサウンドで聴けるだろうと期待満々でかけてみると『アレ~  全然たいしたことない!!』 特にJAZZやポピュラー系アルバムには多くその傾向があり、ANANDA は音楽ソースの選り好みが激しく なかなかに 手強いぞ という感じもしております。

が、コチラは元々が優秀録音なのでしょうか、実に気持ちの良いサウンドに浸れます~

 

秋の夜長 と云うには既に寒過ぎではありますが、

若干ながらの暖房機能?もある球アンプで

ANANDA をガンガン鳴らして

快適音楽に浸りきってゆきたいと思います~


HIFIMAN ANANDA リケーブル 純銀線 4N Pure-Silver cable 中華製

2023年11月06日 | オーディオ

引き続き 秋の夜長に HIFIMAN ANANDA の美音を楽しんでおりますが、、

付属ケーブルに物足りなさを感じ始めまして 交換用のケーブルを物色したところ、ここ最近チョクチョク耳にする『純銀線ケーブル』なるものに興味が湧いて参りました~ 

その昔から一部のオーディオマニアには圧倒的に支持され高評価を受けている”銀線”ですが、このところの物価高騰にて貴金属製品の価格は上昇傾向が続いており 以前より高価になっております。

それならばと、毎度おなじみの 中華製のゲテモノ ならば格安品があるのではないかと探したところ、目論見が的中し お手頃価格の『純銀製ケーブル』を発見できましたので早速にも発注しちゃいました

 

  と、マァ ここまでは前回のブログでも紹介しておりましたが、、 

    意外に早く なんと一週間ほどで商品が届きましたわ・・  

通販サイトの解説には 4N Pure-Silver cable と書いてありましたので 本当なら 99.99%の純銀線が使われているはずなのですが、果たして真偽のほどは??  インチキの可能性の方が高いと考えられます!! 

ひと昔前の中華製品ならビニル袋にそのまま入れて送られてきそうな商品ですが、今回は 一応サイズを揃えたプラケーズに分厚いスポンジまで敷き込んで 若干ながら高級感?を醸し出しておりますわ

それに今回の業者はケーブル両端のプラグ種類も好みのタイプが選択できる等、中華業者にしては極めて良心的で親切な対応をしてくれました。

  で、ケーブルそのものをじっくり観察してみると、、

    このような様子ですが、、 それらしい感じもしますが、、

コレが果たして本物の”純銀線”なのかインチキ物なのか? 何とも判断しかねる状況ですネェ~

ちなみに一般的なユーザー様のヘッドホン交換用ケーブル(=リケーブル)としては、NOBUNAGA と云うメーカー(国産なのか輸入品なのか不明?)が人気商品となっているようです。

その NOBUNAGA にも”純銀線”を使ったシリーズがあり、「龍神」「風神」などと云う強そうな名前になっていました。

  その解説を見ますと、、

細~い99.99%の純銀線を16本(17or18?)ひとまとめにした撚り線を16本集めて一本のケーブルにしております。

  そのケーブルの様子がコチラ NOBUNAGA 純銀線ケーブル

この写真だけを見ると、見ようによっては 中華製も良く似ている感じはしますが  真偽のほどは???

 

と云うワケで早速にも HIFIMAN ANANDA 純正の付属ケーブル交換することに、、

コチラ黒いケーブルがANANDA 純正ケーブルです。 何とも 格安感の漂う 渋~い様子ですわ~

今回入手したケーブルは 元々耳に差し込むタイプのイヤーホン用に作られたケーブルなのです。それゆえケーブルが細くて軽く、外出中にも気にならない、邪魔になりにくい様に作られておりますから 、本格的ヘッドホンで使うにはイマイチ物足りない感じになるかも知れない と云う危惧もあります

案の定、アンプのプラグ端子から キャシャな細いケーブルが プラ~ っと垂れさがって、如何にも頼りない風情になってしまいました~

とは言え、サウンドさえ満足できるならば 外観などは二の次ですから、、

  マズは サウンドチェックですわ~

   コリャ~ァ 確実に音質改善になりました~

純正付属ケーブルで一番気になっていたサウンドステージの狭さ(=頭の中心上部付近に集中しちゃってる感じ) がかなり改善され、左右に拡がってきました!! コレなら満足度も一層上昇するでしょう 

但し、左右への拡がり感はでてきましたが  誠に残念ながら 前後方向には拡がってはくれませんでしたネェ~  

恐らく?ですが、コレ以上のサウンドステージを求めるなら、 更なる上級クラスの HIFIMAN Arya あたりまでグレードアップしなけりゃ無理なんじゃないでしょうか

ケーブルについても、エージングにより確実に音質が変化してゆきますのでこの先にどのような変化があるのか楽しみです

  しかしながら 改めて、平面駆動型ヘッドホンの美音には感動いたしますネェ~

何しろ 余りの美音に、ついつい引き込まれてしまい、曲の ”さわり” だけ聴こうと思っても、うっかり最後まで聴いてしまいがち  気付くと深夜になっていたり、、 

正に、秋の夜長の楽しみ が増えて

     ウレシ~ぃ悲鳴状態です


HIFIMAN ANANDA + TU-8200R改 絶好調

2023年10月27日 | オーディオ

平面駆動型ヘッドホンの ANANDA を球アンプ二号機のTU-8200R改でドライブ(三号機の300Bにはヘッドホン端子が無いので)しておりますが、、

コレが かなりゴキゲンな状況でありまして、、

秋の夜長に、マア とにかく CDをとっかえ ひっかえ試聴を繰り返しております。

実は入手直後の最初の第一声は、『アレ~ 確かに 良さそう なんだけど イマイチ??』てな感じを受けました。コレまで慣れ親しんできた一般的スピーカとは次元の異なるサウンドが聴ける のは確かなのですが、とにかく拡がり(サウンドステージ)が狭い!! 中華製だし、価格帯がミドルクラスならば、やはり この程度か・・ と、いささか落胆。 

さらには特売品だから?なのか、付属されているケーブルもショボいのが1本だけ! メーカーサイトの説明には付属ケーブルについては記載されておらず(単に見落としているだけかも?)ながら、ユーザーレビューでは2本付属されている様にも書かれてあり?? マァ どのみちケーブルはお気に入りに交換する予定なので、付属ケーブルについては 差し当たりのテスト用程度に考えておりました。

ところが、、 ところがですネェ、、 

とっかえひっかえ試聴してゆく内に、段々と少しづつベールがはがされいくが如く、徐々にクリアさ が 増してゆくではありませんか!! オーディオの世界で、いわゆる『エージングが進む』という表現がされますが、新品の製品やパーツを繰り返し導通してゆくと徐々に調子が上がってくる というか真価を発揮してくる という状態なんですが、まさにコノ『エージングが進む』のが明確に判りました~  

試聴を繰り返すごとに、明らかにクリアさ が増し 同時にサウンドステージも当初は頭上付近に集中していたモノが徐々に左右に拡がってきた感じ。 此処まできて ようやく ANANDA の真価が聴き取れるようになってきた感じですわ 

 ここからはそのエージング過程で、繰り返し試聴したCDを紹介してゆきます

  武満徹   秋庭歌一具 (しゅうていか いちぐ)

かなり昔に入手した武満先生のアルバムです。確か発売当時には かなり話題にもなり、それならば と勇んで購入したものの、いざ聴いてみると、、 『アレ~ 何か違うぞ~』という印象で放置しておりました。当時のシステムでは、自分の思い描いていたようなサウンドが聴き取れなかった(ショボかった)わけでした

当時は楽器一つ一つにマイクをセットしたマルチ録音こそが良い みたいな感覚で 音楽 というよりも ”音” を聴いて楽しんでおりました。それで云うとコチラは サントリーホ-ル という巨大空間でワンポイントマイクか数本のマイクだけで録音されてますので直接音ではなくクラッシク系の空間音響だったわけです。また勝手な思い込みからこれらの演奏は宮内庁の雅楽師さんが奏しているものと思っておりましたが 恐らくは武満先生の門下生?の お集りだったのかも知れませんネ?

録音に関しても何の役割?か判らないようなエンジニアが沢山いらっしゃる事もあり相当に”力”を込めた作品に違いありません

コレはねぇ、、 

  やっぱり球アンプANANDA で聴くと 違いますわ~

我々日本人は、秋の虫の声に聞き入ったり、奥山に 紅葉踏みわけ鳴く鹿の こえ聞くときぞ 秋は悲しき という具合に、虫の声や動物の鳴き声に奥深い感情を揺さぶられる民族ですから・・ 山奥の彼方から遠く聞こえてくるような横笛の音や、天空から降り下りてくるような笙の音、揺さぶられるように響き渡る大太鼓 等々 秋の夜長に聴くには最高!! 

ANANDAの特徴は、力強いながらも 繊細なモノも得意 という感じでしょうか とにかく一つ一つの楽器を鮮明に浮かび上がらせてくれます 加えて残響音も美しい。 残響音の最後の消入るところまで美しく聴こえます。

 

 それなら 残 響 音 と云えばコチラかな?

  MONPOU モンポウ PIANO WORKS ピアノ独奏 

 あまりお馴染みのない かと思われますが、確かスペインの作曲家  何かの本だったか?ラジオで聴いたのか? ピアノで奏される メロディの美しさよりも、複雑に響き合う残響音に集中した作品である という一風変わった点に魅かれて入手したアルバムです  

かなり晩年の作品らしく 一生涯を通じて”音の響き”を追求されたようです。コチラも ANANDA で聴くと、以前に聴いた感覚とは異なり 残響音の分厚さ まで感じられます~ すごい  

平面駆動型の特長は、音の立ち上がりが速い という所でしょうか・・ 特にこう云ったピアノでは ハンマーが弦を叩く様子が聴き取れるよう気がします

 

  Monteverdi モンテヴェルディ

コチラは以前にオーディオの師匠に頂戴したアルバムです。詳しい事は何も知らず ですが、とにかく音が素晴らしい

写真をご覧いただくとお判り頂けるかと思いますが、得体の知れない古楽器が沢山あるオーケストラなのです。中央の 後ろ姿でとっても長いネックの弦楽器の方がリーダー(指揮者)なのでしょうか?その左に立つ男性がカウンタテナーの名手みたいです。

コチラの二枚目がカウンターテナーで、恐らくは説明なしに楽曲を聴いたならば まさか男性の歌声だとは信じられないでしょう  

ケルト音楽のような響き(チョイト物悲しい)が感じられますし、オペラ歌劇のような感じもあり、古楽器ならではの現在の楽器とは異なる響きも楽しめますヨ~ 

また、何気に写された写真。 一見、サイズ的には チェロ かなぁ と思いますが、よく見ると、、弦が14本も並んでおりまする

コチラも ANANDA で聴きますと、それぞれの楽器の響きも明確に聴き取れ 更にはそれらが美しくハーモニーする様子も楽しめます  とにかく素晴らしい録音ですからリファレンス様にもオススメだと思います

 

これほどまでに細かなディテールまで描き出すならばオーケストラならばどうなのか?

   Bruckner  ブルックナー Symphony No.9 交響曲9番

コチラもまたオーディオの師匠からの頂きモノですが、、 とにかく素晴らしい録音であります。オーケストラながら 一つ一つの楽器がクリアに録音され、更にホールの響きも美しく録音されております。以前のシステムでもこのアルバムの録音はピカイチで美しいシンフォニーに聴き入っておりましたが、、 ANANDA で聴くと、更なる奥深さに一層楽しみが深まります、特に空間音響の響き合う様子にも心を奪われます。

 

いやはや、エージングを進める事で徐々に真価を発揮してくれる というのは実に有難いことで、秋の夜長のお楽しみにはモッテコイの逸品でした。

最初に書いたように ANANDA の当初はイマイチの印象があり ケーブルを換えれば状況は好転するだろうと考え、早速にも交換用ケーブルを手配しております。最近のヘッドホン業界では ”純銀線” のケーブルに人気が高まっております! しかし諸物価高騰のあおりもあり純銀線も高騰しておりまして とても国産品には手が出せません と云うワケで、またしても怪しげな中華製の純銀線ケーブルをオーダーしております!! 得体の知れない中国からの発送品ですから、年内に到着すれば良いのですが、、

 

ますます 深まる 

 オーディオ の ド ロ 沼


高級ヘッドホンを入手! HIFIMAN ANANDA ハイファイマン アナンダ

2023年10月21日 | オーディオ

真夏の猛暑から一転 このところ一気に秋が深まってきた感じですネェ~

日中は まだ暑さを感じるもの、朝晩はめっきり冷えて肌寒いくらいです

そんな秋の夜長には オーディオの楽しみが一層高まるところですが、、

 

つい先日、amazon の プライムセールにて 思わず ”ポチッ” してしまい ましたわ~

 今回 つい うっかり 手を出してしまったのは、、

中華製ながら世界的に高評価を得ているヘッドホンです。2007年創業の平面駆動型ヘッドホン専業メーカーである HIFIMAN =ハイファイマン の中級機種 =ANANDA  アナンダ 

いつもながらの曖昧な記憶ながら、独製メーカーのゼンハイザー社から超高級ヘッドホン HD-800 が発売され、その圧倒的な高音質(賛否両論(好き嫌い)はありましたが) ゆえ 多くのマニアが度肝を抜かれたわけなのですが、、 恐らくは、それを機に超高級ヘッドホンの開発が一気に進んだと思われます。そして、それらに便乗するような形で HIFIMAN(中華製)AUDEZE(米国) などから”平面駆動型ヘッドホン”が勃興してきた気がします。

なかでも中華メーカーのHIFIMANは巧みなマーケットリサーチや戦略により、入門機からハイエンド機まで多彩な機種展開でドンドン拡大しているようです(恐ろしや~ チャイナビジネス)  つい数年前(多少?)までは 平面駆動型ヘッドホン と云えば 10万円以上の製品しかありませんでした。ところが、一昨年かな? このHIFIMANが2~3万クラスの入門機を発売し始めて 一気に平面駆動型ヘッドホンが評判となってゆきました~  

一般的にスピーカーと云うと、丸い黒い円錐の中央に半球の出っ張りが付いてるモノを連想します。構造としては、その中央の半球の裏側に円筒状のボイスコイルがあり その円筒コイルの内側に磁石が設置されており、コイルに音声信号を流すと信号に合せて電磁石(磁力線?)が働いて内側磁石との間で、くっ付いたり 離れたり して振動を起こして それが円錐状の黒い紙に伝わり 音声(空気振動)が産まれる という感じですかねぇ・・  

コレに対して ”平面駆動型” は、平面にコイルを貼り付けた薄い膜を  2枚の平面的に並べた棒状の磁石で挟み込んだ構造になっていて、そのコイルに音声信号を流すことで 磁界の中に磁力線を作り出して振動を発生させている(だいたい そんな感じ?)のだと思われます。従ってコノ少し複雑な構造ゆえコスト高となり、以前は高価格帯製品しか無かったのが、 中華メーカーの巧みなマーケティング(?)によりローコスト製品が生み出され一気に裾野が広がったものと思われます。

今回入手した ANANDA アナンダ は HIFIMAN の中ではミドルクラスの製品で当初10万円弱にて発売されました。このメーカーはロットを重ねるごとに少しづつ価格を下げる傾向がありまして その後に8万円弱に値下げしてきました。 ネットでの評価も優秀で youtubeでも世界中のマニアが高評価をしているわけで、コレなら間違いだろう! と 次なる購入予定品の筆頭 と考えておりました・・  要するに、まだチョイと高額なので、もう少し価格が下がったら購入しよう と計画していたのです。

ところが、ところが、、

先日 見てはいけないモノ を見てしまった!!

  アマゾンプライムセール ですわ

10/14と15の2日間だけ  

このANADAが、通常価格77000円から大幅値下げの特売価格53900円となっておりました!!

コレぞ、千載一遇のチャンス、コレを逃してなるものか、、 と思わず ”ポチ” と してしまったわけですわ~

    マァ、とにかく 大きい ですわ  

右側に並べた ウチで数年来お世話になっている AKG K712 も結構 大きいので ANANDA のデカさが目立ちませんが コレはかなりのデカさです。

さて、さて、 肝心のサウンドチェックですが、、

 世間の高評価は間違ってません!! 

   かなりの高音質です!! スゴイ!!

 

何を聴いてチェックすれば良いのか、相当に迷った挙句に選んだのがコチラ

ショスタコービッチのヴァイオリン協奏曲です 

コチラは録音状態も優秀で、私好みのカッチリしたサウンドのTELDEC盤

ANANDA からは 今まで聴いてきたサウンドとは いささか次元の異なったモノが聴こえてきましたヨ~

ヴェンゲロフ先生のヴァイオリンがクッキリと浮き出して その後ろからオーケストラの各楽器の細かなフレーズまでも聴き取れます。 イ ヤ ハ ヤ こんなに素晴らしい録音だったのか~ ビックリです。

昔から有名な平面駆動型のスピーカーも、パワーをぶち込まないと上手く鳴らない と云われてましたが、コチラのANANDAもヘッドホンながらパワーをぶち込んでやらないと真価を発揮できない感じがします。通常の AKG K712 に比べても2、3割ボリュームをアップする感じです(インピーダンスや能率が異なるので単純比較はできませんが、)

試しに女性ヴァイオリン奏者 = ヒラリーハーン との比較では

いや~ コレはまた ビックリ 

先程のヴェンゲロフ先生とは全く異なる表現というかサウンド 

男性ならではの ザラついた ギラついた 力感溢れるサウンドから、コリャまた ツルりと サラッとした滑らかなサウンドです。指揮者やプロデューサーはソロイストに併せたオーケストラ表現をするものだと感心させられました

 

コチラは言わずと知れたチックコリア先生の ファンタジー三部作 の内の1枚 =『レプラカーン』  このファンタジー三部作では、『マッド・ハッター』での マエストロ=ガッド先生の狂人的ドラムが圧巻で一番好きなアルバムです。『マイスパニッシュハート』は録音状態も良くお気に入りのアルバムであり、このレプラカーンは録音状態もイマイチで聴く機会が少なかったのですが、、  それがナント、ANANDAで聴いたところ、ぶっ飛びました~

コレは単なるフュージョンアルバムではなかった!  

宇宙へと旅立つ シンフォニー だったわけです! 改めてコリア先生の素晴らしい創造力を思い知らされましたわ・・ 詳しくは知りませんが、この楽曲のオーケストレーションは前出のショスタコーヴィッチに似た部分が多々ありまして、、 ひょっとするとコリア先生もショスタコーヴィッチがお好きだったのかも知れません?

 

コチラも以前のシステムではイマイチな印象で滅多に聴くことも無かったアルバムなんですが、、 ANANDAで聴いてみると、、 ぶっ飛び ましたわ~

タイトルの通り 楽器は一切はいらずのコーラスのみのアルバムですが、、 その ”奥行き” たるや、 正に アンリミテッド無限の拡がり を感じさせてくれました スゴイ  

確かに ANANDA では、前方向への拡がりがなく頭の上に集中しがち な傾向はあるものの  それ以上に、力感がありながらの繊細さ が際立っております。 コレまではメイン楽器の陰になって 殆ど聴き取れなかった うっすら鳴っている楽器をクッキリと浮かび上がらせてくれます。メインの楽器は以前よりも明確に表現される感じ コレは かなり スゴイです!!

 

いや~ 

 秋の夜長の楽しみが増えてしまいました~

そして更なる次なる一手ヘッドホンケーブルの交換 も視野に入ってきております。

益々深まる オーディオのドロ沼

    楽 し む しか ありませんネェ~


DENON DCD-1500AE やっぱりCD専用プレーヤー

2023年06月05日 | オーディオ

このところDENON DVD-2930 にてCDに秘めらた美音を楽しむ日々でしたが、、

球アンプで ゆーったりと音楽を楽しむようになり、CDにも魅力的なサウンド(16bit/44.1Khzにも関わらず)が潜んでいるのが判明したわけです。

それで そのままDVDプレーヤーで楽しんでいりゃ話は簡単なんですが、そこはマニアの悲しい精神(サガ) 矢張りマニアの探求心が黙っておれない!! じゃあ本物のCD専用プレーヤーならば、ひょっとすると もっと素晴らしい音楽体験ができるのでは?? という探求心が沸き起こってきたのです。

そう云えば、数か月前に ある方から連絡を頂いておりまして、中古のDENON DCD-1650AE を入手したが 相当に素晴らしく是非ともオススメです との事 何らかの理由で不人気機種となっており中古価格も随分お安かったらしい  

それならば便乗させてもらうべく、DCD-1650AEに狙いを定めて格安中古品を物色

そうしたところ とある熟練マニアからのレビューにて その下位機種である DCD-1500AE の方が位相ズレの少ないストレートな音が聴ける という評価が目に止まり、気持ちは一気に DCD-1500AE へと向ってゆきました~

ヤフオクにて、運良くも『外観良好、CD・SACDとも読み込み不良、付属品ナシ』という中古のDCD-1500AE 要修理品をゲット(落札価格:7700円)

恐らくは(願わくば) レーザーピックアップさえ新品交換してしまえ読取りも良好になるはず との目論見 更にラッキーなことにコチラの機種用レーザーピックアップ MOP-1200W は物凄く安い 

   ナ ン ト 送  料  込  み で1000円以下(Amazonにて711円)

 

   早速  落札したDCD-1500AE を開腹

マァ確かに ウチのかつてのリファレンスマシンだったDCD-1650AZに比べると、思いっ切りコストカットされている感じ しかし、ある意味で この潔いコストカット策がストレートなサウンドに結び付いているのかも? アチコチ観察しているとムクムクと改造魂が呼び覚まされてきましたが今回は我慢 忍の一文字

と云うのも メーカー製品は、開発・設計と製作にプロデューサーが加わって価格帯に沿った購買層に見合った音決め がなされているわけで それなりにまとまっているのです。それを素人が勝手にいじくり廻したら そのまとまりは崩れてしまいます。

というわけでレーザーピックアップだけを交換しようとしたら、、入手したパーツが間違ってましたわ~ 青文字の旧が元々のピックアップ=MOP-1200S、黄文字の新がAmazon購入品=MOP-1200W

HOP-1200SHOP-1200Wの2種類があって最後の一文字だけ異なっているだけなので 多分何かしらのマイナーチェンジがあった程度でどちらでも大丈夫だろうと  という身勝手な甘い考えだったのですが見事に裏切られました コネクタの位置が違えば、基板回路も異なっておりました!! 仕方なく正規品?HOP-1200S(Amazonにて985円)を発注

実は正しいピックアップを待っている間に、読取り不良のピックアップの光軸調整を試みたところ、CD・SACDとも正常に読み取れるようになっちゃいました~  なので そのまま使用しても良かったのですが せっかく新品が届いたので交換。しかしオシロでピックアップの出力波形をチェックしながらでなければ正確な光軸が得られず、今の所 読めないSACDがあったり、CDの長時間録音盤(70分以上)の最後の曲が読めなかったりしております。

  CDドライブを取り外したところ、その下に大きなスキマが空いてました! 

  スキマの正体は こんな具合

このままでは安定感もないし、振動とか共振の悪い影響もありそうなので先日のスピーカースパイク台座で準備して、結局 使わなかった『紙ねんど』を1kgほど補填

  ※まさかCDドライブの共振対策に子供用ねんどを使うとは、、

           マ  ズ  マ  ズ  の状態か・・・

しかも本体中央付近に1kgのオモリが付いたので 持ち上げた時の重量感やバランスが良くなりました~

  アト もう一点だけ

コチラも少し前にELEKIT TU-8200 の組立て時に体感したRCA端子での音質差  

コスト削減策に使われるプラスチックベースの端子ではサウンドの美味しい部分が削がれてしまう感じ なので、やっぱりロジウムメッキのずっしりしたRCA端子に交換

たまたまAmazonにて国内在庫があった為に翌日入手できた中華製ロジウムメッキのRCA端子

     ズッシリと重量感があります!! 

 チョチョイと交換して、、

  こんな仕上がりですわ~

 

  ついでにリモコンも調達 

このリモコンが無いことには、メモリ再生とかリピート再生、ディスプレィ表示のディマー切替が出来ない。 DENONの純正リモコンは既に廃番で代替品としてRC-1020が3千円前後で販売されてましたが、とある業者からRC-1173も代替できる様な情報アリ たまたまAmazonにてRC-1173が送料込み1343円だったのでイチかバチか で購入 

プレイやストップなど基本操作はダメですがメモリリピートディマー等は機能するのでラッキー!!  

もし同じような要望ならば、コチラのお安い代替リモコンRC-1173がオススメ

こうして多少なり(?) 手を加えたCD専用プレーヤー DCD-1500AE が仕上がりました

そして 肝心なサウンドチェックですが、、

やっぱりDVDプレーヤーのおまけCDとは格段の差があります!!

残念ながら上位機種のDCD-1650AEからはワンランク下のサウンドにはなりますが、DENONの優秀なエンジニアの御蔭で、価格相応な 実に良くまとまった美音に作り上げられている印象

あと個人的な勝手な思い込みかも知れませんが、、 コレ以前の機種だとメカやシャーシへの徹底した共振・鳴き防止とか電源部の強化策とかの どちらかと言えば物理的な方策による音質改善路線だったのが、この辺りからはプロセッサーとか電子回路設計による改善(パーツには金をかけない)に路線変更していった感じがしております。より高度な演算回路だとかクロックの高速化などで過去には出来なかった 回路設計による音質改善 

マァ、細かい事は抜きにして 

 ゆ  っ  ~  た  り  と 

CDサウンドを球アンプで楽しんでおります

 


DENON DVD-2930 トレーが開かず が 解消 CDもまた良し!

2023年05月28日 | オーディオ

 真空管アンプに目覚めて そろそろ一年になります

私自身も とっくに還暦を越えて身体の変化衰え を実感するところなんですが、、

意外なことにマイナスの変化だけでなくプラスの変化もありウレシイかぎり~ と、云いますのは 球アンプにのめり込むと、今まで見向きもしなった音源が 改めて新鮮に聴ける喜びが生まれてきたわけなのです。

コレまでトランジスタアンプを愛用していた頃は、とにかく高解像度・ワイドレンジ・高いS/N=ダイナミックレンジ が重要で ハイレゾ志向でした。『広々とした静寂空間にクッキリした音像が明確に定位する』様なステレオ再生を追い求めており、通常盤のCDをそのまま聴くことは滅多になく、PCでリッピングしてハイレゾ化=192kHz 24bit のWAVファイルに変換してネットワークプレーヤで再生しておりました。

ところが、球アンプを愛聴するようになって、細かいことは気にせず、ゆっ~たり と 太く 分厚い サウンドを楽しむようになってくると、自分でも驚くような変化が起こって参りました。 前述の通り、かつては CDをそのままCDプレーヤーで聴くことは考えられなかったわけなのに 球アンプでは CDそのままのサウンドが魅力的に感じてきたのです!! ハイレゾを追い求めていた頃は、CDを高解像度に変換したデータファイルをメモリに保存すれば イチイチCDをケースから取り出す手間も省けるので 保管スペースも必要なCDを手放そうかとも考えましたが、実行せずに助かりましたわ~ 

   残しておいて良かった~

 

そのCDプレーヤーですが、、

長年 愛用してきたDENON DCD-1650AZは数年前から故障を修復できず放置状態なので 仕方なくDVDプレーヤーのDENON DVD-2930を引っ張り出してきました。少し前に 恐らく5、6年ぶりにホコリをかぶった状態のDVD-2930を使おうとしたところ、どうしてもトレーが開かず大変な苦労をしてようやく開かせました。その時点では 開かない理由=原因が判らず トレーを引っ張り出すためのベロ取っ手を貼り付けたわけです。

  下の写真の青囲み  トレーの下に出てる白いプラ板がそれです

で、今後は しばらく コチラのDVD-2930にはお世話になる事になりそうなので原因を追究すべくアチコチを入念にチェックしたところ ようやく原因が判りましたわ~

写真では殆ど見えないですが、、 トレーが納まる本体側に、青囲みの部分に衝撃吸収と振動防止を兼ねたスポンジゴムの様なシートがあります。

そのスポンジゴムが経年劣化によりベチャベチャの粘着テープ状態となり 一旦 トレーを閉めると しっかりと粘着してしまい、 そう簡単には剝れてくれなかった  というわけでした。

  なので粘着部分に紙の養生テープを貼り付けて粘着を阻止してやりました

判ってしまえば これ程 簡単なこと だったのですが、判らない内は大変に苦労をさせられました。多分 同機種をお持ちの方で長期間使用せずに放置していて、いざ使おうとしたら トレーが開かず仕方なく処分してしまった方もいらっしゃるかも・・・  

  簡 単 に 治 せ ま す

今まで せっかく入手しても、次々に全曲の曲頭だけを聴いて そのサウンドに期待を裏切られ 一瞬のうちに好みじゃないと判断そのまま放置していたCDも結構あるのですが、、

DVDプレーヤー DVD-2930 のおまけ的なCDプレーヤーで再び聴き直すと『ヘェ~ こんなに良い音楽だったんだぁ~』とウレシイ驚きが沸き起こってきています。

二度と聴くことは無いだろうと思っていたCDが、再び蘇って気持ちの良い音楽を聴かせてくれる なんてのは 誠に有難い限りでありまして・・

  もう一つ コチラのDVDプレーヤーを手放せない理由がありまして、、

そうなんです、DVDーAUDIO も再生可能なのです! たった2枚だけですがDVD-AUDIO盤を所有しておりまして それが聴けるはずなのです コチラのDVDプレーヤーは単なるDVDの再生だけでなくCD、SACD、DVD-AUDIOも再生できる マルチプレーヤーなのです 便利

  更には HDCD もOKらしい

確かコチラも2枚程あった様に思いますがチョット特殊なCDフォーマットである HDCD も再生してくれるみたいです。但しチョイ聴き する限りでは通常盤とそれほど差が無いように聴こえましたが、、

手持ちのCDには まだまだ 長期間 放置された盤が残っていそうなので、しばらくはCDのお楽しみも続きそうですわ・・  

そうなると 本格的CDプレーヤーが欲しくなるかも (恐ろしぃ~)  

   ド ロ 沼 じ ゃ ~

 


audio-pro Avantek Five 改造 スパイク編 その4

2023年05月12日 | オーディオ

つい先頃、苦労を重ねたうえでようやく完成させたスピーカーのスパイク足台座ですが、、

どうにも不格好だし 其のうえ非常に不安定更には この所の地震頻発もあり 思い切って作り直す事にしました。

マズは見栄えを重視せねばと、世の中のトールボーイスピーカーはどの様な足回りになっているのかを見渡してみました。そうすると高級品ではデザインの優れたスパイク足もあるのですが それを実現するには金属加工の専門業者に特注せねばなりません。試しに金属の加工業者を検索すると結構たくさんの業者さんが有りましたネ~   

しかしながらお手頃価格帯のスピーカーにはAvantek Fiveと同様に、板状の台座にスパイク足を付けたモノも多くあり、それはそれでデザイン的に まとまっている印象です。少なくとも私の自作したスパイク台座よりも全然 落ち着いている印象!!

 は、はぁ~ 成る程ネェ~ 

Avantek Five も元々は板状の台座だったわけで、その台座板の裏にスパイクが取付きゃ それでOKなんです!! 

で、改めて台座板の裏を見てみると、、 なんとゴム足が6mmのネジで取り付けてあるわけでした。 コリャ~  ラッキー 6mmのスパイクがそのまま使えるわけです!!

   早速 調達したのがコチラ

  今回はシルバーでなくゴージャスな金色を選んでみました・・ 

と云うのも、元々 ダークグレーの台座を つや消し黒 で塗ってやれば 金色のスパイクが際立って高級っぽく見えるんじゃないか?という浅はかな考えからなんですわ~

  台座を つや消し黒 で塗ってみました

やっぱりペンキ塗りは とっても難しい!! かなり慎重にスプレーしたのですが、出て欲しい時に少ししか出なかったり、軽く押しただけなのに沢山でてしまったり、、結局ムラムラです

マア そんなかんなである程度 乾燥させてから 早速にも金色スパイクを取り付けてみました

前の自作スパイク足の時も そうでしたが、台座だけ見ると結構カッコイイのです!!

もっとも実際にスピーカーの台座にしてしまえば、この様な角度から見ることはないですから仕方ないですけど・・

  つい先日 取り付けたばかりの自作台座を取外し

3本のネジを外し台座を取ると、我ながらアレコレ苦労して取り付けたものだ と感心しちゃいますわ コチラのスパイクはネジ径が8mmなのでスパイク自体も大柄なので見栄えがしますネェ・・

  で、結局は 元々の板台座ですわ~

コレなら足も4本になり スパイク間隔も広くなるので安定感も増す事でしょ~

  というわけで早々に新たなスパイク足が完成しました!

  後ろ側の見栄えも まとまっております

ロジウムメッキの端子ターミナルとも相まって 前作より断然よくなりましたわ~

  立ち姿がコチラ

よっぽど下から覗かないと ゴージャスな金色のスパイクは見えないわけですが、、 まぁ そのくらいの方が嫌味がなくて良いのでしょう 今回台座をつや消し黒にしたお陰で 見栄えもクッキリした印象です(ですかネェ?)

  因みにオリジナル状態がコチラ

     残念ながら、写真では違いが分かりませんでした~

 

  毎度ながら  肝心な サ ウ ン ド の変化は、、

まったくの手前味噌と云いましょうか、、

  明かなプラセーボ効果(たぶん)でしょうけれど、、、

音の飛出しが良くなった感じがします。今回の改造で足元がキッチリ固定される事となり、以前の不安定さが取り除かれ 腰の座ったサウンドになった感じ 元々、コチラの台座はスピーカー裏面との密着が悪く多少のグラ付き感があったのです。それをワッシャをかましてグラ付きを取り除きガッシリ固定できたので その影響(効果)もあるのかも知れません。

 恐らくは 今回のスパイク足でひとまずの完成となる事となるでしょ~

兎にも角にも、単なるプラセーボ効果にせよ、自分自身が満足できりゃOKなのが個人の趣味世界ですからネェ・・  

 まだまだ お楽しみは 続 き そ う です・・


audio-pro Avantek Five 改造 スパイス編 その3

2023年05月04日 | オーディオ

前回のブログにて 中国からの荷物の到着が画期的に早くなったと記述しましたが、、  

その後に矢張りeBayの中華業者から とあるオーディオパーツを購入しました。その購入時点で 荷物の到着には約2~3週間位の時間を要する との返事が届いており、願わくばスグにも届いて欲しいものだなぁ しかし当然ながら待たされるだろう と考えておりました。

したところ、何と ジャスト1週間 で小包が到着!! ひょっとするとコレまでの最速記録?じゃないかと喜んだのですが、発送元をみると中国・深圳ではなくシンガポールでした 道理で速かったわけです。何はともあれ、早いに越した事は無いですからヨカッタ~

  コチラが到着した スピーカー端子(ターミナル・ポスト)とバナナプラグ(端子にケーブルを差し込む為の金具)です

格安品の中華製ですから真偽のほどは定かではありませんが、私の大好きな ロジウムメッキ仕上げであり 円筒部にはカーボンまでも使われております!! 

  元々の端子がショボかった

 外から見る限りは結構しっかりした造作にも見えるのですが、、

台座のプレートはプラスチック製であり表面に薄いアルミプレートが貼り付けてあるローコストタイプでした。 なので出来る事ならば台座もプラスチックではなく 重厚感ある素材に換えたいところですが、四隅のラウンド形状が素人工作では合わせられそうにもないので  一旦 は 断念

  早速にもロジウムメッキ端子へ交換

ネジ径が異なり そのままでは貫通出来なかったのですが 如何せんプラスチックですからドリルでスルッと拡大 チョチョイでしたわ

 以前より ”出っ張り”が大きくなって いささか落ち着かない様子になりました

 

  ここからが やっと 本題 のスパイク足 

   遂に自作のスパイク足を取り付けてみました~

    あれだけ散々苦労した割には・・ どうにもショボいわ~

  後ろ姿は、さらに”イビツナ”な ご様子 

どうせ後ろだから見えないだろうと手抜きでコンクリートボンドの白いまま

素人考えで 3点設置が安定するだろうと後ろは 脚1本にしたのですが、どうにも安定が悪く チョットでも地震で揺れたら簡単に コテッと倒れそうですわ・・ 

  毎度 恒例のビフォーアフター

   上が元々の台座 

       下が自作のスパイク足

 やっぱり素人作は 如何にも手作りって感じ でカッチョ悪い 

見栄えからすると完全にオリジナルの台座の方がまとまってて良いです 

もしかすると左右にアト10mm前後 張り出しを大きくしたら多少は見栄えがアップ?するかもですが、、 全体的な細身のシェィプに対して 30mm✖50mmの角パイプでは太すぎ なのと 全体のラウンドシェィプには直線的な足では違和感があるって感じ ですかネェ・・

 

 で、肝心な音質の変化改 善 )は、

苦労しただけあって 正に完全なる『プラセーボ効果』なのは間違いナシでしょうが

  多少 音像のクッキリ感が増した かナァ~? 程度

コチラは端子とケーブル接続をロジウムメッキのガッチリしたモノに換えた影響が大きいのでしょうけど

イヤハヤ やっぱり スピーカー工作は難しい!! 

アンプ内部の回路変更とか部品交換とは違って、直接ダイレクトに視覚に入ってくるモノだから ですかね

もしかすると数年後に 別の素材で作り直す事になるかも・・・ 

お手頃価格で金属加工の専門業者に特注できると一番良いですけどね~


audio-pro Avantek Five 改造 スパイク編 その2

2023年05月01日 | オーディオ

昨年あたり?からでしょうか、、 

中国の深圳辺りからの荷物が、以前に比べて画期的に早くなってきた感じがします

数年前でしたら ebay で中国業者からオーディオパーツ等を購入し発送してもらうと、2~3週間では届かず 1か月以上も待たされて『やっぱりインチキ業者だったか!  金だけ取られてダンマリじゃ~』と諦めた頃に ようやく到着する というのが常でした。

ところが、ここ最近になって 画期的にスピードアップし 調子の良いときには 1週間ほどで届くようになりました。

   そんな中国の宅配便事情の改善の恩恵をモロに受けまして早速にも ”スパイク” が届きましたわ~

マァ値段なりの仕上がりで 高級感は皆無なのですが、実用的には十分な感じです。国内で調達する半分くらいの価格ですから文句無し!!

アルミの角パイプに、魚釣り用の鉛の丸玉錘(=オモリ)を詰め込んで そこにセメントを流し込んでやったわけですが、、 じっくり時間をかけて乾かしたのがコチラ

セメントというのは乾いたらカッチカチなのかと思いきや 案外パラパラと砂が落ちてきますネ・・  写真で見える 余白の部分には 工作用の粘土を詰め込んで エンド部にはプラスチック製の蓋で閉めてしまおう と考えております。

バーエンドの処理はこの先の楽しみに置いといて、縦と横の棒を直角に繋いでいきます。

当初は、アルミ角パイプ用の専用直行アングルが用意されている(ネット検索で通販があったのですが送料がパーツ代よりも高価なのでバカらしくて諦めた)ようなのでホームセンターで探したのですが残念ながら取扱いが無く入手できず

で、代替案として、簡易的な直角アングルとやや厚めのステンレス板で補強する方法を考えました。

実際の現場に直接『仮置き』することで多分ズレなくキッチリと納まるだろうとスピーカー裏に直接セッティングしちゃっております。

この時点では裏側の見栄えだけなので、実際に元に戻したら どのように見えるのか?は未だ未定状態でした  

補強用のステンレス板も 切れっぱしの端材ながら 片面だけ鏡面仕上げで なかなかの見栄えになっております。

しっかし 誠に残念ながら、実際には完全なるスピーカーの裏底面ですから一切日の目を見る事はありませぬ!!

直角に繋ぎ終わった台座足です。重量を計りたいのですが手持ちの重量計は1kgまでなのでムリ 願わくば片側で5kg程は欲しいのですが、恐らくは3kg弱程度かなぁ・・

 

セメントもボンドも十分に乾燥・硬化したのを見計らって  本体に取り付ける前に 中華製スパイクを仮止め

  この足単体での見栄えは マズマズ な感じです

バーエンドの処理については未だ決定できておりませんが、、 

     何かしらの方法で閉じる事になるでしょ~

格安の中華製オーディオスパイクも それなりに 十分な存在感がありますネェ~

と、ここまで来て、、スピーカーの また別の箇所が気になってきました~

なので急遽 また別の中華業者に とあるパーツを発注・・

ア ト も う 少 し だ け 続 き ま す ~


audio-pro Avantek Five 改造 スパイク編 その1

2023年04月26日 | オーディオ

そもそも十年近くも前の2014年に入手したスピーカー  スウェーデン製audio-pro社のAvantek Five ですが、、

入手して約2年後に 自分好みのサウンドに仕上げようと意気込んで、スピーカーユニットとネットワークを全て一新したわけなんです・・(その辺りは2016年4月~6月のブログに記載)

が、 しかし、、 ところが、、コチラの思惑とは裏腹に”期待したサウンド”とは 完全にかけ離れた極めてショボい音が出てきて  一気に奈落の底に落とされた という結末!!  

かなりの労力と金額をかけての大プロジェクトだっただけに落胆も大きく、そのスピーカーは単なる見掛け倒しの置物と化しておりました。

その後は7年にも渡り見掛け倒しの置物として オーディオセットの一部となりました。少なくとも姿・形だけはカッコいいですから見栄えだけの存在感を示してくれておりました~

ところがですねぇ、最近になり 真空管アンプの美音に目覚める事となり 物は試し と、真空管アンプに接続したところ、、   

 ア~ラ 

    マァ~ 

        何という不思議 

   なかなかの美音で鳴ってくれる ではないですか!!

コリャァ・・ 放っておくのは勿体ない

 という事で、またまた気になる部分を改造してやろう というわけです

   そもそも 入手当時から、気になっていた スピーカーの台座部分なんですが、、

御覧の通り  パーチクルボードの厚板にゴム足を貼り付けた 何の変哲もない 無難(安価?)な造りになっております。個人的にはオーディオ製品については”スパイク足”が大好きですから、何とかしてコチラもスパイク足に変更したいと以前から考えておりました。その当時の 同種のトールボーイ型スピーカだと、オプションとしてスパイク足が付属されていたりで、底部分のガッシリしたアーム足に尖ったスパイクが憧れの的でした。 木製の工作なら手軽にできますが、金属の加工となると専用工具だったり大規模な工作機械(NCマシンとか)が必要になりDIYでは無理だろうし、サイズに合せてオーダーするほど資金は無いし、、

と、半ば諦めてかけておりましたが、、たまたまネット検索で アルミの角パイプの端材を見つけ コレなら マアマアのデザインになるかも?と入手してみました

    コチラは 取り外した台座

でもって、スピーカーの底部分には邪魔くさいバスレフポートが有りましたので無理矢理に引っぺがしてやりました。と云うのもウチの場合 極小音量(恐らくは数十mW?程度)でのオーディオライフゆえ バスレフは機能(コーン紙の前後運動による空気の粗密発生)しないだろうという前提にて

   せっかくの美しい見栄えのするバスレフポートだったのですが、、

     こ の 有 り 様 で す わ ・ ・

 

それで、持論である”オーディオ機器は重くなければならない” という事から 作製するスピーカー足の重量アップの作戦として、

近所の釣具店で調達してきた鉛のおもりです 一袋が約1kgです 

  コレを左右の足に一袋ずつ詰め込んでやる計画

 

   更には鉛の球がゴソゴソ移動しないようにセメントで固めてやる!!

リフォームDIYで初めてセメントを扱いましたが 案外と便利で役に立つ材料なんですネェ 果たして思惑通りに進展できるか?はやってみない事には分からない 危険極まりない状態

   肝心なスパイクですが、、 

やはり国内ショップで扱っている各種のオーディオ用スパイクでは、帯に短しタスキに長し というか良いモノは高額ですから、毎度おなじみのebayにて中華製を調達  前よりは早くはなったものの、矢張り中国本土からの荷物は数週間程度かかりますから気長に待つことにします。