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THORENS トーレンス TD 320 その2

2024年06月08日 | ターンテーブル

つい 勢いに乗ってしまい入手した THORENS TD320 なんですが、、

アームレス、すなわちトーンアームが付いていない状態で お安く入手した為、後からトーンアームを取り付けなければなりません。

なのですが、トーンアームというパーツにも驚くほどの種類がありまして値段もピンキリでございます。

が、しかし、程度の良好なモノは案外と高値(数万円~)で取引されております。確かに専門メーカーが発売する現行新品モノも流通しているわけですが、マニア的には70~80年代頃のアナログ全盛期の時代に メーカー各社が高性能・高機能をうたってしのぎを削っていたモノを珍重したいわけ。ヤフオクでも当時からの人気商品(発売当時の価格が4、5万でも)ともなれば軽く10万円を超える価格で取引されておりまして、とても手の届くモノではありませぬ!!

  今回 入手したトーンアームは MICRO精器 マイクロ 

コチラは長年愛用しておりますアナログプレーヤー MICRO DQ-7 のメーカーから売り出された初級クラス(?)のトーンアームになります。当時の人気メーカー(今でも人気の機種が沢山あり)でもあり、工作精度や品質には定評もありますから50年近くも前の製品でも大丈夫だろうと思いますし、どちらか言うと不人気の機種なので比較的安価に入手できたわけです。

トーンアーム取付の前にやっておかなければならない事として、、

  RCA端子を取り付けました

ターンテーブル全体を引っくり返した裏側です。上方の中央付近に金色の板にRCA端子が2個並んでいるのが見えるでしょうか コノの端子にトーンアームからくる極細のフォノケーブルを接続しまして、そこからラインケーブルに接続するというわけです。

写真で見るとマァマァ美しく見えておりますが、他の工作で余っていたアルミチャネルの切れ端=端材を利用しております 正にドンピシャのサイズに納まってまりますわ・・

  このあと コチラのMICRO精器の MA-303 を取付けるわけですが、、

兎にも角にも、トーンアームケーブル?と云うか フォノケーブル?なのか、この極細の電線処理が 超難儀でしたわ~

果たして、上手く伝えられるかどうか判りませんが、コレらの線がどれ位 細いのかを説明してみますと、、

一番上が、私の一番のお気に入りのラインケーブルでありまして 国産メーカーaet社のHIN LINE TWIN というラインケーブルです。コチラは太くて硬くて取扱いも厄介ながら、抜群の高音質(超高S/N超ワイドレンジ)なのであります。

真ん中が、今回初めて使用する 国産新興メーカーTOP WING社のFLEX という細さ が ”売り” の新型ラインケーブルです。オーディオ評論家・レコード蒐集家の田中伊佐資氏の朋友?であり超鋭敏なる音感覚の持ち主の菅沼先生が監修されてモガミケーブルが製作したラインケーブル  細さから云えばラインケーブルというよりフォノケーブルに近い感じ

一番下が米国Cardas社の本格的なフォノケーブルです。少し前にヘッドフォン用のケーブルにできないかと購入したものの、その余りの細さに一般的な使用は無理だと諦め そのまま放置しております。 

  もう少しだけ拡大して比較しますと、、

外径でも随分と太さが異なるわけですが、内部の信号線に関しては aetTOP WING では極端な差がありまして、TOP WING の信号線は細すぎて処理が難し過ぎる!! 被覆を剥がす際に、少しでも強く切るとスグに線自体を切ってしまう そのうえ被覆が妙に丈夫な素材で出来ており、被覆だけ切るのが極めてムツカシイ!!

  本物のフォノケーブルでは加工する気さえ起こらない

上の写真でも多分ご理解いただけると思いますが、Cardasのフォノケーブルは TOP WING の信号線よりも さらに一段と細くなっております。恐らく多くのフォノケーブル(トーンアームの内部を貫通しつつアームの動作に影響を与えないような細さ)はこの程度の細さだろうと思います。もうこうなると 老眼鏡が必須で かつ指先の動きも衰えてきている高齢者には ほとんど手が出せない もうムリ

  と云うワケで、どうにかこうにか アームから出ているフォノケーブルとTOP WING を接続

ここで大いなる疑問がありまして、、

簡単に考えるならば、左右L+Rで それぞれの+と-だから 4本の信号線 とアースGND線で合計5本の電線が出てれば判り易いのですが、コチラのMA-303から更にもう1本 合計6本の電線が出てきております。上の写真では ”謎の1本” を丸結びにして区別しておりますが、いったい何の線なのでしょうか??

考えていても答えが見つかりそうもないので、トーンアームの仮止めとフォノケーブルからラインケーブルへの接続処理だけを仕上げてしまいました、この後はトーンアームの位置調整が必要になるだろうと予想しておりますが、、

果たして順調に進むのでしょうか・・

新たな挑戦は まだまだ 続きそうです

トーレンスのプレーヤは

  いつになったら聴けることやら~

 


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