パンジーを植える

2021年11月13日 | 暮らし

今日は、タイヤを買い取るとラジオで広告している業者が来る日だった。
先週電話をしておいた。
私が軽井沢にいたときに使っていたスタッドレスタイヤは、
雪のほとんど降らない埼玉では必要なかった。
もし、いくらかにでもなるのならと思って、その業者を呼んだ。
物置に1年中置いておくのは邪魔なだけだった。
昨日、1時間ほどかけてひとおおりタイヤをキレイにした。
約束の10時から15分ほど遅れて業者は来た。
私のスタッドレスタイヤを見て、男は言った。
「タイヤを処分するのにお金がかかります。
 このホイールを売った金をそれにあてるので無料になりますがいいですか」
そう言われれば、そういうことになるかと思う。
いくらかにでもなるかな、などと考えた私がアホだった。
もう使うあてのないものを家に置いててもしかたない、と考え処分することにした。
業者がタイヤを持ち帰ってから、私の心はモヤモヤしていた。
なんか面白くなかった。
このスタッドレスタイヤには、軽井沢にいたときには世話になった。
11月から4月までは、雪が積もりスタッドレスタイヤがなかったら暮らせなかった。
2月のある夜の11時半ごろ、私の車は私の家の200m手前で動かなくなってしまった。
私は10時半まで仕事をしているので家に帰るのはいつもその時間だった。
雪が7・80cm積もっていて車が動けなくなってしまった。
私は、車を置いて家まで歩いて帰った、なんてことがありました。
タダなら処分しなければよかったかな、などとくよくよ考えた。

そのあと女房と買い物に出かけた。
車を運転しながら女房に、タイヤを処分してモヤモヤしている気持ちを話した。
「使わないものを家に置いててもしかたないもの、よかったじゃない。
 今夜何食べる。明日は?」
私は頭を切り換えて、今夜食べるもののことを考えた。
しかしこれがいつも難しい。
先週は何食べたんだっけ、などと考える。
スーパーで買い物しているとき、生姜焼きがいいかななどと悩んでいたが、
朝8時15分からの「チコちゃんに叱られる!」で、肉じゃがの肉は関西が牛で、
関東は豚なのはどうして?なんてことを思い出して、肉じゃがを食べたくなった。
朝、花壇の百日草と千日紅ももう終わりだから抜いてしまおう、と女房と話していた。
それでカインズに行ってパンジーを買うことにした。
20苗で500円というパンジーを売っていたのでそれにした。
夕方4時から百日草と千日紅を抜いてパンジーを植えた。
パンジーを植え終わったときには、スタッドレスタイヤのモヤモヤは消えていた。
夕食で食べた肉じゃががうまかった。
明日はおでんと決まり、今日から女房は作り始めていて煮込んでいる。
明日もいい天気かな?


 

 

コメント
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