院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

ESS 9018 dual D/A converter と PIONNER N-50 ヒューズ交換

2015年01月31日 | オーディオ

つい先頃に プリアンプのMcIntosh C34V のメインVRをアッテネータに交換し、サウンドが一段ほどアップしましたので 、更なる上昇?を目指して D/Aコンバーターとネットワークプレーヤにもひと手間かけてみました。

先日台湾から届いた荷物に同梱されていた 『 G O L D   F U S E 』 なる チョットいかした外観のセラミックヒューズに交換するのです。

なにしろ価格は安いモノですから、それほど期待はできませんが、、、 見かけは結構 好 い 感じです。

マズは中華製 D/A converter ESS9018 dual からです。

ヒューズ内蔵のACインレットを使ってくれているのでヒューズ交換は すご~くラクですネ~

こんな感じで簡単に取外せます!  へ ぇ  ぇ ・  ・  ・  ・ まがりなりにもセラミックヒューズが使われてましたヨ  驚きです!!  中華製は本物か偽者か分りませんが かなり良いパーツを使っています!  

数秒で交換できるなんて、なんて便利なんでしょう。

ヒューズ交換して、果たしてサウンドに変化はあったのでしょうか?

   ハイ 確かに変化がありました。

このような半分PCのようなデータ信号処理の機器では、電源のヒューズを交換したところで明確に聴き取れるような変化はないだろうと予測しておりました。内部のクロックの高精度化とか高周波関係のノイズ処置とかをしなければ改善効果は見込めない と考えておりましたが、、、

      さらに静寂感が深まった感じがあります。

      空間がさらに広がり、ボーカルのエコー成分がクッキリと余韻まで聴き取れます。

      のびやかさ と ヌケの良さ が一層たかまり 気分が高揚してきます。

こりゃ OK ですネ  台湾GOLD FUSE なかなかいいですわ

ならば ついでに  PIONEER  N-50 もヒューズ交換しちゃいましょ~

こちらは外筐を外さなきゃならないので、いささか面倒です。 恐らくですが、徹底的なコスト削減のためにヒューズホルダーを基板に付けたわけなのですかねえ ・ ・ ・ 涙ぐましい努力の賜物なんですか??

もちろん一番安いガラス管ヒューズが付いておりました。

GOLD FUSEに付け替えると、見た目も一段とランクアップしました。

ついでに内部全体を見渡してもGOLD FUSEは目立ちますネ

はてさて、ネットワークプレーヤこそデータ処理のPCですから電源ヒューズを替えたところでサウンドに変化は現われないだろうと思っておりました。

   イィエ、 イィエ、 確かに聴き取れる変化がありました!!

たまたま試聴というか、聴き比べしたのが ”エゴラッピン”の  『 か つ て 』 なんですが、、

のっけの ソプラノSax ソロ部分で Dr氏がワイヤースティックで うっすらシンバルをシャラとこするのですが、それがハッキリ聴き取れるようになりました。

さらに中間部のピアノソロ部分で 前半にもVocalが小さくスキャットしているのですが、それまでもハッキリ聴き取れるようになりました。

    とにかく細かいディテールまでクッキリ聴こえるようになりました。

          こ  り  ゃ  ス  ゴ  イ  で  す  ネ 

データ処理のデジタル機器でも、電源環境によりサウンドが変化するとは、アナログのみならずデジタルも益々楽しくなってまいりました  

    なる ド ロ 沼 に 深く 深く は ま り 込 ん で お り ま す ~


McIntosh C34V ボリューム交換 アッテネータへ 

2015年01月29日 | オーディオ

やや久し振りですが、海外からの荷物が到着しました。

何処から届いたかといいますと、、、

なんと、、  台湾からですよ

表記には恐らく ヒューズ と記載してあるようです。

実際の中身は、23ステップアッテネータとスモールヒューズ数本であります。

  

まずは、アッテネータを使用いたします。アッテネータには大別してP型とL型の2種類あるようですが、コチラはP型になります。オーディオ装置にては より高音質を求めるならばL型を選択するわけですが、サイズの問題(L型は使用する抵抗が多くなる分 サイズが大きくなりC34Vには納まらない)により妥協案として仕方なくP型にしました。

McIntoshのC34Vプリアンプのボリュームがノイズっぽくなってまいりまして交換を計画したのですが、同型パーツが最早入手不可になっており、同じくアルプスのデテント27にするか 或いは東京光音のプラスチック抵抗のVRにするかアレコレ検討したのですが、ebayで探してみると安価なアッテネータが多数販売されいたので台湾業者から上記のアッテネータを購入したわけです。

この手のアッテネータでは、セレクタの接点と使用する抵抗が重要であります! 安価ですから接点には期待は持てません。しかし抵抗が米国メーカーのVISHY製表面実装タイプ(真偽の程は定かではありませんが)を使用しているとのことで、こちらを選択いたしました。

    

元々のVRは、日本の工業製品が世界No.1を誇っていた当時のアルプス製50デテントVRに自慢気にロゴマークまで貼ってあります。

このVRの直後に邪魔なバーが付けられているので、大きなサイズのVRとかアッテネータは付けられません。

  

この実装抵抗を自分で工作するのは相当面倒だろうと思われますので、こうして整然とハンダ付けしてもらっているのは心底助かります。

安いパーツだからでしょうか?微妙にサイズが異なっていたりで、削ったり、穴を拡げたりと苦労を重ねて やっと配線の接続までを行いました~   なにせシャフトがアルプスVRよりも短いうえ、丸棒のままでしたので、短いままでもツマミがカッチリと組っ付くように慎重にヤスリ掛けしたわけです。

  

ようやく電源が入り、サウンドのチェック。

電源投入後は、正しく動作することで一安心!! サウンドには、それほど変化はないのか ・ ・ ・ という印象です。 抵抗値の選択がうまくないのか、一番絞った状態からたった1ステップ上げただけでいきなり大きい音(通常は最初のチョットはほとんど小さい音になるのに)が現れ、それからは少しづつ大きくなってゆく状態です。表面実装抵抗じゃなかったら自分で最適値に交換してやるのになぁ・・・

なんてことを考えながらアレコレ楽曲をとっかえひっかえしていると、徐々にサウンドが変化してきましたヨ!!

こりゃ 大成功でした!!

このVRってやつは、相当にアンプの音を支配しておりますね  ビックリです!!

こんな安価なアッテネータでも、VRに比べたらエネルギーの伝達が全然異なるって感じです。 それから『伸び』というか『抜け』というか ス ゴ イ です。シンバルの余韻とかストリングスの伸びやかさが格段に向上いたしましたよ!! 多分エージングが進むと、さらに変化が現われると思われます。

VR⇒アッテネータの交換を検討されているなら、この際 迷わず実施されたら良いと思われます。

   素  晴  ら  し  い  で  す 。

もしこれが高級なL型アッテネータなら、さらに上級ステージへ導いてくれるのでしょうナ~


超高額オーディオ CD鑑賞会 Burmester & Sonus faber

2015年01月22日 | オーディオ

文京シビックホールで開催された『珠玉の名曲 CD 鑑賞会 ウィルヘルム・ケンプ1961』に出掛けてまいりました。 実のところ、このピアニストについて一切何も知識はなく とくに興味があるわけではないのです。 が、何ゆえに 寒く雨の降るなかわざわざ出掛けたかといいますと、超高額なオーディオシステムが鑑賞(試聴)できるからでした。

システム構成を列記いたしますと、、、

スピーカー: Sonus faber ソナス・ファベール(伊) モデル:LILIUM リリウム   880万円(ペア)

パワーアンプ: Burmester ブルメスター(独) モデル:911mk3  370万円(MONOで770W L、R各1台使用)×2台=740万円

プリアンプ:   Burmester ブルメスター(独) モデル:077  680万円(電源部別筐体モデル)

CDプレーヤー:Burmester ブルメスター(独) モデル:069  780万円(電源部別筐体モデル)

                上記を合計しますと ざっと3080万円となります!

さて、このような高額の機器を組合わせてステージの上で音楽を再生すると どのように聴こえるのでしょうか? あくまで私個人の印象ですが、クラッシックは元々ホール音響を含めて録音してあるわけですから、その音源をステージ上で忠実に再現すると、既にホールの響きを含んだサウンドに更にその場のホール音響が加わり、響き音同士が暴れてウルサイ印象となりました。

また、高嶺の花というか羨望の裏腹というか、何かアラを探してやろうという気持ちが強くて 音楽にひたるとかサウンドに酔いしれることは出来ませんでしたネ~    恐らく前半はアップサンプリングなしの44.1kHzでの再生だったと思いますが、この時には少し低域がだぶつき気味、立ち上がりがゆるい感じながら、中高域の響きはマアマア美しいかな・・・という印象でした。 休憩後は恐らく96か192kHzにアップサンプリングしての再生だと思いますが、かなりリアルなサウンドが聴こえてきました。低域も引き締まり、立ち上がりもカッチリしましたが、超高域が伸びたぶん反響音が暴れてしまいウルサイ場面がしばしばありました。

今回の”大ホールでの鑑賞会”のまとめとしては、オーディオは反響の少ないデッドな部屋で聴いた方がいいだろうという結論です。 しっかし1千人サイズの立派な大ホールで、わずか2、30人の観客だけで超高額オーディオを聴くという大変贅沢な体験ができまして どうもありがとうございました。 なんだ、かんだ 言っても 楽しいひと時でした!