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EAR 834P レプリカEQアンプ 12AX7 その3

2024年07月12日 | 真空管アンプ

電源回路のパーツ換装から始めて、一気にカップリングコンデンサの換装まで進めてしまったEAR834Pレプリカアンプですが、、

その後も続々とお気に入りのパーツを調達し 換装を楽しんでおります~

コチラがほぼオリジナル状態(入力端子は既に換装済み)ですが、青矢印の白い円筒状パーツ=カップリングコンデンサをアレコレ交換して音質の変化を確かめている(楽しんでいる)わけです。

で、前回の”その2”では 一段目と二段目(右側からの2種類)を『ブラックキャンディ』に換装し、かなりご機嫌なサウンドに近付いてきた感じになっておりました。オリジナルに比較すると、上も下もスッキリと伸びきった感じがしますし、各楽器のフォーカスがクッキリとして 満足度が相当上がりましたわ!

当初の白い円筒状コンデンサはフィルムコンと云いまして、コレと云った特徴というか 特段の色付けの無い とりわけ素直でストレートなサウンドが持ち味であると云われております。特にプリアンプ・EQアンプというのはレコードから拾ったサウンドをそのままストレートに増幅してメインアンプに伝達するのが役割ですから、クセの無いフィルムコンが使われるそうです。 しかし、そこは素人改造マニアの強み(?)と云いましょうか、好き勝手に 適当に 自在に 音質を操ってゆきたいわけです。 左端の一番大きいカップリングコンデンサをブラックキャンディにするか本物のオイルコンにするか?でさんざん悩んでおりましたが、、

 まあ この際、思い切って、一気に

  全部を本物のオイルコンに換装しちゃいましたわ~

かなり見栄えも良くなったような、、  

歴史を感じさせる 鈍い銀色 が、ヤケに真空管と似合っている雰囲気ですネェ~

肝心なサウンドは、コレまたビックリする程の変化がありました!! アナログレコードでは、前に 前に 飛び出してくる音圧 と云いますか、前方向への音圧が一番のお愉しみ であると勝手に思い込んでいたのですが、、

 実は上手く再生出来れば 左右方向への拡がりも 想像以上である事が判明いたしました。

  どうやら左端の一番大きいオイルコンデンサーが、そのカギを握っているような気配がします

CDとかハイレゾ音源を再生すると 機器の優劣にも依りますが、装置のグレードにより前後左右に拡がるサウンドステージを感じられます。これまでの経験から、やはり高精度・高品質のパーツを使用すると、より一層ステージに拡がりが出てくる印象があります。 ですが、レコード再生に関しては聴感上のサウンドステージを拡げる事が非常に難しく、コレまでは殆ど思う様に実現できませんでした。 今回コチラの三段目(左端の一番大きい)カップリングコンデンサを本物のオイルコンに換装したことで得られたサウンドステージの拡がりは私にとって画期的な変化となってくれました 

 大喜びしながら、オール オイルコンのサウンドを楽しんでおりましたが、、

ふと気付くと サウンドステージの拡がりは素晴らしいが、楽器のフォーカスが甘くなってしまい ブラックキャンディのような楽器のクッキリ感が薄らいで ややボンヤリした印象にも聴こえてきました

ウ~ム・・ こうなると一段目、二段目のカップリングコンデンサを再びブラックキャンディに戻すか!? 交換作業はそれ程手間もかからずチョチョイで済むのですが、、 その準備が面倒臭い

  では、マズは 二段目のみをブラックキャンディに

何となく全部が いぶし銀 よりも、真ん中だけ黒で引き締めるのも見栄えが良い感じ かも・・

おおよそ思惑通り サウンドステージの拡がりは残したまま楽器のフォーカスがクッキリしてきた印象になりましたわ~ 大正解かも

恐らくは、この状態で聴き込んでみて また何か不足やら不満が沸いてきたら 多分 一段目をどうにかする事になるのでしょ~

  コンデンサー ひとつで、こんなにも 楽しめる とは!! 

まさにオーディオドロ沼ですわ・・


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