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LUXMAN LV-103 パーツ交換 Jantzen Z-cap、ニッセイAPS、シリコンカーバイドDi、LGMF抵抗

2016年09月30日 | オーディオ

再びアナログ回帰というわけで、またまたLUXMAN LV-103の内部パーツを交換してアナログ音質の改善(改悪?)に取り組みます。

ここ1,2年にデジタル系機器の度重なる大改造でパーツの特徴について多少なりともノウハウを蓄積しましたので、それらを活用したパーツ選択をしております。

結局のところ 一番影響の強いのが電源とコンデンサーであると認識しておりますので、そこを重点において選んでおります。

というわけで、マズは電源です~

数年前に当時の一番人気だった 日本インターの高速ショットキーダイオードです。元々4本足のシリコンブリッジが付いていたので無理矢理8本の足を絡み併せて4本足にしていたわけです。今回はそれを最近の流行りの シリコンカーバイドDiに交換するわけです。

片面で収まらなければ 裏面(ハンダ面)にも付けてやろうと考えてましたが案外簡単に4本並びましたのでパーツ面だけで出来上がりました(あまりに汚い並び方なので写真は非公開)

で、毎度ながら 本来ならば この時点で画期的な音質変化を確認すべきなのですが、組み合げたりバラしたりが面倒なので 一気に他のパーツも交換してしまいます。

次はイコライザーアンプ部とパワーアンプ部の抵抗・コンデンサーを交換してゆきます。

交換する抵抗は、アルファ金属箔抵抗と通販のビスパから販売されているLGMFシリーズ誤差±0.25%です。

パワーアンプ部の入力部にはアルファの金属箔抵抗(VISHYのVSRには手が届きません)です。

イコライザーアンプ部の交換パーツを取り外した様子です。

抵抗は交換前と交換後でサイズがいっしょなので面倒は無いのですが、コンデンサーがとにかくデカイものに交換するので 果たして収まるのか大問題でした~

これらが交換するコンデンサー JanztenのZ-cap standard とノンポーラー電解コンです。

赤いフィルムコンは、ニッセイのAPSです アキバのガード下の名店にて購入  部品面だけでは収まらず(C2117と記されているコンデンサー部分)裏面に取り付けました。

さらには 無極性電解コンもデカイです。

こんな状態で、かなり無理矢理な部品配置になってしましましたが なんとか予定のパーツ交換は出来上がりました。一部は回路図に記載してあった数値と異なるモノがあった為 再度のパーツ調達が必要になっております。

で、、、 肝心な音質の変化ですが、、、

これだけ一気に多数のパーツを交換してしまうと、実際のところ何が何だか解らないという感じです。

ただし、電源のシリコンカーバイドDiの交換の効果は絶大でありまして サウンドの余裕と言いますか、苦しさが一切ない=余裕で低域から高域まで伸びきっている感じです。Dレンジの拡大というか静けさが深くなり、残響音がよりクッキリした感もあります。パワーアンプの改善は明確なものの、イコライザー部の改善が???です。というのも、ここ数年はほとんどレコードを聴いていなかったので比較しようがない感じです。それに新しいコンデンサーが真価を発揮するには経験上数か月は要すると思っておりますので、まだしばらくはエージング時間といたします。

秋の深まりととも、アナログのお楽しみも深まるという感じです~


久々に アナログ礼賛 伊豆甘夏納豆売り Juilliard Quartet、LIVING STEREO、PAUL CHAMBERS

2016年09月22日 | オーディオ

ひょっとすると2年振り?かも知れませんが、、、

物凄く久し振りに MICRO DQ-7 に電源を入れました!!

果たして 無事に 回転するのか?と不安いっぱいでしたが、見事にイッパツで静かに回転し始めてくれました。

カートリッジはコチラも多分2年前に入手したaudio-techinica AT-33PTG/II であります。購入後はそれ程使用していなかったのでエージングもまだまだって感じです。

で、今回は かねてより所望していた レコードが遂に入手できたので、重い腰を上げてアナログ回帰というわけです。

そのレコードがコチラ

オーデイオ愛好者とかJAZZやCLASSICファンには見向きもされない種類のレコードでしょうけれど、このなかの一曲『伊豆甘夏納豆売り』という名曲(あくまで私自身の基準で)が、どうしても忘れられず数十年来 欲しいと思い続けて、とうとうアナログ盤で入手できたわけです。

で 実際に その曲を聴いてみると、、、   なぜでしょうかねぇ?  それ程 感動的でもなかった~

というか、ある意味では ブラジル録音という事と参加ミュージシャンが豪華だということで、音質に過度の期待をかけていたからでしょうネ、きっと・・・

お口直し にストリングスカルテットでも聴いて気分を治してみようと、同じ業者から つ い で に 購入したジュリアード クアルテットを聴いてみましょう

以前ならばモーツアルト一辺倒だったわけですが、この頃は選択範囲を広げて時代も国も問わず色々な作曲家の作品を聴いておりまして、ドボルジャークなんかも好いですねぇ~

こうなると、もうチョット気分を換えて異なったレコードも試してみたくなりまして

かつての銘録音盤の代表格 RCA の LIVING STEREO シリーズの中から1枚です。ペレス・プラードが "これでもか!" と言わんばかりに唸りまくります!!

いやはや、やっぱり 実にうまい録音ですネ  流石!!  盤面からのノイズも少ないです。

      そ ん な こ ん な で     最 後 の 1枚 が  コ  レ

ポールチェンバースと言えば BASS ON TOPが有名ですが、実はコチラも結構スゴイです。

特にB面 最後の曲 DEAR ANN は、アルコ奏法というんですか弓弾きでメロディを奏でるのですが、コレが凄い。これこそ レコード というか アナログ の極み?と言いましょうか、、、    このベースサウンドをデジタルで再現しようとすると、かなり相当なる機材を揃えなければ不可能だろうと思われます。音圧というか、分厚さというか、重みというか、空気感?ですかねぇ・・・

やっぱり アナログは良いですねぇ~   まさしく


DENON DVD-2930 レーザーピックアップ交換、さらに HDMI の壁

2016年09月12日 | オーディオ

数日前に、ebayにて調達したレーザーピックアップがシンガポールから到着しました!!

いつもならば注文してから到着までは待ち遠しくて楽しみに待つのですが、いざ到着してしまうと "安心" ?してしまうのか 作業に取り掛かるまでに随分な時間がかかってしまうのが「常」なのですが、、、             なぜか今回はチャチャっと交換作業に取り掛かりました。

交換作業自体はサービスマニュアル通りに簡単に完了したのですが、そのままではディスク読み取りが出来ませんでした!!        コ レ は 一 大 事  ! !

これまでに DENON DCD-1650AZ、MARANTZ SA-8260、DENON DVD-2900 などのレーザーピックアップの交換作業を実施してきましたが、交換してイッパツで読み取りが出来ないという事態は初めてです。

しかしながら、ヘェ~ なるほどネェ~ と至って安心して対応できました。 と言うのも、Youtubeにて交換作業の実際映像を眺めていたので、"どこ" を "どうすればいいか" が分っていたわけだからです。その調整というのは サービスマニュアルには一切説明がなく、映像を確認していなければ一気にアタフタしたことでしょう。

レーザーアライメントなんでしょうかねぇ?  ピックアップを支える2本のシャフトの高さを調整することで、ディスク盤面とレーザーの照射(受光)角度を調整するという 極めてプリミティブ?な(いささか野暮ったい)メカニカルな調整なのです。

かなり微妙な調整でもありますが、何度か調整すると CD、DVD、SACDとも読み取れるようになりました!!   やはりSACDが一番読み取りが難しく、チョット調整がズレるとSACDのレイヤーが読み取れず、通常CDレイヤーしか読み取れず通常CDになってしまいます。

  まあ、そんなわけでレーザーピックアップの交換作業は無事に終了できました。

 

で、さっそく 早速 

楽しみにしていた SACD や dvd-audio のデジタル音声出力を同軸ケーブル経由で ES9018dual DAC にぶち込んで スッゲー 音 を聴いてやろうとセッティングしたところ、、、

アリャ~   なんと、なんと、、  同軸端子にデジタル音声が出力されるのは通常CDだけでした!!  せっかく期待して、わざわざマルチプレーヤを準備したのにデジタル音声はCDだけ! DVDもSACDも対応していなかったわけです!!    これには参りましたネェ~    降 参 で す ~

   ここで現れたのが、HDMI という耳慣れない 得体の知れない 信号形式です!!

映像と音声を同じラインにシリアルデータとして伝送するものらしい?ですが、複数の機器の接続には便利なモノのようですネ。DVD-2930の回路図を眺めると、このHDMIを送信するためのチップ(結構デカイです)がありますし、受けるには専用のレシーバチップが必要なようです。

 このHDMIに関して ネット検索をしていると、このHDMI信号から音声信号だけを同軸で出力してくれる便利な機器が見つかりました!!  

国内品ではSANWAから400-SW-15という製品が この機能をサポートしているようですし、実際に使用者のコメントも確認できました。  ならば海外では どうかな? と、毎度ながらのebayにてHDMIセパレーターとかHDMIスプリッターなどで探すと 、目移りする位に多種多様な製品が出品されておりますわ~  金額も手頃(サンワの半分程度)なので ebayで調達することにしました。

ただし、これらの製品は どちらかというと映像を複数台に分配することがメインの機器なので 果たしてピュアオーディオ系として利用できるかどうか?は全くの未知数。

何しろ HDMIはかなり高い周波数で伝送されているし、ハイレゾ音源で諸悪の根源とされるジッターに関しても恐らく何も対策はされていない(わずか数千円の製品ですから)でしょうから、なんとなく音が出てればOKくらいに考えておきます。

    それでは、HDMIスプリッターの到着を  楽しみに待つことといたします~


SINGAPOGE・・・?からの小荷物 & 新たな教材か? DENON DVD-2930

2016年09月09日 | オーディオ

待ちに待った 小荷物が到着!!

が、しかし、、、  SINGAPOGEって???どこだ~          どうやらミスプリントですネ

数週間前に毎度のeBayにて香港の業者からパーツを購入しておりましたが、発送地はシンガポールだったようです。

毎度ながら 荷物は「Gift 贈物」ということで、値段が$5となっておりました。

さっそく開封しますと、

さらに詳しく見てみると、、、

そうです、光学ドライブのレーザーピックアップを入手しました。

で、コレを少し前に入手したコチラの機器に使用しようと考えております!!

DENONが2006年ごろに発表したマルチプレーヤの中級機種 DVD-2930 です。

なにゆえ 今さら マルチプレーヤかと言いますと、、、

ハイレゾ、ハイレゾと96/24や192/24の高解像度を追い求めるうちに、果たして過去のdvd-audioとかSACDってのは、比較すると どうなんだろうねぇ・・・??という単純な疑問が沸いてきたというわけです。

これまでにSACD対応機種としてMARANTZのSA-8260とか DENONのDVD-2900を整備したことがあるのですが 現在両機とも手元にありませんので、新たな機材が必要になったのです。

恐らくレーザーピックアップの交換だけなら それほど時間もかからないでしょうけれども、いざボンネットを外して内部の基板とか眺めると、次から次から交換したくなるパーツが目に入ってくるだろうから、、、    作業に取り掛かるのが つい つい 億劫になります~

          レーザーピックアップの交換作業に いつ取り掛かれることやら??

                             お 楽 し み は        続   き   ま   す   ~