院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

PIONEER N-50 改造 導電性高分子アルミ固体 電解コン

2014年02月27日 | オーディオ

数ヶ月の時間を経て、ようやくDAC基板の換装が終わりエージングをかさねております パイオニア N-50 ですが、、、

かなり音質のレベルが高いので、この先に予定している「抵抗」や「コンデンサ」の交換に 更なる期待がたかまります。

交換するパーツは先日アキバにて調達してきました。

抵抗は過去の聴き比べでタクマンに決めておりますし、コンデンサも東信工業がお気に入りです。

DACチップに電源供給するレギュレータのコンデンサには、低ESRのモノを使用してみようと考え手頃なモノを探してみました。 たかだか 47μF などという小型の電解コンなので いくらでも選択肢があると思いきや、意外にも、お目当ての容量が見当たりません。 ならば東信工業のオーディオ用電解コンで我慢しようと思っていたら、秋月にて手頃なモノが見つかりました!!

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一見すると アチコチで評価の高い OSコン かと思いましたが、、、 ルビコンのPZAシリーズ ということでした。

『導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ』というタイプです。一昔前は、サンヨーの OSコン が有名でしたが 最近は各社から同じような外観の同タイプコンデンサが販売されているようですネ  このルビコンのも 超低ESR をうたい文句にしています(56μF35Vで@80ならば格安だと思いましたので迷わず購入いたしました)。

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この上写真の黄色矢印のコンデンサが交換するパーツです。

手前のレギュレータから PCM1794(D/Aコンバータ)へ電源供給されるわけです。

しかし一方で、たかだかDACチップの供給電源がちょっとばかし替わったところで そんなに音質が変わるわけでもないだろう ・ ・ ・ という気持ちもありますから さして期待もないまま マズは交換してみました。

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かなりサイズが大きくなったので いささか無理矢理 押し込んでおります!!

どうも この基板はハンダのパーツ面への流れ込みが悪いよう(コチラの腕が悪いだけ?)なので 慎重にハンダ付けしました。

  で   さ っ そ く    サ ウ ン ド チ ェ ッ ク

 ど  っ  ひ  ゃ  ~   信 じ ら れ ま せ ん

これまでも かなり 良いなあ と感じていたのですが、

 パ ッ - と 曇りがとれて、

 パ ッ キ リ  くっきり 目が覚めたような

 ス ッ カ ー としたサウンドになりました!! 

たった2本の小さなコンデンサを交換しただけで、これ程までに格段の音質変化があるとは まったく信じられないです!!

   お   ど   ろ   き   で   す   

まだお試しのない方は、是非一度DACチップへの供給電源回路コンデンサの見直しをお薦めいたします。  こりゃ~効きますヨ!!


PIONEER N-50 改造 アムトランス OFC線

2014年02月23日 | オーディオ

前回は さらなる音質向上をめざして、ICソケットを取り外し ICを直付けしようとしたところ、とんでもない事態を引き起こして作業が中断してしまいました。

ICソケットを外そうとハンダを取り除いたのですが、妙に基板にしっかり組っ付いており簡単には取外せない事がわかったので諦めて、ソケットのままにして 12個のLME49990を元に戻しました。

で、その前には問題なく動作したわけですから、気楽に電源をONしたのですが、、、

 あろうことか、、、 直後に I/V基板付近から煙が上がるのが見えたのでした!

   あ ~

    これで、最悪 基板1枚分 

     6個のLME49990が一瞬にして昇天されたかな~

         ガ  ~ ッ  ク  リ  で  す

それから、何度もハンダのチェックと導通チェックを繰り返しましたが中々原因箇所が判りません。

結局、一箇所のICソケットの2番ピンにて、ハンダ面とソケット電極の間で導通不良があるのを発見  ようやく異常発熱の原因が解明できました(数日かかってしまいました)。

LME49990も差当り 1個だけ完全NGとなった以外は なんとか無事に動作しております、、、助かりました!!

さて、もうひとつの課題である 基板配線の長さが足りない箇所に関して、今回 内部配線用に購入しておいた 『アムトランス 金メッキOFC線』 が役に立ちました。

DAC出力信号のLchだけをアムトランスOFC線を使って配線しました。

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このままでは、なんとなく不格好なので チューブを被せるなどしようと思っておりますが、、、 いつになることやら・・・

で、一応の出来上がりとしては

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全体としては、このように動作しております。

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インターネットラジオも聞いてみたいのですが、何度トライしてもLAN接続できなかったので現在はUSBメモリだけが 唯一の音源です。

で、今回 初の試みとしてトライしたのが スパイク です!!

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取り付け位置が、いささかシャーシの外より過ぎたようですが、ガッシリと筐体を支えております。

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   で、肝心のサウンドですが、、、

  コ レ が   じ つ に   良 い で す  ! !

かなり苦労してきましたから余計に そう感じるのかも知れませんが、分解能もマズマズ ダイナミックレンジも空間も広い感じがします。若干低域の力強さに物足りなさを感じます。

ここで、思わぬ発見?というか 新たな認識がありました。

標準付属の配線が届かなかったおかげで、仕方なく代替として 『アムトランスのOFC線』 をLchだけに使用したわけなんですが、コレがすごい!!      たかだか数cmの長さだけなのに、Lchは空間の拡がりが素晴らしいのです。

ヘッドフォンで聴くと、Rchには壁があって そこまでしか広がらないのに対して、Lchは壁がなく ズーッと 外まで広がっている感じがします。

さらにRchだと微細な音が あるレベルに達したところでヒョッと出現する感じに対し、Lchはごく自然に無音レベルからスーッと現れる感じがします。

こうなると、基板間の配線は全部アムトランスOFC線に交換しなければなりません!!!

その他にも、低域の強化を企んでのオペアンプ交換と、いくつかのコンデンサと抵抗の交換を予定しております。 

   またしても 

     音 質 改 善 の ド ロ 沼 状 態 で す ~

                   まだ まだ 続きます ・ ・ ・


PIONEER N-50 改造 PCM1794 ついにサウンドチェック?

2014年02月15日 | オーディオ

前回は フロントパネルを取り付けようとしたところで また新たな課題が発生しました!!

パワーSWの基板がスパイクの取付ネジに引っ掛かてしまったわけです。

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 そこで 基板を、慎重に切り欠いてやりました。

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写真では簡単なように見えますが、実際の作業は  何度も少しずつ切り欠きを広げて ようやく 終了したわけなんです。

A
少しでも引っ掛かると スイッチが正常に戻らない ので、なかなか厄介でしたよ~

つぎに、

DAC系の基板のうち、DACから I / V 基板への配線が短くて そのままでは正規の位置に固定が出来ない! という深刻な事態が発生しているのですが、

とにかく  『 音 が で る の か ? 』  を、一刻も早くチェックしたいので 多少(かなり)無理矢理ですが 、 、 、

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基板を浮かせたまま、さらに重ね合わせて、電源を入れてしまいました!!!

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やけに青色LEDが目立ちます!!

なにしろ、何故か 各基板にひとつずつのっかってますから、妙に騒がしい感じです。

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サウンドチェックには 前回かなり手を加えた  LUXMANのLV-103  に  ヘッドフォンAKG-702  を使用しました。

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     よ う や く   音  が で ま し た  ! !

  イ   ヤ   ー    

         こ れ は 、 か な り 良 い で す !!

オリジナルの平面的な薄いサウンドから、重圧感のある拡がりのあるサウンドに変わりました。旭化成AK4480のような現代的な繊細さは感じられないですが、バーブラウンらしい?奥行きのある力強さを感じる好みのサウンドになっております。

これならば、 「苦労の甲斐があった」 と つくづく感激しております。

こうなると、早急に 配線の手直し をやらなければなりませんね! また、それに併せて ICソケットを取り外しオペアンプを直付けしたいし、抵抗やコンデンサも交換したいですネ~

  ということで、ICソケットを外そうとした ところ ・ ・ ・

 〇 ふたたび大変な事態を引き起こしてしましました!!!

   ま だ   ま  だ    ま   だ    続きま~す


PIONEER N-50 改造 I2S接続 仮組立

2014年02月09日 | オーディオ

デジタル基板からDAC基板への接続は、このところ よく見かける ”I2S” 接続という方法で行います。

もともとは20本も配線のある立派なコネクタで配線されていたのですが、バーブラウンのD/Aチップである PCM1794 への接続は わずか5本のみ(内1本はGNDグランド)で接続です。なんだか貧弱な様子で、いささか心細い気もしますが、、、

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で、実際にデジタル基板とD/A基板を接続してみると

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一応は解説書の通りですから、恐らく大丈夫なんだろう    と、自分を納得させておりますが  ・  ・  ・

いっぽう 出力ピンジャックへの配線には秋葉原の目立たない場所にあるアムトランス社の金メッキ単線を使用しております。

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手持ちにあったCardas社のピンジャックは、もちろんロジウムメッキです。 ずっしりしております!!
そして、全体を組立てを進めてゆきます。

  しっかし ここで  ま た も や 

     再 び   問  題  が 発 覚 ! !

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D/A変換基板群のうち、D/A変換の出力からI/V変換基板への配線が短くて、このままでは予定の固定位置には取り付け不可能です!!   困 り ま し た ね ぇ ・  ・  ・

ご覧いただけるように、基板が重なって適当に転がっております!!  ここで解決策を考えるより、まずは仮組立して  音 だ し  できるかどうか を、早急に確認したいわけです!

   見栄え等はアトにして、とにかく 配線だけしたいのです。

それで、最後にフロントパネルを取り付けようとしたら、、、

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あろうことか、、、

例の金属スパイクの取り付けボルトに、パワースイッチの基板がひっかかりました。(黄色の丸中)

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いやはや、また 切り欠きしなければなりません!!

しかし今回は相手が基板ですから、手荒に扱うと  『  割  れ  る  』  という恐ろしさ があります。従いまして十分慎重に作業をせねばなりません。

ここで あわてて 失敗したら 元も子もありません。

本日は一旦ここで作業を打ち切り、新たな気分で 基板の 「切り欠き」 から再び作業をいたしましょ~

いつになったら 音だし が叶うことやら ・ ・ ・ 


アナログ礼賛 稀少盤 ? 10inch LP DECCA

2014年02月02日 | アナログ礼賛

   久し振りの  ア ナ ロ グ 礼 賛 ですが、、、

先日、10inch すなわち直径25cmのLPレコードを入手しました。

 現状で、一般に知られているLPレコードは 12inch=30cm が普通なのですが、これらの古~い(多分?)レコードの一部はには このような10inch盤がちょくちょく見かけますネ

じつのところ、いつ頃発売されていた?とか、なにゆえ このサイズになっているのか?など 詳細については知らないのですが、なにかしら貴重な盤なのだろうという推測もありまして 以前にも2枚ほど入手しておりました。

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これだけ条件(フィリップス・オランダプレス)が揃ってりゃ 相当素晴らしいサウンドなんじゃないかと思われましたが、、、

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なんだか回転ピッチがズレている?んじゃないでしょうか???   ウチの MICRO  DQ-7 のピッチコントロールではコントロール不可な程ピッチが高いのです。

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ベルディのオペラ アイーダなんですが、、、 
歌声が子供たちが唄っているような甲高い声になってしまっいるのですわ いくら回転数をおとしても、なお甲高い感じです!!

     お か し い で す ね ~ ~ ? ?

そして もう一枚が コ チ ラ

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このジャケットはカッコいいですネ!

DECCAですからネェ・・・  いかにも素晴らしいサウンドを期待してしまいます!!

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盤も分厚く、いかにも ド イ ツ で作られた頑強?なイメージが伝わってきますヨ

  音溝も じつに クッキリ はっきり と見てとれます。

 

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       が、しかし、、、

    こ れ ら は 手 強 い で す ! !

まず 少なくとも、カートリッジをMONO専用にしなければならないでしょう。ウチで現用のaudiotechnica AT-33 PTGでは、とても太刀打ちできませんわ~

そしてphono イコライザーを充実させなきゃならないでしょうね 恐らくは。

さらにはシステム全体を中音域重視の組立てにしなければならないのでしょうね~  き っ と   

現状の広帯域、分解能、重視のシステムでは、この10inchレコードを再生するのには無理があります。

  い や は や   アナログワールドは  ま だ ま だ 

      奥   が   深   い   で   す   !