友の同人誌

2021年11月24日 | 小説 エッセイ

今日、スマートレター(小型特定封筒)というもので、富山の友人から同人誌が送られてきた。
さっそく友人の小説を読んでみた。
主人公の生まれた富山には、盤持ち祭りというお祭りがあった。
その祭りは、120kgの白石と150kgの蒼石があり、
それを肩まで持ち上げるという盤持ち大会というものがあった。
その祭りへの主人公芳樹の思い、祖父、父、妻、子どもとのかかわりが書いてあった。

23・4歳のとき、その友人とは東大駒場にあった生協で一緒に働いていた。
そこにいた小説と映画の好きな3人で、同人誌を作ろうとなった。
そしてガリ版刷りの小冊子を作った。
それからまもなくして、友人は富山に帰り、私は東大本郷に移籍になった。
友人とはそれからも手紙の交換をしてつきあってきた。
2004年から同人誌「辰草」が送られてくるようになった。
富山の友人が参加している同人誌です。
彼は現在、その同人誌の代表になっていた。
私は、軽井沢に住んでいた2016年の夏、富山の入善町に住む友を訪ねた。
そこには20代のときにも行っていた。
2016年07月14日九想話「40年ぶりの入善町

友には頭が下がります。
20代から小説を書き続けているのです。
私はだめです。
ここ何年か、きちんと小説を書いてない。

 

コメント
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