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念願のセルフリフォーム その29 トイレ 壁紙

2023年06月26日 | リフォーム

既に引っ越してきてから2年も経つのですが、、

いまだに 思い出したように 地味にリフォームを進めております。

他人の家のトイレ内なんてのは、多くの方は興味の無い事かも知れませんので適当に読み飛ばしてもらえれば十分です~

  マズは今回、迷いに迷った挙句に ようやく決定した壁紙

果たしてトイレ内にこのような派手な色合いがあっても良いものか? 落ち着いて用を足せないんじゃないか?という非常に大きな危惧があったのですが、思い切って貼ってみました。

コチラの壁紙は『闇夜に輝く竹林の幽玄な美しさをイメージした和空間を華やかに盛り立てるデザイン』という有難いキャチコピーで紹介されてました。

壁紙を選ぶにあたってネット検索し様々な知恵を得たのですが、例えば正面の一面だけを少し冒険的な色合いの壁紙を選ぶ=アクセントクロス という手法が流行っているのを知りました。それならば一面だけは突飛なデザインでも納まる?だろうと素人考えからコチラに決めたわけです。

 そもそも何故にトイレのリフォームを実施したかと云いますと、、

築古物件 すなわち昭和の時代に建てられた団地というのは 給水・排水の水道管類がむき出しに施工されております

それ故、何とかしてそれら目障りな配管類を目立たなくできないか!? という大命題を解決すべくアレコレと考えを巡らせたわけです。例えば、それらの配管よりも 更に興味をひかれるモノが有れば 視線や興味は其方に向かうのじゃないか? とか、戸棚や収納に見えるような箱状のモノで覆ってしまう とか色々アイデアがでてきました~

また照明器具の取付位置が正面壁だったので天井取付に変更すべく、いったん壁をほじくり返して その後に穴を塞いでやりましたわ

 ◎ 下写真が施工前です。

特に正面壁の上方、左から水平に伸びている配管と右側の垂直にそびえる太い配管が目障りなのです。

当初は それらを目立たなくする為に、正面壁の上方に両サイドまで広がる大きな収納棚を作り付けようと考え 頃合いの収納棚がないかとホームセンター巡りやネット検索を繰り返しました。なかなか手頃なサイズなモノが見付からず、どうしたものか?と思案しましたが矢張り それだけ大きな箱が目の前に迫ってくると余計に狭さが際立ってしまう という結論に到達 

 そんなかんなで、当初予定よりもシンプルな造作にすることで納得

  施工後の様子

一応は仕上がりました~ しかし、何しろ 狭い中に配管があったりデコボコも多いので壁紙貼りも極めて難しかったですわ 上写真でもハッキリ判りますが、右側に目障りな太い配管が立っております。その垂直にそびえる太い水道管については苦肉の策として箱状に覆ってしまう作戦を敢行

この太い配管の周囲を木枠で囲み

その木枠にベニヤ板を貼り付け、その上に壁紙を貼り付ける という作戦

 が、しかし、、

 せっかく ここまで算段したものの

ここまで大袈裟にすると却って この柱の存在感が目立ってしまい、余計に目障りになるような気がしてきたので思い切って却下!! 止めます

  というわけで、最終案というか現状はコチラ

  因みに正面壁のアクセントクロス以外の左右壁の壁紙も 迷いに迷った挙句の選択として

コチラも素敵なキャッチコピーで紹介されておりますヨ~

未来永劫と平和な暮らしへの願い」が込められた青海波紋 光が注ぐようなデザインで希望を表しました との事。  

光の反射具合によって透かし模様的に金色の扇子模様が浮き出すのが 粋 な風情です

結局、大掛かりな収納棚は止めにして シンプルな桐板の棚を二か所に設けました。

実は今回のリフォームは 昨年の秋頃から始めた洗面所・トイレを併せたリフォームの最終段階だったわけです。

洗面所に貼った壁紙がイマイチ 気に入らない感じがして 一旦そこで頓挫していたのですが、、 数か月の時を経て 見慣れてしまったのか?次第に不満を感じなくなってしまったので ついでに洗面所の反対の壁も前と同じ壁紙を貼ってみました

天井にライトを設置するための配線が垂れておりますが、、

ここまでスタートから半年以上も要しましたが、、マァマァ 一応の完成という事にします。

半年以上も壁紙が破れていたり ドアの取っ手が無い状況だったので、少なくとも現状のキレイな状態は大満足であります!!

 


蘇る 休眠盤CD DCD-1500AE+ES9018 King Crimson,STANLEY CLARKE,FOUR TOPS,Phoebe Snow,

2023年06月18日 | 音楽

すっかり放置されたままになっていた休眠盤死蔵盤CDを蘇らせ、改めて その美音に聴き入る という新たなお楽しみを味わっているこの頃ですが、、

その通常盤CDを美音で再生させるのが DCD-1500AE+ES9018 のコンビなのですが、そのD/AコンバーターであるES9018には前々から気になっている機能があります。

コチラがES9018 のディスプレィ部なのですが、中央下列と下列の右端 の文字が押しスイッチにて切り替えが可能なのです。上写真の状態では、『LLBW』と『FIRーFAST』と表示しております。

コレらが何を示しているかと云うと、、

というように、中央下列が”DPLLのバンド幅” 、下列の右端が”フィルターの特性” を表示しているわけなのです。特に ”DPLLのバンド幅” というのが難しくて 正しくは理解できておりません。  そもそも PLL とはクロックの周波数を分周したり逓倍する際に使われるモノじゃないか?と思うのですが それさえも十分には理解していないので、更なる上級回路となると 手も足も出ません。

唯一 判っているのは、このバンド幅には8種類もの選択肢があり LowestからHighestまでの7種類に加え、AUTO(恐らくは信号により最適値を自動選択) というわけです。前回にも書きましたが、以前の半導体アンプの頃は これらのバンド幅による音質差は全く聴き取れなかったのですが、完全なるA級動作である球アンプで聴くと 少しは違いがあるのが判ります。聴く楽曲の録音状態にも影響される感じなのですが、いくつかの組合せを試したところ上写真の ”MHBW” すなわち Mid High Band Width とフィルター特性をファスト FIR=FAST が好ましい感じがしたのですが、残念ながらネット検索からのレビューだと、何より Lowest が一番良好である との記述が多いので差当りは Lowest を選択し、フィルター特性は FAST を選んでおります。

 

と、マァ 再生装置の設定に関してはそこそこにして本題の休眠盤死蔵盤なんですが、、

 浪速のバルトーク”  日本作曲家選  大栗 裕 Hiroshi OHGURI

外国人が捉えた日本というと、中国なのか何処なのかよく判らない 奇妙な雰囲気の楽曲も多いのですが、、 コレらは我々日本人が海外に向けて コレが日本のイメージですよ と伝えるに十分な楽曲だと思います。恐らく今から25年程まえですかネェ、、当時はしばしば横浜のタワーレコードに通っておりまして普段はJAZZコーナーをメインにCDを物色しておりました。で、ひとしきりJAZZをチェックしたあと気分転換がてら階下のクラッシックフロアも一回りするのをルーチンにしており たまたま日本人作曲家の特集に出くわした という感じでした。それまで日本の古典音楽は、武満徹氏の雅楽作品みたいなモノしか知りませんでしたからオーケストラで日本を表現している楽曲は非常に新鮮に聴こえて迷わず入手した ものだと思います。しかし売り場で独特の高揚感?のなかで聴く試聴機からの楽曲も、落ち着いて自宅のショボいステレオで聴くと 全然つまらなく聴こえて、そのまま放置 という図式

しかし前よりは美音で聴ける環境(システム)となり 改めてコチラを聴いてみるとビックリ!!

CDのタイトル帯には『故 朝比奈隆が全幅の信頼を寄せた”浪速のバルトーク”』という素敵なキャッチコピーが書いてあります。  聴き始めると、いきなり私の大好きなショスタコービッチのヴァイオリン協奏曲 かと思わせるような激しく複雑な旋律 いや~ 日本にも こんな楽しい楽曲を作曲してくれる先生がいらっしゃったわけですネ~ しかも存分に日本をアピールするフレーズもふんだんに盛り込まれてます。  スタランビンスキーとショスタコーヴィッチは私の好みですから何曲かは聴いておりますが、残念ながらバルトークは認知度・知識ゼロですから判りませんが、、 なんとしても素晴らしいです!!

  黒人ソウルのコーラスグループ FOUR TOPS フォートップス

前回では黒人のソウルバラードのダイジェスト盤を蘇らせましたが、もう1枚 出て来ましたヨ~ 恐らくは同じ頃に入手したのだろうと思います。黒人のソウルバラードには ”胸がキュンとする切なさ” があり、極めつけの1枚が欲しかった  のですが、、 前にも書いたように30年前とかには検索も配信も無く、情報も極めて少なかったわけで どれを選べば良いのか判らなかったわけで『賭け』で選んだのがコチラだった と思います。しかし自宅のショボいステレオでは期待外れのサウンドでガックリし そのまま放置     

改めて聴き直すと コリャ 良いですわ  録音も良好で まさしく分厚く奥深い モータウンサウンドって感じです  かなりキュンときます~ 

オーディオ雑誌で絶賛 必聴盤! King Crimson / Red キングクリムゾンのレッド 

もとよりロックには興味が無く殆ど聴く機会も無かったのですが、、 何かのオーディオ雑誌で、ジャンルを問わず必聴盤である旨の解説があり そこまで云うのなら試しに買ってみようと入手 

キーボードなしのギタートリオ  たった3人だけの演奏なのに、この分厚いサウンドは何なのだろう? 確かにスゴイ迫力ですわ!! 従ってこのアルバムを存分に楽しむには 薄っぺらなサウンドの半導体アンプではなく思いっ切り分厚いサウンドを再生できる重厚なシステムが必要でしょ~

更には通常盤ではなく 24bitHDCD仕様を奮発。にも拘わらず、矢張り自宅のショボいシステムでは太刀打ちできず ガックリきて そのまま放置

コチラは改めて聴き直しても、ウチのシステムでは どうも違う って感じですねぇ・・ ウチでは粗暴な迫力がでません  ロックも難しいわけです

 

  入手困難な盤と云われた STANLEY CLARKE JOURNEY TO LOVE スタンリークラーク

音楽雑誌だったか?オーディオ雑誌だったか? 或いは音楽紹介本だったか?  何かの本でコチラのスタンリークラークジャーニ トゥ ラブ というアルバムは入手困難な盤だから もし見つけたら絶対ゲットすべし! みたいな記事(恐らくは20年以上も前)を読んで、ヘェ~ そりゃ 見つけたら入手しよう と思い、結構苦労して入手したような記憶。 しかしながら近年はアナログ盤でもチョクチョク見掛けるし どうって事ない様子もあり、あの記事を書いた評論家は今どうしている?

コチラも他と同様で、せっかく苦労して入手したのに自宅のショボいステレオで聴いたら思いっ切り期待外れで そのまま放置 という感じ

  が、しかし、、 

     コチラをあらためて聴くと、、 

          コリャ スゴイ!!  

もしかすると所有するフュージョン系CDでのナンバーONEかも? スタンリークラークがリーダーとなって ギター、キーボード、ドラム、ブラスセクションとそれぞれが超一流の凄腕ミュジシャンが入れ代わり立ち代わり 

チックコリアも御自身のリーダーアルバムだと何となく”力み”が感じられる気がするのですが、コチラではゲストという気楽さ?もあり完全にリラックスしてスタンリーとマクラフリンとの共演を楽しんでいる雰囲気で、こんなに軽やかなコリアは他では聴いた事がない位  このトリオ演奏の何という強力なドライブ感 ドラムもパーカッションも無いギター・ベース・ピアノだけのトリオなのに 凄まじいほどグイグイ引っ張られる疾走感  数曲に マエストロ = スティーブ・ガッド先生も入っているわけですが、当然というか案の定というか 絶頂期のガッド先生は唯一無二、他の追従を一切寄せ付けない 最高のノリですわ 圧 巻

   多分コチラも雑誌のオススメだったかも? PHOEBE SNOW ヒィービースノウ

恐らくはコチラも雑誌の新譜CDの紹介で絶賛されて入手したのじゃないかと思われますが、、

この表紙からすると 多くの人が手を伸ばす ようには感じには見えませんけどねぇ・・ それを押し切ってまで入手した所からすると よほど強力にプッシュされたのかも?? そこまでしても 自宅に戻り ショボいステレオで聴いたら やっぱり期待外れ だったのでしょ~ すっかり存在すら忘れ去っておりましたわ

 で、あらためて聴き直すと、、 

    コレも また ビックリ ですわ!!  

         スッゲー音が良い

それもそのはず、私の大好きなプロデューサー兼エンジニアのPhil Ramone フィルラモーン でした 更には凄腕ミュージシャンも豪華参加しており、コレが悪かろう筈がない!! 

 ※ コチラも最高のフュージョン系アルバムでしたわ~

 

いやはや今回は実に大収穫でした

過去にショボいシステムで聴いてガックリきたCDが、現行の球アンプと多少まともなプレーヤで聴き直したらビックリする銘盤(自分にとって)だった事が判明しました

まだまだ発掘するお愉しみが埋まっているようです~


蘇る 休眠盤CD DCD-1500AE+ESS9018 Todd Rundgren,SOUL BALLADS,Helen Merrill,etc

2023年06月14日 | 音楽

球アンプに 目覚めて そろそろ1年になりますかねぇ・・

それまではトランジスターアンプでハイレゾサウンドを追及をしてきたわけで、とにかく解像度を上げる事が課題でした それゆえ16bit/44.1kHzの通常盤CDをそのまま再生する事はなかった。ところが”球アンプ”を使うようになって、解像度アップよりも『音楽そのものを美音でゆ~ったりと聴く』ことを楽しむように代わってきたわけで、再び通常盤CDを再生するためにDENON DCD-1500AEを入手したわけでした。そのDCD-1500AEは単体でもそこそこのレベルで楽しむ事は出来たのですが、そこは悲しいかな マニアの性癖( さ が )が沸き起こり D/Aコンバーターを繋いでみたらどうなるだろう?という冒険心が!

コチラも数年間放置されたままになってきた かつてのD/Aコンバーターの最高峰と云われたESS9018 が登場  

 DCD-1500AEのDIGITAL OUTから同軸ケーブルを通して上側のESS9018に接続

いや~ コリャなかなか良い組合せでしたわ!!

ネット検索ではDCD-1500AEをトランスポート使用しているレビューもあったりするので 同じような考えも方もいらっしゃるようで安心しました 以前このD/Aコンバーターを常用している時には各種フィルターの切替によるサウンド変化が全く判らなかったのですが、完全なるA級アンプであるシングル球アンプだと わずかな違いまでも聴き取れるのは驚きです

  現状のシステムがコチラ

アンプが小振りで 見た目には物足りない感 はあるもののサウンド的には マズマズの上質サウンドになっておりますヨ~

  で、ココからが本題なのですが、、

こうして通常盤CDを楽しむシステムが整ったところで、死蔵盤?というか 休眠盤?と云おうか  数十年以上も放置され 二度と聴くことは無いと思われCD棚の隅っこに追いやられたCDを発掘してみたわけです

購入時には それぞれに思い入れがあって、期待を込めてプレーヤーに乗せたものの 自分の期待していたサウンドとは異なるモノが現れ ガックリきてそのまま放置 という感じ

  コレはスゴイぞ Todd Rundgren トッド ラングレン

ご本人やファンの方には全く申し訳ないのですが、トッド ラングレン については知識が無いのです。その当時(多分80年代後半)、ヨーロッパ系の若手ミュージシャンバンドがラテン系ビートを込めたファッショナブルサウンドが流行っていて WORK SHY というバンドの『 I SAW THE LIGHT 』という曲が何かのCMに使われヒットしてました。 その作曲家がトッドラングレンと判って、きっとこの人なら相当スゴイ曲があるに違いないと考え 六本木WAVEで物色して入手した記憶です

今と違って、昔はネット検索も配信も無いので未知のアーティストの作品情報なんてのは音楽評論家の雑誌記事とかラジオ番組の特集でもなければ得られなかったわけでCDを選ぶのも『 賭 け 』みたいな感じでした。恐らくは自身の期待とは異なるサウンドだったので放置されてきたと思いますが、コレは録音状態も良好でスッキリと伸び伸びした快適サウンドですわ~ ロックながら深みも感じました~

  ソウルトレインなんてTV番組もあった SOUL BALLADS

曖昧な記憶ながら、恐らくは70年代後半から80年代にかけてディスコブームがありましたねぇ・・ 薄暗いダンスフロアにけたたましい大音量の音楽とミラーボールの目まぐるしい照明のなか踊りまくる  黒人の男女が次々に激しいダンスを披露するSOUL TRAIN ソウルトレイン というTV番組もありました~

ダンスミュージックはアップテンポでしたが、黒人ボーカルが ゆっ~たり と歌い上げるのが SOUL BALLAD ソウルバラード でして コレもなかなか 渋 い 趣 き のある音楽です。結構 奥が深くて極めるのが大変だったので手っ取り早くダイジェスト的に聴いてみたのがコチラ  黒人独特の 切なさ?というか、訴えかける ように歌いかけてくる力強さもキュンときますわ~

  たしか、 ニューヨークのため息 Helen Merrill  ヘレンメリル   

コチラはJAZZファンなら御存知の有名盤ですネ 本来ならばブルー系の顔写真のアルバムなんですが、恐らくはコノ盤の方が安かったのだと記憶。 安かったせいか音質が良くなく MONO盤だったこともあって そのまま放置してあったのだと思われます  球アンプで聴くと、ボーカルがより一層 魅力的に聴けるので、同じ盤でも 美声が耳元に迫ってくる感じ  まさにニューヨークのため息 ですわ!!

  ブラジルの民族音楽 BRAZIL ROOTS SAMBA

多くの方々はブラジル音楽と云えば サンバ、ボサノバ と連想されることでしょう そして恐らくはボサノバの方がより知れ渡っているので 多くはボサノバを思い浮かべているだろうと思います。ボサノバは新しい音楽なので、サンバよりも 洗練され おしゃれな雰囲気のサウンドになってるわけです。

記憶が定かではないのですが、、 何かの雑誌で音楽の新譜CDの紹介で評論家?が賞賛していたのでわざわざ探して入手したCDだったと思うのですが、思いっ切り期待を裏切られたのだった と思います。当時 私自身もサンバとボサノバを混同しており 洗練されたお洒落な 音楽を期待したわけですが、コチラは本物のサンバだったわけです。本物のサンバとは表題に書いたようにブラジルの民族音楽なわけで 我が国で云えば民謡みたいな感じでしょうか、なので土着の感じが強くドッシリした印象です 洗練された軽やかなサウンドではないのです!! コチラも球アンプで聴くと 暑く濃密な空気感を感じます

  ラウンジ サウンドも流行りましたネ~ JAMES LAST

コチラは80年代後半ですかネェ~ 世間一般にはなっていませんでしたが、一部の音楽ファンにはLOUNGEラウンジ というジャンル?(カテゴリー?)が結構 流行っておりました

そんな当時 タワーレコードとかには LOUNGE ラウンジ を集めたコーナーとかもあったような記憶がありまして 恐らくはそこで入手したと思います。しかし全体的に何となく単調な雰囲気でヴァリエーションが少ない印象で そのまま放置   改めて ゆったりとそれぞれの楽曲を聴き込んでみるのも球アンプならではの お楽しみ という感じですかねぇ

  コレは古い フュージョン DAN SIEGEL ダン シーゲル

コチラはひょっとすると1982年に初めてCDが一般発売されるようになってから、それほど時間が経たずに入手したものじゃないかと思います(あくまで曖昧な記憶ですから真偽のほどは??)

CD発売早々は それほどタイトルも多くなく、コレ欲しい! と感じる盤が少なかった。そんな折に、ようやく発売されたフュージョン モノです。レコードでは聴いていた盤なので マア期待通りだったような・・

その後は新譜発売が本調子になり毎月ドッサリ発表されるようになり、早々に新譜CDに圧されて隅っこに追いやられたものと思われます。 当時は海外旅行なんて夢の夢みたい感じで、こんな白砂のビーチの小屋なんてのは遠い夢の世界でした~ 

 

いやはや、まだまだ休眠盤やら死蔵盤が CD棚の隅っこに放置されておりますので まだしばらくは お楽しみが続きそうですわ~ 


DENON DCD-1500AE やっぱりCD専用プレーヤー

2023年06月05日 | オーディオ

このところDENON DVD-2930 にてCDに秘めらた美音を楽しむ日々でしたが、、

球アンプで ゆーったりと音楽を楽しむようになり、CDにも魅力的なサウンド(16bit/44.1Khzにも関わらず)が潜んでいるのが判明したわけです。

それで そのままDVDプレーヤーで楽しんでいりゃ話は簡単なんですが、そこはマニアの悲しい精神(サガ) 矢張りマニアの探求心が黙っておれない!! じゃあ本物のCD専用プレーヤーならば、ひょっとすると もっと素晴らしい音楽体験ができるのでは?? という探求心が沸き起こってきたのです。

そう云えば、数か月前に ある方から連絡を頂いておりまして、中古のDENON DCD-1650AE を入手したが 相当に素晴らしく是非ともオススメです との事 何らかの理由で不人気機種となっており中古価格も随分お安かったらしい  

それならば便乗させてもらうべく、DCD-1650AEに狙いを定めて格安中古品を物色

そうしたところ とある熟練マニアからのレビューにて その下位機種である DCD-1500AE の方が位相ズレの少ないストレートな音が聴ける という評価が目に止まり、気持ちは一気に DCD-1500AE へと向ってゆきました~

ヤフオクにて、運良くも『外観良好、CD・SACDとも読み込み不良、付属品ナシ』という中古のDCD-1500AE 要修理品をゲット(落札価格:7700円)

恐らくは(願わくば) レーザーピックアップさえ新品交換してしまえ読取りも良好になるはず との目論見 更にラッキーなことにコチラの機種用レーザーピックアップ MOP-1200W は物凄く安い 

   ナ ン ト 送  料  込  み で1000円以下(Amazonにて711円)

 

   早速  落札したDCD-1500AE を開腹

マァ確かに ウチのかつてのリファレンスマシンだったDCD-1650AZに比べると、思いっ切りコストカットされている感じ しかし、ある意味で この潔いコストカット策がストレートなサウンドに結び付いているのかも? アチコチ観察しているとムクムクと改造魂が呼び覚まされてきましたが今回は我慢 忍の一文字

と云うのも メーカー製品は、開発・設計と製作にプロデューサーが加わって価格帯に沿った購買層に見合った音決め がなされているわけで それなりにまとまっているのです。それを素人が勝手にいじくり廻したら そのまとまりは崩れてしまいます。

というわけでレーザーピックアップだけを交換しようとしたら、、入手したパーツが間違ってましたわ~ 青文字の旧が元々のピックアップ=MOP-1200S、黄文字の新がAmazon購入品=MOP-1200W

HOP-1200SHOP-1200Wの2種類があって最後の一文字だけ異なっているだけなので 多分何かしらのマイナーチェンジがあった程度でどちらでも大丈夫だろうと  という身勝手な甘い考えだったのですが見事に裏切られました コネクタの位置が違えば、基板回路も異なっておりました!! 仕方なく正規品?HOP-1200S(Amazonにて985円)を発注

実は正しいピックアップを待っている間に、読取り不良のピックアップの光軸調整を試みたところ、CD・SACDとも正常に読み取れるようになっちゃいました~  なので そのまま使用しても良かったのですが せっかく新品が届いたので交換。しかしオシロでピックアップの出力波形をチェックしながらでなければ正確な光軸が得られず、今の所 読めないSACDがあったり、CDの長時間録音盤(70分以上)の最後の曲が読めなかったりしております。

  CDドライブを取り外したところ、その下に大きなスキマが空いてました! 

  スキマの正体は こんな具合

このままでは安定感もないし、振動とか共振の悪い影響もありそうなので先日のスピーカースパイク台座で準備して、結局 使わなかった『紙ねんど』を1kgほど補填

  ※まさかCDドライブの共振対策に子供用ねんどを使うとは、、

           マ  ズ  マ  ズ  の状態か・・・

しかも本体中央付近に1kgのオモリが付いたので 持ち上げた時の重量感やバランスが良くなりました~

  アト もう一点だけ

コチラも少し前にELEKIT TU-8200 の組立て時に体感したRCA端子での音質差  

コスト削減策に使われるプラスチックベースの端子ではサウンドの美味しい部分が削がれてしまう感じ なので、やっぱりロジウムメッキのずっしりしたRCA端子に交換

たまたまAmazonにて国内在庫があった為に翌日入手できた中華製ロジウムメッキのRCA端子

     ズッシリと重量感があります!! 

 チョチョイと交換して、、

  こんな仕上がりですわ~

 

  ついでにリモコンも調達 

このリモコンが無いことには、メモリ再生とかリピート再生、ディスプレィ表示のディマー切替が出来ない。 DENONの純正リモコンは既に廃番で代替品としてRC-1020が3千円前後で販売されてましたが、とある業者からRC-1173も代替できる様な情報アリ たまたまAmazonにてRC-1173が送料込み1343円だったのでイチかバチか で購入 

プレイやストップなど基本操作はダメですがメモリリピートディマー等は機能するのでラッキー!!  

もし同じような要望ならば、コチラのお安い代替リモコンRC-1173がオススメ

こうして多少なり(?) 手を加えたCD専用プレーヤー DCD-1500AE が仕上がりました

そして 肝心なサウンドチェックですが、、

やっぱりDVDプレーヤーのおまけCDとは格段の差があります!!

残念ながら上位機種のDCD-1650AEからはワンランク下のサウンドにはなりますが、DENONの優秀なエンジニアの御蔭で、価格相応な 実に良くまとまった美音に作り上げられている印象

あと個人的な勝手な思い込みかも知れませんが、、 コレ以前の機種だとメカやシャーシへの徹底した共振・鳴き防止とか電源部の強化策とかの どちらかと言えば物理的な方策による音質改善路線だったのが、この辺りからはプロセッサーとか電子回路設計による改善(パーツには金をかけない)に路線変更していった感じがしております。より高度な演算回路だとかクロックの高速化などで過去には出来なかった 回路設計による音質改善 

マァ、細かい事は抜きにして 

 ゆ  っ  ~  た  り  と 

CDサウンドを球アンプで楽しんでおります