だめな亭主

2021年11月08日 | 暮らし

今日、女房はいつも仕事から帰ってくる午後7時23分に帰ってきた。
昨日、材料を切っておいた野菜炒めを作り、私に冷や奴を加え夕食となった。
あのひとは、ヨーグルトにグラノーラをのせたのを食べていた。
基本的に女房は、私に夕食の準備をさせない。
仕事をしてない私はしてもいいと思っているが、料理作業はへたくそです。
そんな私にさせるより、自分でやっちゃおうということなのか。

43年前の11月8日にこのひとと出会った。
このことはこれまでの11月8日の九想話に、毎年書いてきたので今日はよします。
結婚式を挙げてない私たちは、11月8日をその記念日としてきた。
私は、出来ることなら今日、おいしいものを夕食に準備してこの日を祝いたかった。
しかし、週初めの月曜日の女房にそんな元気はなかった。
10時前に彼女は寝床に入った。
今私は、こうして九想話を書いている。
正直なところ、私はつまらない。
あのひとが元気に起きていたら、これまでのいろんなことを話したりなんかしてもいい。
もし女房が、酒を飲めるひとならな、と思う。
あのひとは、アルコールがまったく飲めません。
そういうわけなのか、酒を飲むひとを軽蔑している。
私なんか、軽蔑される人間の先頭にいます。
女房と結婚して、ひとつだけ残念なのはあのひとが酒が飲めないことです。
女房とアルコールを一緒に飲めたらな、などと夢みます。

しかし、女房には感謝しています。
一緒に酒が飲めなくてもいいです。
健康に生きていてくれたらうれしい。
去年の11月8日、あのひとは皮膚病で苦しんでいた。
それが、病院を3つかえて今年の5月に治った。
私の膀胱がんが、これからどうなるか分からないので女房には元気にいてもらいたい。
いつまでも、あのひとに頭の上がらないだめな亭主でいたいです。

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