これまでに室内のDIYリフォームを繰り返してきましたが、今回は初めて半分屋外の作業となりました~
そもそもコチラの部屋は、前オーナー様により多くのリフォームがされております。それらは素人のDIYでなく 工務店・大工さんによる本格的なもので細部までキレイに仕上げられています。昔の公団団地に特徴的な洗濯ベランダもその一つで、本来は2方面が開放となって雨風の吹きっさらしの半屋外構造(床と天井は有るものの2方面壁以外は解放)のところを、大工さんに2方面の開放部にアルミサッシ窓を取付けてもらっておりました。なので窓を閉めれば雨風を気にすることなく 洗濯室 兼 物置 として便利に使えておりました~
ところが、この夏に大規模修繕工事が行われ それらの窓が全て取り払われてガックリ!!
今まで雨風を気にすることなく 物置部屋 にも使えていたベランダが 雨風にさらされる半屋外になってしまった為に かなり不便を感じておりました。そこで何か良い方法が無いものか?と考えたところ、工場などで仕切りに使っているビニールカーテンを吊り下げたら雨風を防げるんじゃないかと思い付きました。
屋外で雨にさらされる環境なので普通の木材だと具合が悪そうなので、屋外のデッキに使われるプラ木材を物色し ”プラボ角” を手配
◎ ビニールカーテンは結構重みも有りそうだし風圧も受けそうなので、ある程度の負荷に耐えられるだろうと50mm角の十分な太さのあるプラ木材で井桁を組んでみました。
青矢印の4本がプラボ角ですわ プラスチック材だから軽いだろうと予想しておりましたが、実物はズッシリと重みもあり頑丈そうなものでした。
◎ 外から眺めると、、 壁の塗装色ともマッチしております
実のところ 角材による井桁組み よりも、其の上に取り付けたパネルの細工(排気パイプや物干し竿金具等の切り欠き)に物凄く苦労しました~
◎ またアルミサッシの取付金具部の切り欠きにも苦労しました
既存のアルミ建材の取付金具が非常に邪魔で 角材の切り欠きに苦労しました。当初は井桁の材料にアルミ角材を考えたのですが、こういった微妙な切り欠きが必要になる為 どうやってアルミ角材を切削するか?も重大な課題でありました。結局はプラ木材を使う事になったので、この様な厄介な切り欠きも何とか無事に乗り切ることが出来ました~ プラ木材は微妙な反りがあったり表面が滑らかでなかったりしますが、この様な切り欠きは素人にも対応可能なので使い易い材料とも云えますネェ~
◎ ビニールカーテンを吊り下げてみた
ほぼほぼ 予定通りの仕上がりとなりました!!
コレで完成だと思ったのですが、、
とっ ところが、数日すると不具合が顕著になってきました~
強風が吹くと重みのあるビニールカーテンでも簡単にヒラヒラしてしまう
ヒラヒラすると音もうるさいし、風を通してしまうのも具合が悪い
ウ~ム こうなったら 思い切ってサッシ窓を取付けるしかないか・・
果たして素人にサッシ窓が取り付けられるのか?またサッシ窓はいくら位するのか?
◎ 思いの外 お手頃価格だった リクシル アトモスII
開口部の実測値から検討したところ 既成サイズの970mmX880mm がほぼピッタリだろう(予想外の出っ張りでも困らない様に若干小さめを選択)とコチラを発注 実物が届いて見ると予想以上に簡単なモノでした、4本の外枠と窓そのものが2枚 たったコレだけ~ って感じ
◎ 開口部と窓外枠の微調整がありまして、、
サイズ調整の為に窓の上側に前出の50mmプラボ角を3本重ねております。リクシルの既製品は高さのヴァリエーションが970mmの上が1170mmになっておりまして、そのため100mmほど開口部を塞ぐ必要があり上写真のような素人作業ならではのスキ間だらけになってしまったわけですわ~
どうしても 素人のDIYリフォームの域から抜け出せませんが、どうにかこうにか最低限の実用性=雨風をしのぐ は確保できそうなのでOKとします
いやはや やっぱり 大工仕事・職人仕事 はムツカシイ!!