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秋の夜長に ノリノリのサウンドは?

2021年11月20日 | 音楽

先日は、ほぼ皆既月食なる天体ショーを楽しんだわけです。

数日前から月の出始め方位や角度を確認し当日を迎えたのですが、、 満月から徐々に欠けてゆくものと想像していたら  ナ、ナ、ナント 初めから殆ど欠けた状態(新月っていうんでしょうか?)で現れ  意表を突かれましたわ~ 

では本題に入りまして、、、

以前のブログではベートーヴェンのストリングスカルテットを絶賛したのですが、最後に少しだけショスタコービッチも紹介しました。

私自身も少し前に、たまたまラジオから聞こえてきて音楽がショスタコービッチだった事から目下のところ集中的に聴いているわけなんです。

 なので、話の流れからしてストリングカルテットを聴いてみたわけです

YouTubeとか検索すれば簡単に試聴できてしまうのですが、知らずに初めて聴く方が新鮮な気がしますので、コチラを試聴

これまで聴いてきたモーツァルトとかベートーヴェンの弦楽四重奏とは、全く趣きを異にする音楽です。私が求める「軽やかで明るい、流れるような音楽」とは随分と異なる音楽でしたわ~ コノ感じは、ひょっとするとキースジャレットがお好きな方ならお好みなのかも?知れないと想像しました

   ◎ 続いてはコチラ

コチラもストリングカルテットです。

 弦楽四重奏曲 第14、15番ですが、矢張り7~9番と同様な感じでした

但し、コチラには驚愕の楽曲が入っておりました!!

多分クラッシックファンなら聞き飽きた?くらいの話でしょうけれど、知らずに初めて聴いた者は少なからず驚かされる(度肝を抜かれる!)のではないでしょうか!!

それは、4,5曲目にある ”TWO PIECES for string quartet Op.36" です。

コレを聴いた時、「あれっ これって、ドビュッシーの子供の領分にそっくりじゃないの?」と思い、慌てて当該CDを聴いてみたら やっぱり間違いない と確信できました。

しかし、それにしても、これ程にそっくり(というかパロディなのか?)の楽曲を堂々と発表しても良いものなのか~  ロシア人はフランス人が嫌いなのか? 仮に大先輩をリスペクトしての作品だとしてもこうはならんだろう等々アレコレ邪推してみたわけですが、、、 ビックリでしたわ

 

弦楽四重奏は、どうも好みではない感じがしましたのでコンチェルトを試してみました!

CDの図柄からしても、絶対に愉快な音楽じゃない事が明確なんですが、、

たまたまチェロ協奏曲で クラッシックファンでなくても名前を知っている ヨーヨーマ がソリストなんで聴いてみました。

交響曲や協奏曲は先程の弦楽四重奏とは趣きが異なり、かなり楽しめる感じがします。特に重低音と高音域にポピュラー音楽のエッセンスを感じます。 私の様な偏ったオーディオマニアは、音楽そのものよりもサウンド単品(解説はムツカシイですが『音』が好き)に興味があったりしますのでコチラは十分に楽しめます。

 

で、最後の一枚が コリャまた強力です!!

  ◎  ショスタコービッチのヴァイオリン協奏曲です。

ヴァイオリン コンチェルトの第1番

赤線を付けた第二楽章 コレが物凄いです!!!

とにかく 激しく 力強く 早く早く 

正に「楽器を壊さんか!」と言わんばかりに激しく弾きまくる

で、青線の囲み と 黄色矢印

そのヴァイオリンが借り物ストラディバリウスですわ~

  ★なんと200年以上も前に作られた銘品

日本語ライナーは誤字です 正しくは1727年でしょ~

勝手な推測なんですが、ヘネシールイヴィトン財団の楽器管理者は『チョーッと 待ってヨ そんなに激しく弾いたら壊れちゃうでしょ』と冷や冷やしてステージを見守っていたのじゃないでしょうか~

     いやはや、とにかく この楽曲はスゴイですわ

ソロ以外のパートにも  超ノリノリの楽章もありJAZZファンにも存分に楽しめると思います!!

また、クラシックファンの方々は当該曲をコンサート会場で じっとして聴いていらっしゃるのか(身体でリズムをとるのか)を確かめたい感じですね~

世の中には、まだまだ 楽しめる音楽が潜んでいるようですヨ~   秋の夜長を  お楽しみくださいませ


念願のセルフリフォーム その26

2021年11月17日 | リフォーム

そろそろリフォームネタも尽きてきた感じなので、今回はリフォームではなく単なる工作なんですけど、、、

さんざん苦労して  部分的には3回も漆喰を上塗りして  ようやく少しは見られるかな?程度になった四畳半和室なんですが 、、 前々から 畳 に座って使う文机というか和机が欲しかったわけです。 ネット検索して値段の手頃なモノはイマイチ気に入らないし、かと言って「良いなァ~」と思うものは高額で手がでない   ならば自作してみましょ~ と工作を開始しました。

材料を選ぶのにも、本当に気に入る木材となると矢張り高価になってしまいアレコレ探してみると、手頃な価格の材料が見つかりました。国産天然スギ無垢ボードという板材で三六サイズで4、5千円です。天然モノですから一枚一枚個性があり見栄えが異なりますので、ホームセンターに平積みしてある20枚位を一枚ずつじっくりチェックして一番気に入った(というか一番マシなモノ)を選んでカットしてもらったわけです。

どの板もやたらと節が目立っており、これでも少ない方なんです。また、細く切った材を貼り合わせてあるので  色合いもバラバラで選ぶのもひと苦労でした。

◎  やたらと節があるので、節の穴埋めをやってみました。

     と云っても補修パテを塗り込んだだけなんですけど

で、少しでも見栄えを改善しようとサンダーも購入して、表面のヤスリ掛けを実行。

丸ノコよりは  少し静かな作業音ですが、それでも十分にウルサイ道具ですネ~

しかし今どきは、こういった工具も随分と値段が安いモノがありますネ~ コレなんか3千円そこそこだったと思います ビックリ

   ◎ こんな感じでカットした材料を組み上げていきました。

 

最終的に組立終わると、こんな感じの机になりました~

当初の構想では机の周りには座椅子を並べたいと考えておりましたが、、、

四畳半に80cm四方の机と座椅子を置いたら  物凄く窮屈になってしまうんじゃなかと決めかねており、現在は高反発マット座布団です。

 

※ 現在はムクのままなので、このままにするか  ウレタンニスで仕上げるか あるいはステインで着色してしまうか  等々コチラも決めかねております。ネット検索すると、ワトコオイルとかワックスとか各種の仕上げ方法があるわけですが、今回は以前に玄関の上り框で購入したステインとウレタンニスが残っているので それを使いたいのですが、、、

試しに端材にステインを塗ってみました。 右がライトオーク、左がウォルナット なんですが、どうも色合いが気に入りません   なかなかムツカシイですわ~

今回の作業で一番時間をかけたのは木材の表面仕上げです。サンダーで荒仕上した後に、紙やすりで手仕上げするのですが、節の部分こそやすりで擦れば擦るだけキレイな木目?模様が浮き上がってくる というのは不思議でしたネェ~ 

 

ちなみに、私が初めに購入しようとしたのはコチラです。

   やっぱり  ”売り物”  は完成度が高いですわ!!


念願のセルフリフォーム その25

2021年11月11日 | リフォーム

今回はリフォームというより、単なる『スキマ風対策』です。

現在の築古物件に6月に引越してきた際は、とにかく風通しが良く  真夏でもエアコンなしでも快適に過ごせるほどで、たいへん満足しておりました。

しかしながら、風通しが良い  という事は・・・   

          すなわち、冬は寒いという事なんですネェ~

秋になり、冷たい風が吹き始めると途端に『スキマ風』の威力に恐怖すらいだいております。

  ◎ で、早速にも対策を始めたわけです。

上記は引越し当時のエアコン周囲の様子です。  かなり見栄えの悪い状態でしたので、エアコンの取付位置を変更したり、配管のカバーを取り外したりの手直し作業をしました。

その際、配管の周りに出来た小さな「スキマがありましたが、この程度なら影響ないだろうと放ってありました。 ところが、最近になって寒くなってくると、この「スキマ」からの風がとっても気になるようになってきました。

元々この部分には開閉式の通風孔があり、そこにエアコンの配管を通し 残り部分に蓋を貼り付けた状態だったのです。その蓋も完全に塞いで、その上に漆喰を塗り込んでしまいましたから  今では表面的には、その痕跡は見当たらない状況です。

 

◎  しかし裏に廻ると(ベランダの物置部屋に貫通している)悲惨な状態を目の当たりにできます。

 ★  ここで救世主の登場

子供の頃に遊んだ粘土そのものです。柔らかさも正に粘土そのもので、小さくちぎっては細長く伸ばしては「スキマ」に埋め込んでゆく、楽しい作業を繰り返しました。

  コレは極めて効果的です!! 

        一発で『スキマ風』が無くなりました!!

 

しかし、コチラの南側の「スキマ」を塞ぐだけでは完全な対策ではない様子です。

どうやら  北側洗濯小屋に通じドアにも対策が必要なようです。 

ウチは北側にも小さなベランダがあり、洗濯機を置いて洗濯物を干せるようになっているのですが、ココが「スキマ風」の温床になっているわけです。一応アルミの壁で覆われているですが、上方1/3程度が通風構造になっている為、風はツツヌケであります。

このドアからのスキマ風を塞いでしまえば、かなりの効果が期待できます!

右の黒矢印は、「戸あたりテープ」 というモノで、今回初めて知りました。

上の写真で赤で囲った  黒いテープが戸あたりテープです。コレは前オーナーが既に貼り付けてくれていました。

戸あたりテープは、スキマ風対策はもとより、ドアがガタガタするのを防いだりと中々に便利なテープです。 しかしながら、ドアを閉めても  まだ数ミリのスキマが有りましたので、ドアにも白矢印のようにスポンジテープを貼り付けました。

 

さらには、ドアのヒンジ側にも大きな10mm以上もあるスキマ」が有りましたので、壁側(青囲み)とドア(赤線)の両方にスポンジテープを貼り付けました。

これらの対策により、スキマ風はかなり軽減されました!! 

ドアもグッと力を入れて閉めるようになり、カッチリ閉まった感じがあり『騒音』も聞こえなくなり  驚きの二重効果です。

 

★  あとは、気掛かりな 厄介モノが残っておりまして、、

この  恐らくは不要(?)な通気口を、

      どうやって塞いでやろうか  思案中であります。

       真 冬 に な る 前 に は 、、、


秋の夜長に ベートーヴェンかなぁ・・

2021年11月05日 | 音楽

長く続いた  厳しい夏の暑さ も過ぎ去り、

        ようやく秋の深まりつつある  この頃ですが、、

とは言え、日中は20℃を越える陽気で日差しも強く汗ばむ程でもあります。

それでも夜になれば、めっきり肌寒さを感じる秋の夜長となるわけですネ~

こんな秋の夜長には、とびっきりの音楽を聴くのが一番

 ◎ というわけで始めに紹介するのが、ナント ベートーヴェンですわ

恐らく 多くの方々は、小学生(中学?)時代の音楽室に飾ってあった恐ろしい肖像画の印象と、極めて偏った楽曲紹介による『ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン』の運命と毎年年末になると飽く事も無く繰り返される『だいく』のイメージしかないのではないかと思われますが、、  実は  そんな事は無くて、とっても親しみやすく、かなり気持ちの良い楽曲も沢山ある(私自身も開拓途中です)のです。

コチラはベートーヴェンのストリングカルテット=弦楽四重奏のBOXセットです。

このところリフォームに関してはコストパフォーマンスの高い作業(すなわち安上がりながら見栄えが良くなる)を紹介しておりますが、コチラも御多分に漏れず極めてコストパフォーマンスの高い商品なんです!!  7枚入りCDボックスが送料込みで1200円ほど  ましてや正真正銘の正統派のアルバンベルグカルテットですから、間違いありませんヨ

かつてはモーツァルトの弦楽四重奏のディベルティメントをBGMとして連日流し聴きしておりました。とにかく邪魔にならず、軽やかに流れるような、まさに快適音楽の象徴みたいな楽曲です。そしてコチラのベートーヴェンのストリングスカルテットも、それに近い様な楽曲も多く含まれておりますヨ~ 

果たして、それが正しい鑑賞方法か?と問われると、多分正しくはないだろうと思われますが、、

私の場合は、この全曲集から自分の好みの長調ばかり、さらにはアダージョ系の楽曲のみを抽出して聴いているわけです。 モーツァルトのディベルティメントの場合は4つの楽器が自然に織り合ってハーモニーしているのですが、ベートーヴェンのストリングスカルテットは、そんな簡単なハーモニーではありませぬ!  バイオリンとチェロが異なるメロディを奏でながらも、それらが美しくハーモニーしているという高度な技法が駆使されておりまして、ただ聴き流すだけも良し、 じっくり高度な技法を楽しむも良し、という やっぱりベートーヴェンはスゴイですわ~

 

一気に替わって、コチラは正統派のJAZZです

多分JAZZファンならずとも、デュークエリントンとかカウントベイシーという名前は聞いたことがあるんじゃなかいと思いますが、いかがでしょうか

 ◎ で今回はカウントベイシーの楽曲を紹介します。

中学生か高校生の頃にFMラジオなんかで盛んにJAZZを聴いて自分の好みの楽曲をリストアップしておりました。恐らく その当時に なんて良い曲なんだろ~ と記憶に残した1曲だったと思われますが、、  

それ以来、数十年も時折想い出しては聴きたいナァ~と思っておりました。最近になって再びラジオから、この曲が流れてきて「ああっ  やっぱり良い曲だなぁ!!」 と感慨ひとしお    

昔は、演奏者と曲名が判ったとして早々簡単にレコードなんか入手できなかったのですが、今はチョイと検索したらスグにCDでも配信でも簡単に入手できちゃう便利な世の中になりましたねぇ

この矢印の楽曲が、とっても良い曲です(と云うか、この一曲が聴きたいわけです) 

   ★  ビッグバンドJAZZながら、超スローペース

   ★  なかでもフレディグリーンのギターが秀逸ですわ

あとTpのソロも良いですネェ~ こういったスローの曲だと、やたら歌い上げちゃう というか盛り上がたりしがち?  なんですが、、、

    あくまでクールなミュートサウンドに徹していらっしゃいます  凄腕 

 

最後は 最近のお気に入り!!

ショスタコービッチという作曲家の名前は聞き覚えはある という方もいらっしゃるでしょう

私自身も最近までは名前だけは聞いたことはある程度のことだったのですが、たまたまラジオで耳にしてから一気に惹きこまれております。

クラシックというと先に紹介したモーツァルトとかベートーヴェンなんかを連想して、普段我々が耳にしているポピュラー音楽とは一線を画すモノとして捉えがちです。 そんなクラシックの作曲家ながら、極めてポピュラー音楽にも近い(というかポピュラー音楽の要素を多分に取り込んでくれている)という印象がありまして馴染みやすいんじゃなかいと考えてます。

コチラもコストパフォーマンスを考えCD2枚組です!! (全く意味は無いですがネ)

恐らくは、このピアノとトランペット協奏曲も代表作の一つだと思いますが、かなりの手応えと聴き応えのある大作です。

同じよう?にバイオリン協奏曲やらチェロ協奏曲もあるようです。YouTubeにてヒラリーハンのバイオリン協奏曲を試聴しましたが、なかなかスゴイです!!

実のところ、ショスタコービッチについては まだ殆ど知識が無く偉そうな事は言えませんが、掘り起こしていけば  かなり面白い楽曲に出会える可能性があり楽しみです。

クラシックというと大編成のオーケストラのイメージが強いですが、私としては弦楽四重奏とか小編成の楽曲の方が好みなので今後はそっち系を模索してゆこうと計画しております。

  いやはや、秋の夜長に良い音楽を聴こうとすると、

     いくらでも掘り下げられるわけで

        相変わらず  ドロ沼  にはまり込みそうです~