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アナログ礼賛 今年最後の8枚 charlie parker,XAVIER CUGAT,chick corea,RETURN TO FOREVER etc

2022年12月27日 | アナログ礼賛

今年も残すところアト数日・・・

今春より始まった 新たなアナログ世界レコード芸術 のお楽しみは、益々一層と深まってきた感じです~

このところヤフオクにて格安中古盤を買い(落札)漁っておりますが、今回はなかなか思う通りには落札できませんでしたわ・・  と、云いますのも時期的に多くの方々がボーナスをもらって購買欲も高まっており、勢い落札価格が上昇する傾向がありまして、私の様なケチケチ入札者はことごとく競り負けした次第であります。十数枚も入札したのに落札できたのは8枚! それも、いわゆる有名アーチストの名盤など軽く一万円を超えたりと恐ろしい価格になってしまったりで、落札できたのは誰にも見向きされない様な人気薄な盤が中心となりました。

前回たまたま落札できたプロモ盤  というか『ラフテスト盤』というモノが 極めつけの高音質盤であり、 初期プレス盤の圧倒的な威力に打ちのめされたわけです。なので今回もプロモ盤すなわち非売品、テスト盤、ラフテスト盤などを集中的に狙ったわけです。

   マズはプロモ盤 その1

とにかくレコードとしての高音質のみを目指しているので 楽曲も演奏者も全く知らず 、ただ単にプロモ盤というだけで選択 但しジャケット左上のDECCAの魅力的なロゴと木管+ピアノらしいので多分良好だろうと予想したのですが、、、

ラベルにも非売品の表示があり期待も高まる ってもんですが、、 録音の古さと録音状態も余り良くない感じでチョットあれ? でした~ 残 念 (落札価格385円)

   続いては、さんざん迷った挙句に入札した国内プロモ盤です

と云うのは 国内盤はピークが抑えられていたり音場の拡がりも狭くなってたりと 私の好みとは異なる音作りがされている場合が多く通常ならば国内盤を避けるようにしております。なので、あえて国内盤に期待をするのはどうかなぁ・・ しかしながら価格が安かったのでダメ元で選択

元来ビッグバンドJAZZも大好きだし若い頃は#&♭の大ファンでもありましたから、果たしてコチラは??? 

 コレはスゴイ!! 

 強烈な音圧が飛び出してくるような、

    正にレコードの醍醐味が溢れ出ている感じ

コチラを聴く限りは国内盤もなかなか良好だと再認識できる高音質 (落札価格347円) 

恐らくは初期プレス盤なのだろうと予想しますが 刻印などからは推定ができませんでした

   お次は、いわゆる4チャンネルのプロモ盤  

若い世代には4チャンネルと云っても判らないでしょうねぇ・・ アレは80年代?でしたか多分ビクターが初めだった?んじゃないでしょうか 左右に加え 更に部屋の後ろ壁に左右2個のスピーカーを設置し超ワイドな音場空間を作る という今の5.1chのハシリみたいな拡張ステレオ方式  

とあるオーディオ評論家・レコード蒐集家いわく 4chレコードは高音質が多い との弁があり、今回試しに選択してみたわけです。 (落札価格269円)

レスピーギの「ローマの松」ならばお気に入りの楽曲でもあるので コレならば と期待したのですが、、、 ウーム、ちょっと失敗だったかも・・・

   同じく4chレコード

同じ4chでも  お国orレーベルによって呼び方が異なるのか、コチラではQUADRAPHONIC=クワドラフォニックという”シャレた名称”になっておりますわ~

試聴してみると・・・ コレはおもしろい!!  なんと左右のステレオサウンドに加えて、後方の左右のサウンドも明確に聴こえてきますわ~  しかし無理矢理の感が強く、決して自然な音場にはならず、成程なぁコレが4chサウンドか!! に聴こえました  まさに上のジャケット絵画そのものでした (落札価格342円) 

センターラベルもゴールドでカッコイイですけどネェ~

   恒例?かな、ジャケ買い その1

なんと云っても  ドンキーに乗った大男がキッチュなジャケットでしょ 

もしかすると背景は 世界遺産のカッパドギヤ?なんですかねぇ?

で、そもそもレコード盤にはまったく期待もなく 悪くすりゃ砂ぼこりでザリザリの盤が現れるのかと思いきや、超キレイな盤でビックリ!! 録音状態も良好でトルコのフォーク音楽が楽しめます ノイズも少なく驚きだな  と思ったらナント、オランダ盤でした~ (落札価格188円!)  

   ジャケ買い その2

コレは 見つけたら手を出さないわけにはいかんでしょ~!! 

おまけにラテン音楽には欠かせないザビアクガート楽団ですわ

   ★ 音質も納得の高音質でした ラッキー 

ヘビロテの 愛 聴 盤 になること間違いなし (落札価格385円)

   コチラは極めつけ チャーリーパーカーwithストリングス

コチラは昔からCDでの愛聴盤でして、今回とうとうレコード盤にて入手することが出来ましたわ~  感 無 量

やっぱりCDで聴くよりもアナログで聴く方が趣きが深い感じがありますネェ・・ 不思議なことにCDで聴くより、より細かい部分までも聴き取れる感じがしておりますわ~

ちなみにコチラはオリジナル盤ではなく後年になっての再リリース盤

従って多少はヤフオクで競り合いには成りましたが大した高額にもならず落札できましたが、後日別バージョンのwithストリングスのオリジナル盤は2万円近くで競り落とされておりました!! 恐ろし~  (落札価格814円)

   まさかの国内盤 リターン トゥ フォレバー with チックコレア

JAZZファン もとい Fusionファンにはお馴染みのリターントゥフォレバーなんですが格安で出品されておりましたので迷わず入札したのですが、、 何故か競り合う事も無く簡単に落札できました。 そして到着して中身を見てビックリ!! なんと国内盤でしたわ~ 道理で入札者が居なかったわけ(矢張りJAZZファンには国内盤は不人気)だったわけだ (落札価格344円)

試聴してみると、案の定  迫力の無いサウンドになっておりました

 

いや~ 新たなお楽しみのレコード芸術の世界は、やり方によっては 大してお金をかけずでも 存分に楽しめる愉快な世界でもあり、来年も引き続き 深めてゆきたいと思います。

実は  早くも 次なる作戦をいくつも計画しており、より一層のドロ沼にはまり込んでいく所存でございます~


念願のセルフリフォーム その28 洗面所の模様替え

2022年12月22日 | リフォーム

引越してから1年半も経ちますが、、、

未だに  思い出したように 地味にDIYリフォームを継続しております。

洗面所は、入居当時からリフォームしたいと考えておりましたが『コレだ!』という洗面台が見つからず ズーッと先送りしてきました。一時は木の台の上に洗面ボウルを据え付けるような造作を計画しましたが、洗面ボウルも 水道蛇口も気に入ったモノが見付からず(高額ならばカッチョイイのも有りますが、そこまで出費する気もない)  しばらく放置しておりましたが、遂に頃合いの洗面台が見つかりましたわ~

LIXIL リクシル の Refra リフラ というシリーズで、奥行がナント37cmという 画期的に薄型の洗面台を発見!!

コレならば、現状の奥行52cmに比べて一気に15cmも広くなる わけなので 思わず飛び付いてしまったわけです。

   で、ビフォーの 『昭和レトロ感タップリ』の洗面台がコチラ

とは言え、比較的汚れも少なく キレイな状態ではありますが、、

  ミラー部はこんな感じでした

 

初めての 水廻りの作業なので 恐る・恐る・進めましたが、

    案外スンナリと取外しができましたわ~ 

特に水道工事用の専用工具(ウォーターポンププライヤーとか)も必要なく、簡単にナットも回せたので大助かりでした

     今回  初めて クロス張り替えにもトライしました!!

 コチラがビフォー

そして、初クロス貼りのアフター

  細かいところを見なければ マァマァ  キレイ  ですかネェ~

出っ張りや引っ込みが無ければ簡単なんですが、

    貼り合わせ  も初心者(慣れるまで)にはムツカシ~イ

   最終的にモロモロを設置したところです

     なんとなく出来上がった感 もありますが、、、

 しかし、何と云いましょうか、、

  どうにも何か落ち着きが無い感じ  が ぬぐい切れないような?

洗面台にもオプションの設定があり 上記の真っ白が一番安いわけです。トップのメーカー写真ではドアと側面に木目が貼ってあり高級感がありますネェ・・・

   と云うわけで、後付けながら木目シートを貼ってみました!!

       ※ 遠目には余り気にならないかも知れませんが、、 

素人がamazonで購入した中華製格安シートを貼ると、木目がズレたり微妙に揃わなかったりでメーカー製ほどのクオリティには成りませんでしたわ~ ガックリ~

   で、最終的には

        このような状態になりました。

確かに寸法的には通路スペースが15cmも広くなり、洗面スペースが拡大したわけなんですが、自分自身の肌感覚からすれば  期待した程の成果が 得られなかった残念な気分です・・・ 恐らくは全体的な色合いの調整もうまくないのだろうと思いますが、、

というわけで、現在は もう一度 壁クロスの張り替えを検討する日々であります~

  イヤハヤ 壁クロスは、色合いの選択 が

        ム   ツ   カ   シ  ~


アナログ礼賛 遂に初期プレス盤か? THE TROMBONES INC

2022年12月14日 | アナログ礼賛

いよいよ、本格的にレコード掘りを始めたわけですが、、

マニアの世界では、初期プレス盤が物凄く珍重されるようです。当然ながら取引価格も高騰し、有名盤ともなると相当な高額で売買されております。

初期プレス盤というのは、楽曲がアナログテープに磁気記録されマスタリング調整が加えられた後に大規模なカッティングマシンでマスター盤が作られ、そのマスター盤により最初にプレスされたレコードが初期プレス(詳細までは理解していないので多少の間違いがあるかも・・)盤になるわけです

コレまで そう云った貴重な初期プレス盤には巡り合っておらず、果たして どんな感じなのだろうと想像するだけでしたが、、 

   今回、遂に入手できました!!

 ◎ 見た目は 普通の古ぼけたようなジャケットですわ~

前の紹介では、ダウンビート誌のトロンボーン部門の人気投票での上位数名の共演だろう?と推測したのですが、その後の情報で 1958年に米国在住のトロンボーン奏者から西海岸と東海岸から各10名ずつ 合計20名を一堂に集め大々的なトロンボーン合戦をする企画だったというのが判りました~  トロンボーンの共演と云えば J&K が有名だし完成度も高いのですが、、

 

 ◎ そう云った力のこもった企画ゆえ?ですから、音質にもコダワリがあったのかも? 

裏ジャケットの下方には、当時の最高峰?のミキサー卓が紹介されております

今となっては何の変哲も無い数字が書いてありますが、恐らくは当時(ナント60年以上も昔)ではスゴイ数値だったのでしょ~

 

   で、ここからが重要なところです

 マズ、下の写真をご覧いただきまして、、

コチラのレコードは、レコード会社 東芝EMIなのか、ワーナーパイオニアなのか、どちらか判りませんが、量産する前に 音源としての仕上がりをチェックする為の『ラフテスト盤』というモノみたいです インナースリーブの余白には 『 真中にブツ音 (ピアノ・ソロ) 』というチェック担当者のコメントまで記載してあります!!

 

実際にコチラを試聴してみると

   驚きの”キレ”の良さ

   正に”キレ  キレッ ” の新鮮なサウンド

とても60年以上も前に録音されたとは思えない!!

そのうえ、コレまでどの盤でも聴き取れなかった  「無音の音溝」と「楽曲スタート前のテープヒス音」までもハッキリと判りました。デジタル・ハイレゾならばアナログ録音の音源では無音とテープヒスは明確に聴き取れるのですが、まさかレコード盤において  そこまで聴き取れるとは思っておりませんでした 驚  き  の  連  続

例えるなら、多分二十数年前   初めてSACDが販売開始となり  有楽町のタワーレコードで初めてデモ機(SONYのSACD一号機だったか?)で試聴させてもらった時の感動に近いかも・・

唯一の残念は、左右に西海岸と東海岸の10名前後のトロンボーン奏者が居並ぶので   だんご状態のサウンド  に成ってしまっていることですかねぇ~

コチラが初期プレスを表す『1-A』の刻印ですわ

ここまでの記述は  少ない情報からの推測も多分に含まれておりますので、必ずしも全部が正解だとは言い切れないものの  恐らくは凡そ間違いないだろうと思っております

なので、やはり初期プレス盤は貴重なモノだと思います!!  

なにせ数十年前の録音ながらも今さっき録音された如くの超新鮮なサウンドで再生されるわけですから・・ 

お気に入りの一枚が現れたら無理しても入手した方が良いかも知れませんヨ~


アナログ礼賛 フォフレッシュメン、ダイアナロス、エマーソン・レーク&パーマー、etc

2022年12月05日 | アナログ礼賛

先に入手した 9枚のレコードですが、少しづつ聴き始めております(一気に聴いてしまっては勿体ないですから・・) 

今回はどちらかと云うとポピュラーや ロック系にも触手を伸ばしてみたわけですが、、 果たして結果は如何に?

 

ここで前から紹介したいと思いつつ  つい忘れてしまっていたのを追加したいので、マズはそちらから

コチラは ”一気に12枚” の中の一枚なんですが、ほぼジャケ買いみたいな感じ で、右下のテレフンケンのマークに魅かれて選択  現状では楽曲やら指揮者・演奏者などよりもレコードならではの『生々しさ』『臨場感』を探し求めているのでテレフンケン盤にも非常に興味をそそられるわけです。 

この盤は試聴して初めて、バッハと言えども今までに聴いたことのない未体験の音楽だと判りました。 器楽は一切なしで声楽コーラスのみです!!  モテットというのは霊歌の一種らしいもので、一聴の価値がありました。普通ではない  感覚に満ち溢れておりましたヨ~

 

 ◎  では今回入手した9枚の内から、一番ガッカリした1枚がコチラ

何しろ モータウンの女王ですからネェ~ さぞや彼女の歌声を臨場感たっぷりに生々しく聴けるものと期待していたのですが、、、

彼女の歌声が聴けるのはA面の一曲目だけ 若い人は知らないでしょうけど、昔々 ネスカフェのインスタントコーヒーのCMで流れていたアノ曲ですわ それも期待したほどの高音質でもなく極めて普通でした 

何しろ裏ジャケも彼女の顔アップですよ・・ これで歌っているのは一曲だけで残りは単なるインストの映画音楽でした  マァマァもっともOST(オリジナルサウンドトラック)とは明記されておりますが、いやはやでした~

 

 ◎  一転してコチラは凄い!!

前にも書いたように私はロックには興味が無かったのでELPエマーソン・レーク&パーマーは全く聴いたこともありませんでした(展覧会の絵をロックの人が演奏してる というのは耳にしたことは有りましたが、、)  たまたま入手したコチラは単なるロックなんかじゃない、相当に高度な音楽でした  

 この人は きっと 天才でしょ~  

  ひょっとしてオーケストラ譜面も自分で書いてしまっているのかも?

ジャケットも超立派な仕上がりで エンボスされた文字やマークが浮き上がっております 

この盤では  それ程の高音質感がありませんでしたけれど、 恐らくは初期プレス盤とかならば相当にぶっ飛んだ高音質が期待できる だろうと思わせてくれるものでしたわ~

 

 ◎  期待通りにも関わらず、、盤の 反り が致命傷

コチラも高音質を期待して選択した1枚(ボックスセットなので2枚)でしたが、、 残念ながら『 盤の 反 り 』がありイマイチでした  せっかく RCAのレッドシール盤 ということで録音も優秀  盤質も良好  を期待したのですが、米国盤にしては立派過ぎるボックスが仇となって盤に反りが生じておりました

立派過ぎる箱なので空間に余裕がでちゃって、レコード盤が押え付けられずフワフワして結局反りになったと思われます。 かなり残念なレコードでした

 

 ◎  コレには満足 フォフレッシュメン

これまでに3、4枚の同グループのレコードを持っておりますが、とうとう満足のいく1枚を入手できました。 録音も音質もマズマズ良好です、おまけにコレまで無かったwith strings の楽曲もありゴージャスな仕上がりになっております。

この裏ジャケも  表に合せて カッコ良いデザインになってます

 

 ◎  案の定 という感じか ビリーエクスタイン&クインシー・ジョーンズ

男性ボーカルがクインシー楽団をバックに歌いまくってますネ~  ライブ録音としてはマズマズ良好な感じでした  クインシー楽団好きな者からすると ヴォーカル抜きで演奏だけの方が嬉しい感じですけど・・・

 

 ◎  やっぱりアースは元気いっぱいだ

元々は初期のアースのサウンドを期待したのですが、少し時代が後になっており セプテンバーの頃とは異なるサウンド  しかしながら元気いっぱいのバチバチした感じはレコードで聴くと一層 迫力が増す 感じがします!! まさに アナログ ならではの迫力があります ウレシ~

とココまで紹介してきましたが、、 

実は今回 凄いレコードを入手することが出来ました

この凄いレコードについては次回 じっくり と紹介させて頂きます  乞う ご期待