院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

LUXMAN LV-103 電源 FRD ファスト リカバリ ダイオード

2013年03月30日 | オーディオ

アチコチのパーツ交換も進み、かなりの音質改善となってきた

LUXMAN LV-103 ですが、まだまだ続行いたしますヨ~

このアンプは、メインとなる±52Vの電源と もうひとつ±117Vの電源にて動作しております。

117v
赤矢印が117V用の整流ブリッジ(下側の四角いパーツ)と平滑コンデンサです。
117vfrd

 前回は52Vの整流回路をSBD(ショットキーバリアダイオード)に交換しましたが、今回は電圧が高いので手頃なSBDが見当たらないのと、一部ではSBDよりもFRD(ファストリカバリダイオード)の方が ”アンプには向いている” というコメントもあり、試してみることにしました。 同じく 日本インター 製です。

117vfrd_2

ビフォア&アフターですかね、、、上が取外したオリジナルのブリッジ整流器で、下が日本インターのFRDです。

117v_2
黄矢印が117V電源の平滑コンデンサ合計6本です。各々100μとなっております。
117v_3

上側のELNA (エルナー)がオリジナルで、下が交換するSANYOの220μ(またまた格安にて入手。しかし5本だけ)です。
117v_4
バラのダイオードを4本を組付けると多少不格好でもありますが、この程度でおさめておきましょう。 コンデンサはすき間に制振ゴム(ハネナイト)を挟んでギッチリとバンドで締上げております。

  さ~て 実際の サ ウ ン ド 変 化 は ? ? ?

ハッキリ言いまして、前回までのパーツ交換で おおかた劇的な部分の変化は出来てしまったので、画期的な変化は感じられませんでした。

が、一番のメリットとして レコードでもCDでも以前よりも音楽を楽しく聴くことができる気分です

   な ん で し ょ う ね ぇ ・ ・ ・  高域の伸びが良くなったのが、気持ちの良さにつながってゆくのかも知れませんねぇ。  徐々に分析的な聴き方よりも、楽しく聴けることが重要だ! という気になってきました~

ようやく、 MOS-FETの魅力?が出てきてくれたのかも知れません。

       ま だ ま だ   継 続 し て ゆ き ま す 


アナログ礼賛 Carpenters,高橋真梨子、Gaucho

2013年03月26日 | アナログ礼賛

すこし前にコイルの断線修理にて復活した拙院の MICRO DQ-7 は、電源ケーブルの交換とトーンアーム関係のネジ増し締めで、以前よりも調子が良くなったように感じております。

そうなると、本当に良くなったのか? 確かめたくなるのが人情ってもんでしょう ・ ・ ・ 

というわけで、アナログならではの < 高 域 の 伸 び > を実感できるレコードが欲しくなりました!!

ならば女性ボーカルでこそ本領発揮なんじゃないかと考え、ヤフオクなどでさんざん迷った挙句に選んだのが

 ◆ コ チ ラ 

Photo
数あるカーペンターズのアルバムから、気に入りの曲が多く含まれているうえ  評判も上々という理由からの選択であります。 同じタイトルでもヤフオク上には、日本盤、英国盤、ブラジル盤、、などが出品されており非常に悩ましいところでしたが、一番の目的である『高域の伸び』という目論みから、結局は米国盤を選んだわけであります。

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いざ試聴してみますと、、、

   ウ~ム  

    確かにボーカル(声)は、クリアーに録音されておりますネ!

   し  ・  か  ・  し 

 期待していたような<高域の伸び>に関しては、感動することなく いささか期待ハズレな感じでした。 その原因は、恐らくはカートリッジによる影響も大きいのでしょうけれど ・ ・ ・   (いかんせんDENON DL-103の再生品((針折れをロッド継ぎにて再生))なのですから  ト ホ ホ )

 

 ◆ 同時に併せて入手したのが、

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女性ボーカルの高域の伸びという観点からは録音状況も含めて考えると、、、 何人もの候補を考えたのですが、入手し易さから 高 橋 真 梨 子 様を選択してみました。

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どうやら、このアルバムでは オフマイク気味で柔らかさを狙った音作り(日本盤らしいサウンド)だったのでしょうか、チョイと私の目論見とは異なっておりました~

 ◆ そして もう 一枚

ずいぶん前から欲しくてチャンスを狙っておりましたが、この度やっと入手できました。

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  steely dan
                         Gacho   で あ り ま  す  !

 もちろん米国盤の mastardisk刻印あり ですヨ~

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が、しかし、、、

 米国盤のくせに、” 大 人 し く ま と ま っ て ” しまっております。

 Gachoはリズムのキレよりも、ハーモニー(音の重ねあわせ)の ” 妙 ” を表現したかったのでしょうかネェ?

  ビシバシと激しいサウンドを期待したのに 妙にキレイにまとまってしまっているのです 不思議です。 これはレコードの盤によるものなのか?カートリッジの問題なのか?

 

 どうも今回は期待ハズレが多く残念な結果でした。

どうやらカートリッジの交換が急務である事を、一層明確に浮き彫りにしてくれました ・ ・ ・   ウ~ム  悩ましい 


 サクラ の 便り

2013年03月23日 | お茶

東京じゃ、はやくも 満開 宣言 が でてしまいました~

先週後半に桜の開花が伝えられ、この温かさだと一気に咲いてしまうだろう と予想しましたが、そのとおりになってしまいしました。

   ご近所でもお花見が真っ盛りで、 春 を感じます!

そんな折に お客様から ステキなお土産を頂戴いたしました。

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 さくらの花がエンボスされた紙でつくられ、

   満開のさくらを連想させられる絶妙なパッケージですネ~

 ●黒豆のお菓子 で有名な京都の菓子店謹製

     まさに 季節限定の ありがた~い 和菓子?です。

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 和菓子らしく、『きなこ』、『抹茶』、『福』の三種類にコーティングされたチョコ?です。

   しっかし、なんとも素敵なパッケージですネ~

 とくに、風呂敷の結び目みたいなところのデザインが いかしてます。

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     ど う も 、  ど う も 、 

       ご  ち  そ  う  さ  ま  で し た 。


LUXMAN LV-103 電源回路 ショットキーバリアダイオード

2013年03月19日 | オーディオ

前回までの真空管および各基板上の抵抗とコンデンサの交換により、 これほどまでに音質改善するのか! と 大喜びしましたが 、 、 、 

さらなる改善を目指して、今回からは電源回路に手を加えてゆきま~す!

LUXMAN LV-103 は前回の『ボリューム』で判るように随所がケチケチ作戦で作られておりますので、それらのパーツを上質・上級品に交換すれば相当なる改善が見込まれるわけです。

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こちらが電源回路のオリジナル状態です。

 ◆ まずは整流回路のダイオードを並品からSBD(ショットキー バリア ダイオード)に換装してみます。

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一体型になっているモノから4本バラに替えるのは多少やっかいですが、この程度はどうってことないです。

Sbd

多少ムリヤリな感じもありますが、一応はまとまっている気持ち。

で、本来ならば ここで、試聴をすべきなのでしょうが ・ ・ ・  毎度ながら続いて作業を進めてしまいます!

 ◆ 平滑回路コンデンサの容量アップですネ

オリジナル回路では、+側と-側にそれぞれ10000μです。今回はたまたま安売りで8200μを入手できたので約2倍になるわけです。

       〇 問題は設置場所です!!!

アンプ内は、すき間だらけのようでも8200μは案外デカイので適当な場所が無かったので ・ ・ ・  応急的?に縛り付けです。

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こんな感じながら、以外にガッチリしておりますヨ~

 配線が随分長くなってしまい 不安もありますが、、、

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全体的には、こんな様子になりました~

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はて、さて、、、

今回はコンデンサ容量も大きいし、ダイオード電流も大きいので配膳チェックは慎重に行いました。が、やはり電源SWを入れるときは緊張しましたネェ!!

   ☆ いざ試聴してみますと、、、、

  期 待 と お り といいましょうか、

 じ つ に 力 強 い サ ウ ン ド に なりましたヨ!

  ここまでくれば O K でしょ という感じの音になりました。

しっかし、このアンプはチョット手を加えるだけで、いとも簡単に音質が変化してくれるので非常におもしろいですねぇ

こうなると、もう一系統の電源回路も交換しなければなりませんわ! さらには電源ケーブルと、例のヒューズも ・ ・ ・ ・ 

  次から次へと さらなる、『次の一手』が頭に浮かんできますネェ~    

           ま  さ  に  ド  ロ  沼  です。


2013 花粉症 事情

2013年03月13日 | 健康・病気

毎年この時期になると、花粉症で苦しまれている方が多くいらっしゃいますネ

しかし、どうも今春は少し様子が異なっているように感じます。

たとえば既に何年も前から、この花粉症でつらい症状を経験されてきた方々は、早々と2月頃から専門医に通院し適切な処方薬を服用され、ある程度は体調と症状をコントロールされていらっしゃいます。

ところが、今春は これまでは ” 特に症状のなかった方 ” が3月初旬から急に目の痒みや鼻水・鼻詰まりを発症したという例を多く聞かれるようになってきております!

◆ 何か 今春に限って、これまでとは異なる自然現象がおきているのでしょうか?

もしかすると、中国から飛来しているという微粒子も影響があるのでしょうかねぇ ・ ・ ・

その他 『 煙 霧 』 さらには 『 風 塵 』 ですか 、恐ろしい様な気象現象もあり、どうにも落着かない春になってきておりますネ~

今春にかぎった現象なのか、世界的な異常気象なのか判りませんが、 、 、

  いずれにせよ身体の「冷え」は症状を悪化させますので、とくに足元や足首を冷やさないようご注意されるのが得策です!!


LUXMAN LV-103 内部パーツ交換DALE RN-55、TOSHIN jovial、

2013年03月10日 | オーディオ

前回のパワーFETの抵抗交換(セメント抵抗から無誘導巻線抵抗へ)では、期待したほどの音質改善が感じられませんでした~

◆ そこで、次なるパーツの交換を進めてみました。

 《 その1  パワーアンプ回路の初段に入っている抵抗 》

回路図では470Ωとなってましたが、実際の基板には47kΩの抵抗がついておりました。 手持ちが無かったのでアキバで調達したのですが、、、現行のお気に入り タクマンのREYシリーズが ナント 47kΩが欠品しておりました!

 ア リ ャ ~ 他のショップを探しに行くか ・ ・ ・ と思いつつ別の棚に目を向けると、

 オ ッ  、 オ ッ ー ー やや憧れの 『VISAY/DALE RN-55D』 の抵抗が目に入ってきました! 

Dale

47kΩも在庫ありだったし、試しに2本だけならと、思い切って購入してみました。

《 その2  パワーアンプ回路のケミコン 》

コンデンサはこだわれば、抵抗以上に選択肢がひろくピンキリなんですが、このところは外観の見栄えもカッコイイので『 TOSHIN jovial 』 を選んでおります。

Photo

シルバーに輝くなかに黒文字が、じつに引き締まった印象なんです~

《 その3  パワーアンプ回路 出力の抵抗 》

パワーアンプの最終的な出力回路にセメント抵抗がありまして、こちらも 『 OHMITE 無誘導巻線抵抗 』 に交換いたしました。

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この抵抗も外観がシャープな印象なので今後もしばしば登場するかも知れませんネ~

本当なら、抵抗の脇に見える ”黒い四角い箱” (スピーカー保護のリレー)も交換したいところなのですが、随分と昔に既に廃盤となっている製品なので入手できませんでした。

《 その4  プリアンプ回路のケミコン 》

前回のプリアンプ回路でのパーツ交換の際、部品が無かったので交換できなかったケミコンがありました。その取り付け部を見ると何やら妙な汚れ?があります! 液モレでしょうか?

Photo_3

コレは、どうしても交換しなければならないと思っておりましたが、やや部品調達に手間取りました。

なにしろ耐圧100Vのケミコンはアキバでも在庫しているショップが見つからず、やっと通販業者より入手できました。

Photo_4基板実装後の写真で判りづらいですが、青矢印が47μ100VのKZです。
本当なら 『TOSHIN joval』 を使いたいところでしたが、 『ニチコン KZ』 を使っております。 

 さ ~ て 、 さ ~ て 、、、

    肝心の音質変化のチェックですが ・ ・ ・ 

  ☆  か な り  良 く な り ま し た ~

真空管の交換に始まり、無誘導巻線抵抗への交換で、少しづつ左右の拡がりが広がったりしてきましたが、今回の改善は一層明確でした!!  このクラス(プリメインで10万以下)なら この程度だろうと、なかば諦めというか納得というか、、、という感覚が薄らいできました。

    ヘ ェ ~  こ ん な に 鳴 る の か ~ 

        というような印象のサウンドになってきました!!

今回の決め手は、恐らくプリアンプ回路のケミコン交換と、パワーアンプ入力の抵抗DALE RN-55への交換だったんじゃないかと考えております(何せ、毎度ながら、複数個所を一気に交換してしまうので、個別の判断が出来ません!)。

しかし、こうなると、、、

    どうしても こうしても、

        さらなる上を目指すしかないですね!!!

◆ ◆ つぎなる一手としては 電源回路のパーツ交換するしかないですネ~!!    

  まさに ど ろ 沼 ・ ・ おいそれとは抜け出せませ~ん


McIntosh C34V 5バンドイコライザー オペアンプ交換

2013年03月08日 | オーディオ

前回メインヒューズを『スーパークライオヒューズ』に交換して、とても良い結果が得られました。

こうなると、もっと上へ 更なる音質向上(改悪かも?・・・)を目指したくなります!!

そこで、かねてより ウッスラと 考えておりました、5バンドイコライザーのオペアンプの再度交換を実行してみました。

かつてのオーバーホールの際、5個のうち3個は交換しております。

10K・・・LM6172へ換装

500と1.5K・・・LME49860へ換装

30と150・・・4558(オリジナルのまま)

C34v_eq1

これには一応意図がありまして、高域を伸ばして、中域は分解能を高めて、低域は分厚い本来のサウンドを残す という目論見での選択でした。

この交換(換装)はそれなりに成功だったと思っておりますが、今回は低域の改善を意図した交換をしてみました。 ヒューズの交換により若干低域が多くなり過ぎた感じがしますので、それをスッキリさせるためです。

10Kと1.5K・・・LM6172へ

C34v_eq3

500と150と30・・・LME49860へ

C34v_eq2_2

上記の構成だと、ひょっとすると軽くなり過ぎるかも?という予想もありますが、具合が悪けりゃ元に戻せばいい(なにせICソケットですから数秒で交換可能です!)ので、全く心配なく気軽に交換しました。

 ど う や ら   成   功  で  し  た  ~ 

全体的にクリアー感が増して、音像が浮き上がってくるような感じになってきました。

案の定 低域がスッキリと整理されたように過剰感が解消されました。

 ・ ・ ・ ということは 、 、 、

とうとう 遂に、本来のMcIntoshの本来のサウンドからすっかり決別してしまった感じです。中域からの分厚い低域が薄れて、どちらかというと透明感を感じるような繊細な雰囲気を感じさせるようなサウンドになってきました。 

どうやら、C34V の分厚いサウンドの『秘密』は、 数十個も使われているオペアンプ4558だったのだと思われます。とくに 5バンドイコライザのオペアンプはサウンド決定の肝(きも)だったのですネェ~

天板の一部を開くだけで交換できますので、試しに交換されてみると面白いと思いますヨ


LUXMAN LV-103 アルプス デテント ボリューム DETENT VR

2013年03月07日 | オーディオ

こちらLV-103には、操作パネルに ひときわ大きく立派なボリュームツマミが付いております。

Vr_2

この大きなツマミからすると、裏面には さぞや立派なボリュームが組み付けられているものと想像しがち ・ ・ ・ ですネ?

で、実際はというと

Vr_4

イッヤ~ 見事なほどにキャシャな小さなVRが付いておりました!!

取り外してみると、ツマミとの大きさ関係がお判りいただけると思います。

Vr_5
これでは いかにも頼り無く信頼感も持てませんので、今回は音質アップの期待もあり、思い切って交換してみることにしました。

 オーディオのパーツには、VRと言えど ピンからキリまで ありまして、オリジナルのは恐らく一番安い部類だと思われます。高級品になるとVRだけで数万円もするモノもありますが、今回は常識的な価格帯のなかで定評のある ALPS(アルプス)の DETENT VR(デテント ボリューム)を選んでみました。

Vr_6

こちらは RK27シリーズというVRなんですが、McIntoshのC34Vには現在は廃番となってしまっているRK50シリーズという少し大型のデテントVRが使われております。

Vr_7

やはり少なくとも、これくらいのサイズがなければ安心感が持てませんからネェ~

このVRは、廻すときのフィーリングも滑らかな感覚で な~んかいい感じがしますヨ~

さて、実際に試聴してみると ・ ・ ・ 

●左右の拡がりが増したような、さらにサウンドがシャープになったような感じです。

なかでも明確だったのは、オリジナルVRは 一番絞った状態(ボリューム:0)でも音が少々漏れ聞こえてきていたのが すっかり無くなりました。 アルプスのデテントVRに交換後は、無音状態からフワリと音が湧き上がってくる 感じがいたします。そして、その湧き上がりが自然な感じもあり 気分が良いですヨ~

今回はアンプのボリュームも、かなりサウンドへの影響が大きいパーツである という事が確認できました。もし迷っていらっしゃる方があれば、思い切って交換されるのがよろしいかと思われます。