待たされ続けてきた米国から小荷物が
や う や く 、やっとこさ到着!!
いったん梱包が開封されている様子から察すると、恐らくは入国時の税関で 米国業者の梱包を開封され、中身をじっくり検査されて余計に時間がかかってしまった と考えられます。
中華業者の様に内容物を”ギフト”とか”サンプル”と表示し、金額も適当な少額に書いておけば無検査でスンナリ通関できるだろうに・・
左側が元々の50Hz用プーリーです 右側の若干 細身に見えるのが、今回 遥々太平洋を横断してきてくれた60Hz用プーリーであります!!
固定用のイモネジが付属していなければ、六角レンチのヘキサタイプに交換しようと考えていたんですが、オリジナル同様にマイナスねじが取り付けられていたので そのままでいきます(ホームセンターへ出掛けるのが億劫)。
几帳面な方 真面目な方ならば、ノギスできっちり計測し 50Hz用と60Hz用の直径の違いなどを確認されるのでしょうけれど、ウチには正確なノギスがありませんので即刻取付
◎ マズは 50Hz用プーリーの様子
◎ 次に、新しい60Hz用プーリーです
ウ~ム やっぱり若干細身に見えるかなぁ~
早々にも本体に取り付け、微妙な位置調整を あくまで目見当にて調整
ようやく 待ちに 待った サウンドチェック
アイドラー駆動 + 重量級ターンテーブル=3.5Kg の威力は如何に?
とっ、
とっ、
ところが、ココで 思わぬ事態=事故が発生!!
今回入手したDual 1219には当初よりカートリッジが付属されておりました。PIONEER パイオニア かつては我が国のオーディオ業界の大御所として数々の銘器やヒット商品を生み出してきた一大オーディオメーカーでした。そのパイオニアの人気カートリッジ PIONNER PC-15が取り付けられていたわけです。
◎ PIONEER PC-15 カートリッジ
某有名オーディオ雑誌にも そこそこの高評価が書かれてました
http://audiosharing.com/review/?p=3958
今ならテクニカルデータと表記されるところも諸元表ですわ
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/needie/NDpioneer/PC-15.html
現在にしてもそれ程遜色ない性能なのではないでしょうか?
◎ シェルに取り付けると
◎ その貴重なカートリッジを破壊してしまった!!
赤い四角い部分がハウジングとすると、その右に転がっている棒状のモノが”カンチレバー”と云いまして その先頭部に小さく尖がっているのが針先です。
コチラの針先は合成ダイヤモンドだろうと思いますが高級品は本物ダイヤらしいですわ この針先がレコードの音溝に入り込んで、その溝に刻み込まれたギザギザを拾い上げて(読み取って)音声の電気信号に変換するわけです。
要するに、この針先というかカンチレバーは元々はハウジングの所定位置に組っ付いていなければならないのですが、ふとした折に外れてしまった というわけですわ・・
何とかして元に戻そうと懸命にトライしましたが、如何せん老眼鏡を使用する身には無理でした~ 指先も若い頃ほどには器用に動いてくれませんので トホホ
しかしながら、この事故を経験したおかげで MMカートリッジの構造が理解できましたわ~ 多少なり怪我の功名か?
と云うワケで、またしても、サウンドチェックは延期となってしまった
ガックリ~
しかし驚いたことに、1970年頃に販売されていたコチラの PIONEER PC-15 の新品交換針が未だに入手できる!! コレには驚かされましたネェ~
早速にも発注しておりますので、お次はPC-15交換針の入荷待ちという状況になっております
なるほどビンテージプレーヤーのメンテナンスとは
実に奥深く 楽しみの尽きないものですわ~