引き続き改造途上にある McIntosh C34V ですが、、、
今回は 恐らくはイリガルな使用方法なのかとも考えますが、一度お試しになられると 結構おもしろいんじゃないかと思います。
通常ならばプリアンプへの入力信号は、CDとかPHONOとか明記してある端子(ピンジャック)に差し込むものですね。 ところが、この場合入力セレクターとかステレオ逆・L・Rセレクターなど複数の接点や回路を通過しなければなりません。
PC画面を撮影したものですから鮮明でないのですが、おおよそ左側端の上半分あたりが通常の入力端子になってます。そこからセレクターとかステレオ切り替えなど複数のスイッチ接点と付帯アンプ(ラウドネス)回路を介して、黄色矢印わきにあるマスターVRへ送られるようになってますね。
回路図を眺めていて、
アレ~ こんな所に!!
凄 い 入 力 端 子 があることに気付きました!!
黄色の矢印の EXTERNAL PROCESSORS LISTEN という端子ならば、ダイレクトにマスターVRへ入力できるわけです。
ということは上述の回路を通らずに新鮮なまま以降へ伝達できるのです スッ、スゴイ!!
では、早速 試してみることに !!
こんな いい加減な "お試し" ができるのは、現状ではC34Vに接続できる機材がPIONEER N-50だけしかなく セレクターも必要なく、ただ1系統だけ入力できれば良いからなのです。
通常ならば、
右側の上列に並んだ各種入力端子に差し込むものですが、今回は意味不明(本来は何か明確な使用目的があるのでしょう)なEXTERNAL PROCESSORS 端子を試してみたのです。
や っ ぱ り
予 想 通 り で す
これまで聴き取れなかった 大きな音の楽器の影に隠れて聴こえなかった音楽の "スパイス" のような、いわゆる『 隠 し 味 』的な音まで聴き取れるようになりました。
但し、あまりにもダイレクトなので なんとなくバランスが少しオカシイような気もしております。 当然ながらオーディオ機器は単体として全体が働いてこそのバランスがとられているわけでしょうから、やはり無理やり付帯回路をカットするのはイリガルな使用方法と言えるようです。
しかし、音楽の奥底や隅っこで かなり密かに鳴っている小さな音まで聴き取れるというのも ひとつの楽しみとしては面白いと思っております。
まだ まだ お楽しみは続きます~