院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

西荻窪でスッキリさわやかな毎日を目標に施術しております!首痛、腰痛、膝痛の緩解、生活習慣病、偏頭痛、便秘、慢性疲労の施術

PIONEER N-50 改造 パナ フィルムコン panasonic ECHU

2014年03月22日 | オーディオ

前回までの改造にては、アルミ固定電解コンデンサの交換により劇的な音質改善が得られました。

コンデンサの交換による音質変化が これほどまでとは想像ができませんでした。

こうなると、、、 ”もっと改善できるのじゃないか” と考えるのが人の常というものですネ~

で、ネットの情報からは panasonic の ECHU というフィルムコンが 凄ーく 高性能(高音質)だということです。

しかし、そのフィルムコンをネット検索しても取り扱っているパーツショップが見当たらず、なかば諦めて ある種の伝説的なものと考えておりました。

   と 、   と こ ろ が 、 、 、 、

とある通販サイトに ひっそりと ワンサイズのみながら、普通に販売しているのを見つけてしまい、 早速ネット購入いたしました。

201403160003
脇に置いたMUSEコンデンサとの大きさ比較でも、小さいことがご理解いただけると思いますが、とにかく小さいコンデンサです。

コレをどのようにして基板に取り付ければ良いのでしょうか?

初めにパーツから切り取ったリード線を基板にハンダ付けし、そのリード線にてコンデンサを挟み込んで、サッと両端にハンダ付けしてしまおうと試してみました。

Dac01

かなり慎重な作業ではありますが、案外うまく出来たと思いますが、、、

  果たして、うまく導通しているのか 自信は有りません!

交換した基板はD/Aコンバータそのものでして、ここまで交換に交換を重ねるとオリジナルの面影は全く残っておりません。

Dac

 

上の写真が交換前? といっても、オリジナルパーツはDACチップPCM1794 と電源レギュレータのみなんですが、、、

Dac01_2
黄色矢印の部分がpanasonicのECHU 0.1μフィルムコンです。

さて、果たして こんなに小さなフィルムコンの交換だけで 音質に変化が現れるものか???

   半 信 半 疑 な が ら 、

          期  待  も  し  つ  つ 、

                 恐  る   お そ る

電源を入れて、急激な温度上昇が無いことだけは確認できました。

  肝心のサウンドチェックをしてみますと、、、

    お っ 、    お  お  っ  ~

        E C H U    恐 る べ し

    ス ー ッ    ゲ ェ   驚くべきほどの改善あり!!

  ● 各楽器の一音一音がより明確になりました。

  ● 楽器の定位が、クッキリ・ハッキリ 明確になってます。

 

  ● 上述の事から左右上下の拡がりが更に拡大した。

  ● 何よりも、音が 前に 前に 飛び出してくる。

 こ れ は   も う   

     愉  快    愉  快    た の し ~ 

        と  い  う  感  じ  で  す  ヨ  ~

こりゃ ハッキリ 言って panasonic ECHU はすご過ぎます。  全 数 交 換 し た く な り ま し た !!


PIONEER N-50 改造 コンデンサ交換 MUSE UTSJ

2014年03月14日 | オーディオ

先日は試しにDAC基板の電源回路のコンデンサをアルミ固体電解コンに交換したところ、劇的な音質向上が得られました。

これに気をよくして、さらなる音質向上をめざして、DAC基板のコンデンサを全数交換してみました。

Dac

電解コンは既存のMUSEから、デザインが気に入っている 東信工業のオーディオ用ハイグレードコンデンサ UTSJ シリーズへ、フィルムコンは同じく東信工業のポリプレピレンフィルムコンデンサ UPZ シリーズ に交換いたしました。

Daca

上下に写真を比べると、かなり外観の印象が異なっております

とくに 0.1μのフィルムコンが、東信のUPZはサイズが大きいので妙に存在感が目立って(要するにジャマ)おります。そのせいか、せっかくのUTSJのシャープな印象が そがれてしまいますネ!

別の角度より眺めてみますと、、、

交換前

Daca_2

交換後

Dac_2
ということになりました。

  さて、肝心のサウンドチェックですが ・ ・ ・

  やはり アルミ固定電解コンの交換ほどのドラステックな変化はありませんでした~

  が、一層の音場の拡がり と 高域の伸びの良さ を感じました。 新品部品は金属っぽい感じが強いので、しばらくエージングが必要だと思います。

この先は 一気に向上するのは難しいでしょうから、ちょっとずつ ちょっとずつ 地道な工夫と手間を加えて、気長に音質向上を目指していこうと思っております。

コンデンサ交換による音質変化は非常におもしろい作業です!!

今回の N-50 改造は、手を加えられる箇所が非常に多くあり、今後も お 楽 し み が 続くと思います~


香港からの荷物 オペアンプ AD797

2014年03月10日 | オーディオ

やや久し振りに ebay を利用してみました。

今回は 非常に あやしげな業者が、格安にて あるオペアンプを出品しており、かなり思い切っての入札でした。

出品者は 香港からで 、なぜか決済はオーストラリアドルでされるという変則的なものです。

で、2/17にpaypalでの決済をして、待つこと約半月 ・ ・ ・ 

つい先日ようやく 香港 から小さな荷物が到着いたしました。

Photo

オーストラリアドルでの決済だったので、ひょっとするとオーストラリアから発送されるのか?とも考えてましたが、やはり香港からの発送でした。以前は やはり ebayにて、英国の業者にポンドで決算して中国からパーツが到着した というパターンもありましたので、とくに驚きはありませんけれど ・ ・ ・

Photo_2
そうなんです。

中身は、極めて小さなパーツです。

SOPタイプのオペアンプAD797ANB×5個。

このAD797は国内で購入すると、だいたい一個千円前後しますが、、、

今回は『送料込み』で、5個 1500円(弱) という ビックリする位 格安なモノだったわけです!!

このオペアンプを、現在大改造中の PIONNER N-50 にて試したいと思い、入手してみたわけです。

到着早々に SOP→DIP変換基板にハンダ付け。

Ivad797

DAC回路のI/V変換基板ですが、
LME49990のみだと、すこしサラッとし過ぎているかなぁ・・ とも感じているので 多少のコク がでてくれれば良いなぁと考えて(期待して)の交換です。

Ivad797_2

ウ~ム

これは少し期待していた方向性とは異なる結果となりました~

どちらかというと、むしろ つまらない方向への変化が確認されました。 ということで、LME49990が相当すぐれた音質を確保していることが改めて認識できました。

ついでに付け加えれば、コチラのI/V基板は抵抗とコンデンサを全数交換しております。 抵抗はタクマンのREYシリーズ、フィルムコンデンサは東信工業のポリプロピレンUPZシリーズを選択しております。

というわけで せっかく入手した AD797 ですが、数分で使用却下となり、結局パーツケースの片隅に保管することになりそうで~す。

オペアンプの交換選択肢として、もう一種類 現在検討中なのが、OPA827なんですが、、、   コチラは ebay でもなかなか格安品が出てこないので もう暫らく様子見してみます。 しかし、抵抗とコンデンサの交換にて かなり劇的な音質改善がかなえられてきておりますので、あえてオペアンプの交換は ? ? ? という気も しております。

ほんとうに次から次に、新たな『気になるパーツ』が表れてきますので、いつになったら完成することやら ・ ・ ・