かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

6度目の正直!

2018年11月26日 22時59分11秒 | けん引二種免許
今日はけん引二種技能試験の6回戦。この先何回戦まで続くのか不安になってくる。今回は練習をしないで臨み、駄目だったらあきらめて入校金を払い直して教習を受けるしかないと腹をくくった。ただし、今回はyoutubeの動画での勉強やシミュレーターでの練習は何度となく繰り返した。
また朝のラッシュにもまれて鮫洲に向かった。朝のラッシュ時間に品川発の普通電車は3番線から出発するのを忘れて、うっかり1本早い快特に乗って品川での乗り換えを選択してしまい、大勢の人がごった返す品川駅の中を歩く羽目になってしまったが、そんなことは大した問題ではない。
受付番号が007とあったので、順番が一番最後になると思っていたらまさかの1番目で、そこは少々びっくりした。初回の人をなるべく後に回すようにしているらしいので、6回目の私がトップバッターになるのも無理もないのかもしれない。トップバッターというのは緊張して待つ時間がない分だけ割と嫌いではない。
試験コースはAコースで、課題走行の中では最初に方向変換が来る。下手をするとあっさりと終わってしまうということでもある。右方向変換なので入れるときには自分から見えやすいという利点はあるが、問題は折れ角の確認が教習所で教わったようにはできないということにある。なぜかというと、どういうわけか邪魔なものがあって目標のタイヤが見えないようになっているからである。なので、ここは心眼で何とかするしかない。
指定速度(35キロ)は問題なく出すことができて、いよいよ方向変換に入った。寄せる幅は80センチを目標として、要はだいたい右と左の間隔が1:2になるような感じで右に寄せ、位置は教わったとおりバックミラーでトレーラーの後端がポケットの遠い方の境界線と重なるような位置に止めた。そしてハンドルを左に半回転させバックを開始した。懸念していた通りにトラクターヘッドの左前輪が脱輪しそうになったので、修正するのに気を取られていたらいつのまにか折れすぎていたので少し前に出て、ちょうどいい角度になったところでハンドルを右に回せるだけ回し、半回転だけ左に戻して、折れ角を維持しつつポケットに押し込んでいった。伸ばすのがやや遅れて斜めになってトラクターヘッドとトレーラーが一直線になってしまったが、以前の反省を生かしてそのまま下げられるだけ直線バックをして完了を宣言した。
すぐに試験官のOKが出たので、ここからの脱出がシミュレーターで何度となく繰り返して鍛えた腕の見せ所になった。この状態は意外と出しやすいが、そのままだと当然トレーラーの左後輪が脱輪してしまうので、まずは右に触れるだけ振って、ぎりぎりヘッドが回れるだけのところで回して、しかる後にできるだけ外側にヘッドが沿うようにすれば脱出させられると踏んで、そのようにヘッドを誘導していった。するとぎりぎりトレーラーの左後輪がポケットの角をすれすれで通過してくれて、切り返し1回で方向変換を完了することができた。
S字は少し思ったようなラインからは外れてしまったものの、大過なく通過できた(と思っていた)。踏切は問題なし。あとは見通しの悪い交差点で徐行し、一時停止や赤点滅できちんと止まるのもスムーズにできた。ゴールまでがだいぶ長く感じたが、無事に完走できて駐車措置も手慣れたもの。
試験官からは「合格予定です」と待望の一言をもらえた。ただ、「減点されたところは?」と突っ込んで聞いたところ、気付かないところでS字で接輪していたことと左折時に左を見すぎていたことを指摘された。接輪の5点と前方不注意の10点であわせて15点減点で、得点は85点だったのだろうと思う。S字の接輪は自分では気付かなかったが、ちょっと近すぎたかなと思ったところはあったので、そういうことなのだろう。左折は気になった箇所があったのは事実なのでちょっと心配しすぎだったかもしれない。
いずれにしてもようやく6回目で合格できた。後の流れは大特二種のときと同じで、全員の試験が終わった後で試験官が書類を持ってきてくれて、手数料納付して暗証番号を決めて写真撮影をして、しばらく待って新しい免許証の交付である。今日は写真撮影から免許証交付までが異常に早く、20分ほどでできてしまった。あまりに早かったので受け取りに行くときに半信半疑だったが、渡された免許証にはしっかり「け引二」のビットが立っていた。
これで四輪はフル免許になった。ほぼ1年にわたり、都合12回になった試験場通いもこれで終わりである。大型自動二輪の免許をとればフル免許になるが、いまのところその予定はないので運転免許に関してはここで一段落ということになった。鮫洲の技能試験受付に通うのもこれで終わりである。

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