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真夏に聴く ブラジル音楽 egberto gismonti,HERMETO PASCOAL,Guinga,etc

2023年07月29日 | 音楽

いやはや、何とも熱い日々が続きますねぇ・・

こんな時期には、膨大な熱量を発散する球アンプでじっくり音楽を楽しむ なんて気分にもならない感じなのですが、、 

ならば ブラジル音楽でも聴いて涼しさを感じようかな  てな具合に安易に考えれば 暑さを忘れてしまうようなクールなリズムとボーカルが特徴的な ズバリ = ”ボサノバ” となるわけでしょうけど私の場合はチョイと歪んでおります。 

同じブラジル出身の音楽家にもボサノバ系とは異なるラインの方々がいらっしゃるわけなのです。どういう経過から南米ブラジルにて、このような複雑で細かなメロディーラインと変拍子を前提としたような難解な楽曲を得意とする作曲家が出現してきたのか判りません(知りません)が、鬼才とも呼ばれる マエストロ 達がいらっしゃいます。

  その マエストロ のお一人がコチラ egberto gismonti エグベルトジスモンティ

そもそもコチラのCDを入手したのも 音楽雑誌か音楽紹介本で必聴盤として紹介されていたような気がします。ジャケットからして”鬼才”と呼ぶのが当然か と思わせるような貫禄? 

マァ~とにかく濃密なサウンドですわ~ 暑いor熱い時期に聴くには最も相応しくない感じ 

複雑に入り組んだメロディーライン+変幻自在な変拍子 に追いまくられ やたら音数の多い細かなフレーズ 涼しさとは無縁の濃密な楽曲  なんですが個人的には大好き!!

普通は、こんな熱い暑い時期は 冷たいモノをがぶ飲みしがちですけど、、 チョイト志向を換えて 暑い時に 熱い濃いお茶を少しずつ すする と云うのも 一服の清涼感 かもしれません

  続いても  ”難解系のマエストロ” のお一人 HERMETO PASCOAL ヘルメルト パスコアル

もうコノ ジャケットを見れば その貫禄たるや、”恐れるものなし って感じではないでしょうか

実は少し前に聴いたFMラジオの番組でブラジル音楽を特集しており、そのなかでコチラのアーチストを知り 一気に大ファンになったばかりです

前出のジスモンチに比べると随分と現代的な響きに感じますが1977年のアルバムでした 1990年以降の録音だとしても全く違和感のないほど時代を先取りしたサウンドに聴こえます、とても50年近くも前に録音されたとはにわかに信じられない、一切の古臭さを感じさせないモダンなサウンド

詳しくは判りませんが、ライブ演奏中にステージで子豚の鳴き声までも楽曲の一部とするような斬新な試みもされていたみたい?? まさしく鬼才ですかねぇ・・

  鬼才つながりで もう一人 Guinga ギンガ

コチラは前出のお二人よりも少し後発組なのか2001年のアルバムですネェ~  曖昧な記憶ながら恐らくは当時の雑誌の新譜紹介で強力オススメだったんじゃないかなぁ?それではとばかりに期待満々で入手したものの 一聴して、 アレレ~?何か違うぞ?って感じで そのまま放置 

この度の休眠盤CDの蘇りで再び聴いてみたら、かなり良かった という感じ 前出のマエストロ達は管楽器も鍵盤もギターも何でも弾けちゃうマルチプレーヤらしいですけど ギンガ氏はギターだけなのかなぁ?詳しくは存知ませんが 奥深いサウンドに引き込まれますヨ~ コチラは比較的ゆ~っくりした楽曲が多く、心拍も上昇せず聴けるので助かりますわ  しかし濃密度がハンパじゃないですから十分に心してから取り組んでくださいませ・・

ここまでブラジル音楽界で”鬼才”と呼ばれるマエストロ達を紹介してきましたが、コレらの 難解+変拍子楽曲となるとコチラをとり上げずにはおれません

  正統派Jazzのピアニスト BILL EVANS ビル エバンス SYMBIOSIS シンバイオシス

なんと アノ知的で、美しいメロディラインを紡ぎ出す 正統派Jazzピアニストのビルエバンスが1974年に発表した奇天烈なアルバム

恐らく、正統派Jazzのエバンス ファンからは見向きもされなかっただろう大失敗作?だったかも知れませんが、難解+変拍子ファンにとっては大々傑作アルバムですわ~ ジャケットからして正統派には受け入れられない雰囲気(ヒッピー風とか)だったのでしょ

所有するCDは豪華ブックレット付のリマスター版なのですが、CD収納箱(袋か)もマスターテープのラベルになっており米国盤にしては妙に凝った造りになってます。かなり濃密なサウンドになっており複雑なフレーズに引き込まれて息が詰まりそうにも感じますが、さすがにエバンスのソロになると、それはそれは美しいメロディが流れ出します。特に楽曲内でエレピ(ローズですかねぇ・・)を弾かれており、それがまた素敵なんですわ~ 次から次へと音符が飛び出してくるような感じがします

とここまで来て、ついでにアルゼンチンの難解+変拍子音楽にもつなげようと思ったのですが、、 暑さのせいでココまでといたします。

暑い時期こそ、熱くて濃いお茶を少しだけすすり その後の 清涼感を味わう 

  コレも 良いんじゃないですか~

 


アナログ礼賛 ムード音楽、Billy Strayhorn,Charlie Parker,Herb Ellis,笠井紀美子

2023年07月20日 | アナログ礼賛

やや久し振りに アナログ盤=レコード掘り を楽しんでおりますが、、

今回は毎々お世話になっているヤフオク出品者さんから『ムード音楽』の大御所が多数出品されたので 思いっ切り期待をかけての落札でした~ 本来の好みからすると、どちらかと云えば”ラウンジ系”のサウンドが大好きなのですが 矢張りその大元には正統派ムード音楽があるわけで 本家本元も しっかり おさえておかなくては成りませぬ

  日本では余りお馴染みないかも? Les Brown Swing Song Book  レス・ブラウン

我が国のレコード会社の戦略なのか米国からのマーケティング戦略なのか判りませんが 国内でムード音楽というと ”ポール・モーリア” とか ”パーシー・フェイス” とか ”リチャードクレイダーマン” などが有名のようです。しかし米国でのムード音楽 或いは軽いJazz系音楽では コチラの レ ス・ブラウン も大御所のおひとり です。

私自身も それほど馴染みが無かったのですが たまたま格安出品されていたので迷わずポチッといきました(落札価格=188円)

 イッヤ~ コレは大正解でした!! 

極めて稀なケースですが、全く期待しなかった盤が意外にも 優秀録音・良好プレスだったりするのでレコード掘りが止められないわけです。スッキリと伸び伸びしたサウンドでステージも拡がっており 臨場感タップリ ですわ~  まさしく 気持ちの良いサウンド です

 

  これぞ正統派ムード音楽かも ANDRE KOSTELANETZ  アンドレ・コストラネッツ

コチラも我が国では あまりお馴染みが無いかも知れませんが、、 正統派ムード音楽の大御所に間違いナシ 

ジャケットの右側に収録曲名がありますが有名曲ばかりです。聴いてみると案の定、正に正統派のムード音楽ですわ  録音・プレスとも少々残念な感じなのですが、もしコチラが優秀録音と優良プレスならば間違いなく愛聴盤になっていた事でしょう 好みとしてはアトちょっとだけラウンジっぽさも加わるなら最強盤となる?かも、、

 

   やっぱり 好みと云えば  HENRY MANCINIヘンリー・マンシーニ

米国でのムード音楽の大御所は多数いらっしゃるわけなのですが、、 やはり好みから云えば ヘンリー・マンシーニ が一番です!!

コチラはTpの大御所(なのでしょうか?)との共演アルバムでした。なんとも気持ちの良いサウンドとアレンジは サスガ と云うしかないです!! コレでアト少しだけ 録音とプレス が良好だったならば ヘビーローテーション間違い無しの盤 になったでしょ~

 

   今回の一番! ゴージャスなムード音楽  MANTOVANI=マントヴァーニー  独DECCA

コチラはジャケットにも TELDECーTELEFUNKENーDECCA と記載があり、恐らくは高音質盤に間違いないだろうと大きな期待をもって落札(落札価格=188円)

と云うのも クラシックのCDでもレコードも ”TELDEC” = テルデック レーベルの盤はクッキリ・ハッキリした拡がりも十分な 『正に好みのサウンド』なのです。今回は見事に予想と期待が的中しまして 極めて優秀録音・良好プレス の重量級アナログ盤でした~

コレがムード音楽(どちらかと云えばクラシック色が強いかも)の最高峰じゃないか?と思わせる超ゴージャスなサウンドです 正に貴重なムード音楽の銘盤を格安でゲットできました~

 

  ムード音楽は以上まで、ここからはJAZZ系のアルバムになります

 

  エリントン楽団の右腕ですか Billy Strayhorn ビリーストレイホーン

まさか、まさかの優秀録音・良好プレス盤 かなり良好な気持ち良いサウンドです!! 但し格安盤ゆえ、外周に大きな『反り』があります。繊細なアームとカートリッジならば一発で針飛びするでしょう けれど、、 拙宅では元々DJ用カートリッジからの進化型であるJICO社のJ50を使っておりまして、ココぞ本領発揮とばかりに強烈な上下動をものともせず 懸命に盤面に食らい付いてくれております!! ジョニーホッジスのアルトsaxもクリアーに録音されておりコレまでぼんやりとしか聴いた事しかなかった独自のサウンドを楽しめました。あと加えて クェンティン・ジャクソンTbの巧みな(職人的な)ミュートプレーは一聴の価値アリです。まるで おしゃべりするかの様な見事なオープンクローズの妙が聴けます。

 

  お馴染みのバードです Charlie Parker=チャーリーパーカー Giants of Jazz

これほどクリアーなステレオサウンドのチャーリーパーカーは初めて だと思います。コレまで入手したアルバムは殆どが ぼんやりしたモノラル録音 ばかりでしたがコチラはクッキリ・スッキリとした溌剌感もあります。演奏自体はご本人もサイドメンも熱くならず サラリ と演奏している感じですが、もしかするとマイルスが追い付くのに四苦八苦しているかも?知れません?

 

  コレは珍しい!! 片面だけのチャーリーパーカーですわ~

ジャケットから 1954年にボストンのハイハットクラブでのライブ録音盤という事がわかるのですが、、

入手した後に レコード盤を手にして 初めて『 異 常 』に気付いたわけです!!

普通のレコードというのは、盤面の表にA面 、裏にはB面 という表裏2面に各々20分前後ずつ録音されております。コチラがA面

が、しかし、、コチラの盤にはA面のみしか音溝がなく、裏面いわゆるB面がツルツルピカピカだったのです

上の写真では判りづらいかも知れませんが、まさにツルツルなのです!!

ウッヒャ~ コレはもしや 貴重なエラー切手orエラーコインならぬエラーレコードか  と思いきやジャケットの右下に

  ハッキリ 明確に『 片面だけ』  との表記がありました~

では何故、どうして 片面だけのレコードにしたのか? 是非とも真相を知りたいところです

 

   恒例?ですかネェ・・ ジャケ買い 笠井紀美子

ナント 篠山紀信 先生の撮影による笠井紀美子 JAZZシンガーであります。 日本人らしからぬ本格的なJazzを歌い上げる稀有な日本女性です コチラのアルバムでは国内盤なのに 何故かボーカルが歪っぽくて上手く再生できません、さ行がモロぶっ飛んでしまい針圧を3gまで増やしてもダメでした~ やっぱりボーカルものは再生がムツカシイわ~

というわけで、今回も数枚だけ 優秀録音・良好プレス盤 が掘り出されました ラッキー

また 改めて JICO社のカートリッジ = J50 のトレース能力の高さには驚きでした~ 強烈な上下動を ものともせず しっかりと再生してくれる姿に心を打たれました(?) 

 

 まぁ この暑さですからネェ~ 

  じっくりアナログを楽しむ気分にもなれない

    感じなのですが、、


蘇る 休眠盤CD DCD-1500AE+ES9018, YES,JEFF BECK,Carole King,Pet Sounds,Verve

2023年07月11日 | 音楽

意外にも 16bit/44.1khz の従来型フォーマットのCDから 美音が聴けることが判明し、、

それならば過去に一度だけ聴いて 期待外れで放置されたままになっている 死蔵盤・休眠盤CDを改めて聴きなおしてみようと CD棚の端をつつく日々なのですが、、

ひょっとすると十年以上も放置されたままになっていた盤が次々と発掘され、それら楽曲の懐かしさと共に当時の記憶をおぼろげながらに懐かしむ(正にジジィならでは?)のを楽しんでおります。

今回は多分90年代後半から2000年初め頃に 当時の音楽系orオーディオ系雑誌などで、必聴盤としてイチオシされていたCDを中心にしております。

  やっぱりスゴかった~ YES  FRAGILE  

前々から云っておりますように元々ロックには余り興味が無かったので その雑誌記事に触れるまでは一切存じ上げなかったのですが、、

今回あらためて聴いて ぶったまげ ましたネ~

コチラは驚くほど美音です とにかく優秀録音のお手本のようなサウンドだと感じました!!

驚くほどの美音であり、ロックだとか何だとかのジャンルを卓越して最高の録音の一枚だと思います。どの楽器も一音一音スッキリ・クッキリ 気持ちよく伸び伸びと響き渡ります  曖昧な記憶ですが、その雑誌記事によると オリジナルに加え様々なリマスターとかプレスの盤が存在し マニアによっては数十枚の盤を聴き比べて楽しむ という様なことが書かれていたと思います。

所有するCDは紙箱入りで豪華ブックレット付のモノです。しかし全部が英文でありロックそのものにも造詣が乏しいわけなので解読するのは???  ただし コレらの楽曲を超美音で聴いていると グイグイと音楽の世界に引き込まれ、ロックの奥深さを感じさせられます 多少なり音楽ファンとかオーディオファンならば ロックには興味が無いと云われる方々にも一度は聴かれることをオススメします。優秀録音とは こういうモノだと という見本のような感じ

   やっぱりスゴイ 必 聴 盤!!

 

  確かコチラも必聴盤でした JEFF BECK BLOW BY BLOW

恐らくは上記と同じ雑誌だった?じゃないかと思いますが、 コチラの ジェフベック も必聴盤に挙げられていた ので入手した記憶です

つい数か月前でしたか訃報が届いたばかりで、今年になって 多くの二十世紀の音楽界のレジェンドが旅立たれるのは寂しいですネェ~

確かオーディオ雑誌にてロック系の評論家が必 聴 盤としてイチオシしていたような記憶  矢張りコチラも入手した当時は期待したほどのサウンドでもなく(要するに再生機材がショボかった)そのまま放置

  

グランド ブレイキングインスツルメンタル アルバム というキャッチの意味が不明ですが、、 今回 改めて聴き直してみると、、ジェフベック さんのギター は実に良いですねぇ・・ 内に秘めた強烈な情熱というか、切なさ を歌い上げる感じ ある部分では ドロ臭いブルースを連想させる様な感じもあったり  ジェフベックさんの切なく歌い上げるフレーズは唯一無二の世界であり誰にも真似のできない独自のギターサウンドだと感じましたわ~  益々ロックの奥深さが感じられました

  言わずと知れた超有名盤 Carole  King Tapestry

コチラは全世界で ナント 1100万枚以上ものレコードが販売されたそうです!! 

今は配信数でのカウントになっているのでしょうけれど、新発売のアルバムで1千万回を超える配信数なんてのはそうそう無いでしょう(実情を知らないので間違っていたらスミマセン)

多くの音楽関連の雑誌・本などで”必 聴 盤”としてオススメされていたので入手 確かにラジオから流れてくる イッツ トゥー レイト は思わず聴き入ってしまう名曲だと思います

極めて優秀な録音だという事で、思いっ切り期待して聴いたわけですが、、  矢張り 当時の器材からは想像するようなサウンドには感じられず そのまま放置

今回 改めて聴き直してみると70年代初頭のフォークソング系ならではサウンドなのかなぁ という感じでした。ここで気付いたのは 矢張り ボーカル は再生がムツカシイですわ~ 

勝手な推測ながら、人の声は普段から身近に接しているから オーディオ機器から再生された歌声を聴いて 本来の肉声との差異を感じやすい(判別しやすい)のじゃないかと思いました。  反して楽器演奏者でもない人々は しょっちゅうナマの楽器音を耳にしないから オーディオから聴く楽器音に違和感を感じにくい 何故なら元々の楽器のナマ音が身に付いていないor判らないから比較のしようもなく機器から聴こえる楽器音が正しいサウンドだと認識してしまうのかも知れないですねぇ・・

かつてはステレオ再生の目標は ”原音を忠実に再生” みたいな表現や宣伝を見聞しました。しかしハイエンド機材(6桁以上の価格帯)を揃えない限りは その実現は不可能であり 庶民レベルの器材では到底及ばない世界なんじゃないかと思います。それ故、 原音とはかけ離れている?のかも知れないけれど 自分が聴いて『気持ちよく聴けるサウンド』を求めることを目標にしております。

  夏になるとコチラかなぁ・・The Beach Boys Pet Sounds

いやはや コチラ も各種雑誌などで 優秀録音の ”必聴盤” として評価が高いですねぇ

音楽やオーディオ評論家から相当な高評価もあり、そこまで云うならば と期待満々

リマスター盤にも各種ありまして、恐らくは多少奮発してHDCD盤を選択したような、、

が、しかし、、

なんだか期待したほどのサウンドには感じられず そのまま放置

改めて聴き直してみると、、ふむふむ 矢張り ボーカル モノの再生はムツカシイ という感じ

もしかすると、ウチの機材が数段階もグレードアップできたら コレらのサウンドの魅力を発見できるのかも知れませんが 今の所はイマイチな印象ですわ~  あくまで想像ですが肉声の再生を決定するのはスピーカーなんじゃないかと考えております。球アンプである程度のレベルにまで引き上げても 最終的に音声に変換するのはスピーカーなので責任重大です、そこでフルレンジ一発とかオールホーンなんてのが出てくるのかも?

  チョイと番外編ですが、、 Verve のラテン系シリーズ

米国のJazzレーベルとして名門中の名門であります Verve ヴァーブ から ラテン系の演奏者シリーズがありました。当時チョクチョク通っていた タワーレコード のJazzフロアの目立つ場所に特設の棚が展開され イチオシ されており 思わず複数枚入手した記憶

そりゃ 名門中の名門レーベルですから 素人にすりゃ 『悪かろうはずが無い』という考えのもと多少なり知っているアーティストの盤を選んだわけなのですが、、

 上記写真の上段中央は お馴染みですかねぇ?

コチラも最近 訃報が伝わってきました ボサノバのディーバ = アストラットジルベルト ですわ

なのですが、、 参加ミュージシャンもベテラン凄腕揃いで 間違いなく ゴキゲンなボサノバサウンドが聴けると思ったのですが、何故かスッキリしませんでした 残 念 至 極 !!どうやらクリードテイラーのプロデュース作品はどうも好みが異なる感じがします(加えて録音エンジニアも好みではない感じ)ねぇ

 

いやはや今回も ビックリする様な発見もありで充実した死蔵盤・休眠盤の発掘ができました~

あらためて 通常盤CDの美音も素晴らしい と再々認識!!


竹 の 株分け タケノコから若竹へ 七夕祭り

2023年07月04日 | 植物たち

今年の2月、15年も放ったらかしでカッチカチに固まってしまった我が家のシンボルツリー(かなぁ?)である『』の株分けを実施してみました~

 その後の様子なんですが、、

  コチラが今月初め 最新の状況です(7/02)

まあコレだけ見ると、笹のようなささやかな様子なのですが・・

  しかし ここまで育つには五カ月もかかっているわけです。

  株分けした直後(2月3日)の様子はこんな様子でし

元々のカッチカチの 土+根っこ を遠慮なしに木工用の ”ノコギリ” で切り裂いてしまったわけですから、コチラの切り分けられたモノならず 元の本体側も一気に枯れてしまう かも?? と危惧していたのですが、、

 

  二カ月以上過ぎた4月下旬の様子がコチラです(4/21)

ようやく 無事に タケノコ が出てきてくれ ホッと一安心しました~ 

      ウ レ シ ィ ~ 

ベランダ園芸でも野菜や果物を育てて無事に収穫できると本当に嬉しいものです  しかし、それらは多くの場合  十分に品種改良され素人にも育てられるように作られたモノですからネェ・・ 今回は株分けの知識も情報も無い状況でしたから 恐る恐るの作業だっただけに その喜びも ひとしお ですわ

  七夕祭りを前に 破竹の勢い か・・ (7/02)

 間も無く七夕祭りを迎える時期に、青々した美しい笹の葉?というか竹の葉

  果たして此の勢いで一気に『破竹の勢い』で伸びてくれるのか??

 右側に一筋だけ スーッと伸びておりまして、、

  現在は背丈60cm程にまで伸びております!!

先端は葉っぱっぽくなっているので、ハラりと開いてお終いになってしまう のかも知れませんが、、 出来る事ならば 一気にコノ勢いで『破竹の勢い』で背丈を伸ばしてもらいたいものです!!  

かつてコチラの竹の大元が若竹の頃に一日の内に数十cmも伸びた時があったのです。朝一番に急に伸び始めた一筋を見掛けたのが 昼までに10cm以上も伸び、夕方になったら更に10cm以上も伸びた『破竹の勢い』を見た事がありまして  

ぜひまた アノ 破竹の勢いを見せて欲しいと多いに期待するところであります。


300B シングル 早くも真骨頂か・・

2023年07月01日 | 真空管アンプ

真空管アンプに目覚めて、そろそろ1年になりますが、、

当初は ヘッドホンをbeyerdynamic DT-1770 に新調したところ 高性能ゆえ それまで使ってきたアンプの欠点が目に付くようになって ヘッドホン専用アンプを自作した事に始まります。せっかく苦労して作製したアンプも期待した程の音質が得られず どうしたものか?と思案したところ、矢張りアンプはA級動作でなければならない という素人ならではの結論。どうせならMOS-FETを使用したA級動作のヘッドホン専用(出力は小さくてOK)アンプを検討したのですが、頃合いの回路例も既製品も見当たらず、、その時フト 真空管アンプが目に飛び込んできた というのがスタートでした。

既に、初代の中華製EL-34シングルに始まり、現行の2代目 ELEKIT TU-8200R と進んできたわけです。TU-8200Rは新品状態から各種パーツ(半導体、抵抗、コンデンサー等)のエージングも徐々に進んできて 一段と 『拡がり』『深み』が増してきた感じもあり かなり満足して楽しんでおります!!

そこで前々から考えてきた 初代のEL-34のブラッシュアップ(或いは素人の改悪か!?) 出力トランスの交換(中華製品から国産品へ換装)を実現すべく、国産出力トランスを真剣に物色しておりました。真空管アンプの出力トランスは随分と高価なパーツ(TU-8200Rの出力トランスは2個で7万弱)でありまして、余程慎重に選択しなければならないわけですネェ~ また製品的には中古でも性能の劣化が少なそうなので、新品にするか中古にするかも悩みどころ  

あーでもない、こーでもない、と連日 お楽しみながら出力トランスの新品・中古を物色していたところ、、 予定金額と近い価格帯にて ”300Bシングルアンプ” がヤフオク出品されているのを発見!!

この”300B”という真空管は 多くの真空管アンプマニアが行き着く先=最終到達点 と云いましょうか、とにかく真骨頂というか、フラッグシップというか、

その300Bだけを解説する本も多数出版されております

https://online.stereosound.co.jp/_ct/17363409

  果たして、まだマニア歴1年ほどの入門者が手を出して良いものか?という疑問を抱えつつも見事に落札してしまいましたわ・・

コチラは熟練の球アンプ職人が作り上げた貴重な一点モノです。大手メーカーの製品みたいに見栄えするデザイン性はありませんが、マニア心を強力に刺激してくれる コダワリの回路や機能がふんだんに盛り込まれておりまして、マニアの物欲を満たしてくれます。

  球アンプに御興味のない方には コチラの真空管の大きさなど気にならないでしょうが、高さが15cm程もある大型の真空管なのです~

この ”300B” という真空管は世界的にも人気のある球なので 値段もピンキリでして、高いモノだと10万/本を軽々と超え、ナント桐箱に納まって売られております。

実は過去に 秋葉原の某ショップにて コノ ”300B” 桐箱入りを2本も購入される様子を目撃してしまい 『ヘェ~ 世の中には大金持ちのオーディオマニアがいらっしゃるものだ』と半ば呆れてチラ見した記憶があります。

今回入手できたアンプには、現状の知識で考えられる機能が全て搭載されておりますので当面はそれらを使いこなすスキルを身に付けなければなりません。

前々から記述している『球ころがし』も 真空管それぞれの特性に合わせて微調整が必要なわけで その要望にも十分に応えられる調節機能も網羅されておりますヨ~

  では、初代と三代目のそろい踏み

左が初代、右が今回入手した 三代目です。見栄えだけならば初代に軍配が挙がりそうですが、、 いや暫くお待ちくだされ  今の所 何か月先になるか判りませんが、三代目の現状の黒い箱を もっとカッコイイ ケースに載せ替えようと計画しております

 

  さて さて、肝心のサウンドインプレッションですが、、

まだほんの短時間しか聴いておりませんが、やっぱりコレまでのEL-346L6Gに比べたら二段か三段階 グレードアップした感じがします!! そこら辺については後日あらためて感想を報告する予定です。

どうやら真空管の王様と呼ぶに相応しいサウンドだと感じました~