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ハイレゾ配信 第二弾 JAZZ 西独 MPS

2016年01月31日 | 音楽

先日 初めてのハイレゾ配信に挑戦してマズマズ納得のいく満足感が得られました。

NAXOSレコードのサンプラーですから当然ながら 音源はクラシックのデジタル録音だったわけです。そうなると、やはり その次としては、JAZZのアナログ録音を試したいというのが人情というもの。

そこでハイレゾ配信サイトを探してみると、ハイハイ ちゃんと有りましたよ お手頃な音源が!!

以前から録音が優秀だと感じている 西独のMPSレーベルのハイレゾサンプラーです。これは期待できそうですよ~

ピアノ中心のNo.1と、ギターとビッグバンドのNo.2がありますが、どちらかと言えば管楽器のアナログサウンドを確認したいので、ひとまずNo.2を選んでみました。 5曲はいって1000円ですから、NAXOSの2倍も値段が高いです(とは言え、他のアルバムに比べりゃ安いほうです)。

残念ながら 私がCDで持っている楽曲は ひとつもなく多少不安でもありますが、PCでのサンプル音源を聴く限りは結構

期待できるようなので思い切ってポチッとしました。NAXOSの場合は、サンプラーながらも全曲の詳しい解説(指揮者、演奏者、録音会場、録音日時など)がありましたが、こちらのMPSのサンプラーには解説もなく不親切ですなぁ・・・

なので、自分で1曲ずつ詳細を調べてみました。

ライオネルハンプトン楽団の1977年5月の録音で、アライブ&ジャンピングから「アヴァロン」

ジョー パスのギター 1970年録音 インターコンチネンタル

カウントベイシー楽団の1970年7月録音

ハンニバル マービン ピーターソンのトランペット 1975年の録音

ジム ホールのギター 1972年録音

というわけで、いずれも70年代のアナログ録音でした。

が、しかし、、、

やはり レコードには録音の優劣があるもの と言いましょうか、好みの問題と言いましょうか?  残念ながら、コレダ!と思えるような圧倒的なサウンドという感じはありませんでした~

同じ時代のMPSレーベルのオスカーピータソンやシンガースアンリミテッドなどの録音は相当素晴らしいサウンドなので、実は随分と期待したのですが、今回のサンプラーには飛び抜けたサウンドは感じられませんでした。

ひょっとすると再生装置(オーディオ機器)を もっともっと向上させると、アナログ音源から直接ハイレゾ化したデジタル音源がCDからの疑似ハイレゾに比較して、圧倒的なサウンドとして聴けるのかも知れませんが??? 果たして どうなのでしょうかねぇ~

と、言うわけで今回のハイレゾ配信 第二弾 JAZZ編については、いまいちでしたネ・・・

     いやはや  大手レーベルが、保有してる優秀録音の楽曲を

                         次から次へとハイレゾ配信してくれる日が

                                   早々に来てくれることを切に祈っておりますヨ


初めての ハイレゾ配信 NAXOS ハイレゾクラシック Relax

2016年01月20日 | オーディオ

先ごろのメインアンプの改造を終えて、ひとまずの落着きを取り戻した拙院のオーディオシステムですが、、、  抵抗、コンデンサやオペアンプなどの新品パーツが時間経過とともに少しづつ落着いてきて、随分と本調子になってきた感じです。

さて、そうなると、、

またまた 新たなチャレンジが頭をよぎって参りましたヨ~

つい、このあいだまではCDリッピングによる疑似ハイレゾ音源で十分に満足していたのですが、機器の音質が向上すると さらにもっと上はないものかと 抑えきれない欲望が沸き上がってきてしまったわけです。

ハイレゾのスタートとしてPIONEERのネットワークプレーヤN-50を中古で入手した際に おまけで数曲のハイレゾ音源を頂戴しておりました。当初は、機器全体のレベルも低く 本物ハイレゾ音源とCDリッピングの疑似ハイレゾ音源も さほど明確な音質の差も感じられず、多少の違いしかないと放っておりました。しかし、ここにきて それらを聴き比べてみると ハッキリと明らかにアドバンテージがある事が判ってしまったわけなんです。残念ながら、同じ曲でハイレゾと疑似ハイレゾを比較したわけではないのですが、音の出方に違いを感じます。うまく言葉で表現するのが難しいのですが、音の勢いが違う とでも言うのですか? 疑似ハイレゾだと多少の不自然というか、多少 細工している感があるというか?    とは言え、次々に比較すると そう感じるわけで、疑似ハイレゾだけを聴いてる限り それほど問題点を感じるわけではありません。ちょうど、大型電気店でフルハイビジョンTVとハイビジョンTVを比較するような感じ  それだけを見れば十分にキレイですが、さらに上位機種と見比べると少し見劣りする

てなわけで、ネット検索しハイレゾ配信を探してみました。

なるほどネェ~  ちょうど30年前ですか?CDが始まった頃の状況に とても似ていますね。

残念ながら 名盤というか、当たり前の音源が中心で、 『コレダ! これが欲しかった!』という音源などは ほとんど見当たりませんでした。 そのうえ 価格が高いですネ~      海外サイトも探してみましたが、リスクを覚悟してまで欲しいと思うような音源は見当たりませんでした。

その中で価格が安くて お試しならば コレ だね! というのが、

クラシックのCDでは非常に多くのラインアップがあり、更に価格も安いNAXOSレーベルのハイレゾサンプラー音源です。

10曲はいって1080円という他に比べて割安感たっぷりで、お試しにはもってこいです!!

拙院のネット環境とPCスペックには不安定さと遅さがあり、ダウンロードには不安いっぱいでしたが WAVファイルも問題なくスイスイと流れてきました。

NAXOSですからマスターもデジタル録音です。その点は あまり面白みは無いのですが、十分にハイレゾらしく 立ち上がりの良い しっかりしたクリアーなサウンドです。

パヴァーヌが こんなに美しい楽曲だった のかと再認識いたしましたよ~

解説のとおり、ゆったりBGMとして楽しむには もってこいの音源だと思います。 お薦めです!!

優れた録音のマスターを保有しているレーベルが、ドンドンとハイレゾ配信してくれるようになれば非常に楽しみが増えるのですが、今のところは まだ音源の種類が少ない状態ですかね     

CDも珍しい音源が販売されるようになるまでに10年以上かかったわけですから、ハイレゾ音源でも面白そうなのが現れるのは相当先のことかも知れませんね~


McIntosh MC7270 久々の改造 OPA627 アルミ固体電解コン

2016年01月06日 | オーディオ

これまで ハイレゾ音源を より深く楽しむために、ネットワークプレーヤPIONEER N-50の大改造に始まり、D/AコンバーターのES-9018 dual DACも相当に手を加えてきました。

そして思いの外 音質が向上したので、さらなるサウンドのクオリティアップを目論んで 最近はプリアンプMcIntosh C34Vにも改造を加えてきました。

ここまでくると もう後には残された機材はパワーアンプとスピーカーだけになりました。こうなると パワーアンプにも手を加えなければ気が済まない というのが人情というモノですね~

が、しかし、、、

このMcIntosh MC7270 は非っ常に重たい機材なのです!!  多分40Kg以上あるんじゃなかった?

なので、いざ作業をしようとすると 相当な覚悟を決めて掛からなければならない厄介な機材なのです!!

今回の改造は、入力部のコンデンサと抵抗の交換および入力レベル調整スイッチの直結と、ドライバ基板のパーツ交換などを計画しております。

マズは入力基板の分解です。

 すでに入力部のRCA端子はCARDAS製ロジウムメッキに、コンデンサはMUSEバイポーラ電解コンに交換してあります。 で 今回は青矢印の入力コンデンサと、白矢印のスライドスイッチの取り外し直結、さらに抵抗を交換します。

コチラがパーツ交換を終えた基板を取り付けた状態です。通常の電解コンデンサに比較して PARC audioの無極性電解コン(青矢印)は どデカいですから、取り外したスイッチの場所(白矢印)と基板脇のすき間に収め込んでおります。

本来ならば、ここまで交換した時点で一度サウンドチャックをしたいところですが、重量があるだけに おいそれとは 動作状態に戻して移動することが出来ません。なので引き続いて基板のほうに移って作業します。

コチラがMC7270の裏面   左右chのドライブ基板とパワーTrブロックと電源回路だけのスッキリした基板構成です。このドライブ基板の、OPアンプと抵抗、コンデンサを交換します。

青丸を付けたパーツを交換します。OPアンプは、NE5532からBB OPA627auへ、抵抗は金属箔抵抗に近い音質と思われるビスパの金属皮膜抵抗(キレイな青色)へ、コンデンサはアルミ固体電解コンとPARC audioの無極性電解コンへ それぞれ交換。

   

やっぱり PARC audioのコンデンサはデカくて目立ちます! アルミ固体電解コンはカッコイイですネ~

さて、やっとこさの思いで 決死の覚悟で重量級アンプを移動し分解し作業し、完了後は再び移動にラックに収めて ようやくサウンドチェックです。

  イヤハヤ流石にキツイ思いをしただけに正常に音が出た時は、

                                 ホッと一息ついた!って感じですわ~

 

    これは かなり ス ゴ イ  改 善 となりました!!

ようやく フルオーケストラ も聴けるかなぁ・・・ って感じです。

            ★ やっぱり OPA627 はスゴイの一言ですわ~

     楽器が楽器らしく、音楽が楽しく 聴けるようになりました~

      ★ 同時にビスパの抵抗やPARCのコンデンサも 良い調子です!!

         いやはや

             こうなると

                 次は イヨイヨ 

                    スピーカーも何かしたくなりましたね~

            

        さらに いっそう 楽しいドロ沼の深みにハマり込んできました!!