今年も残すところアト数日・・・
今春より始まった 新たなアナログ世界=レコード芸術 のお楽しみは、益々一層と深まってきた感じです~
このところヤフオクにて格安中古盤を買い(落札)漁っておりますが、今回はなかなか思う通りには落札できませんでしたわ・・ と、云いますのも時期的に多くの方々がボーナスをもらって購買欲も高まっており、勢い落札価格が上昇する傾向がありまして、私の様なケチケチ入札者はことごとく競り負けした次第であります。十数枚も入札したのに落札できたのは8枚! それも、いわゆる有名アーチストの名盤など軽く一万円を超えたりと恐ろしい価格になってしまったりで、落札できたのは誰にも見向きされない様な人気薄な盤が中心となりました。
前回たまたま落札できたプロモ盤 というか『ラフテスト盤』というモノが 極めつけの高音質盤であり、 初期プレス盤の圧倒的な威力に打ちのめされたわけです。なので今回もプロモ盤すなわち非売品、テスト盤、ラフテスト盤などを集中的に狙ったわけです。
◎ マズはプロモ盤 その1
とにかくレコードとしての高音質のみを目指しているので 楽曲も演奏者も全く知らず 、ただ単にプロモ盤というだけで選択 但しジャケット左上のDECCAの魅力的なロゴと木管+ピアノらしいので多分良好だろうと予想したのですが、、、
ラベルにも非売品の表示があり期待も高まる ってもんですが、、 録音の古さと録音状態も余り良くない感じでチョットあれ? でした~ 残 念 (落札価格385円)
◎ 続いては、さんざん迷った挙句に入札した国内プロモ盤です
と云うのは 国内盤はピークが抑えられていたり音場の拡がりも狭くなってたりと 私の好みとは異なる音作りがされている場合が多く通常ならば国内盤を避けるようにしております。なので、あえて国内盤に期待をするのはどうかなぁ・・ しかしながら価格が安かったのでダメ元で選択
元来ビッグバンドJAZZも大好きだし若い頃は#&♭の大ファンでもありましたから、果たしてコチラは???
コレはスゴイ!!
強烈な音圧が飛び出してくるような、
正にレコードの醍醐味が溢れ出ている感じ
コチラを聴く限りは国内盤もなかなか良好だと再認識できる高音質 (落札価格347円)
恐らくは初期プレス盤なのだろうと予想しますが 刻印などからは推定ができませんでした
◎ お次は、いわゆる4チャンネルのプロモ盤
若い世代には4チャンネルと云っても判らないでしょうねぇ・・ アレは80年代?でしたか多分ビクターが初めだった?んじゃないでしょうか 左右に加え 更に部屋の後ろ壁に左右2個のスピーカーを設置し超ワイドな音場空間を作る という今の5.1chのハシリみたいな拡張ステレオ方式
とあるオーディオ評論家・レコード蒐集家いわく 4chレコードは高音質が多い との弁があり、今回試しに選択してみたわけです。 (落札価格269円)
レスピーギの「ローマの松」ならばお気に入りの楽曲でもあるので コレならば と期待したのですが、、、 ウーム、ちょっと失敗だったかも・・・
◎ 同じく4chレコード
同じ4chでも お国orレーベルによって呼び方が異なるのか、コチラではQUADRAPHONIC=クワドラフォニックという”シャレた名称”になっておりますわ~
試聴してみると・・・ コレはおもしろい!! なんと左右のステレオサウンドに加えて、後方の左右のサウンドも明確に聴こえてきますわ~ しかし無理矢理の感が強く、決して自然な音場にはならず、成程なぁコレが4chサウンドか!! に聴こえました まさに上のジャケット絵画そのものでした (落札価格342円)
センターラベルもゴールドでカッコイイですけどネェ~
◎ 恒例?かな、ジャケ買い その1
なんと云っても ドンキーに乗った大男がキッチュなジャケットでしょ
もしかすると背景は 世界遺産のカッパドギヤ?なんですかねぇ?
で、そもそもレコード盤にはまったく期待もなく 悪くすりゃ砂ぼこりでザリザリの盤が現れるのかと思いきや、超キレイな盤でビックリ!! 録音状態も良好でトルコのフォーク音楽が楽しめます ノイズも少なく驚きだな と思ったらナント、オランダ盤でした~ (落札価格188円!)
◎ ジャケ買い その2
コレは 見つけたら手を出さないわけにはいかんでしょ~!!
おまけにラテン音楽には欠かせないザビアクガート楽団ですわ
★ 音質も納得の高音質でした ラッキー
ヘビロテの 愛 聴 盤 になること間違いなし (落札価格385円)
◎ コチラは極めつけ チャーリーパーカーwithストリングス
コチラは昔からCDでの愛聴盤でして、今回とうとうレコード盤にて入手することが出来ましたわ~ 感 無 量
やっぱりCDで聴くよりもアナログで聴く方が趣きが深い感じがありますネェ・・ 不思議なことにCDで聴くより、より細かい部分までも聴き取れる感じがしておりますわ~
ちなみにコチラはオリジナル盤ではなく後年になっての再リリース盤
従って多少はヤフオクで競り合いには成りましたが大した高額にもならず落札できましたが、後日別バージョンのwithストリングスのオリジナル盤は2万円近くで競り落とされておりました!! 恐ろし~ (落札価格814円)
◎ まさかの国内盤 リターン トゥ フォレバー with チックコレア
JAZZファン もとい Fusionファンにはお馴染みのリターントゥフォレバーなんですが格安で出品されておりましたので迷わず入札したのですが、、 何故か競り合う事も無く簡単に落札できました。 そして到着して中身を見てビックリ!! なんと国内盤でしたわ~ 道理で入札者が居なかったわけ(矢張りJAZZファンには国内盤は不人気)だったわけだ (落札価格344円)
試聴してみると、案の定 迫力の無いサウンドになっておりました
いや~ 新たなお楽しみのレコード芸術の世界は、やり方によっては 大してお金をかけずでも 存分に楽しめる愉快な世界でもあり、来年も引き続き 深めてゆきたいと思います。
実は 早くも 次なる作戦をいくつも計画しており、より一層のドロ沼にはまり込んでいく所存でございます~