引き続きコロナウィルスの感染を予防しなければならない毎日です。
果たして、どれくらい強力で恐ろしいウィルスなのか? ハッキリしたことが判らないので用心するに越したことはないでしょう。
そこで拙院の施術室に、UVーCを利用した空間除菌装置を設置しました。
市販品も販売されていますが結構な価格がしますし、仕組みが簡単?なので思い切って自作することにしました。
UV-Cとは紫外線のうち波長の短い領域(260nm付近)の紫外線のことです。 生物にとって紫外線は大敵であり、オゾン層ができるまで生物は陸上に上がることができませんでした。紫外線は放射線のように直接遺伝子を傷つけ不活化します。
このようにUV-Cは我々にとっても非常に危険な光ですので、装置を作るにあたっては 如何にして光を外部に漏らさないかが重要になってきます。
UV-Cを発生する殺菌灯を仕込んで、光を漏らさずに 空気だけを流通させるために作り上げたのがコチラです。
殺菌灯の前後には、位置をズラしたアルミアングルを底板と天板に取り付け、さらに灯体の直前には遮光壁を設けております。
空気を流通させるために小型ファンを4基並べて、除菌された空気を強制排気する設計になってます。
装置の心臓部となるUV-Cの殺菌灯は GLー10 という一般的な10Wの蛍光灯型を使用しております。
当初は天井近くに水平方向に設置しようと考えていましたが、諸事情もあり垂直の縦置きとしました。
アルコール消毒とUV-C除菌装置をフル稼働しておりますので、安心して御来院くださいますよう お待ち申し上げております。