つい先日、とうとう梅雨入りしたか・・・
と思っていたら
いきなりの梅雨明け宣言!!
6月下旬から 早くも真夏に突入するとなると、今年の猛暑がどれだけ厳しいことになるのか容易に想像できますネ~ 通常よりも約一か月も真夏の時期が長くなる予想ですから、よほど体力に余裕が無ければ乗り切れなくなる かもですわ~
そうなると益々、猛暑の影響から 正統派なる『レコード道』を邁進することが難しくなることが予想されます。
◎ コチラが現在の Garrard #401 の様子
ご覧の通り、ダストカバーの無い状況でありまして、ホコリをかぶりっ放しなのです。
当然ながら猛暑のなかでは、球アンプ = 小型暖房器具なんぞ電源を入れる気にはなりませんから 当然ながらプレーヤーもしばらくは休眠状態に陥るわけでして、せめて気休め程度にもカバーを掛けておきたい と考えまして、、
◎ そもそも元のキャビネットには、ダストカバーが付いておりました
が、しかし、、 完全に割れて、無残な様子でした。
見栄えも悪いし早々に処分してしまおうとも考えたのですが、アクリル製品の工作はやったことが無かったので、この機会にチョイと工作でもしてみようか とアクリル接着剤で貼り合わせたりしてみたのでした。どっちみち完全な破損品なので、壊れようとキズになろうとお構いなしですから気軽に挑戦できたわけで、思いの外上手いこと貼り合わせできましたわ~
◎ 貼り合わせたダストカバーを更に加工
一番上の写真でお判りいただけると思うのですが 拙宅の Garrard #401 にはやや特殊なトーンアームが取付いておりまして通常のカバーが取り付けられないのです。そのトーンアームがキャビネットから後方に少し迫り出しておりますし、高さも台から10cm近くにもなっております。なのでトーンアームが引っ掛かる部分を切り欠いてしまおう という大胆な工作に挑戦しました。
◎ 初めてアクリル板のカットに挑戦
なにしろ アクリル板をカットするのは初めての経験だし、専用の工具=アクリルカッター も持っておりません。ジグソーの替刃にプラ樹脂用とかアクリル板用みたいのがあったので通販サイトから発注したものの在庫切れみたくちっとも入荷しないので、業を煮やして手持ちの工具だけでトライしましたわ
◎ マズは丸穴開けからスタート
ただの一枚板なら気楽に固定できるのですが 長辺が50cm以上もあるアクリルカバーは妙な負荷がかかると簡単に割れそうなので固定には気を遣いました。元々が破損品ですから多少キズが増えたり余計に割れたりしてもそれ程は気にならない という気安さもあってマズは思いっ切りドリルをブン回してみましたヨ~
◎ 案外うまく大穴が開きました
思いの外 アクリル板が柔らかい素材だったので 簡単に20mm程の大穴が開けられました。穴をリーマーで広げている最中は、きっと ある時点で 『ビシッ!』という音と共に、見たくもない亀裂が走る! とドキドキしましたが、すんなりと拡がってくれましたわ
◎ 直線切り部分はピラニア鋸で慎重にカットしました
下に写っている大きい四角が当初の予定のサイズで切り抜いたものです。一つ上の切る前の写真で少し太い黒線が引かれている部分です。なんですが、この時点で現物にあてがってみたところ トーンアームの最高部があたってしまいカバーが納まりませんでした~
そこで急遽、仕方なく、さらに上方にまで範囲を広げてカットしたわけです。その際の切り欠きが上写真の細長いモノなのです。
◎ 仕上がりがコチラ
元々のキャビネットとは寸法が異なっておりますので、横幅が多少大きかったり 奥行が短かかったりしてます。
ダストカバーの目的がキャビネット内にホコリがたまらない事なので、多少の寸法違いは全く気になりませんし、また最近は この手の薄い色合いのスモーク系が割高のようなので、コレはこれでOKって感じですネ
◎ 最後は慌てて ”直線カット” してしまったことが悔やまれる~
少し近付いて見てみると後方のトーンアームを避けた切り欠きの上端が直角になっているのが確認できます。そこだけが今更ながら残念に思っておりまして、、 せっかく20mm位の大穴も簡単に開けられたのに、慌てて直線切りで開けてしまったのは大失敗でした~
しかしながら、初めてのアクリル板のカットが思いのほか順調に出来て良かったですわ~ 何となく予想ではアクリル材は硬くて チョット無理すりゃ『ビッシ!』と亀裂が走ると考えていたのが、実に柔らかく加工がしやすい材料という事が判りました。そしてその柔らかさゆえ、物凄くキズが付きやすい素材でもあるわけでした~
上の写真では見えませんが、この度の工作でも
大胆なキズが
数か所も 深く
刻まれております!!