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アナログ礼賛 元町の中古レコード店デビュー レコード掘り

2024年07月28日 | アナログ礼賛

ふとした事から ビンテージプレーヤー Dual 1219 を入手し、そこから始まってしまった第二期?アナログブームですが、、

新たな球式プリアンプ=EAR834Pレプリカ フォノEQアンプ が加わったことで、ようやく一段落したところです。

何しろ かつてのMICRO DQ-7 +Mcintosh C34V改 のサウンドからは、かなり次元の異なる段階に変遷を遂げた感があります。簡単に表現するならば、 DD(ダイレクトドライブ)プレーヤーと半導体アンプの組合せだと せっかくのレコード=アナログ サウンドなのに、CDやらハイレゾ等のデジタルサウンドと 確かに違いはあるものの そんなには代わらないサウンドとして聴いておりました。ところが、ビンテージプレーヤーと球式アンプの組合せとなると そこから聴こえてくるアナログ=レコードのサウンドは、デジタルサウンドと全く異なる独特・独自のサウンドに感じられるわけです。

そうなると また新たな欲望として、更なるレコードの探求がしたくなるわけですわ~

神戸に来る前は 徒歩15分ほどで吉祥寺に行けましたのでdisk unionにも足蹴く通って簡単にレコード掘りを楽しめたのですが、コチラでは わざわざ30分近くも電車に乗らなければ中古レコード店にも行けません。しかしながらこの度のアナログシステムの大幅なレベルアップに伴い、レコード探求の欲望から移転後3年過ぎて ようやく初めて 元町のレコードショップ巡りが実現したわけです。過去に出張や旅の道中にて 元町の中華街とか訪れたことはあるものの じっくり元町を探訪するのは初めて とっても新鮮で愉しめましたネ

しかしながら元町のレコードショップは小振りなお店が多く、当然ながらラインナップも限られているので なかなかお目当ての盤を見つける事は難しかったのです。結局のところ2回の元町レコードショップ巡りと 毎度ながらのヤフオク落札にて合計20枚ほどを調達できたわけです。

左上のJ&Kはトロンボーンの二大巨匠=JJジョンソンとカイウィンディングの競演作です。JJジョンソンが大好きなんですが、何故か好みのサウンドで録音された盤が少ないみたいです。演奏はどれも素晴らしいのですが、誠に残念なことに どうも録音が気に入らないモノが多いのです 不思議ですわ・・ 

フローラ・プリムですネェ~ マエストロ=チックコリアがしばしばフューチャーしており、その透明感あふれる澄んだ歌声は圧倒的な魅力です!! いきさつというか経緯は知りませんが、元々はパーカッションのアイアートモレイラの奥さんだったのにチックコリアのアルバム制作に夫婦揃って参加したら、知らない内にチックコリアの奥様に成っていた という不思議な関係みたいですが、、

まさかアナログ盤が手に入るとは思っておりませんでしたが、、  クラウスオガーマンの名作アルバムです!! プロデューサーがトミー・リピューマ、録音がアル・シュミット とくりゃぁ アンタ 悪かろう筈がないでしょ~ 

RCAレーベルリビングステレオ シリーズ だから高音質だろうと勝手に推測し、全く知らないアーティストながら入手した1枚 ジャケットからは女性JAZZボーカルがスタンダードナンバーを唄っているのだろうと思いますが、果たして『コレだ!』と云わんばかりの高音質録音なのでしょうか??

トゥーツシールマンズもCDは数枚持っておりますが アナログ盤が初めて入手できました。本当ならライブ盤でなくスタジオ録音盤が欲しかったのですが、まぁ贅沢は云わずにライブ盤にて我慢しておきましょ  オランダプレスなので盤質はマズマズなんじゃないでしょうか・・

ショップ巡りだと 余程の大型店舗(disk unionの様にジャンル毎にフロアが判れていたりとか)でなければ品揃えの関係から ”お目当ての1枚” には そう簡単には巡り合えないわけです。そうすると、せっかくココまで来たのだから何か手頃な盤でも買って帰ろう という気分になってしまう

今年の初め頃でしたっけ? 永遠のロックギタリスト=ジェフベック先生の訃報を目にしたのは・・  近年では彼のステージにチャーミングな女性ベーシストがグルーブ感バリバリの演奏を披露してくれる映像を眺めたりしていたので昔のジェフ先生はどんな御様子だったのか?興味を持ち入手してみました それこそヤードバーズってカッコイイの代名詞みたいな印象もあるので、そちらも興味津々でありまする

あと右下のシンガースアンリミテッドも前々からアナログ盤が欲しかったわけです。輸入盤だろうと ほぼ疑いなく入手したのですが、よく見ると残念ながら国内盤だったわけでガックリ~ なんですが、コチラはなかなかスゴイです!! CDを数枚持っておりますので かなり聴き込んでいるものの、アナログ盤だと全然違いますネェ~  歌声そのものが生々しく聴こえてくるし、幾重にも重ねられたコーラスの和声が一つ一つ聴き取れる感じがします。それこそデジタルだとコーラスの和声が 一つのかたまり として聴こえるのに対して、和声の一音一音が分離した音程として聴こえてくる感じ(もっとも繰り返しではありますがハイエンドの機材(単体で百万超えレベル)ならばハッキリ分離して聴こえるのかも知れません)   やっぱりアナログ盤はスゴイですわ

ジャパニーズポップス も忘れていませんヨ~  

本当はコチラの鈴木茂氏の コスモス というアルバムが欲しかったのですが、其方が人気盤で高値売買され手が届かない為一先ずコチラを入手したという次第です。この時代は映像のデジタル処理など無かったでしょうから、このショットを捕らえるには相当な練習を繰り返したんじゃないでしょうか、、 コチラも御苦労が見える、良きアナログの時代の産物って感じでしょうか~ 

大貫妙子さんも初期のアナログ盤が随分と高値になっている様子ですね、、 コチラは多少人気薄?のアルバムなのでお安く入手できました。

そうです!! ピチカートファイブです!! 彼らもアナログ盤の流通量が少なく?なかなか苦労いたします(お金さえ沢山出せば簡単なんですが)  ようやく1枚ゲットできました 記念すべきアナログ1枚目 本当ならば正規のアルバムが欲しいわけですが、高額品には手が出ないので仕方なく割安品を選ぶと知らない盤になるようです しかし、そこは矢張りピチカートファイブだし、野宮真貴 嬢なのです カッチョイー

右上は、矢野顕子 先生ですネェ~ コチラはライナーノーツを眺めてビックラこきました~ 2曲にマエストロ=スティーブ・ガッド & アンソニー・ジャクソン という超強力リズム隊が参加されているではないですか!! それらの曲を聴くと、、 超・難解な変拍子の楽曲でありまして、そこらのリズム隊では太刀打ちできないんじゃないかと思われました。勝手な想像ながらスタジオに集まって楽譜を初見で1、2回ザッと演奏し あっこ様からのご要望があり所々チョイ手直しして、スグ本番で一発OKとかじゃないの??

どういう訳か 日野皓正氏のアルバムを3枚も入手 元々は左下のメイダンスというアルバムが欲しかっただけなんですが、、 

中学から高校生になる頃でしたかねぇ、お茶の間のTVでも結構な頻度でJAZZの演奏を聞かせる番組がありました。そのなかで日野皓正と渡辺貞夫はCMにも出演したりで JAZZ好き以外にも かなり認知度が高かったんじゃなかと思いますし、特に日野皓正はチョイ悪な風貌も手伝ってか スゲーカッチョ良かったですわ~ それで売れまくってNYに高跳びしたんじゃないでしょうか・・

右上のケネディ大統領のジャケットはオリバー・ネルソンのオーケストラですわ 

ライナーノーツが無いので詳しくは判りませんが実際のケネディ大統領の演説が入っており それに続いて演奏が始まる 独特なつくりのアルバムになっておりました。オリバー・ネルソンらしい 混み入った楽曲とアレンジが良好な録音で納められており、お気に入りの1枚になりそうです。

ジャパニーズポップスからJAZZ、ロックと幅広いレパートリーになっておりますが、本来ならば そこにラテン系も加えたいところ  なんですが、キューバとかアルゼンチンとかポイントを絞ったジャンルだとレコード盤の流通量も少なく結構入手がムツカシイ感じです  マァ、もっとも 大金を出すならばいくらでも入手できるでしょうけれど・・

今後とも引き続いて

 前々から欲しかったアナログ盤を

   お安く入手する事に

全力を尽くしたいと考えております~


長編小説『暗殺』と LEDランタン GENTOS EX-400F

2024年07月20日 | うんちく・小ネタ

先日、いつものようにパラパラとYouTubeを眺めていると チョイと気になる本の紹介がありました~

政財界にお詳しいと思われる方々が 凡そ真相と思われるご意見をズバズバと述べられる番組なんですが、そのなかで最近出版され 密林通販でもベストセラーとなっている本が紹介されていたわけです

たまたま同時のタイミングにて入手したLEDランタンの灯りの元にあります『暗殺』という物騒なタイトルの長編小説

これまでに私のブログで紹介した本は ほとんどが医療関連本でありまして、実際の所 長編小説を読むなんてのは久し振りのことなのです。

手元に届いたコノ本は かなり分厚く 読破するには相当な時間がかかるだろうなぁ~ というのが第一印象

あくまで小説ですから架空の物語という事なのでしょうが、、 余りにも現実的なリアリティが感じられるので緊張するしワクワクします。 当初は一週間位かけて じっくりと読み進めて じんわり楽しもうと考えていたものの、物語に引き込まれ ついつい素早く読み終えてしまいましたわ・・

 

折も折、この物語を読み終えた直後に 米国大統領選挙にからむ暗殺未遂事件が発生!!

 あの方の強運にも感心させられました!!

と同時に 次々とアップされる事件映像を眺めるにつれ、ウ~ム なるほど ネェ~ 事件の裏側に潜む ”大きな力” というか ”背後の暗闇” が妙に現実的に感じられました・・

組織というか集団というか、複数人の人々が集まれば それぞれに異なる意見があり全員一致という事はあり得ないでしょう。たとえ 初めのうちは賛同していたとしても徐々に方向性が少しづつズレてゆき、表面上は賛同と見せかけても 深層では対立という図式も よくあるパターンでしょうネ  そこに大金が絡んでくるとなりゃ、そりゃ もう 大騒ぎ

長編小説ながら 一気に読み終えてしまい、存分に楽しめました~

 

と、ココからはLEDランタンの話題ですわ

国内でも世界でも異常気象による 洪水 や がけ崩れ が頻繁に報道されておりますネェ~

こういった大規模災害が発生すると、直接の被害を受けていない近隣地域でも停電が起きる可能性があると想定し、前々から停電の対策をせねばと考えておりました。乾電池式のライト、ランタンは手元にあるものの 何れも昔の電球(小型の白熱電球=豆電球)式なので、電池の消耗が多くてスグに電池が終わってしまうわけです。なので電池消耗の少ない LED 式を物色しておりました

  そこで入手したのがコチラ GENTOS EX-400F

コチラのメリットは 何と云っても 発光部分が大きい!!

一般的なLEDランタンだと発光部分=灯体が、豆球タイプのモノが多く 電球一個分の明るさ(灯体面積が小さい)なのですがコチラは灯体面積が大きいばかりでなく帯状の灯体が6本も上下方向に設定されているので広範囲を明るくしてくれる感じがします。

そして何と云っても、点灯時間が長い!!

  一番 暗い照度=最弱 ならば 約200時間 の実用点灯

コチラが最弱の状態 恐らくは停電で室内で真っ暗になっても、コノ最弱点灯で凡その事は足りるんじゃないかと想像します。200時間というのは、仮に夕方から寝るまで6時間だけ最弱点灯するならば30日以上は点灯できる計算  都市部ならば停電は数日で復旧できるだろうと考えれば十分なんじゃないかと思われます。

  最強=約400ルーメン ならば30時間 

比較のために最弱時の写真と同じ露出で撮影してみた 最強時の写真です(所詮は素人写真なので判りにくい!)が、いかがでしょうか? 実際自分の目で比較すると最強時の灯りはまぶし過ぎる感じがします ⇒注意 光源の直視は危険ですから絶対にお止めください。 との記載アリ

これだけ高性能なLEDランタンが送料込みで2千円弱 値段の割に満足度が高い気がしますわ~ もっとも安い理由がありまして いわゆる型落ち(現行はEX-700かな?) らしいです このLEDランタンと同一機種で全体が ”白い” ヴァージョンが『無印良品』より発売されておりまして、そちらは5千円ほど

 

たまたま長編小説とランタンを同時に入手し、一緒くたに紹介したので訳が判りませんが、、

それぞれに満足度の高いモノでした~ 

  めでたし めでたし


EAR 834P レプリカEQアンプ 12AX7 その3

2024年07月12日 | 真空管アンプ

電源回路のパーツ換装から始めて、一気にカップリングコンデンサの換装まで進めてしまったEAR834Pレプリカアンプですが、、

その後も続々とお気に入りのパーツを調達し 換装を楽しんでおります~

コチラがほぼオリジナル状態(入力端子は既に換装済み)ですが、青矢印の白い円筒状パーツ=カップリングコンデンサをアレコレ交換して音質の変化を確かめている(楽しんでいる)わけです。

で、前回の”その2”では 一段目と二段目(右側からの2種類)を『ブラックキャンディ』に換装し、かなりご機嫌なサウンドに近付いてきた感じになっておりました。オリジナルに比較すると、上も下もスッキリと伸びきった感じがしますし、各楽器のフォーカスがクッキリとして 満足度が相当上がりましたわ!

当初の白い円筒状コンデンサはフィルムコンと云いまして、コレと云った特徴というか 特段の色付けの無い とりわけ素直でストレートなサウンドが持ち味であると云われております。特にプリアンプ・EQアンプというのはレコードから拾ったサウンドをそのままストレートに増幅してメインアンプに伝達するのが役割ですから、クセの無いフィルムコンが使われるそうです。 しかし、そこは素人改造マニアの強み(?)と云いましょうか、好き勝手に 適当に 自在に 音質を操ってゆきたいわけです。 左端の一番大きいカップリングコンデンサをブラックキャンディにするか本物のオイルコンにするか?でさんざん悩んでおりましたが、、

 まあ この際、思い切って、一気に

  全部を本物のオイルコンに換装しちゃいましたわ~

かなり見栄えも良くなったような、、  

歴史を感じさせる 鈍い銀色 が、ヤケに真空管と似合っている雰囲気ですネェ~

肝心なサウンドは、コレまたビックリする程の変化がありました!! アナログレコードでは、前に 前に 飛び出してくる音圧 と云いますか、前方向への音圧が一番のお愉しみ であると勝手に思い込んでいたのですが、、

 実は上手く再生出来れば 左右方向への拡がりも 想像以上である事が判明いたしました。

  どうやら左端の一番大きいオイルコンデンサーが、そのカギを握っているような気配がします

CDとかハイレゾ音源を再生すると 機器の優劣にも依りますが、装置のグレードにより前後左右に拡がるサウンドステージを感じられます。これまでの経験から、やはり高精度・高品質のパーツを使用すると、より一層ステージに拡がりが出てくる印象があります。 ですが、レコード再生に関しては聴感上のサウンドステージを拡げる事が非常に難しく、コレまでは殆ど思う様に実現できませんでした。 今回コチラの三段目(左端の一番大きい)カップリングコンデンサを本物のオイルコンに換装したことで得られたサウンドステージの拡がりは私にとって画期的な変化となってくれました 

 大喜びしながら、オール オイルコンのサウンドを楽しんでおりましたが、、

ふと気付くと サウンドステージの拡がりは素晴らしいが、楽器のフォーカスが甘くなってしまい ブラックキャンディのような楽器のクッキリ感が薄らいで ややボンヤリした印象にも聴こえてきました

ウ~ム・・ こうなると一段目、二段目のカップリングコンデンサを再びブラックキャンディに戻すか!? 交換作業はそれ程手間もかからずチョチョイで済むのですが、、 その準備が面倒臭い

  では、マズは 二段目のみをブラックキャンディに

何となく全部が いぶし銀 よりも、真ん中だけ黒で引き締めるのも見栄えが良い感じ かも・・

おおよそ思惑通り サウンドステージの拡がりは残したまま楽器のフォーカスがクッキリしてきた印象になりましたわ~ 大正解かも

恐らくは、この状態で聴き込んでみて また何か不足やら不満が沸いてきたら 多分 一段目をどうにかする事になるのでしょ~

  コンデンサー ひとつで、こんなにも 楽しめる とは!! 

まさにオーディオドロ沼ですわ・・


EAR 834P レプリカEQアンプ 12AX7 その2

2024年07月03日 | 真空管アンプ

先日 つい、勢いついでに入手してしまった EAR834P レプリカ版 イコライザーアンプですが、、

早速にも大胆なるパーツ換装を実施しております!!

コチラの製作者は、相当な高度な技術をお持ちの方らしく、自作マニア・改造マニアに向けて ”どうぞ、お好きなパーツに換装してお愉しみください” と言わんばかりに わざと作業しやすく作られております(かな?)

アンプですから マズは一番重要な部分(人それぞれ意見もあるでしょうが、、)である電源関係から進めていきますわ~

電源基板は上下2段に分けられておりまして、下側の基板がヒーター電源の12V、上側基板が280VのB電源となっております。青い点々で囲ったところの4本のダイオードが全波整流ですが、このダイオードを お気に入りのSiCシリコンカーバイドショットキーバリアダイオード に換装いたします。見る限りは基板にも余裕があり十分な余白が有る と想定していたのですが、実際にSiCを組み込んで見ると ギッチギチでしたわ~ とても放熱板なんぞは取り付けられず、発熱が少ないことを祈るばかりであります

  細かい事は気にせず  ”ヒューズ” から ”サーキットプロテクタ” へ換装

電源基板を取り外したタイミングで、ついでに一般的なヒューズを取外し サーキットプロテクタ に付け替えました。以前にもブログに書いた記憶なのですが、一般的なヒューズを通すと多少なりの音質劣化を伴う気がしておりまして、、 出来る事ならばヒューズは取り除きたいわけです。そこで登場するのが家庭用の電源で云うところの『ブレーカー』です。コレは電気製品に何かトラブルが起きてショートしたり大電流が流れたり漏電したりすると、いち早く察知し電源を遮断してくれる安全装置です。そのブレーカーと同じ機構を持った、ヒューズと同様の安全装置がサーキットプロテクタというスイッチなのです。ヒューズだと回路やパーツにトラブルが生じたら一発で溶断して おしまい ですが、サーキットプロテクタならば繰り返し使えるし またサウンドに与える影響が少ない という嬉しいメリットもあります。

  すき間は余裕かと思いきや、コチラもギッチギチ

写真では判りづらいですが、換装したSiCもギチギチなら、その脇に加わったサーキットプロテクタもギチギチ! 電源部の発熱やら 放熱の観点からすりゃ、こんなにギチギチに詰め込んだらNGでしょ~ 

  追い詰められ 行き場を失った 大型電解コンは、、

青い点々で囲まれた 黒い円筒型のパーツが見えるでしょうか? 普通ならば電源回路内で『どうだ! 立派だろ!』と云わんばかりに堂々とそそり立っているはずの大型電解コンデンサなのですが、新たに加わったサーキットプロテクタを納めるため無理矢理に下側にねじ伏せられ、いとも無残な格好に成り下がってしまいました~

  近日中にもACインレットも換装する予定

裏面パネルには新たなるレバースイッチが取付きまして、コチラが電源スイッチも兼ねているわけです。その下に電源ケーブルを差し込むACインレットがありまして、コレも近日中には大好きなロジウムメッキのモノに換装する予定にしております。

というように手始めに電源部に手を加えたところなのですが、、

 

  ついでにカップリングコンデンサの換装を実施してしまえ!!

  EL34シングルパワーアンプにも使用しているブラックキャンディの登場

真空管の上下に並んだ4個の黒いパーツが 通称=ブラックキャンディ と呼ばれているオイルペーパーコンデンサです。このコンデンサの換装により、前回に書いたサウンドに関する不満『いささか抜けの悪い印象』が殆ど解消された感じがします。ならば、その勢いで左端の大きい白い円筒形のコンデンサもブラックキャンディに換装しようかと考えている際に、たまたま本物のオイルコンデンサーを取り扱っている業者さんを見つけてしましまして、、 即刻 入手

左側の袋に入っているのが本物のオイルコンデンサーで、右側の黒い4個がブラックキャンディです。どちらも紙か何かにオイルを染み込ませて巻いてある構造だろうと思われますが、現代のモノ(ブラックキャンディ)と恐らく80年代に作られたモノ(本物のオイルコン)には何かしらの違いがある事は間違いないのでしょ~

素人考えなのですが、70年代80年代の工業製品には今では使用できない重金属類(水銀、鉛とか)やらPCBなんかがふんだんに使用されていて、それが『輝かしい響き』とか『奥深いサウンド』を生み出してくれるような気がしております。従って一部のマニアにはビンテージモノが珍重され高値で取引されているのだと思います。

どうやら、ドロ沼は 

 さらに、更に、奥深く

未知の領域にまで 沈み続ける様相ですわ~