半年以上も作業をしてきたC34Vですが、そろそろ最終段階です。 さて、今回の作業は、、、
①さらなる高域の伸びを期待して5バンドイコライザーのOPアンプを交換すること。
②アナログも入手できたので、フォノ回路の整備になります。
とあるアンプ修理のサイトで見かけた作業内容に『5バンドイコライザのIC交換』という項目があり、とくに故障しているわけでもない様子なのに なぜ? とかるい疑問を持っておりました。今回実際に交換してみると、音質に極めて影響が大きいということが判明しました。
左から10k、1500、500、150、30 Hzになっております。オリジナルでは5個ともNE4558が付いております。
● このうち 10kをLM6172、1500と500をLME49880 に交換してみました。
それぞれを選択した理由もそれほど明確ではなく、ただ手持ちのICがそれしかなかったのと、高域を伸ばすにはコレ(LM6172)しかないという漠然とした経験則だけです。
ほとんど期待するでもなく試聴してみると、、、
お お おっ ~
こりゃ 良い !! って感じ
実に の~び の~び と 高域が伸びてま~す
ついにオリジナルとは別物のアンプに替わってしまった感じがします。
● つぎにフォノ回路です
本来ならば一度オリジナル状態で試聴してから改造するものでしょうが、、、 いきなりパーツ交換してしまいました。
今回このIC(=OPアンプ)には、アチコチのブログなど参考にRIAAイコライザーに良好だろうと思われる LT1115 を選択してみました。
どっちみちICソケットなので、気に入らなければ数秒で交換できる気楽な交換です。
果たしてICの交換が正解かどうかは今後レコードを聴きまくってからの判断となります。
これら一連の作業を終えて、ツマミ、底板、上板、前面板など全部取り付けて、半年以上振りに組みあがったC34Vは自信に満ち溢れ 堂々とした様子に見えました!!