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Miles Davis 、 Cliford Brown 、 大野俊三

2021年02月04日 | 音楽

緊急事態宣言が延長となり、またまたステイホームが長引きそうですが、、、

仕方ないですから、こんな時期には以前から気になりつつも聴くチャンスのなかった音源をチャックしてみることにしました。

まさに名盤というか、記念碑的な問題作というか意欲作というか、、、 とにかく今から50年も前に革新的な超斬新な取り組みというか、信じられない程の新しい音楽を追い求めておられますわ~  多少時代がズレているかも知れませんが私が中学生の頃、アスペクト・イン・ジャズというFMラジオ番組があり油井正一氏が毎週アレコレのジャズを紹介してくれ熱心に聞いておりました。そのなかで当時のMilesの先進的なアルバムも紹介されており『電化サウンド』と表現されて、ようやくオーソドックスな4ビートが楽しめるようになった中学生には、とても受け入れられる音楽ではなかった記憶があります。

それから50年近く経った今になって聴く「ビッチェズブリュ」は物凄くカッコいい音楽になってます。正しい表現なのか怪しいところですが、このところ好んで聴いている Robert Grasper の演奏する、始まりも無くタイトルとなるメロディも無く、ただ気持ちの良いグルーブだけが続く音楽の原点が ズバリこの「ビッチェズブリュ」なんじゃないかと感じております。

ここからは蛇足になりますが、、、  

Milesというと、いつも不機嫌そうで怒っているような写真ばかりの印象でしたが、この「ビッチェズブリュ」のライナーノーツには実にリラックスした楽しそうな写真がありました。

 

で、ガラリと代わり、ここからはクリフォードブラウンです。

若くして交通事故?で亡くなられたトランペッターとして有名ですが、この with strings アルバムが凄く良いですね  まさに、朗々と歌い上げる奏法というか、これが20代前半の若者の演奏か?? と妙な感じがしてきますね  落ち着き過ぎな気もしますが、、、気持ちの良いサウンドです!!

 

最後に大野俊三です。

このアルバムのなかの1曲が ズーッと記憶に残っていて、気になってしょうがなかったのが  ようやく入手できました。 40年も前の作品なんですが、恐らく当時はジャズからフュージョンの流れが始まった頃だったんじゃないでしょうか。と同時にレンタルレコードの友&愛というアナログレコードをレンタルする業者が出始めたような記憶もあります。なので恐らく、たまたま借りたレコードがコレで、その2曲目「You First」が妙に記憶に残ってしまった?ということだったのかも知れませんが、、、 何度繰り返し聴いても心地よいメロディラインだと感じております。

 

以上 何故かトランペットのアルバム3枚でしたが、それぞれに異なる楽しみがあり  お気に入りになっております。

まだまだ聴いていない名盤があるでしょうから、新たに発掘する喜びをステイホーム中に楽しむことにいたします。