院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

  アイソレーション電源   その1

2011年06月26日 | オーディオ

ようやく  マッキントッシュのプリアンプのお手入れも目処が付いてきたので、そろそろ次の工作を開始します。

ますますマニアの奥深い世界に突き進むというか、、、

おおもとになる 『 電源 』 に少し手をいれてみます。

屋内配線の線材を交換するのも試したいし、ブレーカの交換も試したいのですが、、  その前にもっと手軽なモノとして以前も紹介しました  アイソレーション電源  を試してみます!

コンセントの電源は家庭内に接続された冷蔵庫とかPCとか洗濯機などからのノイズ等悪影響を受けた電流が流れているのです。で、中間に『絶縁トランス』を介してから供給する方式(アイソレーション電源)にすると、コンセントから直接に電気を供給するよりもノイズの影響が減る、よって音質の向上につながるという  ことなのです。 ホントかなぁ~

Photo Photo_2

   いきなり、 ナ ン ト 白大理石で~す!(ヤフオクで格安でした)

これを 骨 壷 にするのではなく、トランスの箱にするつもりです。

Photo_3

このように四角に組んで  そのなかにトランスを納めようと考えています。(これだけでも相当な重量があります!)

肝心の電気部品は前々から少しずつ集めてきた PS audioのコンセントやオヤイデで購入したVVFケーブルなどを使用してみます。

Psaudiovvf

トランスの配線には毎度お馴染みのベルデンの柔らかく使いやすい電線とマリンコのホスピタルグレードのプラグです。

Photo_4

おおまかに仮組みしてみますと、、、

Photo_5

このトランスには、100Vと110Vと120Vの二次側電圧があるので、器材によっては好みの電流が使えるわけです。

110v 120v

という具合になっておりまして、米国仕様の器材も使用可能になります。

まだ全部をまとめて持ったことがないのですが、恐らく20Kg前後になるんじゃないかと思います。とにかくオーディオは重くないと安心感がないと信じておりますので、この重量感には満足しております。

  さて、さて、、 早いとこ組み上げて 絶縁トランスの効果を検証してみようと思います。

                    そ の 2 に 続 く


新竹の成長

2011年06月25日 | 植物たち

このところベランダの竹が順調に成長しております。

2011a4 コチラは6/18での様子です。

この時点では高さが60cmくらいでした。

2011a3

先端にはこのように美しい葉が付いております。

実は斜めに出て妙な方向に伸びてた筍(勝手に筍Bという名前をつけていたのですが、、、)があったのですが、成長が思わしくないため思い切ってカットしてしまいました。園芸をやっていると、カットしてしまうことも結構重要だというのが判ってきました。

2011a515m コチラは6/25の様子です。

すでに1.5mにまで伸びております。

ベランダの天井は2mそこそこですからアト50cmで天井に届きます。この調子で伸びてゆけば今月内には天井に到達するだろうと思います。


McIntosh マッキントッシュ C34V オーバーホール その14

2011年06月18日 | オーディオ

このところオーバーホール作業は かなりドロ沼に浸かっておりますが、、、、

残された最後の課題は 『 何故かLchが時々途切れてしまう!!』 なのです。

また回路図を眺め回してあやしい箇所をさぐっております。だいたいの予想がついたらオシロで信号を追いかけてゆきます。

一番クサイ?と考えているのが入力切替(セレクター)信号がNGなんじゃないかと、、、、

Photo 紙の回路図じゃ小さくて見えないので画面で拡大しながらの作業です。

これがセレクタースイッチと周辺の回路ですが、、、

で、少し信号を追っかけみたところ、、、 アッレー??

Photo_2

画面のなかで矢印(カーソル)の部分でLch信号だけ来ていないぞ

実際の基板では

Photo_3

このコネクタを触ってみると、軽くのっかっているだけでシッカリと差し込まれていなかった!! (単なる私の組立てミスです。トホホ)

どうやら、このコネクタの差込不良Lch不調の原因だったようです。

     しっかし!

         しっかし !!

このC34Vには、このようなコネクタがかるく30箇所以上もあるわけで、接触不良を起こしている場合も多いのじゃないですかね~  特に強い振動や衝撃を受けている場合はかなり・あ・や・し・い・でしょう!

今回のチェックには、もう何年も放ったらかしにしてあったDVDプレーヤを使用してみました(捨てるには忍びなく、隅っこにホコリをかぶってました)。当時は人気商品だったパイオニアDVD-737です。 併せて、今となっては過去の遺物と化したDVDオーディオなるメディアも引っ張り出してきました。

Dvd Dvd_2 左メディアは普通のDVDですが、とびっきりのラテンサウンドを聴かせてくれます!

出てきた音は、、、

かなり新鮮な印象がしますよ!!

  くっきり ハッキリ 図太い サウンドです。

  ★ 5バンドイコライザもバッチリ効いております。

  ★ Lchも完璧に響きわたっております。

とうとう、ここまでたどり着いたという喜びが先立ってしまいますが

どうせなら、ここまで回路も勉強してきたわけだし、、

さらなる改造をしてやろうという気持ちが湧いてきております!!  

(既に交換用のOPアンプを調達しておりますし、カップリングコンデンサに関する調査も進めております)

            まだまだ 続くかも知れない ・ ・ ・ ・


McIntosh マッキントッシュ C34V オーバーホール その13

2011年06月16日 | オーディオ

C34Vの整備作業もいよいよ大詰めかと思いきや、次から次へと難題を突きつけられ非常に苦しめられております。

前回の その12 ではステレオモードスイッチの組立てミスが発見され、やっとの思いでようやく正常になりました。

今回は当該機の抱える最大の課題であるところの『5バンドイコライザーがRchしか効いていない!』 という問題を解決したいと思います。

じっくり回路図とにらめっこをして検討したところ、当機C34Vのイコライザー回路は全面にわたってRch、Lchが独立しており、5バンドイコライザ回路の直後にあるLchのオペアンプが作動していないのじゃないだろうかという予測をたてました。そこで 手っ取り早くICソケットになっているオペアンプ(古典的なシングルOPアンプのNE5534です)を取り替えてみたのですが、、、、、、 残念ながら そう簡単には修復してくれません!!

さらに じっ~くり 回路図を眺め回してみますと、、、

ウ~~ム なんとなく気掛かりなスイッチが浮かび上がってきましたよ~!

Eq_sw 裏面から見ておりますが、画面最下方に8個並んでいるスイッチの右から2番目が 気掛かりなスイッチです

コチラは『REC EQUAL』というプッシュスイッチで、通常のリスニング状態に5バンドイコライザを効かせるのか、あるいは録音出力信号に効かせるのかを切り替えるスイッチです。

毎度ながら最終的にはもっとも手軽な計測器 テスター が故障箇所発見には一番役立っております。  3回路(Rch・Lchが左右)の切り替えスイッチなのですが、うち1回路の当該スイッチの接点が、どうもあやしいという判断ができました。

Eq_sw_2 下から2番目が、限りなく怪しいと疑われるスイッチです!

当該スイッチは簡単には取外せない構造になっており、四苦八苦しながら ようやく どうにかこうにか取外しができました。

Eq_sw_3

しっかし、、、、

Eq_sw_4

このスイッチはアメリカ製か、、、すんなり分解できないようです。代替のスイッチを入手できるなら交換したいところですが、同じサイズのがあるか見当もつきません。なので出来る限りのところで接点の修復を目論んでみました。

あれこれやって(多少の力技も、なんとか接点の回復が出来たようです。テスターでの導通試験もバッチリになりましたので再び組み上げてみました。

ワクワクしながら電源を入れボリュームを上げたところ

    ガーン

         ガーン

             愕然

    なんでか  Lchがまったく音が出ていない!!

   いや~ まいりましたネ!

回路図とオシロで信号を追ってゆくと、どうやらLchだけセレクト信号が発せられていなくて、しょっぱなから信号が途絶えております。

というところで、またまた時間切れになりましたので、また次回に継続したいと思います。

(ただし、まだ正確な確認は出来ておりませんが、イコライザーはLchも効いているように思われます!! 大成功)


MSB社の DAC とは??

2011年06月10日 | オーディオ

 世の中には信じられない人々がいらっしゃいますねぇ~

といいますのは、この数年来 D/Aコンバータに関する機器・装置に興味がありアレコレ検索しているのですが、、、、

そのなか、最近たまたま目に付いた『D/Aコンバータ』がコチラになります。

Msb_powerdac

アメリカの西海岸に拠点をかまえるMSB社というメーカーの製品です。

なにがそんなにスゴイのかといいますと、一般的なメーカーのDAC(D/Aコンバータの略)は半導体メーカーが大量生産した専用IC(DACチップ)を使って組み立てられているのですが、このMSB社のDACは、そのICを自分達で設計し作り上げてしまっているのです。

そして、その製品の数値的性能(ダイナミックレンジとかS/N比)などが格段に他社製品を超えているわけなのです。

これらの画期的な発想とか、それを具現化する能力というのは、まさに驚異的なものだと思われます。そして、そのような突飛な能力を持った人物(いわゆる天才)が西海岸にごろごろしているんじゃないかと思われます。

数年前に発表されているようですが、いまだに現物を見たこともありません。 しかしどうしてもそのサウンドを確認しないわけにはいきません!!

    ますますオーデイオが楽しくなってきましたネェ~


 今年の 竹の子

2011年06月04日 | 植物たち

ベランダのプランタに植えているホテイ竹(だと思っているのですが、、、)に、やっと今年も筍が出てきました!!

一昨年は確か7,8本も出たのですが、昨年はたった1本しかでませんでした。なので、おそらくプランタのなかは根詰まり状態で  もう今年は出ないかもなぁ・・・ と半ば諦めてましたが2本も出てきました。

   しかし、どうも成長が遅いようです。

ただ単に根詰まりのせいか、ひょっとすると放射能の影響があるのか?  ウ~ム なんとも云えませんがねぇ、、、 1本は方向を間違えて斜め方向に向って出てきているし、、、

2011

上の写真が5/27、下の写真が6/4の様子です。

2011_2

それぞれをアップにしてみると

2011a_3 2011a1

左の写真が5/27、右の写真が6/4です。

こちらは マアマアって感じですかね、、、でも過去の経験からすると伸びが遅いと思います。

2011b 2011b1

コチラはこのまま横方向に伸びてしまうのか?? 

とっても心配です!!   小さいうちに無理矢理に矯正した方が良いのか 自然にまかせるのか ???

ウ~ム 悩ましいですナァ・・・

        園芸も なかなかに 奥が深いです~


McIntosh マッキントッシュ C34V オーバーホール その12

2011年06月02日 | オーディオ

前回の、”オーバーホール その11” で最後にお知らせした 新たに発生した不具合を解消しようと思います。

もうひとつのロータリースイッチは、ステレオのモードスイッチ(STEREOやらREVERSEやL+Rとかを選択 )に使用されております。

どうやらコチラも『接点板と軸』の組合せがおかしくなっているようで、どの位置にしてもステレオになってくれません

Sw

Sw_2

再びスイッチを分解し、軸と回転板の位置関係を修正します。

Sw_3

2枚の基板の両面にスイッチ回路が構成されておりますので合計4回路の回転スイッチになっております。そのうち内側になっている2回路が見えない状況なので、回路図で追い込むよりカット&トライでガチャガチャやってみました。

四苦八苦しましたが、なんとか正常動作にこぎ着けました。

  で、再び恐る恐る 音だしをしてみますと、、、、

      イヤ~  なるほどナァ~ 

         昔のサウンドというか 

            筋肉質の ぶっとい音ですね

かなり新品パーツが多い(コンデンサが100本近く)ので、しばらくはサウンドがどんどん変化してゆくと思いますが、十分に期待がもてます。

やっぱり手間と暇をかけただけあって、以前の なんだかモヤモヤしたハッキリしない音とは打って変わって 本来のマッキントッシュらしい 力強いサウンドになってきました!!!

     とっ、ところが

           ところが、、、

                ところが、、、

  また また 新たなる症状が発覚してしまいました。

そもそもオーバーホールをするきっかけとなったのは 5バンドイコライザの不調なのですが、10kでの発振は完全に納まり非常にスムーズになりました。 が、よくよく聴いてみるとイコライザがRchだけしか効いていないことが判明しました!  こりゃまた なにやら厄介な気配がしてきましたよ、、、、

              てなわけで、さ ら に 続 き ま す ~