かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

気づかない頭

2013年08月02日 21時52分16秒 | 医者仕事
危惧したとおり、夜中にも受診患者がいたので睡眠時間をちょうどぶった切られたような状態で朝を迎えた。今日は内科の初診外来。事前の予約患者は2人だけだったが、紹介状なしということで何が来るかわからなかった。もっとも、当日に来る人がどのくらいいるかで勝負が決まるのでそれだけでは何ともいえない。
結果的には入院させなければならないような人は来なかったのだが、最後の患者に採血をした関係で午後まで外来にいなければならず、応急新患もいつ来るかわからないが来る人がいるといわれては、そのまま外来から動けない。途中で病棟に一度行って新規発症の脳梗塞を診てきたくらいで、あとはずっと外来にいることになった。救急外来から呼ばれていたらさらに大変だったが、うまいこと呼ばれずにすんだのでよかった。
疲れは確かにたまっていたようで、頭が回っていないこと自体に気づかず、少ししてから気がつくという危険なことが何回かあった。
業務時間が終わったら真っ先に病院を飛び出したことはいうまでもない。