妻が骨折して40日

2023年10月15日 | 暮らし

妻は9月5日(火)に膝蓋骨骨折(しつがいこつこっせつ)をした。
9月7日九想話「膝蓋骨骨折
あのとき私は途方に暮れた。
救急車で女房と一緒に病院に行くとき、これからどうなるのだろう?と考えた。
あのとき膝蓋骨骨折をした足の写真を撮っていた。
私はいつもブログを書くことを考えて、なんでも写真を撮る習性がある。
しかしさすがに、あの写真を九想話に載せる気持ちにはなれなかった。
見る人を愉快にする写真ではなかったからです。

妻が膝蓋骨骨折したのに私は、2ヶ月前から決めていた旅へ、
9月8日(金)新潟に新幹線で友人と行った。
翌日、7時56分の新幹線で新潟を出て家に帰ってきて、妻を入院のために病院に連れて行った。
女房は、9月16日(土)に退院した。
それから私は、妻の生活の全部を手助けした。
その中で一番食事の準備に苦労した。
洗濯もやりました。
妻が着るものは、全部2階の部屋に置いてある。
妻が「あれ持ってきて」などというと、2階の衣装部屋にしているところを
iPhoneで写真を撮って妻に見せて指示される。
一昨日、妻が骨折してから初めて2階に上がった。
女房が指示した衣類がどれだか私が分からなかったので、彼女が2階に上がるという。
「階段大丈夫か?」と私が訊くと、「ギブスをつけてれば大丈夫」という。
それでギブスを左足につけて、妻がゆっくり階段を上がった。
ギブスはプラスティック製で、マジックテープでかんたんにつけられるものです。
私は、妻が転んだら支えようとして、その後ろを一緒について行った。
「わっ~、懐かしい」と2階に着いた妻は叫んだ。
私は、自分の家の中でも久しぶりに見ると、懐かしいんだ、と思った。
そのときの妻は、おそらく9月5日ぶりに見る2階だと思う。

そのとき妻と話したことは、
「おれが2階で寝るようになったのは、いつからだろう?」ということです。
おそらく退院してから1週間ぐらいは、私は1階のリビングで寝ていた。
妻は1階の和室です。
でもそのうち、「あんたがリビングに寝ていると邪魔だ」となった。
それで私はその日から、2階で寝るようになった。

私は、1年間の変化をダイヤリーに書いている。
たとえば、暖房とか冷房を入れた日、散髪に行った日、病院に行った日などです。
退院した日は書いてあるが、私が2階で寝た日は書いてなかった。
妻が、いつから少しづつ歩けるようになり、台所で料理を作るようになった日とか書いてない。
その反省を込めて今日このブログを書きました。



今日の昼妻は焼きそば、夕食はコロッケを作ってくれた。
ビン長マグロのぶつ切れは今日、ひき肉とパン粉と大福を買うときに私が西友で買ってきた。
生活の記録はこまめに書いておきたいと思う九想です。
でも、そんなものは暮らしのなんの役にもたたないんですけどね。

コメント
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