土曜日から風邪を引き、ほどんど寝ていた。
やっぱり、
やることをやりきれなかった連休だった。
布団の中でただ活字を読んでいた。
文學界5月号
長嶋有「夜のあぐら」、藤野千夜「愛の手紙」
玄侑宗久「ピュア・スキャット」
●特集 漱石・鴎外の消えた「国語」教科書
この特集は面白かった。
小説現代5月号
ロングインタビュー筒井康隆「小説に未来はあるか」
大崎善生「ケンジントンに捧ぐ花束」
栗林佐知「私の券売機」第70回小説現代新人賞受賞作
清水義範X高島俊男「漢字と日本人のなやましい関係」
これも面白かった。
小説現代6月号
林真理子「ドミノ倒し」、山本一力「あとの祭り」
阿川佐和子「マチルデの肖像」、松野大介「ピンナップ」
吉田修一「日曜日のエレベーター」
物語を探しにReview & Interview『声』柳美里
最近、芥川賞を取った3人の作品を読んで、
吉田修一のが一番よかった。
玄侑宗久はうまいと思った。
長嶋有は、これまで読んだものと同じ様な世界の話で、
もっと別な話を読みたいと思った。
大崎善生がこれからどんな小説を書くか楽しみです。
松野大介が私は好きだ。
おれはどうなんだ?
書かなくてはしょうがない。